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像話§米津玄師 2023 TOUR/空想 [米津玄師]

ラグビワールドカップ日本大会の頃『馬と鹿』を頻繁に耳にした。そうしたところで、まずは同居人がはまり込み、それを横で聴いていて、米津玄師に興味を抱くようになった。

ヒリヒリするような乾いた暴力性と裏腹な叙情性、そして言葉遊びの歌詞、そして……そこに展開する表現豊かな音楽。

CDも何枚か手に入れて、車を走らせるたびに聴きまくっているうち、同居人がライブを聴きたいと言い出した。去年、久々に行われたライブは抽選に外れたが、あーら不思議……2023年のライブには見事に当選してしまった。

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というわけで横浜アリーナまで行ってきた。横浜アリーナ参戦は、1994年の米米CLUBライブ以来。奇しくも“米から米”繋がりという“偶然”だ。

メイルで電子チケットが送られてきて、会場入口で提示するのが、普段通りであれば、スクリーンショットしたQRコードを出すところ、それはNG。QRコードの上下にが6個並んで点滅している。タブレット端末からその“動画”を出さなくてはならない。

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さらに運転免許証などで本人確認をするという徹底した転売防止対策に感心しながら、無事にチケットが発券されて入場。

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我々のような“高齢者”から、小学生の女の子+その兄+その母と年齢層は超幅広い。ガチのロックだったりしたらコアなファンで固められるところ、何がなし緩めかなと感じる会場の雰囲気でもある。それだけ幅広いファン層に支えられているのが米津ということか。

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1.カムパネルラ
2.迷える羊
3.感電
  [MC]
4.vivi
5.Décolleté
6.優しい人
7.Lemon
8.M八七
  [MC]
9.LOSER
10.Nighthawks
11.ひまわり
12.ゴーゴー幽霊船
13.KICK BACK
  [MC]
14.月を見ていた
15.打上花火
16.灰色と青
17.かいじゅうのマーチ
18.馬と鹿

[アンコール]
19.新曲
20.POP SONG
21.アイネクライネ
22.PLACEBO
23.LADY

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さて、大昔の東京ドームで行われたローリングストーンズのコンサートでの大音量に懲りて、ライブ用の耳栓を着用。かなり効果的である。

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そして米津玄師……最初の数曲は調子が乗らなかったか、音程も不安定で、大丈夫かと思っていたが、徐々に声も出るようになってきて、個人的イチ推しの『ひまわり』あたりで絶好調となってくれた。

ただ、個人的には客席のノリがおとなしいと感じた。それは、客層の広さが影響しているのではないかと考えたのだが。

シンプルなステージに、あまり長くないランウェイが伸びていたが、思ったほど活用されていなかった。ステージのバックにプロジェクションマッピングが効果的に展開していたが、テレビゲームの架空空間のように見えた。さらに照明が躍動、今時のポピュラーコンサートの手間のかけ方に感心したのだ。

およそ2時間15分ほど、アンコールを含めて23曲を歌い切る体力に舌を巻きつつ、24回行われるコンサートツアーの22回目が終わり、横浜アリーナを出たのは20時半近く。小腹が空いていたので、駅ビル10Fの居酒屋で生ビールと日本酒を軽く呑みながら、老夫婦のコンサートの打ち上げとした。

電車を乗り継いで、帰宅したのは22時半過ぎのこと。

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