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片話§英語で会話をする時は [英語]

5月にドイツから知り合いが2週間の休暇を取ってやって来た。夫はドイツ人、妻が日本人である。毎年恒例のように日本にやって来て、一年前は妻だけと会ったが、今回は夫婦二組で食事をした。

カミさん同士が知り合いなので、会話は主に妻同士、そして夫同士それぞれで行われる。夫同士の会話は英語だ。

その英語だが……見事に錆びついている。たった年に一度、2週間ほどの海外旅行であっても、まがりなりに何とか使用に耐えていた。まあ吹けば飛ぶよなレベルではあるが、年に一度の海外旅行で持ち堪えていたのであろう。

それが、2020年このかたのコロナ禍で外遊を断念したことで、英語を使う場が消滅。目を覆うような体たらくとなってしまった。かつては、それなりに反応できたのが、まず単語が出てこない。そして文章が、英語としてまるで繋がってくれない。

秋の落葉のように、言葉がバラバラに散り落ちていく様を呆然と眺めていたのである。げに!機能は使ってやらないと、気がつかないうち、あっという間に劣化していくのをまざまざと実感した。

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眼話§英会話のコツ? [英語]

ずいぶんと錆び付いてしまった英語力を認識させられたのは、もう一か月半前のことだった。

単語が出てこない、言葉が英語らしく繋がってくれない……使わなければ劣化するのは当然のことだろう。海外旅行もしなくなった今、英語を使う機会はほとんどなく、ごくたまに新宿あたりで道に迷っているとおぼしき外国人旅行者に話しかけるのがせいぜいだ。

まだまだ英語力が何とかなっていた頃でも、ヒアリングは超がつくほど苦手だった。耳のレスポンスが悪いのか、単語がぐちゃぐちゃ団子状になって聞こえてしまう。

何とかヒヤリングの弱点を少しでも改善できないかと考えていた。そこで思い至ったのは、特に音声だけだと聞き取りがガクンと落ちてしまうのだ……ということはと話す人間の顔を見ていると、少しばかり聞き取りやすいようだと判明した。

そういうわけで、会話相手の口元に視線を集中させてみると、ヒヤリングをしやすくなったような気がしたのである。改善しないよりはましな程度ではあるが、それでよしとするしかない。

そして、やはりというか、電話でのやり取りする時が何とも心許なく、そうすると応答する声が少しずつ大きくなっていくのである。

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解話§英語的発想なるもの [英語]

中学校の時にピークにあった英語力だが、今は辛うじて低空飛行を維持しているというところか。

辛うじて維持しているおかげは“近くて遠山の金さん”と細く長く続いているメイルのやり取りである。

韓国の医科大学の教授かつ医師である金さんは、アメリカ留学の経験もあるようで、巧みな英語を使ってくれる。おかげでそれにすがって交流を続けることができているのだ。

そんな金さんと英語メイルのやり取りをしながら、自分の英語が日本語的なる味わいが濃いことに気がついた。どこがどう違うのか、うまいこと説明をすることはできないが、英語の表現としては生硬で、自分で見ても日本語を直接英語にしたようだと感じてしまう。

それに比べれば金さんが書いてくる英語はこなれていて“ああ・・・・・・こう書けばいいのだな”と思わせてくれるが、自分が書くとなると話は別なのだ。

ありがたいことに、今は自動翻訳が使えて、ちょっと行き詰った時はお世話になる。そうするとよくしてくれたもので、自分がこうかなと考えていた英文とはひと味違ったニュアンスに仕立て上げられていて、そのまま使ってしまうこともあるが、時にはそれをベースに、自分なりの味付けをすることもないではない。

たぶんおそらく、日本語的表現の英文から脱却できないままなのだろう。

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祈話§C神父のこと [英語]

生まれ育った北関東の関東平野どん詰まりの町は、キリスト教が盛んだったのかどうか、プロテスタント系教会が数軒、カトリック教会1軒、さらに修道院まで2つもある。まあ、自分もプロテスタント系の保育園に通っていたのだが……。

さて、カトリック教会は、我が家から中学校に向かう通学路の間に建っていた。そこにアメリカ人のC神父が、教会に隣接した宿舎に暮らしていた。

なかなかに陽気で豪快。小学生くらいの悪ガキが寄ってくるのを待ち構えて「握手シマショ!」と言っては、強烈な握力で握ってくるものだから、みんな悲鳴を上げて逃げ回るのである。

そんなC神父との接点があったのは中学校3年の時。なぜかわからぬが、市が主催した英語暗誦大会に、通っていた中学校の代表で出ることになって、そのトレーニングにと英語教師に言われて教会まで出向いたのだ。

彼が中学校に来ることがなかったのは、さすがに公立学校に宗教人がというそんな事情があったのであろう。

というわけで、数回ほど“レッスン”を受けたが、これがネイティブからの初めての教えで、得るところは多大なものがあった。市の大会ではめでたく2位を獲得したが、県大会では思ったほどの成績とはならずに終わった。

その後も、中学校の行き帰りにC神父のところに遊びに行って、英会話力を向上させてもらった……浴衣姿で夏祭りの盆踊りの輪に参加するほど、我が田舎町を愛してくれた神父だが、後年、別の町の教会に異動しろという要請を潔しとせず、さっさと本国に戻ってしまったということである。

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通話§英会話~ヒアリングの耳~ [英語]

中途半端なところで英語の能力が止まってしまって、それ以上に行ってくれないままに終わりそうである。

基本的な文法知識とボキャブラリーはまあまあしっかり持っているはずではあるが、止まってしまった大きな理由はヒアリング(聞く力)の停滞なのだ。

何か問題なのかというと、話す相手によって聞き取れる、聞き取れないの差が極端になってしまうことである。

英語ネイティブのアメリカ人やイギリス人についても、会話していてほとんどの言葉が聞き取れる人もいれば、いやこれは何を言っているのかさっぱりという人もいて、それはもう話し手の癖であるとしか考えられない。

さらに非ネイティブ……旅行先がドイツやオーストリアあたりなので、彼らについては、時々聞き取れる単語を繋げ合わせて辛うじて理解しているところがあるが、時として“もう少しシンプルな表現で話してくれれば……”と思うことしばし。

それでもまあ、旅行が始まって滞在数日もする頃には“耳慣れ”するからかどうか、相手の話す中身が理解できるようになってきた“気がする”のだ。

だから、長く滞在すればするほど……つまり外国語の中にいればいるほど、語学なるものは上達してくれるような気がするのだが、錯覚かもしれない。

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週話§日曜有閑~カレン・カーペンター~ [英語]

カーペンターズ“We've Only Just Begun!(邦題:愛のプレリュード)”は、個人的にも大好きな曲だが、兄リチャードは「カーペンターズの代表曲を挙げるなら『愛のプレリュード』だな」と発言しているので、あながち我が見立ては間違っていなかったようだ。



という導入で始めたが、何が書きたいのかといえば“カレンの英語”についてである。我がつたない英語の発音を育ててくれたのは3つのグループ……ビートルズ、サイモンとガーファンクル、そしてカーペンターズだった。

特にカレンの英語は、ほぼ完璧といっていいほどに聴き取りやすい。そして最初に挙げた“We've Only Just Begun!”を聴いてほしい。冒頭“ウィヴ・オンリー・ジャスト・ビガン”というフレーズが、何のひっかかりもなく、すーっと耳に入ってくることがわかるだろう。

個人的にはアメリカ英語の聞き取りがイギリス英語に比べて苦手だったが、カレンの歌う英語を聴いて、英語も“人それぞれ”だなと思ったのである。

もちろん、カレンほど聴き取りやすい英語を話してくれる人など、それほど存在しないことは重々理解していて、なお我が英語の恩人だったとしみじみ思い返すのだ。

追記:この曲は最初、ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲で、カリフォルニア州のクロッカー・ナショナル銀行のCMソングとして制作され、後にフルバージョンが作られ、カーペンターズの代表曲となった。

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喋話§LとRの発音 [英語]

日本人が英語の発音に苦労する、一番大きいと思われるのが“L”と“R”ではなかろうか。他に“V”や“Th”といったあたりもあるが、実は最も問題なのがLとRと思われる。

日本語の“らりるれろ”は“Ra Ri Ru Re Ro”とローマ字表記されるが、英語のRとはまったく違う発音で、いわば便宜的な表記でしかない。英語ネイティブの人が聞くと“D”の音に近く聞こえるというのだ。もちろん“L”の発音とも違う……日本語の“らりるれろ”は、まったくの別存在なのだ。

個人的には、中学の頃から英語の発音には注意を払ってきたつもりだが、残念ながらLとRはお手上げでしかなかった。例えば“Relation(リレイション)”のリとレを発音し分けられるかと問われれば「無理!」と即答するしかない。

英語で会話している時に“Relation”を使わざるを得ない時があって、その時は無駄に緊張するあまり、さらに発音がひどいものになってしまうのである。

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通話§英語に必要なもの? [英語]

先月行われた、第18回ショパン国際コンクールは、第一次予選から最終決戦まで、すべてがネット配信され、世界中で多くの人間が視聴していたのだ。

日本とは7時間の時差があるので、なかなか見続けたのは大変だったと思うが、やはりかなりの人間が見ていたと思われる。

そんな最終日、審査員の選考中に行われたのが、本選に出場した12人全員が参加しての“座談会”で、当然ながら全員が英語で参加していた。配信映像の横に視聴者のコメントが流れていったのだが、そんな中、そこに日本語で「日本人二人の英語は下手だなあ」みたいなコメントがあって呆れたのだ。

“ああ、日本人の英語の足を引っ張るのはこの手の奴だ”と思ったのだが、こうしたコメントの裏にあるのは、常にネイティヴ並みの発音のような英語を要求していて、そうでなければ英語を使う資格はないとでもいうような、そんな感じである。

大きなお世話である。言葉はコミュニケーションの主要な手段なわけで、自分が考えていることを、きちんと伝えられれば、発音など二の次でもいいと思っている。ネイティヴ以外の人間が話す英語が千差万別であると知らないのだろうか。

いつになったら、ネイティヴ並みの発音など必要ないという風に思考が変わるのだろうかと思う。個人的には中学で英語を習い始めてこのかた、できるだけきちんとした英語を話そうと心がけはしたが、いざ実戦の場になると、どんどんカタカナ英語に変化していくと感じてしまう。それでも相手が聞く耳を持ってくれているから話すことができるのだ。

日本人の英語の上達を妨げるものは何か……そういうことなのである。

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饒話§英語~聞き取りが・・・・・・~ [英語]

サッカー選手のドイツ語ついでに、我が英語について書いておく。現在の英語力は相当に擦り減ってしまったと思うが、中学校の時は“抜群”の成績を維持していた、そんな昔取った杵柄で、今も何とかなっているようなのだ。

以前も書いたとおりで、中学英語の文法さえマスターすれば、会話するについても何とかなる。後は必要なボキャブラリーをできるだけ増やしてやればいい。

だが、会話には相手がいて、彼ら彼女らの口から出る言葉を聞き取って理解しなければ、コミュニケーションは成立しないのである。

実は、一番苦手なのが聞き取り(ヒアリング)で、ただしこれは話し手の個人差が大きかったりする。平易な聞き取りやすい英語を喋ってくれるかと思えば、おそらくは自分の地元の方言的そのままを話す人もいて、お手上げ状態になってしまう。

相手の話を聞きながら、会話のテーマにはめ込んで“こういうことだろう”と推測判断をすることも稀ではない。だが、不思議なことに、旅行を始めて数日も経つと、ヒアリング能力が3割ほどアップしてくれる気がするのだ。

そして帰りの飛行機に乗る頃には、ヒアリングが飛躍的に向上していると感じるのだが、帰国して一週間もすれば元の木阿弥となってしまうのもまた、常のことである。

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僧話§ミューニック・・・・・・何? [英語]

海外旅行もまだ数回に満たない頃のことである。まだまだ、英語を使うのに不器用で、会話が噛み合わないことなど珍しくもなかった。

でまあ、ミュンヘンに滞在していた時に地元の人との短い会話の中で、彼らがしばしば“ミューニック(Munich)”という単語を差し挟むのだ。いったい何を意味するのかと頭を回転させて考えたが、理解できるはずもないままにいたのだ。

後になって、それは“ミュンヘン(München)”を意味する英語だと判明したが彼の国の人たちは、英語で話す時には地名も原語ではなく、英語の地名を使うのだと理解した。

自分自身はというと、基本的に地名は原語を使うことにしている――英語のヴェニスではなくヴェネツィアとか――ので、まさか、ドイツ人が地名まで英語を使ってくるなど想像もしなかったのである。

もっとも、小学生の頃だったから、60年近く前のこと。日本という呼び方は英語では“ジャパン”ということを知って、ちょっと以上に驚いたことを、今更ながら思い出すのだった。

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学話§我が英語力 [英語]

相当に錆びついているのは間違いない我が英語力である。何度も何度も繰り返し書いているように、中学3年間の英語さえきちんと身に着けておけば、海外旅行で困ることはない。

自慢するほどのことでもないが、結果的に我が身がそれを実践していて、3年間の蓄積をベースに、会話の経験を重ねたことで“ルーチン”らしきものが出来上がったような気がする。

つまり、会話している状況下で、どのような会話が行われるのかが前もって経験則でわかっているから、あわてることも頓珍漢な反応をすることなどもなく済んでいるのだ。

たぶん多くの人がそうであるのと同じようにヒアリングは苦手で、半分も聞き取れていないように思われるのは、テレビで英語のニュースを見ていても大まかな内容は何とかなってもディテールが把握できているわけではない。

ルーチンで思い出したのは、飛行機のパイロットと地上の管制官がやり取りしている航空無線で、これがまったく聞き取れず、どうしたことかと思っていたら、字幕スーパー付きの映像があって、まさにテクニカルターム満載の単語が並んで、あたかも記号的というか……会話とは別物の、純粋技術的なコミュニケーション手段なのだった。

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交話§外国語を“理解”すること [英語]

とりあえず旅行先で何とかなっている言葉は英語くらいなものである。

そして、会話をしながら感じることは、自分が使っている英語は単なる記号としてでしか使われていたいということだ。言語という文明の具ではあっても、文化的なるものはまるで存在していないと感じてしまう。

これが日本語を母国語とする人同士で会話するとなったら、個人差はともかくとしても、言葉に対する共通のバックボーンが仕込まれているから、言葉自体が持つニュアンス以外に、あれやこれやを読み取ることができるのだ。

だから、英語を使っている時のまだるっこしさは、相手の語る言葉を、辞書的な意味以上に捉えることができず、間違いなく会話相手も“こいつは理解しきれていない”と感じているはずだ。

まあ……ホテルのチェックインやレストランでの注文などなどのケースは、情緒的になどなる必要はなく、目的とするものがきちんと伝えられればそれで十分なのだが、時として情緒的な会話をする必要に迫られることがある。

現地でオペラやコンサートに出かけた休憩時、ビュッフェの立ち呑みテーブルで同席になった同好の士と会話をしなければならなくなった時のことで、そうなったら腹を括って臨むしかないが、会話の内容はといえば、他愛ない歌手や演奏家の好き嫌いだったりする程度で、その時に相手から信用されるために、何年の公演であるといった数字など差し挟んでやると、覿面に話が弾んでくれるのは、ありがたや。

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怒話§ピリオドも1スペース・・・・・・だと? [英語]

マイクロソフトが“ピリオドの後も1スペース”だと決めて、それをワードに反映……2スペースにすると、校正機能がエラーメッセージを出すようになったのだが、それってどうよ?と思うのである。

英文タイプを覚えた時、カンマ“,”の後は1スペースで、ピリオド“.”の後は2スペースだと学んだ。以来、もちろんのことだが、そのルールを忠実に踏襲しているのだ。

それをマイクロソフトが“無駄なスペース”とみなす裁定をしたのは、タイプライターとパソコンのフォントの違いが理由だと聞いた。

ただし、個々のフォントによって違いがあり、裁定どおりの1スペースでは窮屈な見た目になってしまうものもないではない。一律にエラーとするのはいかがなものかと感がるものである。

1スペースにエラーを出されるのが嫌な人は、設定でメッセージが出ないようにすることもできるというのだが、それこそ大きなお世話で、スペースをどうするかなどは個人の問題に帰結することではないか。

というわけで、この先も英文を作成する時にはピリオドは2スペース、カンマは1スペースという従来どおりの約束事に従うことにする。

ところで、英語でメイルのやり取りをすることがたまにあるが、人によっては、カジュアルだと考えているからかどうか、文頭には大文字という約束も無視して、すべて小文字で打ってくる人が何人かいるのには驚かされる。しかも冒頭の大文字だけでなく、名詞も大文字で書くという約束が存在するドイツ語圏の人がそうだったりするのはどうしたことだろう。

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通話§中学英語で十分だと思う件 [英語]

政治家――もとい政治屋――と明らかに一部業者が癒着しての、大学入試における英語の業者テストが見送られた。政治屋は、何かと口当たりの良さげな言葉でテストの効用を謳おうとするが、今の政治家で、かつての宮澤喜一レベルの英語力を持つ人間の一人でもいるとは思えず、結局のところ、実は何もわかっていないあれこれが露見しているのだ。

口を開けば英語教育の重要性を説こうと試みるが、はてさてそこまでの英語力を多くの日本人が持つ必要性があるものか……ありはしない。実際に英語を使って何かする日本人が何人いるかといえば1%にすら満たないだろう。

99%以上の日本人が英語など必要とせずに一生を終えるのは間違いのないところで、たとえ海外旅行に出かけようが、添乗員が帯同して連れ回してくれるツアーに参加するならば、英語を必要とすることなどはないのである。

自分自身の経験から、今でも確信を持って言えることは“中学英語で十分”というものである。普通の日本人であれば、中学校3年間の文法と語彙で、海外旅行は問題なくできる。それ以上に込み入ったあれやこれやを学ぶ必要などはまったくない。付け加えるなら、必要なボキャブラリーをできるだけ取り込むことだ。

海外旅行をした経験からするならば、それに加えて旅行に必要な語彙を適宜追加して頭の中に入れておけばそれで済む。要は、どうコミュニケーションを取るかが重要であって、語学力がその助けになるわけではない。

日本人の英語力の目標をどのあたりに設定しているのかはわからないが、それこそ小学校で英語など論外だし、その分を国語に力を入れるべきなのだ。

日本の教育が、おかしな方向にねじ曲げられようとしているのを見るのは、非常に腹立たしいものがある。

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