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隔話§時間差で襲って来る筋肉痛 [老化]

3月下旬の朝起きたら、右太腿が筋肉痛になっていた。はて、たいした運動もしていないのに、なぜ筋肉痛?と訝しんでいて、はっと思い立ったのは、雪が降った前々日の午後に雪除けをしていたことだった。

ほんの30分ほど、軽いプラスチックのスノースコップで除けただけなのに、しかも痛みが一日置いてやって来るなど……老人のそれではありませんか。

そうして、筋肉痛が時間差でやって来るようになったのは五十代に入った頃ではなかったかと記憶しているが、これはいかなる身体のメカニズムの為せる技なのであろうか。翌々日に筋肉痛だなどとは、何ゆえのタイムラグなのだろうか。

こうして人間の体は徐々に徐々に衰えていってしまうわけで、ひょっとして我が身が天上に行く時も気がつかず、天国に着いたところで“あれ、俺?”などと呑気に気がつくような気がしないでもない。

それにしても若い頃は、運動が終わった直後には筋肉痛が始まって、翌日の夜には痛みは消えていたと思うのだが、一日置いての痛みだなどと、まさに人生における想定外の営みではないかと……それはもう苦笑いして筋肉痛の痛みを和らげる消炎薬を貼るのである。

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