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愉話§一日一句~除夜の鐘鳴り出して~ [俳句]

季語は・・・晦日蕎麦

老いの身や 酒ほどほどの 晦日蕎麦

【去年の今日】週話§土曜有閑~2022年大晦日~
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週話§日曜枯寂~2023年大晦日~ [年末年始]

気がつけば、2023年も12月31日大晦日となりにけるかも。

定年退職して丸8年が過ぎた。そんなにも月日が経ってしまったのかとは、信じられない思いである。自分の感覚としてはせいぜい4年くらいの経過であると感じているのだが。

それほどに老いの身にとっての時の流れは速く、このところ一年中急かされているようだ。それは定年退職したあたりまで感じていた、年末になると背中を押される状況が常態化してしまったのだ。

年が明けて2024年は辰年。我が身が古希を迎える年になる。

今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

《年末年始のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~にわか健康法~ [俳句]

季語は・・・極月(ごくげつ)

極月や かかと落としを 三セット

【去年の今日】拝話§“おりん”とは何でしょう?
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週話§土曜枯寂~とうとう来てしまった~ [年末年始]

2023年も今日と明日を残すのみとなってしまった。

来年は古希を迎えるわけだが、自分が齢七十を数えるなど、そんなにも長く生きてきたのかと……65年前は保育園に通っていたし、60年前は小学4年で1964年の東京オリンピックを楽しみにしていた。そして50年前は意を決して東京に出てきた。そんな過去すべてが自分の中に蓄積されたという不思議。

宇宙の時間に比べれば、七十年という時間などほんの一瞬でしかなく、熱した鉄板に落とした水滴のようなものである。

そして我が身は、鉄板の上で“アチチチチ!”と……まあ、風前の灯火か。

《年末年始のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~昼のニュース見て~ [俳句]

季語は・・・年送る

他人事の 帰省ラッシュや 年送る

【去年の今日】米話§カレーに白飯
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狡話§贋作者ハン・ファン・メーヘレン [漫画]

オランダの画家ヨハネス・フェルメールを知ったのは、いつで、どのようにだったのか、何とも記憶が曖昧である。

……と思っていたら、ひょんなことから記憶が甦ってきた。確かコミック誌に連載されていた『ギャラリーフェイク』という漫画ではなかったろうか。

フェイク(偽)絵画を扱う画廊が舞台で、フェルメールの贋作が登場してきた時に、オランダの贋作者ハン・ファン・メーヘレンが関わってきてとそんな一話があったと記憶している。

それでフェルメールという画家の存在を知ることになったのだが、合わせてメーヘレンという天才的贋作者に興味を惹かれたのだ。

彼の手法は徹底していて、フェルメールの時代のキャンバスを使い、当時の材料を使って絵具を調合し、その画力と合わせて鑑定人たちの眼を眩ませたのだった。

そうした彼の“犯行”が発覚したのは第二次世界大戦直後、ナチス・ドイツの高官たちにフェルメールの偽作を売却した容疑による。

メーヘレンは犯行を自白し、実際に“フェルメール風”の絵を描いてみせ、彼が類稀な贋作者であると証明したのだ。

その後、フェルメールへの興味は増していったが、メーヘレンに対する興味は徐々に消えていきつつあった。それが、またふとしたことでメーヘレンの記憶が甦り、再び興味を掻き立てられているのだった。

《歴史のトピックス一覧》
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療話§診察券の束なりき [健康]

還暦を過ぎ、定年退職をしたあたりから病院のお世話になる機会が増えた。

現役時代だって、風邪を引いたり、歯の詰め物を直してもらったりしたが、今や病院のフルコース状態になってきつつある……内科は言うまでもなく、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科とまあ、もろもろ。

そうして、財布の中の診察券が増えてきたのも当然のことであろう。頻繁に使っているのは“勝手にかかりつけ医”認定している近くの内科で、これは月に一回薬をもらうために出向いている。何ともありがたいことに院内処方で薬を出してもらえるのだ。

わざわざ処方箋を持って薬局まで行く手間が済むわけで、それかあらぬか高齢患者率が高いような気がしないでもなく、我が身もその一人なのである。

今年、月一の内科以外に行ったのは、取れた詰め物を直すための歯医者と、耳の奥がゴリゴリしてきたので、耳鼻咽喉科に行って耳垢を取ってもらったと……そんなものだが、いよいよ頻繁かつこまめにあちこちメンテナンスをしてやる必要が増えてきた。

《老化のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~信心とは無関係に~ [俳句]

季語は・・・大根焚(だいこたき)

善男と なったふりして 大根焚

【去年の今日】揚話§自信のない人
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吃話§今日の一枚~みかんごはん?!~ [写真]

何じゃこらぁ!である。七十年近く生きてきて初めて見たようなのだが……

↓子どもが怯えているではないか
mikangohan.jpg

……愛媛、学校給食の歴史だなどとは、いったい何があったのだろうか。それにしても蜜柑の炊き込みご飯の素だなどと、どんな味がするものなのかと思う。

ネットでレビューを眺めてみると、好き嫌いは分かれているようで、それでは!と、試してみようとは残念ながら・・・・・・である。

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懐話§昭和三十年代~貸本屋~ [昭和]

[承前]

かつて、町内に“貸本屋”の一軒、二軒があった時代を覚えている。実際によく借りてもいた。10円とか20円で、主に漫画の単行本を数日借りることができた。

昭和三十年代当時月刊漫画誌はあったが、ちょうど過渡期にあったようで、月刊の少年画報を購読しながら、その合間に貸本屋を利用していたのだ。

町内に一軒、二軒と書いたが、住んでいた場所が町中だったから、それだけ何軒も貸本屋があったのだとは思う。二軒が同じ品揃えということはなく、卸元が違っているので、違う品揃えになるようである。

記憶ははっきりしないが、作者は当時でも知られた人たちというわけではなく、多くは無名の漫画家と言ってよかったかもしれない……中にはそこから雑誌連載をするようになった人もいたようだが。

そんな町の貸本屋が気がつけば姿を消したのは、1959年(昭和34年)3月17日という同じ日に、週刊漫画雑誌の少年サンデーと少年マガジンが創刊されたのとほぼ同じタイミングなのだった。

……今でも、貸本屋の引き戸を開けて店に入った時の饐えた匂いが記憶から甦ってくるのである。
                               [続く]

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愉話§一日一句~寿命尽きるまで~ [俳句]

季語は・・・年歩む

生かされし 年の歩みの 速(と)きことか

【去年の今日】真話§通し狂言の歌舞伎座上演
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異話§麋角解~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

2023年最後の候になってしまった。だが、七十二候は立春が新年の始まりなので、これが新年の変わり目というわけではないが。

ブログのエントリーとして七十二候を取り上げるようになって13年が過ぎたが、さすがにネタ切れ状態が続いている。だが、季節のマイルストーンとして、どんなに短い文章であってもブログが続く限りは淡々と書き綴っていくつもりである。

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連話§ワタシの酒肴[177]メンチカツ [酒肴]

[承前]

ビールに合うのは断然!メンチカツだぜと思う。とんかつをつまみながら酒を呑みはするけれど、不思議なもので酒やビールとの相性がいいとは感じないのだ。

とんかつに比べると、メンチカツと酒との相性は抜群に良好なのは間違いのないことで、もちろん個人の嗜好であるから他の人がどうかはわからねど、酒の肴のベストチョイスの一つなのである。

偏食が激しかった幼少のみぎり、親が肉屋の揚げ物コーナーで買ってくるのは脂身の多い安いとんかつで、その脂身を食べることができず、しかたなくあてがわれたのがメンチカツだった。

中身が挽肉で食べやすかったようで、文句も言わず好物になってくれたのである。そして、無事にとんかつが食べられるようになった今でも、好物の揚げ物としての御寵愛は営々と続いているのだ。

img.jpg

そして、神保町の老舗洋食の店ランチョンでの佳きビールの友として、37年半にわたって“自慢メンチカツ”を愛しつづけたのである。
                               [続く]

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契話§サブスクは・・・・・・しない [クラシック]

インターネットでのサブスク(サブスクリプション)配信が隆盛状態にある。とりわけ音楽配信においては、月額1000円ほどで、数千万曲が聴き放題というのだ。いちいちCDを買ったりせずとも、いくらでもパソコン経由で聴きたい音楽が楽しめるのだ。

だが、手は出していない。理由は簡単……アラ七十という、もはやお迎えが近い身にしてみれば、毎月いくばくかの金額を銀行引き落としで払い続けるには時間切れが近くなってしまっていると考えるからである。

そして気まぐれにサブスクでも始めて、ほどなくあの世逝きとなった時に、聴かなくなったサブスクの課金が、銀行口座がすっからかんになるまで引き落とされ続けるということか。

これがまあ、五十代とかであったりしたら“一つ試してみますか”と、何かサブスクを始めるかもしれないが、この年齢まで来てしまったら、わざわざ加入することはない。

確かに、CDを買わなくとも気兼ねなく音楽を聴けるというのは、四六時中音楽が聴きたい向きには願ってもないことだろうが、そこまで頻繁に音楽を流し続けるのは、いささか煩わしいと感じる我が身にとっては、諸手を挙げて歓迎というわけにはいかないのだ。

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現話§漢字の使用はほどほどにしています [私事]

文章を書く時の文字遣いは人それぞれであるが、個人的にはあまり過剰な漢字使用は控えるようにしている。それは仕事をしている中で培われた部分があったりもしていて、それは、文章の中に漢字を使い過ぎると、すらすらと読みにくいからということがある。

今はパソコンの漢字変換機能が簡単に使えるから、特に考えることなく漢字表記してしまう人も少なくないだろう。だが、読みやすい文章をと考えるのであれば、読みにくい漢字を多用するべきではない。心掛けているのは……

有難う御座います→ありがとうございます

良い→よい、いい

宜しく→よろしく

出来る→できる

……などなどで、どれも使ったことは一度もない。ただし、出来るは使わないが“出来上がり”あたりは使っている。そうして、上のような漢字表記を使ってしまうなら、自分の文章ではなくなってしまうのではと感じるのだ。

だからといって、漢字表記を避けてばかりで平仮名が増えてしまうようだとそれはそれで読みにくい文章になってしまう可能性もあるわけだから、常にそのあたりの塩梅については、自分なりに気を遣っているつもりではある。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~キリスト生誕~ [俳句]

季語は・・・聖夜

信心は なくて聖夜の 赤ワイン

【去年の今日】週話§日曜有閑~クリスマスは12月12日?~
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儘話§あと5センチ・・・・・・ [私事]

あと5センチ、身長が高かったらと思う時がないでもない。ちなみに現在の身長は171cmである。

中学生から高校生の頃は、もちろん標準身長を超えていたし、クラス中でも背の高いほうに入っていた。そうして東京に出てきた頃、電車に乗っていても、自分より身長の高い人はそれほどいなかった。

それが10年も過ぎた頃、ふと周囲を見回すした時に、かつてのように身長が他の人より高くはなくなってしまっていたのだ。そりゃあ、年々体格は向上していって、標準身長だってとっくに170cmを超えてしまっていたのだから。

というわけで、あと5センチほど身長が高かったらいいなあ、と思うことがあるのだが、それは……半ば負けず嫌いというか、見栄とでもいうべきか。

そしてさらに虫のいい願望を言うのなら、膝から下にその5センチを足してやってくれればとは身のほど知らずのわがままなのである。

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槍話§十二月大歌舞伎~爪王~ [歌舞伎]

師走も終わりに近づいた土曜日、第二部を観てきた。舞踊劇『爪王』と講談を基に、神田松鯉の脚本協力を得た『俵星玄蕃』の二本立て。

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30分ほどの『爪王』が見もの。七之助の鷹、勘九郎の狐が繰り広げる戦いの様子がダイナミック。長唄の伴奏を聴きながら、西洋音楽を使ったらおもしろいかもと考えていた。勘九郎と七之助兄弟の踊りは伝統とモダンさが融合して、古臭さをまったく感じさせないのだ。彦三郎の鷹匠、橋之助の庄屋。

休憩後に『俵星玄蕃』……1月に再演される『荒川十太夫』と対をなす作品である。

残念ながら『荒川十太夫』ほどは楽しめなかった。坂東亀蔵の蕎麦屋と松緑の玄蕃のやり取りが表面的でもう少し肚(ハラ)らしきものが見えてくれればおもしろかったのにと思う。

舞台を回すところで現れる人物が何なのか、黙役なのでわからず。そして、討ち入りで、吉良家の加勢に駆け付けた上杉藩の武士との立ち回りがやたら長過ぎたのはどういうことか。

題材そのものは悪くはなく、もう少し練り上げていけば形になってくれるのではと期待したい。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~とっくに雪の下~ [俳句]

季語は・・・山眠る

山ノ鼻 山神様や 山眠る

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【去年の今日】週話§土曜有閑~あと一週間~
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週話§日曜枯寂~あと一週間~ [年末年始]

来週の日曜日は大晦日である。今年も残すところ一週間となりにけるかも。

そして年が明けて2024年は辰年……我が身が古希を迎える年でもある。70年生きながらえることになるのかと思う。そして人生の残り時間を思うのだ。

記憶のたどるのは老人の常なのだろう。思い返せばちょうど半世紀前の4月に、予備校通いをするべく東京の三畳間下宿で独り暮らしを始めた。そして大学から就職、結婚と続き、定年退職となって、今は年金生活者である。

古の中国の五行思想に青春、朱夏、白秋、玄冬とあって、老齢の我が身は、てっきり玄冬だと思い込んでいたら、玄冬とは“幼少期とは、まだ人として芽吹く前の冬”で、人生は冬からスタートすることを知ったのだった。

そして五十代に入る頃からを“白秋”と呼び、今まさに白秋の盛りと言ってもいいだろう。

その昔は人生五十年だったが、それが今や八十年も珍しくはなく、今年届いた喪中はがきを見るならば、九十代など珍しくはなく、百歳超えがお二人もいらっしゃったのである。

《年末年始のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~話は尽きず~ [俳句]

季語は・・・夜咄(ばなし)

夜咄や 宅配ピザは 冷めており

【去年の今日】蕪話§ベートーヴェンの第九交響曲
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週話§土曜枯寂~年末ね~ [年末年始]

年末恒例のあれやこれやが順調に進んでいる。今週の始めは、水回り清掃をしてもらった。年に一度、キッチンのシロッコファン・クリーニングから、浴室のクリーニングまで。

週明けは、カーテンのワンデークリーニングが待ち構えている。午前中早く家中のカーテンを取り外してクリーニングの営業さんが引き取り、夕方暗くなる頃合いには、仕上がって届けてもらえるのだ。

この日は、合わせてレースカーテンも取り外して自宅で洗濯するが、洗って脱水したものを元通り吊るしてやればすぐ乾いてくれる。

さらについでに“大掃除”もしてしまう。だが、かつてのように徹底してとまではいかない。手の届く範囲で壁のほこり落とし、額を外して拭いたり、床にワックスをかけるまで……高齢者につき無理はできない。まあ……そこまでやればよし!で、何とかまあ体裁はついたはずだ。

そして週明けには、取り寄せていた正月のおせち数品ほどが届いてくれる。

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愉話§一日一句~水平飛行は雲の上~ [俳句]

季語は・・・冬の雲

羽田発 那覇行きANAや 冬の雲

【去年の今日】音話§オペラのチケットを売りさばく
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異話§乃東生~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の初候“乃東生(なつかれくさしょうず)”である。

冬至の今日、日の出は6時45分、日没は16時36分……5時過ぎに目覚めると世間は暗く、明るくなるまで1時間半以上かかってしまう。さらにこの先、5分は日の出が遅くなるから、早起きの身にはいささか切ないものがある。

真夏だったら、少しばかり北北東に向いている“勉強部屋”に、ひとしきり朝日が入り込んで明るいことこの上なく、起き抜けのTシャツ&ハーパンそのままでパソコンに向かって朝の作業を進めるのだが、今の時期は防寒装備が物々しく、カーディガンを羽織った上からガウンを引っかけているのだ。

そうして足温器で足を暖めたりして、何とか冷え込まないようにと、できる工夫はそれなりに。

そうして一番バス二番バスは暗いうちに走り出していて、それに乗る通勤、通学する人たちは肩をすくめ、足早に停留所へと向かうのである。

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廉話§ハムカツ~くどいようですが~ [B級グルメ]

何度も何度も、くどいようですが、ハムカツは薄くしょぼくれていなくてはなりません! (`・ω・´)ノ

居酒屋などで厚切りハムカツなどと麗々しくドヤ顔でメニューに記載されているのを見かけると、とたんに注文しようという気が失せてしまうのです。ハムカツはまさに“ハムカツ”でなくてはならず、とんかつの代替品のように厚かったりしては、何の意味もないということだと考えるものなのです。

↓ぎりぎりセーフ?
food_ham_katsu.jpg

貧乏ったらしいという表現は、いささか語弊がありますが、ハムカツは軽いスナックのようなものだと考えればよくて、そこに何かメイン料理的発想を持ち込んではいけないのではないか。

それゆえに理想のハムカツとは、本体の厚さがせいぜい3~5mmで、表裏の衣を合わせた厚さとハムの厚さがほぼ同じというのが理想でありましょう。ましてや、衣の倍以上の厚さのハムだなどとは“論の外”なのであります。

結論を申しましょう……ハムカツとは、衣とハムが同格で、その両方を等しく味わうべきもの。厚いハムはそうしたバランスを崩してしまうのである。(個人の感想です

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愉話§一日一句~年賀状書く寸前に~ [俳句]

季語は・・・冬至

また一通 喪中はがきの 冬至かな

【去年の今日】荻話§町中華を愛でる~独身時代~
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弦話§青木調ヴァイオリン・リサイタル [クラシック]

2023年も押し詰まりつつある12月中旬の終わり、ちょっと縁あるヴァイオリニストのリサイタルを聴いてきた。文京シビック小ホール。

ヴァイオリン:青木調
ピアノ:江尻南美

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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番 A-Dur Kv.526
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 A-Dur Op.100

**********************休憩**********************

J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 C-Dur 「フーガ」
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番 a-moll Op.25
     「ルーマニアの民俗様式で」

[アンコール]​
シューマン:ロマンス

青木調はNHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者である。オーケストラの中で合奏しているから彼女が弾く実際の音を聴く機会は、こういう場でしかないので貴重である。

何度か、彼女が第1ヴァイオリンを弾いている鶴クァルテットの演奏を聴いているが、どこかお行儀のいいお勉強会的な音楽で、もう少し羽目を外してくれればと思ったのだった。

この日も、もちろん生真面目さは変わらないが、1曲目のモーツァルトから芯のある彼女なりの主張が感じられる音楽が流れてきた。

前半2曲だけでもかなりのプログラムで、後半はバッハの無伴奏からフーガを弾いた後にエネスクのソナタと続いた。これが超絶技巧の難曲と思えたが表情を変えることなく淡々と弾ききったのだった、最後にこの曲を持ってきたのは、それこそ彼女にとっての勝負曲ということだろう。

緊張を強いられた後のアンコールに弾かれたのは、シューマンのロマンス。行ってよかった今年最後のコンサートである。

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勉話§小学館の学習図鑑シリーズのおかげ [私事]

そもそも子どもの頃から好奇心旺盛だったかどうかはわからない。明らかなのは、好奇心を呼び覚まされたことで、それが小学館の学習図鑑シリーズであったのだ。

たぶん小学校2年生か3年生の頃に、親が図鑑シリーズの中から何冊か……動物、植物、昆虫、魚貝、気象天文、スポーツ、保健と人体、理科実験などなどを買ってもらった。

そうした図鑑ものに興味を持ったようで、暇さえあれば、何度も何度も読み返していたことを思い出す。小説の類も読まないではなかったが、それ以上に図版が多く、自然や科学を扱った図鑑のほうよりに惹かれていたようだ。

そうして、動植物、昆虫の名前やら生態を知り、気象現象や宇宙へと思いを馳せていたが、そんな中にあって理科実験の図鑑には多くを学ばせてもらったのである。

掲載された実験の全部ができたわけではなく、家にある限られた器材で、興味を持ったいくつかを実際に実験してみただけだが、そんなあれやこれやが学習実践に役立ったのは間違いない。

そうして理科ものへの興味を掻き立ててもらったが、それ以上に深まることはなく、文系へとシフトしていった。とはいえ、今でも頭の片隅に理科的な興味はしぶとく残っているのである。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~穏やかな陽だまり~ [俳句]

季語は・・・冬の日

冬の日や ハチワレ柄の 野良のそり

【去年の今日】蹴話§サンゴリアス対スピアーズ~まさかの~
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