SSブログ

春話§桜・・・・・・開花 [桜]

東京の桜があっという間に開花したが、春分前の開花というのは、いかにも早いと思ってしまう。

我が身が小学校に入学したその日は、北関東端っこの町の桜はほぼ満開なのだった。今の開花ペースだったら、4月初めには既に満開になってしまっているのではなかろうか。

ちなみに去年の三多摩丘の上の我が家は3月29日頃が満開で、満開の状態は四日か五日はもってくれたが、一週間もすれば散り始めるのだった。

そして今年……どんな桜が咲くのだろう。住んでいるあたりは、あちこちに桜が咲いて“おや、こんなところにも”というくらい、本当に咲きまくっていて、花見するのに事欠かないのだ。

《東京のトピックス一覧》
タグ: 東京 自然
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

咲話§サクラサクまで十一か月 [桜]

我が家周囲の桜が散って20日足らず。木に花があった期間は20日ほどだっただろうか。冬の寒さが去って、春の訪れを愛でる時はあっという間に終わってしまった。

そして今、来年の桜のことを考えている。既に今年の桜の開花から一か月余が過ぎているから、来年の桜の開花までは、あと11か月ではありませんか。まあ、考えても詮のないことではあるけれど。

二十代の頃までは、桜の季節の記憶がない。桜が咲いている様子は眼の中に入っていたはずだが、桜を愛でたようなこともなかったようだ。

それが歳を重ねていく中で、いつしか桜の季節に思いを馳せるようになったのだが、まさか散ってすぐに来年の桜を考えるようになるとは思いもよらぬことだった。

そんな、季節のあれこれを“惜しむ”ようになってしまったのは、現世に執着するようになったのだとは思わないが、自分の中にも少しばかりだが風情を受け留められるようになったということか。

《日常のトピックス一覧》
タグ: 老化 日常
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§土曜粛々~桜が散った4月~ [桜]

枝にはまだ残っているとはいえ、桜は散ってしまった。あまたの春の花が咲くとはいえ、4月に桜がないとは……画竜点睛を欠いたような気分である。

いかに桜の存在が際立っているものであるかをしみじみと思い知る4月初めということか。

去年と今年、コロナウイルス騒ぎのおかげで、大っぴらに花見宴会ができずにいることには同情しないでもないが、そこまで執着するようなものなのかよくわからない。

そういえば、保育園に通っていた頃までだが、親に連れられて、家族で弁当片手に丘の上の公園まで花見していた。弁当の中身も覚えていないし、ただちょろちょろと落ち着きなく遊びまわっていただけの記憶でしかないのだ。

北関東だったからその当時の桜の見頃は4月上旬で、ずいぶんと暖かかったはずで、それと比べると今の3月半ばに咲き始める桜は、何となくだが寒さを感じながらのような気がするのだけれど。

《日常のトピックス一覧》
タグ: 日常
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§日曜恬淡~桜の日常~ [桜]

“桜の日常”とはいっても、間もなく桜の季節は終わる……個人的な想像でしかないが、日本における桜の季節は、日本人が一番に表に出ようとする、そんな期間ではないかと思っている。

普段は億劫がって外出度の少ない人でも、桜が咲いたとなれば、やっこらと重い腰を上げて、家の近所でも巡回しようと考えるのは当然のことなのだ。

我が家の周囲も、名所と呼ばれる場所などはないけれど、桜の木がそこかしこにあって、壮観な並木道がいくつもあるので、わざわざ遠出して名所の類に行く必要などはない。

こうしてブログをまとめている部屋の窓からでも、つぶさに桜の花を眺めることができた。開花から散りゆくまで……コロナウイルス騒ぎの中にあってそれでも桜の季節は、その存在を知らしめつつ、また来年へと繋いでいくのである。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog