爵話§ジャズはお好き? [ジャズ]
初めてジャズらしき音楽を聴いたのは高校生の頃。デイブ・ブルーベックの『テイク・ファイブ』ではなかったか。
通常、ほとんどのジャズは4拍子で演奏されるところ『テイク・ファイブ』は5拍子という変則なのだった。サックス、ピアノ、ベース、ドラムのクァルテットというシンプルな構成で、しかも聴きやすい。ジャズというよりはフュージョンと言えなくもないが、作曲された当時にフュージョンという言葉はなかったのではと思われる。
その後ジャズを聴く機会はなく、再びジャズに巡りあったのは、エリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ!』というアルバムだった。録音されたのは1964年2月、直後の6月ベルリンで急死している。享年三十六
↓これは傑作と言っていい
管楽器奏者であるドルフィーは、サックスとフルートだけでなく、バスクラリネットのようなジャズからは縁遠い楽器も使って、先鋭的かつ前衛的な、いわゆるフリージャズ的なパフォーマンスなのだ。
だが意外にも、そんな尖った音楽にはまってしまうことになった。そして、このアルバムもまた、スタンダードなジャズからはかなり距離があるようでドルフィーの管楽器に加えて、トランペット、ヴィブラフォン、ベース、ドラムと、ピアノが使われていない。
別に4拍子ビートの正統ジャズを避けているわけではないが、結果的に少々異端と思われる(個人の感想です)演奏に惹かれてしまうようだ。
とはいえ、時に最もシンプルなピアノ・トリオ(ピアノ、ベース、ドラム)もしっとり聴いている自分がいる。
《クラシックのトピックス一覧》
通常、ほとんどのジャズは4拍子で演奏されるところ『テイク・ファイブ』は5拍子という変則なのだった。サックス、ピアノ、ベース、ドラムのクァルテットというシンプルな構成で、しかも聴きやすい。ジャズというよりはフュージョンと言えなくもないが、作曲された当時にフュージョンという言葉はなかったのではと思われる。
その後ジャズを聴く機会はなく、再びジャズに巡りあったのは、エリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ!』というアルバムだった。録音されたのは1964年2月、直後の6月ベルリンで急死している。享年三十六
↓これは傑作と言っていい
管楽器奏者であるドルフィーは、サックスとフルートだけでなく、バスクラリネットのようなジャズからは縁遠い楽器も使って、先鋭的かつ前衛的な、いわゆるフリージャズ的なパフォーマンスなのだ。
だが意外にも、そんな尖った音楽にはまってしまうことになった。そして、このアルバムもまた、スタンダードなジャズからはかなり距離があるようでドルフィーの管楽器に加えて、トランペット、ヴィブラフォン、ベース、ドラムと、ピアノが使われていない。
別に4拍子ビートの正統ジャズを避けているわけではないが、結果的に少々異端と思われる(個人の感想です)演奏に惹かれてしまうようだ。
とはいえ、時に最もシンプルなピアノ・トリオ(ピアノ、ベース、ドラム)もしっとり聴いている自分がいる。
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