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剛話§ダイヤモンド富士の頃 [富士山]

我が家あたりはダイヤモンド富士を見ることができる。しかも、チャンスは2回あって、11月と1月に巡ってくる。

思い立って3年ほど前あたりから、写真に収められるかトライを繰り返していて、これがなかなかうまくいかない。

まず、富士山のあたりに雲が集まってしまっては問題外だし、曇りや雨模様だったら完全にアウトである。

富士山のちょうど真上に来る日と、その前後一日ずつがチャンスなのだが、よしんば気象条件が良好であっても、今度は“カメラとその腕”が問題となるのだ。

いくらシャッタースピードを速くに設定しても、太陽光線は強烈で、富士山の輪郭も、太陽そのものもすっ飛んでしまって、見事な失敗作となってしまう。そこで去年あたりに覚えたのは、露出補正を使って撮影するというもので、暗め設定にすると真っ赤な太陽が出現して、富士山のシルエットもばっちり撮れる。

今は、その設定具合を試行錯誤しているところで、これまでだと、同じ設定で撮影しても、まったく違う仕上がりになったりして、訳がわからなかったりするのだ。

年をまたいで2回あるチャンスを有効に使いたい。

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容話§夏の富士 [富士山]

築年数を重ねた、我が中古マンション最大の売り物は、ベランダから見える富士山である。浴室の窓からも見えるので、ポイントは半端なく高いのだ。

冬場に一番よく姿が見えるのは当然で、今の季節は時折しか姿を現してくれない。雲一つない快晴の日の朝方でも山容が薄っすらとしか見えないのは、いささかながらもどかしいといえばもどかしい。

そうして時折だが姿を現す富士山に雪はない。5月中だったらまだまだ豊富な残雪の富士山を見ることができるのだが、6月に入れば、あっという間に雪は消え、黒々とした夏富士を見ることになる。

そんな夏富士だが、意外にもその姿を眼にする期間は短く、早い時は8月上旬に初冠雪となって、薄っすら白い富士山へとお化粧直しになってしまう。

ただし、初冠雪の時期は幅が広くて、8月上旬から10月下旬までと3か月近い。そして11月には根雪となって、半年以上は白銀嶺富士の姿が続くのだ。

自分の家から富士山を見ることができる人がどれほどいるのかは知らない。超高層マンションにでも住むならば、意外と簡単に富士山を見ることができるだろうとは思うが、そんなことのために、20階とか30階の建物の上に住むつもりなどはない……そもそもそんなマンションなど高過ぎて手が出ない。

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週話§日曜有閑~早いなあ~ [富士山]

1月も下旬半ば近くになった。そういえば今週は、北上してきた太陽がダイヤモンド富士を見せてくれるはずなのだ。

我が家は11月と1月の2回チャンスがあるのだけれど、高尾山は12月中旬のワンチャンスしかない。高尾山のあたりで太陽の南下が終わり、北上を始めてしまうということのようである。

このリンクが、日没と日の出でダイヤモンド富士が見えるは範囲を示しているので、自分が住むあたりで見ることができるかどうか確認してください。

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突話§富士山~頭を雲の上に出し~ [富士山]

指揮者の岩城宏之(故人)が書いたエッセーに、日本が近づいてくると、頭の中で勝手に鳴り出す音楽があるのだとあった。

♪あたまを雲の上に出し~♪

で始まる『ふじの山』(作詞:巌谷小波)……誰彼となく歌えるはずである。

岩城宏之の文章を読んだ時は、まあそんなものかと思っていたが、ある時のドイツ旅行から帰国便に乗って、折しも本州にタッチダウンして遥か遠くに眼を向けたその瞬間、こいつが飛び込んできたのだ。

DSC02360.JPG

同時に、♪あたまを雲の上に出し~♪が、湧き出てきたのだった。まさに、岩城宏之が書いたそのままの現実を前にして、刷り込みの為せる技に感心をしたのである。

その時以来、日本に帰って来て、新潟上空から富士山を眼にすると、この曲が頭に流れ出すのが恒例になってしまった……文部省唱歌恐るべし!

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