綴話§手紙 [郵便]
もうずいぶん、私信としての手紙を書いていない。
知り合いの多くとは、SNSやE-mailを通じてのやり取りで済んでしまっているので、便箋を引っ張り出して自筆で文言を書くこともなくなった。
味気ないと言われれば、それはそのとおりで否定などできるものではなく、考えてみれば(電話はあるけれど)郵便という手段が、遠い相手とやり取りをする数少ない手段ではあったが、かつては手紙でのやり取りなど、月に一度程度がせいぜいで、手間がかかるものだったのである。
むしろE-mailの時代以降のほうが、頻繁に“手紙”のやり取りをするようになったのではないかと思ってしまう。
それは特に携帯電話(スマホ)においても顕著ではなかろうか。若い世代をはじめとして、LINEのようなツールで盛んにコミュニケーションを取っているが、彼らはそれもまた“手紙”であるという事実に気がついているものか。
郵便による手紙のやり取りが盛んに行われたのがいつの頃のことかはわからないが、21世紀の今、インターネットを使った“手紙”のやり取りの頻度は半端ないもので、地球上でどれほどのメイルが行き来しているか……想像もできない。
《私事のトピックス一覧》
知り合いの多くとは、SNSやE-mailを通じてのやり取りで済んでしまっているので、便箋を引っ張り出して自筆で文言を書くこともなくなった。
味気ないと言われれば、それはそのとおりで否定などできるものではなく、考えてみれば(電話はあるけれど)郵便という手段が、遠い相手とやり取りをする数少ない手段ではあったが、かつては手紙でのやり取りなど、月に一度程度がせいぜいで、手間がかかるものだったのである。
むしろE-mailの時代以降のほうが、頻繁に“手紙”のやり取りをするようになったのではないかと思ってしまう。
それは特に携帯電話(スマホ)においても顕著ではなかろうか。若い世代をはじめとして、LINEのようなツールで盛んにコミュニケーションを取っているが、彼らはそれもまた“手紙”であるという事実に気がついているものか。
郵便による手紙のやり取りが盛んに行われたのがいつの頃のことかはわからないが、21世紀の今、インターネットを使った“手紙”のやり取りの頻度は半端ないもので、地球上でどれほどのメイルが行き来しているか……想像もできない。
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