連話§ワタシの酒肴[158]ピザ [酒肴]
[承前]
人生で初めてピザを食べたのはいつだったか……記憶をたどってみるが、おそらくは1970年代初め、高校生の頃のことだったかちょっと判然としない。いずれにしても大学に入った時には食べていたから、そんなところだろう。
酒の肴としてのピザである。ピザを食べるからには、しかるべくな店に行くわけだが、居酒屋あたりでも何ちゃってピザは出てくる。そうであるならば当然ながら合わせる呑み物はビールと相場は決まっている。ワインを合わせてもいいのだが、やっぱりビールになってしまう。
そうこうしていたら、3月の桜が咲き出した頃、ワタシ的に真っ当なピザを食べることになった。電車に乗ってほど近いアウトレットモールの中に、そこそこうまそうなピザを食べさせる店があったのだ。
快晴で絶好の天気だったので、テラスで食べることにして注文したのはごく普通のマルゲリータと、辛口のサラミをトッピングしたもの。もちろん生おビールは忘れずにぐびぐび!
外食そのものも久々だったし、昼ビールも久しぶりで、もちもちとしたピザを堪能した。不本意ながら食べ切れず、頼んで持ち帰りさせてもらって夜もビールのつまみとして楽しんだのだ。
[続く]
《酒肴のトピックス一覧》
人生で初めてピザを食べたのはいつだったか……記憶をたどってみるが、おそらくは1970年代初め、高校生の頃のことだったかちょっと判然としない。いずれにしても大学に入った時には食べていたから、そんなところだろう。
酒の肴としてのピザである。ピザを食べるからには、しかるべくな店に行くわけだが、居酒屋あたりでも何ちゃってピザは出てくる。そうであるならば当然ながら合わせる呑み物はビールと相場は決まっている。ワインを合わせてもいいのだが、やっぱりビールになってしまう。
そうこうしていたら、3月の桜が咲き出した頃、ワタシ的に真っ当なピザを食べることになった。電車に乗ってほど近いアウトレットモールの中に、そこそこうまそうなピザを食べさせる店があったのだ。
快晴で絶好の天気だったので、テラスで食べることにして注文したのはごく普通のマルゲリータと、辛口のサラミをトッピングしたもの。もちろん生おビールは忘れずにぐびぐび!
外食そのものも久々だったし、昼ビールも久しぶりで、もちもちとしたピザを堪能した。不本意ながら食べ切れず、頼んで持ち帰りさせてもらって夜もビールのつまみとして楽しんだのだ。
[続く]
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球話§サントリー対クボタ~第6節~ [ラグビー]
今シーズンが最後となるラグビー・トップリーグも第6節。桜散る4月最初の土曜日の秩父宮ラグビー場は、サントリー・サンゴリアス対クボタ・スピアーズの全勝対決である。
先行抽選で当たった席は、10mラインと22mラインの間あたり上方と個人的に絶好のポジション……秩父宮で座った席の中では一番と言ってもいい。
サントリーのスタンドオフはオールブラックスのボーデン・バレット、対するクボタのスタンドオフはワラビーズのバーナード・フォーリー。ブレディスローカップの10番対決となった。
↓フォーリーのキックオフ
さて、試合はサントリーがいくぶんか押し気味で進め、前半にはクボタがトライ&ゴールで逆転したものの、30分過ぎにフォーリーがバレットに対する危険なタックルで10分間の退場となったタイミングで2トライをあげ23対7で前半終了。
後半もバレットのペナルティゴールが決まって26対7。勝負が決まったかと思われたが、ここからクボタが反撃、連続3トライと2ゴールで同点に追いつき、あるいは引き分けに終わるかと思われたが、終了直前の78分にゴール前でバレットが抜け出して鮮やかなトライ。ゴールも決めて33対26と突き放したところでノーサイド。涼しい顔をしてマン・オブ・ザ・マッチも獲得。
↓涼しい顔のバレット
さすがに全勝同士で、最後の最後まで勝負の行方がわからない一戦を楽しんだ。そして座った席のすぐ近くがサントリーのコーチングスタッフの席で、これが超がつくほどに賑やかで、大きな声で「オフサイド!」であるとかを叫んでいた。中で秀逸だったのは、最後10分くらいあたりだったか、監督のミルトン・ヘイグが「ガマン、ガマン!」と発した一言だった。なるほど、ラグビーのテクニカル・タームとしては一番最初に覚えた日本語かもしれないと思ったのだ。
《ラグビーのトピックス一覧》
先行抽選で当たった席は、10mラインと22mラインの間あたり上方と個人的に絶好のポジション……秩父宮で座った席の中では一番と言ってもいい。
サントリーのスタンドオフはオールブラックスのボーデン・バレット、対するクボタのスタンドオフはワラビーズのバーナード・フォーリー。ブレディスローカップの10番対決となった。
↓フォーリーのキックオフ
さて、試合はサントリーがいくぶんか押し気味で進め、前半にはクボタがトライ&ゴールで逆転したものの、30分過ぎにフォーリーがバレットに対する危険なタックルで10分間の退場となったタイミングで2トライをあげ23対7で前半終了。
後半もバレットのペナルティゴールが決まって26対7。勝負が決まったかと思われたが、ここからクボタが反撃、連続3トライと2ゴールで同点に追いつき、あるいは引き分けに終わるかと思われたが、終了直前の78分にゴール前でバレットが抜け出して鮮やかなトライ。ゴールも決めて33対26と突き放したところでノーサイド。涼しい顔をしてマン・オブ・ザ・マッチも獲得。
↓涼しい顔のバレット
さすがに全勝同士で、最後の最後まで勝負の行方がわからない一戦を楽しんだ。そして座った席のすぐ近くがサントリーのコーチングスタッフの席で、これが超がつくほどに賑やかで、大きな声で「オフサイド!」であるとかを叫んでいた。中で秀逸だったのは、最後10分くらいあたりだったか、監督のミルトン・ヘイグが「ガマン、ガマン!」と発した一言だった。なるほど、ラグビーのテクニカル・タームとしては一番最初に覚えた日本語かもしれないと思ったのだ。
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