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幕話§キャンプ事情様変わり [登山]

アルバイトで頻繁に尾瀬に入っていた頃も、もちろんテント泊の登山者は少なからずいた。だが、当時の装備あれこれは、かさばって重く、一般の人間が持ち歩こうとすると、かなりの重量になってしまっていた。

それが、半世紀近く経っての状況を見てみるならば、テント一つに始まって様々な装備が計量コンパクトになっていたのである。

そうして食料である。かつては山の上で米を研がなくてはならなかったが、今は無洗米なるものがあって、いちいち研がずとも水を入れて炊けば、問題なく炊けてしまうのだ。

いや、食料こそ多彩になっていて、例えばコンビニあたりであれやこれやの調達が簡単にできるようになったおかげで、一泊程度であれば、調理道具を持ち歩かずとも、適当に澄ますことも十分可能になっている。

キャンプを楽しもうとする人たちの中には、ここぞとばかりステーキ肉とかすき焼き、はてはパエリアみたいなものまで作ってしまう人までいるようで調理器具も、かつての携帯石油コンロから、ミニストーブ、ミニオーブンの類まで使って調理している動画を見かけた。

キャンプは、登山だけでなく家族がキャンプ場に車で繰り込んで、かつての飯盒炊爨をよりヴァージョンアップした形態に変化を遂げていたようだ。

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獣話§登山―マイカテゴリー―熊鈴 [登山]

年内の尾瀬行を諦めた頃、ふと思い立って“熊鈴”を買い求めてきた。

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昨今、山の中だけでなく里にまで熊が出没して、人的被害が出ているのは、ニュース報道で見知ったことだが、冬眠前に餌を体内に取り込もうと躍起になった熊が里にまで下りてくるのは、よほど山に食料がないからかどうか。

とりあえず、熊鈴のような音の出るツールを持ち歩くことで、存在を知らしめておけば、熊のほうも無闇に近寄らないということである。

ただし、熊鈴程度では効果が弱いと言う人もいて、ラジオなどから賑やかな音楽を鳴らして歩くことのほうが効果的だと言うのだ。

それならばと、iPod touchからネットラジオに接続して……とか思ったら、尾瀬が電波過疎地でネットラジオが繋がらないことを思い出した。そうであったら小型ラジオをザックに放り込んでおかなくてはならないではないか。

その昔、尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時代に、ラジカセを持参して音楽を流しまくる人間に何人も出会ったことがあって、その都度音楽を流さないように注意したことがあった。

はてさて、過去にそうやって注意した人間が、熊除けのためにあえてラジオの音量を上げて存在を知らしめる……平日の尾瀬行は、歩く人も少なくて、必要度は増すのだが、自己防衛のためとはいえ音楽の類を流すのは、何となくはばかられるような気分になるのである。

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