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愉話§一日一句~晴耕雨読~ [俳句]

季語は・・・文月尽

文月が 尽きて隠居の 四畳半

【去年の今日】別話§終活のおはなし~我々はお先に失礼~
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過話§備忘録的な何か~2023年7月31日付~ [備忘録]

7月22日……関東地方が梅雨明け(したと思われる)宣言が出た。

この週に入って晴れ続きだったが、梅雨前線が存在していたからかなかなか梅雨明けしたと言わなかったのは、相変わらず日和見な気象庁なのである。

九州や東北は豪雨が続いて大きな被害が出てしまったが、梅雨末期の関東周辺は、少雨となって真夏日、猛暑日が続いたのだった。

7月26日……初めて“酷暑日”という表記を目にした。気象庁が2022年8月に打ち出したもので、最高気温40度以上を酷暑日と決めたのだそうだ。

kiryu.jpg

そうして酷暑日という予報は出たが、幸いなことに同市の最高気温は40度に届くことはなかった……それでも38.9度に達してしまったのは、さすが近年の猛暑地域の“実力”であるか?

この猛暑は日本だけでなく、ヨーロッパも北米も気温の高い日々続きで、ギリシャのロードス島、カナダ南部などで森林火災が発生、大きな被害が出てしまっている。

そうした地域での山火事は、放火も少なくないが、さらに高温乾燥という自然発火しやすい条件が揃っていて、一度発生してしまうと消火するまでに多大な労力と時間を要するが、それ以上に手がつけられなくなって被害が拡大する状態になるのも、抗いようのない現実であるようだ。

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文話§2023年七月も終わりですか [日常]

淡々と始まった七月が淡々と終わる。そして、お決まりのように“今年も、とうとう残りが半分以下になってしまった”と思うのである。

誰だったか……酒瓶の残りを見て“もう半分しかない”と思うか“まだ半分も残っている”と思うかで、人の気持ちは変わってくると言ったことを思い出す。

年月にそのことがあてはまるかどうかはわからないが“もう半分もない”と思うか“まだ半分近くある”と考えるか。さすがに年齢が年齢なので、前者のほうに傾いてしまうのはしかたないか。

そうして思い返してみれば、宮仕えしていた時、仕事柄で季節云々については考えていたけれど、一か月が始まるとか終わるとか、そうしたことを考えたことはなかった。

それよりも、次々に迫って来る“納期”とやらをどのように切り抜けていくか、頭の中はそのことしか存在していなかったのである。幸いにして、納期に間に合わなかったことは一度もなかったが、毎度毎度ヒヤリとすることは枚挙に暇などなかったのだ。

そんな修羅場も今は昔。もう一度同じことをやってみろと言われたって、そんなことできるわけないじゃんと軽く手を振って隠居生活に戻るのである。

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愉話§一日一句~真夏の葬儀~ [俳句]

季語は・・・片蔭

片蔭や 喪主を気遣う 野辺送り

【去年の今日】週話§土曜有閑~七月終了~
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週話§日曜枯寂~もっぱら最近は銀行関連~ [インターネット]

このところ届くスパムメイルの“トレンド”は、銀行からと称して届く奴でメガバンクから地方銀行まで色々と揃っていました。内容は以下のとおりで「口座が動かなくなったので、動くようリンクから操作して復帰させてください」というところ。

YHB.jpg

まあ、自分の口座がある銀行からのメイルはちょっと心が騒いだが、それ以外については「そんなの関係ねぇ!」でゴミ箱行きとなる。いくら数打ちゃ当たるにしても、これはかなり非効率的なやり方ではなかろうかと思うが。

そして当然ながらメイルボックスに届いたのを見つけた瞬間、スパムメイル認定でゴミ箱送りとなる。

スパムメイルなるものと対峙して、間もなく30年が経過することになるが、これまで一度として引っかかったことはなく、この先老いぼれても、騙されることなくゴミ箱に送っていきたい。

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愉話§一日一句~稜線で見晴らせば~ [俳句]

季語は・・・雲の峰

小休止 しても動かず 雲の嶺

【去年の今日】街話§神保巷塵[92]岩波ホール閉館
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週話§土曜枯寂~疲れなかったの~ [私事]

同居人が、四十代半ばから後半あたりの日記をひっくり返して読んでいた。時折、その中身を読み上げてくれるのだが、それがまあ我々の何とも元気なことよ!なのである。

その頃、コンサートや歌舞伎を観に出かけ、その終演後に“軽く1杯”とか称して食事をして帰宅していたのだ。コンサートは21時頃に終演するから、そこから食事と考えても22時過ぎまではグダグダしていたはずで、帰宅するのは0時前ということではないか。

ちょっと笑ったのは、歌舞伎座夜の部を一幕見席で観た時のことで、演目は『伽羅先代萩』だったが、一幕だけ観るつもりが、あまりにもおもしろく、結局幕見席を買い足して先代萩を全部観てしまい、その後に勘九郎(当時)と勘太郎(当時)親子の『連獅子』まで見届け、終演後はビアホールに繰り出して酒食を楽しんだのだった。

そんな様子に、単純に“若かった”で済むようなものではなく、よくもまあと我が身ながら感心するのだ。

今はもう、コンサートや歌舞伎夜の部の終演後に、ビール呑んで、食事して帰るなどとは悪い冗談としか思えず、さっさと帰りの電車に乗るのである。

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愉話§一日一句~甘く瑞々しく~ [俳句]

季語は・・・メロン

小惑星 網目模様の メロンかな

【去年の今日】別話§終活のおはなし~我々はお先に失礼~
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異話§土潤溽暑~七十二候~大暑 [七十二候]

大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。

7月も最後の候となった。蝉も賑やかに鳴いて、夏の役者が勢揃いした……これで、湿気が少なくてカラリとしていてくれれば過ごしやすいのだけれどと思う。暑い夏と寒い冬を繰り返して間もなく70年。よくもまあ生きてきたものである。

隙間風が吹き抜けていた実家に始まって、最終的に一番長い27年ほど住んでいる今のマンションは鉄筋コンクリート造り。そんな鉄筋コンクリートの建物に40年以上住んでいるから、当然暮らし始めた時からエアコンのお世話になっていて……これはもう、お迎えが来るまで真夏のエアコンとの腐れ縁が切れることはなかろう。

もちろん、日本家屋に未練などあるわけもなく、これまで住んだ中では一番に住みやすい家に住み続けているのは、高齢者の身にとってもありがたく、残る課題は3階までの上り下りということだろうか。

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顧話§今日の歴史~ヨーロッパの極小国~ [歴史]

1993年7月28日、アンドラが国際連合に加盟。

ヨーロッパは不思議な世界である。日本でいえば市町村レベルの面積でしかない小国がいくつもある……バチカン市国をはじめとし、合わせて5か国が存在している。

その中、フランスとスペインに挟まれたアンドラという国がある。面積は、金沢市とほぼ同じ、およそ468平方キロメートルというもの。

そして何とも不思議な統治システムで“歴史的理由”により、フランス大統領とカタルーニャのウルヘル司教の2人を共同国家元首と仰いでいるのだ。

共同統治は、1993年3月、憲法が国民投票で可決され、共同元首による議会民主主義制国家となる事が決定され独立国家となり、この年の7月には国際連合に加盟したのだった。

↓首都ファドゥーツの山上にはリヒテンシュタイン公爵の居城が
P6160248.JPG

アンドラなどは未訪問だが、ちょうど20年前の2003年にリヒテンシュタイン公国を訪れたことがある。オーストリアとの国境検問所を管理しているのはスイスで、そうした国々とのバランスの中で国が成り立っているのだ。

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愉話§一日一句~方向見失って~ [俳句]

季語は・・・日の盛り

立ち尽くし 迷う影あり 日の盛り

【去年の今日】尺話§祇園祭の風景
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呟話§ツイッターの迷走 [インターネット]

電気自動車で大儲けしたおかしな男が買収してこのかた、ツイッターの迷走が続いている。あの“おかしな男”はいったい何がしたいのか?

そして、つい4日前にはツイッターの青い鳥から“X”のロゴに替えてしまった……もはやツイッターではなくなってしまったと言ってもいいだろう。

X.jpg

ちなみにツイッターを始めたのは2007年の夏。日本でツイッターが拡大し始めたのが2010年頃だったから、かなり早いほうだと思う。ただし、早いというだけで、ツイッターで何をするのかはわからず、しばらくは放置状態が続いた。ツイッターが広く認知されるようになったのは2011年の東日本大震災で、140字という文字制限が日本人の感覚に合っていたと言われた。

一企業が開発して開設したとはいえ、ここまで大きく拡大成長したSNSのツールは、いわば“公器”の立ち位置を確立したがゆえに、オーナーの気まぐれでツイッターが迷走するようなことがあってはならないのだ。

↓青い鳥は戻らない
twitter-logo-eyecatch.jpg

この手の人間は少なからぬ比率で公的感覚が欠如していることが顕著で、彼もまた、その最悪に近いレベルにある。こうしたことが頻繁に繰り返されるようであれば、早晩信用を失っていって、既に凋落は始まっているのかもしれない。

ツイッターの迷走を見て、新しいツールがいくつか誕生している……インスタグラムが始めたThreadsという“ほぼツイッター”でも試してみようか。

というわけで、先々のSNSの世界は不透明感満載である。

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落話§ブログの読者減 [ブログ]

2年ほどは比較的順調だった拙ブログの閲覧数が減ってしまった。こちらに移転して2年ほどは月間アクセスが5ケタに達し、毎日の読者数も3ケタを記録していたのだが、一年ほど前から閲覧数が半減しちゃったのである。

調子がよかった頃の勝手な皮算用としては、毎日の訪問者数3ケタ&閲覧数1000くらいまで上がってくれればだった。それが意に反して半減したのだ。

我がブログは、それで利益をという目的もなく、まあできるだけ多くの人に読んでもらえればそれでOKなだけ……それ以上でも以下でもない。

もちろん、何か特定のテーマがあるわけでもない、単なる雑文の羅列ゆえに固定した読み手が付くわけでもないのはいたしかたがないことである。ただちょうど一年前に、あまりにも顕著に閲覧数が半減したので、ブログ主が戸惑ってしまったのだ。

この先に何が待っているか、それはまったく予想できないが、現状においてブログは“オワコン”と言っても間違いではない。お気に入りとしてリンクでも貼っておいて楽しみに読むのならいざしらず、そんなブログをいくつもブックマークしている人がどれほどいるものか。

とりあえず、10人でも20人でも、読み続けてくれるひとがいるのであれば、ブログをやめることはない……少なくともエントリーが2万を数えるまでは続けていくのだ。

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愉話§一日一句~独酌しみじみ~ [俳句]

季語は・・・冷奴

定年の 日や行きつけの 冷奴

【去年の今日】毒話§腹は減ってもひもじゅうない
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呟話§一言つぶやき~頭が使えない役立たず~ [つぶやき]

東京の中心部あたりに棲息している人たちだが、さぞやさぞや超優秀な……

……成績で学業を終えて、自分たちが望む職業に就いたにもかかわらず、実に不思議なことに、その学業の成績ほどの結果を出せないばかりか、国民の足を引っ張るに及んでは“君たちの仕事は何なのか?”と問わずにはおられず、まさに害悪以外の何物でもないから、潔く職を辞して、人の為になるようなボランティアにまじめに取り組んで心を入れ替えるほうがいいだろう。

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喰話§食欲のおはなし [私事]

ごくごく普通に食欲はあるはずだ。毎日三食きちんと食べていて、おかげで健やかな日々を送っているのだ。

食欲はあるけれど、食べる量は明らかに減っている。五十代に入った頃からそれは顕著に表面化してきた。

問題は海外旅行に出かけた時で、主な目的地であるドイツやオーストリアの典型的な料理は量が多い。冗談ではなく草鞋大の肉が皿にドーン!とのっているのを見るだけで食欲は消え失せ、戦意喪失となってしまう。ドイツ料理だってうまいやつもあるのはわかっているが、その態だけでげんなりするようになるのは無理からぬことだろう。

それでも食べないわけにはいかないから、メニューをにらんでは、どうにか食べられそうな料理を注文する。

まあ、肉料理の類を避けさえすれば、選択肢は少なくなるけれど、自分でも食べられそうなのは見つけられる……シーザーサラダに割いた鶏肉が少しばかりトッピングされているようなものとか、そんなサラダはドレッシングのおかげで飽きずに食べることがでるのでありがたい。

そして……国内に眼を向けて、自宅での食事だが、例えば時季物の枝豆を茹でるのに、数年前だったら一袋全部を茹でていたのが、半分に分けて茹でるようになった。およそ130gほどだが、つまみとしてならそれで十分なのだ。

さらに、寿司にいたっては、10貫も食べれば腹一杯で動けなくなってしまうようになってしまった。

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愉話§一日一句~雨上がりは虹~ [俳句]

季語は・・・雷雨

拠水林は 逆光となり 雷雨過ぐ

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年7月25日付~
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暮話§暑い夏があったか? [天気]

築80年超で“崩壊”したポンコツの実家は、風通しだけが取り柄のボロ家なのだった。

まだまだエアコンが縁遠かった1960~1970年代は、扇風機1台で過ごしたが特に不満を感じたことがなかったのは、今ほどの猛暑の日々がなかったからだと考えている。

実際、40年ほど前の実家付近の夏の様子を調べてみたが、昨今は当たり前のように猛暑日が記録されるが、その当時は真夏日になることはあっても35度超の猛暑日など記録されていない。

だから暑かったとはいっても、地球温暖化と言われる今時の暴力的殺人的な暑さとは、質がまるで違っていたような気がする。

合わせて、水分を積極的に摂取するようにという今の風潮とは違って、それほど水などを飲まなかったような記憶で、それでも大丈夫だったのはなぜなのか、理由がわからない。せいぜい、おやつの時間に粉末ジュースを溶かして飲んだり、お中元でいただいたカルピスを薄く割って飲むくらいだった。

ちなみに我が家には長いこと冷蔵庫がなく、ようやく台所に鎮座したのは、1967年で中学1年の時である。

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老話§優先席・・・・・・ [鉄道]

あと一年ちょっとで古希七十歳を迎える。色々とガタがきてはいるけれど、まあまあな状態にあるのではないか。

それで、電車の“優先席”である。これまで一度として座ったことはない。自分の中で、勝手に優先順位を決めていて、自分自身は、その中でも下位に属している。

よく「空いているから座って、お年寄りとか“該当する人”が来たら譲る」とか言う人がいて、だがそういう人が席を譲るものだろうか。そんな居心地の悪い状況の中でよく座り続けられるものだと思う。

というわけで、このところ……年に一度くらい、席を譲られそうになってきて……うーむ、いよいよ高齢者認定かと己が姿を眺めるのだが、これでまあステッキでも持ってうろついていれば、100%席を譲られることを間違いないところだが、さすがにステッキのお世話になるのはまだまだ先の話である。

だが、痩せ我慢とか空元気のつもりなどないけれど、まだもう少し頑張れるかなとは思っている。そうはいってもそう遠くないところで優先席のお世話になるかもしれない。

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愉話§一日一句~芥川龍之介~ [俳句]

季語は・・・河童忌

河童忌や ついと小爪の 気にかかり

【去年の今日】週話§日曜有閑~来週はもう・・・・・・~
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稲話§お米は野菜です [米]

日本人にとって“米”は主食という位置付けをされているが、ヨーロッパを旅行していて“あれっ?”と思うことがあった。

彼のエリアにおいて“米が主食”という概念は存在せず、あくまでも野菜の一つとして捉えられていたのだ。

我々にとって寿司は、主食である米とおかずが一体化したものとして捉えているが、酢で味付けされた米はサラダの野菜という認識ではないかと感じたのである。

機内食で申し訳の巻き寿司が2、3個出ることがあるが、彼の国の人間たちにすればサラダのようなものという受け留め方をしているのは間違いない。

我々日本人が主食という概念を持っているからといって、他国の人間たちが同様の発想で食生活を送っているわけではないのだ。

重ねて付け加えておくが、彼らには“主食”という概念はない。いつだったか、西洋史の偉い先生がテレビ番組の中で「フランス料理はソースがうまいので、彼らはそれを楽しむために、バゲットをたくさん食べるのです」とか言っているのを聞いて、思わず主食とおかずという日本的な概念が頭に浮かんだが、その先生はパンを主食と見なしていたのかどうか。

それを聞いた当時は、ヨーロッパでも主食という概念があるのだろうと発想していたから“さもありなん”と思ったのだが、そんなにたくさん食べられるパンとは、彼らにとってどういう存在なのだろう?

……少なくとも米=パンでないのは間違いなさそうだ。

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杯話§ビアマグのこと [ドイツビール]

下の写真は、2008年にバイロイトのショップで購入した錫製のビアマグだ。

DSC00468.JPG

かねがね、いいビールジョッキを手にしたいと思っていて探していたのだがなかなか出合うことができなかった。土産物屋の類に行こうものなら、土地の名所などが彫られている、まあ“土産物”ばかりが並んでいて、そんなの恥ずかしくて使えないと無視し続けてきた。

ミュンヘンのような観光地では、そんなものばかりしか目にすることがなくて、諦めかけた時に、バイロイトのホテル近くに錫食器を扱う店があるのを見つけたのである。

ショーウィンドーにはいくつかビアマグが飾られていたので、おずおずと店に入って、ビアマグが並んでいるコーナーで、物色を始めたら、すぐに、自分が思っていたような蓋付きのシンプルな半リットルサイズがあったのだ。

これはもう!と迷うことなく買うことにした。写真を見ればわかるとおり、どこにも無駄な装飾などはない、シンプルなデザインが気に入って買ったのだが、もちろん飽きることなどはない。

残念なのは酒量が減ったことで、ビールを注いで呑む機会が減ってしまったことである。

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愉話§一日一句~さっぱりと気持ちよく~ [俳句]

季語は・・・西日

射す西日 三十九度の さら湯かな

【去年の今日】週話§土曜有閑~やった・・・・・・だけ~
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異話§桐始結花~七十二候~大暑 [七十二候]

大暑の初候“桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)”である。

暑さ本番である……まあ、とうの昔に暑くなってはいるけれどね。

身の回りもことごとく真夏仕様で、年齢も考えつつ御身大切で過ごせるように、我慢は禁物&無理しないように日々を送っている。

とはいえさすがに一日中エアコンを動かすわけにもいかず、午前中から日中の間は小型扇風機でしのいで、夕方からお世話になることに、それを楽しみに、暑さと対峙しているのだ。

それこそ毎夕方の一時間くらいは夕立が降ってくれれば、エアコンを動かす時間もいくぶんか遅れさせられるのだが、そうそううまく降ってくれない。降ってほしい時にはカンカン照りで、よくもこんな時にというタイミングで降るものだから、世の中はうまくいかない。

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週話§日曜枯寂~ネタ切れ・・・・・・時折~ [ブログ]

時折やって来る“ネタ切れ状態”が発生した模様。

自分自身の中に、それこそ無尽蔵に書きたいあれこれがあるはずなどなく、翌日のエントリーに書きたいテーマを思いつくぐらい……せいぜい翌々日あたりまでで、だから数テーマくらいのストックを自転車操業しているに過ぎない。

できるだけ似たような中身にならないように気は遣っているが、エントリーが1万5千を超えているような状況だから、テーマダブりは気にしないことに決めている。

おもしろそうなテーマであれば、切り口さえ変えれば繰り返してもいいとは考えているが、そこはまあ過度にならずほどほどに。

まだまだ“平日3本、土日2本”のペースで続けるつもりでいるが、それは肩肘張っているわけではなく、日常の中で気楽に進めていくものなのだ。

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愉話§一日一句~尾瀬ヶ原を縫って~ [俳句]

季語は・・・晩夏

木道は 尾瀬の晩夏に 湾曲す

【去年の今日】調話§エアコン要注意
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週話§土曜枯寂~歌舞伎座の常設展示~ [歌舞伎]

歌舞伎座の各階ロビー、特に2階の大間付近には、数多くの絵画や松竹創立者である大谷竹次郎、白井松次郎、九世團十郎、五世菊五郎、初代左團次といった名優の胸像が飾られている。

休憩時にそれらを眺めるだけでも、けっこうな目の保養になってくれるが、そんな中にあって、3階西側の“休憩コーナー”がミニギャラリーに仕立てられて、錚々たる画家や名優の小さな作品が額装されて並んでいて、これがなかなか楽しい。

IMG_4367.JPG

特に目を惹かれるのが上の額で、見れば横山大観、下村観山、小林古径、川合玉堂、松林桂月、高村光雲といった面々が、興に任せて描いたと思われる“板絵”がずらりと並んでいて、これはもう壮観である。

歌舞伎座が単なる入れ物の芝居小屋ではなく、どれほどの歴史を積み重ねてきたかを知る一端が、こうした“常設展示”なのだ。

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愉話§一日一句~逆光眩しく~ [俳句]

季語は・・・晩夏光

西向きの 部屋に傾く 晩夏光

【去年の今日】寛話§毎年のことですが
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律話§開場時刻には [時間]

どちらかというと“まじめ”なほうなので、おおよそ30分から40分前に開場するクラシックの演奏会だが、開場時刻のタイミングで到着していることが多い。

開演10分前に着くとか、それはさすがに余裕がないと感じてしまう。だから30分前には入場して、時間によってはビュッフェでコーヒーを頼んで、持参したサンドイッチなどを腹に収めておく。そうして、開演近くにはトイレを済ませ“万全”の態勢で臨むのである。

これがラグビー観戦となると、観戦者も多く、開門が1時間半から2時間前となるので、遅くとも一時間前には到着するように心掛けていて、そうした時間に着くと、スタジアムの入りは三分の一にもなっていない。

席にたどり着いても、冬であったら様々な防寒具を用意し、セッティングが完了したところで、おにぎりを頬張り、お茶を飲む。

キックオフ15分くらい前にはトイレを済ませ、準備OKである。もちろん、10分前に着いたって、何の問題もないのだが、それっておもしろくないだろと思う……(個人の感想です

かつて、開演時刻を勘違いしたことがある。帝国劇場『屋根の上のヴァイオリン弾き』を観に行った時、早めに着いたと(勝手に)思って、地下の喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、店のスピーカーからテーマ音楽が流れてきていて“へえ、ずいぶん気が利いているな”と思っていたら、どうも様子が変だと、そこでそれが劇場からのモニターだと気がついて、慌てて入ったことがあった。こうした勘違いをすることもあるのだ。

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筆話§絵心ゼロです [私事]

人の顔をよく覚えていて、記憶の中から引っ張り出すことができるとか、頭の中の地図でナビゲーションができるとか、そうした画像認識は優れているほうだと自らを任じている。

だが、そうした画像を描いて再現することはまったく苦手で、はっきり言えば、とんでもない絵しか描くことができない。

小学校の“図画工作”の授業以来、絵はまったくだめで、見るも無残な出来になるのは、これはもう最初から作画のセンスが皆無であるとしか思えず、きちんとした絵を描ける人を本当に羨ましいと思うのだ。

まずもって対象物を正しく写し取ることができず、さらに色彩感覚がまったくないから、色も正しく塗り分けること無理筋なのである。

かくのごとく、絵の態を為すことなく他人様にお見せできる絵など描けた試しがなかった。通知表の図画工作の成績も3がデフォルトで、間違って4が付いたときは首を傾げたことさえあった。

某テレビ番組で、タレントが描いた水彩画を評価するコーナーがあって、それを見ると、何とまあ見事なものでそうした才能を持っていることが本当に羨ましいと……うん“絵の才能”が少しぐらいあればよかったなあ。

《私事のトピックス一覧》
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