苛話§うなされて~夢~ [夢]
あまり夢を見るほうではないかもしれない。一週間に一回程度ではないか。たぶん、眠りが深く、よく眠れていると思われるから、まんざらなことではないだろうか。
そうはいっても夢を見ないわけではなく、睡眠が浅くなるタイミングで、リアルな夢にさいなまれた……先月終わり頃のことである。
道を歩いていたら、見たこともないような動物が足元に突然駆け寄ってきてじゃれつこうとした。動物にしてみたら遊ぶつもりだったのだろうが、何とも不気味な姿だったので、気味悪がって足で払いのけようとしていたのだ。
そうしたら、現(うつつ)に近づいていたようで、足をバタバタさせているのを薄っすらと感じた。かなり強めに動かしていたからか、その瞬間に左足が攣りかかったことに気がついて、慌てて動きを止めようとした。その瞬間、夢と現の境い目にいたことを認識したのだった。
朝起きて、寝ていた間の夢を反芻するのだが、あまり思い出したくない夢も少なくはなく、けっこう夜中にうなされていたりするのだったら、近くで寝ている同居人は、さぞや迷惑なことだろう。
《私事のトピックス一覧》
そうはいっても夢を見ないわけではなく、睡眠が浅くなるタイミングで、リアルな夢にさいなまれた……先月終わり頃のことである。
道を歩いていたら、見たこともないような動物が足元に突然駆け寄ってきてじゃれつこうとした。動物にしてみたら遊ぶつもりだったのだろうが、何とも不気味な姿だったので、気味悪がって足で払いのけようとしていたのだ。
そうしたら、現(うつつ)に近づいていたようで、足をバタバタさせているのを薄っすらと感じた。かなり強めに動かしていたからか、その瞬間に左足が攣りかかったことに気がついて、慌てて動きを止めようとした。その瞬間、夢と現の境い目にいたことを認識したのだった。
朝起きて、寝ていた間の夢を反芻するのだが、あまり思い出したくない夢も少なくはなく、けっこう夜中にうなされていたりするのだったら、近くで寝ている同居人は、さぞや迷惑なことだろう。
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泡話§見る夢は・・・・・・“縁” [夢]
夢に見る光景……状況的に真ん中にいるということは少なく“縁(ふち)”とか“端っこ”にいるようなことが多いのだ。そんな橋の夢を見ていても、橋の上とか真ん中に立っていることはなく、橋を出た土手沿いの道にいたりするのだ。
そして少なからぬ夢はもどかしかったりする。つい最近見た夢では、発車時刻が近づいているローカル線に乗るのに、券売機で切符を買おうとするのだが、小銭入れから硬貨を出そうとするのに、百円玉や十円玉をつまみ出せずで、何とか買えたタイミングで電車がホームに入ってきたりするのである。
そして気がつくことは“ハッピーエンド”的な流れの夢はほとんどなくて、常に不完全燃焼でもどかしく、そして物足りない何かを抱えて目が覚めるのだった。
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そして少なからぬ夢はもどかしかったりする。つい最近見た夢では、発車時刻が近づいているローカル線に乗るのに、券売機で切符を買おうとするのだが、小銭入れから硬貨を出そうとするのに、百円玉や十円玉をつまみ出せずで、何とか買えたタイミングで電車がホームに入ってきたりするのである。
そして気がつくことは“ハッピーエンド”的な流れの夢はほとんどなくて、常に不完全燃焼でもどかしく、そして物足りない何かを抱えて目が覚めるのだった。
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呆話§夢見ること多く [夢]
他人様の夢の話はつまらないと相場は決まっているが、とりあえず書き留めておく……。
ある日の夢は“長編”だった。同居人に用事を頼まれて、仕事場近くにある大学のキャンパスに行った。そこに至るまで、同居人からは用事のヒントはもらっていたが、それがさっぱり理解できない。挙句の果て「4時1分発の電車の時刻表のところに……」という意味不明のヒントまで上積みされた。
意味不明なヒントから、自宅の部屋に飾る“ペナント”を買ってくればいいと気がついて、大学内のショップを探すが見つからない。近くに、詰め襟を着た3人の大学生がいて、聞けば体育会のヨット部だという。そんな彼らに尋ねたところ「ああ、その手のショップはとっくに閉店しましたよ」と教えてくれたのであっけなく目的は挫折。
それじゃあしかたがないと、彼らに礼を言った別れ際に「僕は巨人の江川の1歳上なんだ」と教えたら「江川、誰ですか?」と……既にそういう年齢であることを思い知ったのだ。
といったあたりで話は終わるかと思ったが、腕時計を見れば21時半。会社に行くことをすっかり忘れていた。あわてて会社に行けば部屋には誰もおらずしらばっくれて帰ることにしてエレベーターを降りたところで、自分が定年退職していたことに気がついたのである。
自分が見たにしては、けっこうストーリーが流れているなとは、目が覚めて気がついたことだった。
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ある日の夢は“長編”だった。同居人に用事を頼まれて、仕事場近くにある大学のキャンパスに行った。そこに至るまで、同居人からは用事のヒントはもらっていたが、それがさっぱり理解できない。挙句の果て「4時1分発の電車の時刻表のところに……」という意味不明のヒントまで上積みされた。
意味不明なヒントから、自宅の部屋に飾る“ペナント”を買ってくればいいと気がついて、大学内のショップを探すが見つからない。近くに、詰め襟を着た3人の大学生がいて、聞けば体育会のヨット部だという。そんな彼らに尋ねたところ「ああ、その手のショップはとっくに閉店しましたよ」と教えてくれたのであっけなく目的は挫折。
それじゃあしかたがないと、彼らに礼を言った別れ際に「僕は巨人の江川の1歳上なんだ」と教えたら「江川、誰ですか?」と……既にそういう年齢であることを思い知ったのだ。
といったあたりで話は終わるかと思ったが、腕時計を見れば21時半。会社に行くことをすっかり忘れていた。あわてて会社に行けば部屋には誰もおらずしらばっくれて帰ることにしてエレベーターを降りたところで、自分が定年退職していたことに気がついたのである。
自分が見たにしては、けっこうストーリーが流れているなとは、目が覚めて気がついたことだった。
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週話§土曜粛々~ちょっと前の夢~ [夢]
他人様が語る夢の話などおもしろくないというのがお約束だが、個人的には色々と象徴的ともいえるような内容だったので、ここに記しておきたい……
ある日ある時、尾瀬に行こうとしていた。登山口の片品村戸倉に着いて、知り合いのところに挨拶に行ったら、思わぬ長居をしていたことに気がついたのだ。
↓夢の現場はこちら
これは大変と腰を上げたところで、山小屋の予約をしていないことに気がつき、あわてて山小屋に予約の電話を入れた。一軒目は繋がったが、二軒目に掛けようとしたら携帯の電話帳がどこにあるかわからなくなってしまった。
そのあたりがごちゃついてカオスな状態だが、時計を見ると14時半。即座に頭の中で計算したら、普通に歩いても山小屋到着は18時頃になってしまうのでどうしたものかと思案しつつ、鳩待峠へのバスのチケットを買いに行く。
窓口の列に並んだところで、マスクを着け忘れていることに気づき、うろたえてしまったが、窓口の横にマスクが売られているのを見つけ、やれやれと3枚買い求める。
……というあたりで、眠りが深くなって有耶無耶なうちに終わりを迎えた。歯痒いことこのうえない、夢ならではの状況がそこに展開されていたのだ。
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ある日ある時、尾瀬に行こうとしていた。登山口の片品村戸倉に着いて、知り合いのところに挨拶に行ったら、思わぬ長居をしていたことに気がついたのだ。
↓夢の現場はこちら
これは大変と腰を上げたところで、山小屋の予約をしていないことに気がつき、あわてて山小屋に予約の電話を入れた。一軒目は繋がったが、二軒目に掛けようとしたら携帯の電話帳がどこにあるかわからなくなってしまった。
そのあたりがごちゃついてカオスな状態だが、時計を見ると14時半。即座に頭の中で計算したら、普通に歩いても山小屋到着は18時頃になってしまうのでどうしたものかと思案しつつ、鳩待峠へのバスのチケットを買いに行く。
窓口の列に並んだところで、マスクを着け忘れていることに気づき、うろたえてしまったが、窓口の横にマスクが売られているのを見つけ、やれやれと3枚買い求める。
……というあたりで、眠りが深くなって有耶無耶なうちに終わりを迎えた。歯痒いことこのうえない、夢ならではの状況がそこに展開されていたのだ。
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