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習話§六十歳の運転免許 [ドライブ]

1960年生まれ、63歳で職を辞した初老の人が“一念発起”して運転免許を取得したという話を耳にした。詳しい経緯はこちらを読んでいただくとして。

かたや、なかなかに思い切った決断をされたものだと思った。こなた、あと数年で車を手放して自動車の運転から足を洗おうとしている古稀間近の人間もいるのに……である。

もちろん、彼が運転できる年月は20年かそんなものであろう。2か月に及ぶ自動車教習所通いは緊張の連続だっただろうし、仮免をクリアし、路上教習を経て卒業検定に合格しても、最後に試験場の筆記テストを90点以上取らないと、晴れて運転免許は手にできないのだ。自分が還暦を過ぎて運転免許を新たに挑戦するなど想像のつきようもない。

そして、60歳を過ぎてハンドルを握る、運転席からの風景はどのように眼に映るものだろうか。

どうぞ、カーライフをできる限り、安全に長く楽しんでもらいたいものだ。

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再話§カーオーディオに首をひねる [ドライブ]

2018年、いつものとおりにミュンヘン空港でレンタカーをピックアップし、向かったのはオーストリアのインスブルック。

いつものとおり、お気に入りの音楽をCDに焼いたりしてドライブしながら楽しむのだ。空港を出てアウトバーンに入ったところで、そろそろ音楽でもと助手席でCDを用意していた同居人が「あれっ?!」と声を上げた。

「CDプレイヤーがない!」と言うのだ。何となく予感めいたものを抱きつつ直近のサービスエリアにたどり着いてオーディオをチェックすると、間違いなくCDを再生する装置が存在していなかったのだ。とすると、取るべき道は一つしかない。

それで運転席付近を見回すとUSBを差し込むコンセントを見つけた。そしてオーディオの電源を入れると、外部メディアから再生しろという画面表示を見つけて、やれやれとiPadを接続したのだ。

DSC04995.JPG

早晩、そうした流れになるだろうとは思っていたが、まさか旅行中に現実を見ることになるとは思いもしなかった。こうした動きは、日本以上に欧米のほうが圧倒的にスピード感がある。

かくして無事にカーオーディオから音楽が流れだした……異国を走る車の中で聴く中島みゆきの歌声は、また一味も二味も違うのだ。

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波話§ETC利用せず [ドライブ]

この一年、ETCを利用して高速道路を運転していない。最後に乗ったのは去年の5月に尾瀬行で往復した時である。

ここ3年ほど、コロナ禍の自己防衛という名目で、歌舞伎座の往復にも車を走らせた。2020年8月に四部制で興行を再開してから2022年あたりまでは、毎月東銀座までマメマメしく往復していたのだ。

その頃は、毎月のようにETCの高速利用料がクレジットカードの請求明細に記載されていたが、もうめっきりである。つまり、運転するのはほとんど市内をうろうろとしかしておらず、当然ながら走行距離も伸びようがない。

今年も、尾瀬に行くのは秋にしようかと考えていて、それ以外に高速道路を走る予定もさしあたって見当たらない。

年齢を経るごとに車の運転度が減っていくのは、しかたがないといえばそれまでだが、乗らなければ乗らないで、勘がにぶっていくことになるのも、あまりいいことではない……もっとも、事故の可能性は減っているわけだが。

というわけで、ETCカードを一年以上使っておらず、一年未使用だと何らかのペナルティがあるとか聞いたことがあって調べてみたのだが、よくわからないままである。

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慣話§車酔いしたことが・・・・・・ [ドライブ]

おおよそ普通に乗り物酔いには耐性があるはずと思っている。そりゃあ船で時化に見舞われたら、ひとたまりなどないかもしれないが、飛行機の多少の揺れ程度であれば、特に問題はない。

ところが、小学校中学年から高学年にかけての何年かは、ひどい車酔いに苛まれたことがあった。

あるいは、成長期の中で身体に微妙な変化が生じていたがゆえの変調だったのかどうか、そのあたりが怪しいのではないかとは、長じて思い至ったことである。

その当時は、町から郊外に出ると未舗装道路が続くことも珍しくなどなく、そんな砂利道に揺られて酔ってしまったことが何回か起きてしまった。

小学校の日帰り修学旅行でバスを使うなら、クラスの何人かは酔ってしまって、バケツのお世話になるのも茶飯事だったから、自分だけがことさら乗り物に弱いというわけではなく、低学年から高学年になっても毎回酔ってしまう同級生が何人かいたのだ。

そんなわけで、バスで長い距離を走る時は憂鬱になったことが何年か続いたが、高学年の終わり頃には微妙な変化が終わってくれたようで、以前同様に酔うこともなく乗り物を利用できるようになったのである。

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圧話§東京の道の狭いこと [ドライブ]

運転免許を取って実家を往復するのに車を使うようになった。だが、時間がやたらかかったのである。

自宅から、府中街道を所沢まで。所沢から関越自動車道で東松山を降りて、その後は熊谷や太田の下道を走り、合わせて4時間近くを要してたどり着いていた。

そのうち府中街道を所沢ICまで1時間半から、ひどい時は2時間近く要してしまうのだ。片道一車線が延々と続き、時にはバスが前を走っていたりで、ストレスフルこのうえなく、やっと乗った関越道もせいぜい30分程度走って降りるしかなかったのだ。

そんな道は都内近郊にはいくらでもあって、モータリゼーションの急激な進捗に現実が追いつけないという否定できない状況があちこちから噴き出したのである。

だからといって、おいそれと片道2車線の道路をほいほいと作れるはずもなく、慢性的な渋滞が延々と放置されているのだ。

その昔、外国の道路の広さのようなことが比較対象として言われたりしたのだが、アメリカあたりはいざ知らず、例えばドイツのミュンヘン旧市街などは、道はうねうねと曲がっているし、車線が多いところもあるが、多くは車線が一つしかなく、ご多分に漏れず渋滞は日常なのである。

ただ、不思議なことにそんな渋滞の、不慣れでしかもわかりにくい旧市街を走っていてもストレスをさほど感じないのはなぜか、それが不思議なのだ。

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振話§下道を走っていた頃 [ドライブ]

運転免許を取った直後は、うれしさもあったのだろうが、かなり頻繁に車を走らせていた。一か月で1000km以上走ったくらいである。

都心へもよく往復したが、今だったら考えられないことは、首都高速などを利用せず、下道を往復していたことだ。

高速道路に乗ることをためらっていたわけではない。仕事終了が深夜に及ぶとタクシーで帰宅できたので、首都高速から中央道へと道路勘はあったし、道の様子もわかっていたのだが、40年近く前でも片道1000円近い通行料金を何となくもったいないと思い、しばらくの間は下道を走っていた。

我が家から新宿までは、甲州街道を経由して2時間ちょっと。長距離ドライブではないが、下道の長時間運転はかなり気を遣ってしまう。ただ、延々と甲州街道を走ったおかげで、こんな店にも出会えたのである。

時には、上野の文化会館でのオペラ公演を観るのに、車を使ったが、上野まで下道を走ると3時間近くになってしまうのだ。

次第に、下道を走るのが面倒になったところで、金券ショップに通行券の回数券があるのを見つけて、これ幸いと購入し、それ以降は高速道路を利用するようになったのである。

ただ、その頃は特に都心への渋滞が顕著にあって、やはり余裕を持たせようと、早めに出かけるのがならいとなっていた。

この3年近くはコロナ禍のゆえ、混雑する時間帯の鉄道利用を避けて、車で往復している。かつては都心環状線を経由しないと、東北自動車道などへと行けなかったのが、迂回路が開通したおかげで、順調だったら一時間程度で歌舞伎座に着いてくれるのはありがたい。

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週話§日曜粛々~自動車を走らせる~ [ドライブ]

運転するのに好きな道と嫌いな道とあって、それはまた運転しやすいのと、しにくいのと……という感じがする。

大雑把に広い道だからいいというわけではなく、最短距離だからいいというわけでもない。自分にとってしっくり走れる道があるということなのだ。

そういう走り方をするのは自宅周辺に限られるのはもちろんで、あまり走り慣れないところでまで、細かく走るわけではないのは、カーナビを装備していないということもあるだろう。

そして、今の運転のしかたは、記憶力に頼っているところ大で、そのあたりが衰えでもしたら、当然ながら即座に免許返納するしかない。

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動話§高速道路の渋滞 [ドライブ]

ここ一年、歌舞伎座など都心の往復は車を走らせている。コロナ禍にあって電車での行き来で人との接触を避けておきたいからだ。我が家からだと、中央道を経由して首都高4号線を走っていく。

もう長いことこの行き方だが、その昔は渋滞がひどくて難儀した。交通情報の表示板には、ほとんど必ず渋滞のお知らせが出ていて、うんざりしたものである。

ひどい時は、永福の料金所あたりからノロノロが始まり、ましな時でも、新宿から代々木に向かう直角の右カーブは既に渋滞していたのだ。渋滞の常態化を見て、こちらも自己防衛するしかなく、一時間もあれば都心にたどり着けるのに、相当な余裕を持たせて家を出ていたことも珍しくなかった。

そもそも、東名高速、中央道、関越道、東北道などなど、郊外からの高速道路を都心に集中させてしまったことが渋滞の大きな原因であることは間違いなく、渋滞対策は後手後手に回っていたのだ。

それがまあ、最近はずいぶんと渋滞が少なくなった。一番大きな要因は、圏央道が完成したことだろうか、上に挙げたそれぞれの高速道路に向かうのに都心を経由必要がなくなったことで、首都高速の交通量が明らかに減ったのである。

というわけで、このところは都心まで一時間もあれば十分にたどり着けるようになって、渋滞のストレスもなくなったのはありがたい。もちろん時には事故渋滞も発生して、先々あせることもなくはないのだが。

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危話§ドライブレコーダー~しみじみ~ [ドライブ]

車を買い替えた時にドライブレコーダーを取り付けた。前方だけでなく後方にもカメラが付いている。付けたからこれで安心というわけではない。

昨今、煽り運転があちこちで頻発して問題になっているが、せめてもの御守代わりだと考えていて、つい最近になって下のようなステッカーを貼り付けて“悪い虫”がつくのを防ごうと考えたのだ。

thumb_sf-44_t.jpg

でまあ、ドライブレコーダーのデータをパソコンで再生して見返しているが自らも反省するべき映像も残っていて、それなりに啓蒙活動の一つと思えなくもない。

というわけで再生してみると、とんでもない運転マナーのドライバーが少なくないことに気づかされる。下の写真が正にそれ。

usetsu.jpg

右折を待っていて、信号が青に変わって走り出すと同時に、真後ろの車が反対車線にはみ出して右折、走り去っていったのだ。前方カメラで撮ったのが下の動画。右折して大通りに出れば車線が増えることを見越しての無茶を承知の運転と思われる。

それで我が車を追い越していっても、次の信号で引っかかるという、そうすることにどれほどの効果があるものか……無駄だし、場合によっては事故を誘発する危険があるのは明らかだ。

ドライブレコーダーが黙々と録画する映像には膨大な情報が収められていることを痛感する。

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失話§スピード違反の件 [ドライブ]

1985年秋のこと。遅い夏休みを取り、中央自動車道を白馬に向かって快適なドライブをしていた。免許取得して間もなく一年になるという時期である。

秋晴の中、我がワンダーシビックは山梨県を抜け、長野県は茅野市の付近を諏訪湖に向かって下っていた……そこに罠が潜んでいたのだ。下り坂をいいことに、思わずスピードが上がり、気がつけば100km/hを超えていた。

その時、緩い右カーブの路肩に、何やらな機器を前に座っている人がいることに気がついたが、時すでに遅し。手にしたトランシーバーで連絡を取っていたこともよく覚えている。中央自動車道は各所で80km/hの速度制限があることを把握していなかったがゆえの失態である。

そうして、少し走った先のバス停だったかで待ち構えていた“制服の人”に誘導されて、通称“サイン会場”へと誘われたのだった。

書類に記入し、いくばくかの上納金を支払うことを承諾。無罪放免(全然違)となったのだ。

[後日談]
夏休みを終えて帰宅した日、思わぬ臨時収入が転がり込んでくることが判明し、上納金の原資となったが、相変わらず悪運だけは強いことばかりが証明されたのである。

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障話§SDカード不調の原因は [ドライブ]

このところ、ドライブレコーダーの映像をパソコンで再生できない状態が続いてた。

パソコンで再生するには、マイクロSDカードをUSBアダプターに取り付け、パソコンに挿すわけだが、反応なし。まずはSDカードの不調と考えて新しいマイクロSDを買い、カード付属のアダプターに挿して、パソコンのカードスロットに挿したらこれまた無反応……こりゃあいよいよアダプターそのものが問題だろうと考えて、外付けカードリーダーを探し出し、まずはアダプターに入れたまま挿したら、やっぱりダメ。

ならばとマイクロSDをカードリーダーに直接挿したところで、ようやく反応あって復活という、そんな流れだった。

やりながら、結論にたどり着くまで、ずいぶん回りくどい道筋を進んだような気がするのは、原因がカードそのものにあったのではないかと考えたところから“そもそも”が間違っていたことに気がつくべきだったのである。

マイクロSDカードはサイズが小さいゆえに、直接挿せるカードスロットがパソコンに付属しておらず、それゆえアダプターを使うかカードリーダーを使うということになるので、症状の元を見つけるのが難しいということか。

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