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瑞話§スイスの物価~絶句~ [スイス]

スイスの物価が高いことは何回か書いていることだが、スイスそのものを旅行したことはほとんどない。宿泊したのも、翌日チューリヒからのフライトのために前泊をした一回だけである。

それでも、オーストリアから国境を越えて軽い日帰りドライブをしただけでも、スイスの物価の高さには悲鳴をあげたくなってしまう。

端的に言えば、食事代がべらぼうに高い。前泊で泊まったホテルのレストランでランチメニューを注文した時がそうだった。夫婦二人パスタにサラダ、飲み物でお勘定は73スイスフラン……当時のレートで6800円だった。

いくら何でも冗談みたいな食事代である。日本で同様のパスタランチを注文したら、お勘定はその半分程度で済むのは間違いない。ただし、そのホテルの宿泊代は、朝食付きで1万円ちょっとだったから、物価の基準らしきものがどうなっているのか、さっぱり理解できないのだ

一度は、小さな美術館併設のカフェで、二人してコーヒーに甘いものを注文してのお勘定が3500円ほどとなって目を丸くした。これとて日本なら2000円ちょっとではなかろうかという内容。

人の話としてスイスの物価の高さは知っていたものの、いざ自分が支払いをする立場になると、何かの間違いではとレシートを何度も見直したくなる。

もう、この先にスイスを旅行する機会はそれほど多くはなさそうだが、それでもスイスの物価の高さは、この身にしっかりと刻み込まれているのだ。

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瑞話§スイス―マイカテゴリー―美術館 [スイス]

オーストリアとドイツには足繁く旅しているが、スイスを旅行の目的地にしたことはない。

正しく言えばあるのだが、宿泊したのも1泊だけで、翌日の帰国便のためにチューリヒ空港近くのホテルに泊ったのが、最初で最後である。

それでスイスだが、オーストリアの滞在先からレンタカーで国境を越えて、スイス東部のヴィンタートゥアという小都市まで、2時間ほどのドライブをして、オスカー・ラインハルト美術館(Am Römerholz)に行くのだ。

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繊維産業で巨万の富を得たラインハルト家の三男坊が、得た財力と審美眼を遺憾なくに発揮して蒐集した、およそ15世紀から20世紀のピカソに至るまでのヨーロッパ絵画が収蔵された個人美術館なのである。

オスカーの死後はヴィンタートゥア市に遺贈されたが、その際「コレクションは門外不出」と遺言を遺していたので、美術館まで足を運ばなくては、それらを見ることが叶わない。

というわけで、2006年に初訪問して以来、4回通ったことになるが、その都度驚かされる……毎度同じ絵を見ているのにだ。最後の訪問は2018年。

時に、ミュンヘンやベルリンの美術館に行かないでもないが、規模が大き過ぎて、行くたびに疲れてしまう。その点、この美術館は規模がほどよくて、鑑賞に訪れている客も10人ほどと、おかげで疲れることなくゆったりと見て回ることができる。さて、この先に2回くらいは訪れたいと考えているが、どうなることか。

なお、スイスで他に訪れたところはというと、あと一つだけ。ザンクト・ガレンの修道院図書館(世界遺産)しかなく、スイス・アルプスの偉容を拝んだことは一度もない。

短時間でもスイスを旅した身にしてみるなら、とにかく物価がめちゃくちゃ高いという印象が強いのである。

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