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時話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。

さてもビールの季節である……といっても、一年中ビールの季節の人なのでビールの季節という言葉自体はナンセンスなのだが。

それはそうなのだが、冬に呑むビールと初夏から夏に向かって呑むビールはやはり格別なのである。

ビールを呑むのに、口の中に留まらせて舌で味わうようなことはせず、ぐびぐびと喉の奥に流し込んでいってしまう。よく言われる“喉で味わう”みたいなこととも無縁で、ひたすら一気に食道から胃へと落とし込んでやるのが我が流儀なのだ。

そういうことならば、ビールなど何でも構わないではないかと思われる向きも多いだろうが、それは違う。味わっていないようで、実は秘かに味わっていて、少しくらいならビールの味の違いはわかっているつもりなのである。

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街話§神保巷塵[83]ランチョンご無沙汰! [神保町]

[承前]

驚くべきことが判明した。神保町のランチョンでマルエフの生ビールを最後に呑んだのは一年前の3月18日のことで、一年以上も前のことだったのだ。

↓去年最後に呑みに行った時のこと
IMG_3163.JPG

宮仕え時代は月に2度、3度と通っていたし、定年退職後も月一くらいには出かけていたので、一年以上行ってないと判明した時はさすがにショックが隠せなかった。

月一回の会社OB会の定期会合や事務仕事も、無理する必要がなければ、お休みしたりとコロナ対策としているので、神保町から遠ざかっているのだ。

仕事をしていた時だったら、禁断症状を起こしていたかもしれないが、こんな有様ではしかたがないと諦めるしかなく、外食度も低い現状なので、それほどに禁断症状が出ているわけではないが、さすがにここまでご無沙汰なのはまずい。

何とかして呑みに行く算段を考えなくてはならないと思うのだが……さても行く名目を見つけられずにいるもどかしさよ(苦笑
                               [続く]

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節話§一日一句~何もしないのも何なので~ [俳句]

季語は・・・菜の花

菜の花の 瑞々しくて 休耕田

【去年の今日】週話§日曜恬淡~忍の一字~
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果話§ジャムやマーマレード [日常]

朝は毎日、トーストした食パンを1枚、コーヒーと一緒にいただいている。焼き上がったパンに、バターを薄く塗った上からジャムかマーマレードを軽くつけてやるのだ……そのジャムやマーマレードについて。

いつもは国産製品を使っているのだが、たまには贅沢をと思い立って、舶来の高そうなジャムとかマーマレードを買ってみたのは、去年の暮から今年にかけてのことだった。

そして、いざいかに!と意気込んで高級ジャムをつけてみたら……これが、とてつもなく甘いのである。ああ、そうだったと今さらながらに思い至ったのは、ドイツあたりを旅行している時に食べた甘いものの甘さの強烈さで、ケーキ類は言うまでもないし、朝食のパンにつけるジャムだって、日本のそれよりはるかに甘いのだ。

買ったジャムやマーマレードがまずいわけではないのはもちろんだが、自分にとっては甘過ぎるのだ。だから、ほんの少々をパンにつけるだけで、十分食べられてしまう。

高級いちごジャムとオレンジマーマレードを1瓶ずつ買ったが、その後は、元の国産M治屋や日々のスーパーマーケットのオリジナルのジャムやマーマレードに戻ったのである。

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隠話§新国立劇場の風景~無残~ [オペラ]

時々、都心まで車を走らせることがある。もっぱら中央道から首都高4号線のお世話になっている。

新宿の高層ビル群が近づく手前、初台あたりにさしかかると、憂鬱な風景を嫌でも眼にすることになっていて、それが下の写真……。

shinkoku.jpg

新国立劇場を掠めるように首都高が伸びているのだ。欧米でオペラハウスといえば、その都市のランドマークの一つとしての存在となっているものばかりなのは言うまでもない。

↓ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場
P6070077.JPG

↓ドレスデンのゼンパーオパー
P6090035.JPG

とりあえずミュンヘンとドレスデンのオペラハウスの写真を上げておくが、他の多くも、市心にあったり、町の主要な場所に建っているのはもちろんである。

東京にあるもう一つの国立劇場は、皇居沿いの隼町という風光明媚な立地にあって、それがあるべき姿なのだと思っていたのだ。

初台の新国立劇場の何とも残念な景色を見ていると、真上を首都高速道路が走る日本橋を思い出す。先に日本橋があった立地に首都高が覆いかぶさってきたので始末が悪い。

新国立劇場の場合は、先に首都高が走っていたところに立地を選んで建設したから、そんなところに建てたことは忸怩たるものがある。とにもかくにも建物の全容をまったく把握できないとは、悲しいものがあり、パフォーマンスさえ観れればそれでよしというわけではないと思うのだが。

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節話§一日一句~健康一番~ [俳句]

季語は・・・春風

春風や 踏ん張って 我が一期なお

【去年の今日】週話§土曜恬淡~結婚三十八周年~
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週話§日曜粛々~結婚三十九周年~ [私事]

1982年の4月18日も日曜日だった。よく晴れて気持ちいい空気の中で我々の結婚式が行われた。

あれから39年が経った。二十代だった二人は六十代後半となり、人生もまた後半戦を迎えている。

それにしても、39年も経ってしまったのかと改めて驚く。何より、血縁者の誰よりも長く一緒に過ごしているのが同居人なのだから。

何とかして健康で先々も生きていきたいと思いつつ、一年一年、一日一日がいよいよ貴重な時間となっていくのである。

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節話§一日一句~洗濯物を干すにあたって~ [俳句]

季語は・・・春深し

妻憂う 黄砂予測や 春深し

【去年の今日】廻話§駐車場の運不運
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週話§土曜粛々~ファミレスへで担々麵~ [ラーメン]

ファミレスでうまい担々麵が食べられると聞いて、花見の散歩がてら食べに行ってきた。

専門店並みの味だという話だったので、期待しつつ注文した。お約束どおり肉味噌と青梗菜がトッピングされてテーブルに置かれた担々麵を一啜り……うむ、うまいではないか。ファミレスでこれほどのレベルの担々麵が食べられるとはである。

以前、同じファミレスでラーメンのセットを注文して食べた時は、いかにもおざなりなラーメンでしかなく、やっぱりなあと思ったことはあったのだ。

今回の担々麵だが、なめらかな細打ち麵にこっくりしたスープがよく絡んで上々である。辛いのが好きなので、個人的にはもう少し辛くてもいいのではと思うが、ファミレスであるがゆえの最大公約数的な味付けになったのは、しかたないだろう。せめて辛口と普通味が選択できればなあとは思ったが。

それで、思わぬ見つけものに満足した揚句、一週間で2回食べに行ったのは内緒である。

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節話§一日一句~マスクだらけ~ [俳句]

季語は・・・春の風邪

今時は コロナに花粉 春の風邪

【去年の今日】願話§分厚いハムカツは勘弁して!
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犯話§四月大歌舞伎第三部~桜姫東文章~ [歌舞伎]

最初に『桜姫東文章』を観たのは2005年のコクーン歌舞伎だった。串田和美の演出ということで、当然ながら本舞台とはずいぶん違っていたはずだが、頭の中から芝居の中身がすっかり抜け落ちていたことに愕然とした。やはり同じ作品は二度、三度と観なくてはならない。

というわけで歌舞伎座での本舞台。今月は上の巻で、下の巻は6月に。桜姫と白菊丸は坂東玉三郎、清玄と釣鐘権助は片岡仁左衛門……1985年の歌舞伎座で、仁左衛門がまだ孝夫だった時以来、36年ぶりの共演である。

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上のポスターは、そんな1985年に大倉舜二が撮影したものを再び使うという気合のほど。

さて、36年前は41歳、35歳だった二人も七十代となって、おそらくは、匂い立つような若い色気から、しっとりと落ち着いた色気へと変貌していたであろうことは間違いない……まあ、36年前の舞台を観ることができたとしてもおそらくそこまでは感じ取れるはずなどなかった。

過去の舞台を今現在の自分の視点で観ることなどは不可能なことで、だがそれでも、36年前の舞台がどのようなものだったか観てみたかった。この日の仁左衛門と玉三郎は、十分に熟成が行き届き、重心も低めの安定感を感じるものだったが、若いがゆえの未熟や青々しさの中にある、鶴屋南北の危ういエロチシズムとは別物だったと感じた。

歌六、吉弥、鴈次郎と脇の安定感も手伝って、舞台は充実していたが、まだ自分の中で南北の世界を堪能したとは言えなかった。6月の下の巻に期待したい。

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銀話§ばらの騎士~バイエルン国立歌劇場~ [リヒャルト・シュトラウス]

カルロス・クライバーも指揮をしたバイエルン国立歌劇場の看板舞台だったリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』が先月新演出上演された……。

1972年にオットー・シェンク演出、ユルゲン・ローゼの舞台で上演が始められて、50年の長きにわたってミュンヘンのオペラ好きに愛好された名舞台が消えてしまったのである。

過去、旅行中に2回観ることができた舞台は、何とも贅沢で“オペラを満喫した”という充実した時間を過ごせたのだが、もうあの舞台は存在しない。

欧米におけるオペラ上演は、それがどんなに優れた演出&舞台であっても、演出家以下の制作陣を一新、新しい舞台を構築しての上演を試みるのだ。

そこが、演出家なるものが存在しない歌舞伎舞台とは異なるところだろう。新作歌舞伎でもない限り、黙阿弥や近松が描いた時代そのままで、間違っても白浪五人男がスカジャンで登場することはない。

だが、欧米におけるオペラ演出は、時代や場所を軽々と超越し、宇宙船の中で『パルジファル』の舞台が展開したりもする。

というわけで、個人的にも好きだった舞台がなくなり、ミュンヘンの新しい『ばらの騎士』がライブストリームで上演されたのを少しだけ観たが、その少しだけでやめてしまった。



かつての演出でよかったのにと思っていたら、やはり似たようなことを考えている現地の愛好家が「我々の『ばらの騎士』を返せ!」という署名活動を始めていたので、早速賛同しておいた……仮に、ミュンヘンに行って新演出の『ばらの騎士』が上演されていたとして、観に行くとは考えにくい。

頭ではわかっていることだが、素直に受け容れることが難しいこともある。

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節話§一日一句~車は行き来~ [俳句]

季語は・・・土筆

土筆伸ぶ 中央分離帯はるか

【去年の今日】解話§横文字は使わない・・・・・・極力
タグ:俳句 土筆
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時話§虹始見~七十二候~清明 [七十二候]

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。

桜の季節が終わりに近づき、緑が萌える頃になると“逝く春”が来て、初夏が眼の前にあることを感じさせる。

厚手の冬の上着は、とっくにクリーニングに出して、特に肌寒いこともない日であれば、シャツだけで過ごすこともできるし、このところの暖かさからすれば、半袖を着てもいいくらいではないか。

毎年、半袖を着るのはゴールデンウィークのタイミングと定まっていたのが温暖化の影響かどうか、10日くらいは早まってもおかしくはなさそうだ。

あっという間に夏が来てしまいそうだ。

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告話§ビッグイシュー405号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー405号は4月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ソフィア・ローレンが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ソフィア・ローレン

リレーインタビュー 鈴木千佳子(装丁家)

特集 “渡り”と“回遊”

毎年、日本にやって来る渡り鳥や、雄姿を見せ回遊するクジラたち。人が観察できない時、彼らは一体、どこにいて何をしているのでしょうか?

そんな野生動物に小型の記録計を取り付けて移動を追跡する「バイオロギング」という手法によって、彼らの驚くべき行動がわかってきたと、渡辺佑基さん(国立極地研究所准教授)は言います。たとえば、キョクアジサシは北極と南極を移動し、アカボウクジラは最大で2992mの深さまで潜り、その時間は最大138分に及ぶといいます。アデリーペンギンなどの行動を調べてきた渡辺さんに、野生動物の渡りや回遊について聞きました。

今、青空を旋回する姿が美しいツバメ。「ツバメ観察全国ネットワーク」で、市民とともに野鳥のデータを集める神山和夫さん(NPO法人バードリサーチ研究員)に、今も謎多いツバメの話を聞きました。

生きるために地球規模の風や海流の動きを知悉し、利用している彼らの生き方を知りたい。

[国際記事]
香港 過去を追悼し、未来に一縷の望みをかけたい

『SNS-少女たちの10日間-』ヴィート・クルサーク監督

[国内記事]
アドベンチャーマラソンランナー 北田雄夫

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
                  コロナ対応を人質に進む監視社会化

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
      成績優秀な妹がコンプレックス☆ごぼ天うどん×ごぼ天そば☆

池内了の市民科学メガネ 春先、三つの出合いの危機

販売者に会いにゆく チェコ『ノヴィ・プロスター』レンカ

                              [その他]

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過話§備忘録的な何か~2021年4月15日付~ [備忘録]

3月29日……気がつけば、我が家周りの樹々には緑の葉が吹き出していた。

2、3日前にはまだまだだったが、あっという間に緑の海に変わっていったのだ。新緑は眼に優しく、個人的には一年の中で最も好きな季節と言ってもいい。

3月半ばに咲き出した桜だが、3月が終わりを迎える頃には盛りを過ぎつつあったけれど、それでも満開に近い桜を堪能できたのだ。

この日は、冬のセーター類を片付けて、春から夏の半袖物に入れ替えた。例年だったら4月に入っての入れ替えだが、季節の進み具合が早くて、3月中の作業となった。

同様に、ガスストーブや足温器も納戸にしまい込んだ。足温器は3月半ば過ぎには使わなくなって様子見をしていたのだが、この日で冬も終わり。

3月30日……3か月ぶりに床屋に行ってきた。前回行ったのは12月下旬である。

家を10時半過ぎに出て、花見がてらゆるゆると最寄駅近くの店まで歩いて。11時前に着いたら先客が何人かいて、12時半過ぎくらいからということにつき、洗濯物を預けたり、銀行に寄ったり、書店に行って、昼食を済ませてもまだまだ時間があったので、床屋に戻って時間をつぶした。

数年前は2か月に一回だったが、このところは3か月に一回の間隔となり、髪の毛の伸びの遅さを実感している。全体に伸びが遅い中にあって、耳周りだけがそこそこ伸びてしまう。それがなければ、もう少し間を開けてもよさそうな気はしないでもない。

結局、切り始めたのは13時近くとなり、散髪時間は30分ほど。帰りはバスに乗ってというつもりだったが、タイミングが悪くて、帰りも花見がてらのんびりと歩いて帰った。

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節話§一日一句~マメに水分補給~ [俳句]

季語は・・・春逝く

ぐびぐびと ビール冷え冷え 春逝きぬ

【去年の今日】隔話§時間差で襲って来る筋肉痛
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居話§集合住宅の住まい方 [生活]

マンションの類に暮らし始めて間もなく40年となる。

ご多分に漏れず、隣人との接触は最低限でしかない。それが不満な人もいるし、ドアを閉じればプライバシーが確保されることをありがたがる人も少なくないはずだ。

かつての“長屋”生活のように、ご近所付き合いがデフォルトとして、否応もなく日常生活が営まれて、切らした調味料の貸し借りから、おかずのやり取りやら、急な雨に見舞われた時は、隣家の洗濯物の取り込みに至るまで、世話をしたりされたりということもあったが、それもまたわずらわしい話。

さすがに、いきなり他人様が家の中にズカズカ入ってこられたりなどとか、プライバシーに口を突っ込まれたりなどは御免蒙りたいので、そうした環境に身を置くことはしなかったのである。

だから“本当に何かあったら”という時以外は、お互いに不干渉を心掛けていると感じていて、それが今時の人間関係なるものだが、どんな環境にも順応できるとは限らず、住まい方は確実に周囲との関りで変化していくのだ。

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懐話§昭和五十年代~ワンダーシビック~ [昭和]

[承前]

運転免許を取得したのは1984年秋のこと。教習所での実車講習規定30時間を3時間オーバーして、卒業検定も何とかクリア。試験場の筆記試験は、ほぼ満点で難なく免許証を手にした。

購入する車は、既にホンダのワンダーシビックと決めていて、取得後程なく我が家に車がやって来た。元々免許を取ろうとか車を運転しようとか考えていなかったが、暮らし始めた場所が、想像以上に不便だったので、意を決して免許を取ったのである。

↓ホンダ公式ページより
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サッチモ(ルイ・アームストロング)が歌う『この素晴らしき世界』のCMに誘われての購入だったが、元より当時としても斬新なハッチバックのデザインが気に入っていたのが購入決断の決め手だったのだ。

既に、車の性能は団栗の背比べみたいなもので、だからデザインで選んでも大差はなかったと言えるだろう。

そうして……乗りまくった。ひと月で1000km走ったし、一年で1万kmを軽々クリアした。乗り始めて一か月の間に、日帰りで新潟を往復したりもした。

ワンダーシビックを手放したのは1992年の秋。ちょうど8年乗って、通算走行距離も8万kmと乗り倒したのである。それに比べると、2013年夏に買い換えた今の車の走行距離はようやく8000km……1万kmにまだ届いてはいない。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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節話§一日一句~次郎直実の慟哭~ [俳句]

季語は・・・熊谷草

熊谷草 十六年や 一昔

【去年の今日】愚話§マスクについて
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阿話§チケットの発券手数料~ボリ過ぎ!~ [クラシック]

先月の終わり頃、某チケットぴあの、いわゆる先行販売を利用してチケットを購入したが、支払いに発生する手数料の多さ&高さに愕然としたのだ……以下のような内訳。

チケット料金:5500円×2枚=11000円
システム利用料:220円×2枚=440円
発券手数料:110円×2枚=220円
特別販売利用料:550円×2枚=1100円
決済手数料:220円
合計金額:計12980円

1枚あたり定価5500円のチケットがあっという間に6490円と、1000円近くもふんだくられていたのである。

このような手数料がいつ頃から取られるようになったのか、記憶をたどってみれば、おそらくはインターネットでチケットが発売されて以降のことではなかったか。

上の手数料の中で、システム利用料と発券手数料は通常発生していて、特別販売手数料なるものが、先行予約販売によるものではないかと想像するが、いずれにしても、適当な名目を付けてボッたくっているとしか思えない。

ちなみに同じような頃、オーケストラコンサートのチケットをオケのネットページから予約したら、手数料の類は一円も取られなかったばかりか、先方負担で郵送してくれたのだが、この差はなぜ生じるのだろうか。

まずもって、これほどの手数料をふんだくるようなショップに販売を委託すること自体も問題で、独自販売している団体も少なくはないはずである。

そして昨今は自宅でプリントしたチケットのQRコードを読み取って入場するシステムも内外で増えていて、自宅でプリントできるのであれば、かように理不尽な手数料を取られることもなく済むのだが、日本という国は相変わらず、この手のチケット導入に及び腰なところがあって、ユーザーがないがしろにされている状況は延々と続くのだ。

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球話§サントリー対NTTコミュ~第7節~ [ラグビー]

“金ドブ”なゲームを観に行ってしまった。ラグビー・トップリーグ最終第7節、駒沢陸上競技場で行われたサントリー・サンゴリアス対NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスの一戦である。駒沢に足を運ぶのは2014年3月以来のこと。

気持ちのいい快晴の午後は暑すぎるくらいの陽気となってのキックオフ……開始3分にはサントリーがトライをあげ、前半だけで7トライ。NTTの甘いディフェンスに付け込んで、易々と差を広げていった。前半終了直前にはNTTが連続して2トライをあげて食いついていったが、我々の興味は既に失せてしまった。

リーグ戦レッドカンファレンスの順位も、サントリー1位、NTT4位と決まっていて、事実上の消化試合だったことも緊張感を欠いた原因ではある。

前半終了して休憩に入ったタイミングで席を立って帰途に就いた。この日の観客は8233人と多めだったので、帰りの混雑を避ける意味でも離脱するのが正解だったと思う……そして、この日唯一の収穫は、場内のショップで見つけたブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのポロシャツなのだった。

Lions_Badge.jpg

観客のお目当だったバレット対レイドローは、バレットがリザーブに回ってしまい、おまけにレイドローは後半21分で交代、その直後22分にバレットが途中出場というすれ違いとなって実現することはなかったのだ。

なお結果は、94対31というトリプルスコア。サントリーが今季最多得点での圧勝ということだった。

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節話§一日一句~気候は穏やかに~ [俳句]

季語は・・・春の暮

影そぞろに 人はそぞろに 春の暮

【去年の今日】週話§日曜恬淡~本日ブログ15周年~
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呟話§一言つぶやき~ラグビーなるスポーツ~ [ラグビー]

まったく何の知識もない人が、ラグビーと呼ばれる球技の様子を見れば……

……「これはいったい何をしているのだろう?」と、大の男がひたすら単なるおしくらまんじゅうをしているとしか見えない、しかも楕円球をめぐっての争いに、首を傾げ続けるのは間違いないと確信しているのである。

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記話§本日ブログ16周年 [ブログ]

2005年、ほんの気まぐれ出来心で始めたブログだが、今日で16年となった。

犬猫が頻繁に登場するわけでもないし、グルメ話や鉄話でもない、ただ単に取り留めのない雑多な話題で間を持たせるだけの何ちゃらブログが、よくもまあ続いたものだ。

とりあえず、4年後の20周年を目標に、あとは30周年まで続けられるかどうかで、気力さえあれば何とかなるとは思うが……生きていればの話である。

あとは、一日100人ちょっとの閲覧者が500人くらいになってほしいと思っているけれど、そこまで伸びるほどの特徴を持っているブログではないので、贅沢な話として、あくまで願望としておく。

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節話§一日一句~野草の中にあって~ [俳句]

季語は・・・土筆

廃屋や 虚空を睨み 土筆立つ

【去年の今日】週話§土曜恬淡~淡々と閉塞の日々~
タグ:俳句 土筆
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週話§日曜粛々~一年余が過ぎて~ [コロナウイルス]

去年の1月には、武漢で新型コロナウイルスが発生したという報道があり、関係機関から注意喚起が行われていた。あっという間に一年が過ぎていた。

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日本人で最初の感染者として報告されたのが1月14日のことで、以降感染者数は下のような推移をしている。3月21日に首都圏1都3県の緊急事態宣言が解除されたが、感染者数の下げ止まりが続いている。

そして一か月も経たぬうち、東京都では明日12日から“新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置”なるものが発令されることになったが、緊急事態宣言とどこがどう違うのか……言葉遊びとしか思えないようなお粗末さが露呈された。

政府の策のなさは相も変わらずで、できるだけ外出を避ける、マスクを欠かさない、こまめな消毒の繰り返し程度でお茶を濁すばかり。飲食店への補償もおざなりで、営業時間短縮を半ば強制していて圧迫も甚だしい。

民業にばかり犠牲を強いて、政府が積極的な支援を行っているようにはとても見えず、このままではワクチン接種があまねく行われるまで、感染拡大とロックダウンを馬鹿の一つ覚えで繰り返し続けるということか。

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節話§一日一句~足元を気にして~ [俳句]

季語は・・・花の雨

生憎と 葬儀の寺や 花の雨

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2020年4月10日付~
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時話§鴻鴈北~七十二候~清明 [七十二候]

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。

緑が萌えてきた。若い芽の白みを帯びた緑色が眼に優しく、ほっとさせられる。桜が咲くのもうれしいが、若い緑の今どきもまた捨て難いものがある。

冬の上着も3月半ば頃には別れを告げ、薄手のジャンパーもそろそろ不要になっていくだろう。これから5月一杯は、一年の中でも爽やかに気持ちよく過ごすことができる季節なのだ。

3月下旬、燕らしき鳥が飛んでいるのを見たような気がしたが。そんなにも早く飛来してきているものだろうか……このところの季節移行のスピードを考えれば、あながち来ていないとは言えないということか。

21世紀になって、季節は10日から2週間ほど前倒しているような気がする。

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週話§土曜粛々~スパムメイルの日々~ [インターネット]

日々、様々なスパムメイルがメイルボックスに届く。そのほとんどが、指定された迷惑メイルのファイルに入って削除を待っているのだ。

一応は件名だけでも眺めておかないと、ひょっとしてスパムでないメイルが混じっていないとも限らないので、念の為だが、最近のフィルターの性能はすばらしく、その100%がスパムで、間違いはまったくないと言っていい。

スパムは、おおよそ5つか6つくらいに種別されて、金儲け話、怪しい薬、衛星放送のスクランブル外しカード、ムニュニュなお誘いから、通販業者を装った荷物発送の件やらアカウントが停止されましたというお知らせまで。

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こうした中で、一番に厄介だと思うのは通販業者を装ったスパムメイルで、だが残念ながら、スパムメイルが届いているメイルアドレスと通販業者とは関係がなく、別のアドレスで登録しているので、悩むことなくゴミ箱行きなのである。

こうしたスパムを送り付けてくる輩は、千に三つ、いや万に一つ、一千万に一つでも引っかかれば御の字なのだろうか。

本格的にインターネットを始めて四半世紀……幸か不幸か、この手のメイルに騙されたこともなければ、変なメイルを開けてウイルスに感染したということもなく、毎日せっせと削除に励むのである。

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