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行話§雪下出麦~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の末候“雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)”である。

一年最後の候である。閏年だと大晦日だが、通常年は元旦が冬至の末候だ。

毎年書いていることだが、冬至以前から日没時刻が少しずつ遅くなって、一年が終わる頃には明るい夕方になりつつあって、それは春の兆候として喜ばしいと、冬の寒さが厳しくなるのと裏腹に感じるのである。

冬至以降の候名を見れば、時節よりも先の春を予感させるような名前が並んでいることに、今さらながら気がつくのだった。

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行話§麋角解~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

あと5日で2024年も終わり。自分にとってはいい年であったのだろうか……11月から12月にかけて、小さからぬ怪我をしたし、二泊三日でカテーテル手術もした。まあ、自分の身体の状態を顧みたということになるだろうか。

たぶん、自分が考える以上に様々な状況に振り回されたのかもしれない。

2025年……そして、これも我々のような考え方を持つ人間たちにとっては、さらに期待が萎み続けていく年になるのは間違いない。そして最低でも4年は臥薪嘗胆の日々を送るはずである。

いや、別に復讐がしたいわけではない。ごく普通の常識が普通に通用することを実現してほしいだけで、それ以上は何も望むことなどないのだ。

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行話§乃東生~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の初候“乃東生(なつかれくさしょうず)”である。

冬至……冬本番となったが、日没時刻は既に早まってきている。前も書いたが、元旦の時期の夕暮れ時刻が遅くなったと感じ、春が近くなったと感じるのだ。

あと10日で2024年も終わり、また新しい年がやって来る……そういえば来年は“昭和百年”なのである。

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行話§鱖魚群~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の末候“鱖魚群(さけのうおむらがる)”である。

今年もあと半月。冬らしい寒さに日々となって、年末感満載であることか。

やるべき年末の家事を粛々と進行させつつ、いつもよりは多忙と感じられる年末の風景は、古稀を迎えて初の入院&手術をしたり、ラグビーリーグワンが開幕。そして、歌舞伎にクラシックのコンサートとまあ賑やかなことだ。

これらのスケジュールをきちんとこなし、我が家は大晦日へと突入していくのである。

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行話§熊蟄穴~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の次候“熊蟄穴(くまあなにこもる)”である。

今年も熊の被害が多かった。そればかりではなく、我が家からそう遠くないあたりを、北からやって来たと思しきはぐれ猿が南下して三浦半島まで行ったとか、鹿が多摩川の支流を遡っていったとか……おいおい!と言いたくなるような状況が現出していたのだ。

やはりというか生態系が狂っているということだろうか。おそらく一番の原因は彼らのテリトリーに餌が不足しているということだろうが、それ以上に彼らの行動を狂わせる何かがあるのだろう。

そりゃあ、我々から遠くないところに奥多摩や秩父、丹沢山塊が存在していて、その中には様々な動物が生を営んでいて、我々人類より先にテリトリーを確立しているから、我々はもっと謙虚に彼らに対して敬意を払うべきなのだが、さすがに害を及ぼされるのは御免蒙りたいが、共存するしかないことは理解しなければならない。

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行話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。

さて、いよいよ押し詰まってきた。年末のスケジュールも始まっている……大掃除、カーテンのクリーニング出し、キッチンのレンジフードと浴室のクリーニング依頼をどうするか。

自分たちでやるものと業者にお願いするものと、それが長いこと年末の時期に恒例となっている。そうした諸々をクリアしつつ、お楽しみも忘れない。

正月のおせち料理も宅配野菜の取り寄せでお願いしているし、それから年末からちょこちょこ酒肴にいただくおいしいものも注文を忘れないようにしなければである。

子どもの頃ほどではないが“ちょっとだけ祝祭感”をもたらしてくれるのが今時の雰囲気ではないだろうか。

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行話§橘始黄~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。

子どもの頃は、柑橘類……みかんが大好物だった。というかまあ、実家での冬のおやつといえばそれしか出てこなかったのだ。

箱買いをしていたから、気が向いたら箱から取り出し、炬燵に戻って皮を剥き、口に放り込むことを繰り返していたのだ。炬燵みかんそのものである。

結構夢中になって食べていたから、気がついたら3個4個5個と食べ進んでいた。

みかんの類を食べなくなったのは、実家から出て一人暮らしを始めた以降のことで、ぷっつり果物の類を食べなくなってしまった。決してほめられない食生活が長く続いたのである。

今は同居人のおかげで、果物の類を少しでも食べるようになったが、近くのスーパーマーケットの果物はうまいものを仕入れてくれず、しょっちゅうではないが、うまそうな店のやつを買ってはあれこれ楽しんでいるのだ。

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行話§朔風払葉~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の次候“朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)”である。

今度の日曜日はもう12月になっている。実家暮らしをしていた半世紀前は、もう少しという以上に寒かった。

自転車通学していたので、薄手のダスターコートに軍手をはめて通っていたが、痩せ我慢していたわけでもなく、若かったからかどうか、それでも十分だったのである。

そして今、温暖化のせいで何とも穏やかな晩秋の日々が過ぎていくようで、半世紀の気温差にはちょっと首を傾げそうになってしまう。それでも気温は順調に下がって、いよいよ結露の季節ともなった。

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行話§虹蔵不見~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の初候“虹蔵不見(にじかくれてみえず)”である。

いよいよ年賀状の枚数が少なくなった。10月に値上げしたばかりの年賀状を70枚ほど購入。毎年決まった体裁で写真をはめ込み、簡単な一文を書けばできあがりだが、その作業を始めるのはさすがに12月に入ってからだ。

そして少しずつ、毎年届いた人から年賀状が来なくなる。年賀状仕舞いだと断りの一言を書いてくる人もいるが、一言もなく“何年か来なくなった”と気がついて、こちらからも自然消滅という人も出てきた。

個人的には出し続けておきたい人と“もういいや”という人に分かれてきて問題なのは、その間のグレーゾーンの人たちである。おそらくは生きている間に顔を合わせることもなく、どちらかが年賀状のやり取りを途絶えさせてしまうまで惰性で投函している人たちも少なからずいる。

いっそ“ゼロ”にして年賀状仕舞いしてしまえば気が楽なのだろうけれど、そうしてそんなせめぎ合いがもうしばらく続くということか。

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行話§金盞香~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の末候“金盞香(きんせんかさく)”である。

立冬も末候となった。秋の階段も真ん中あたりにいるだろうか。そういえば武満徹のオーケストラ曲に『ノヴェンバー・ステップス(十一月の階梯)』なるものがあって、西洋のオーケストラに和楽器の尺八と琵琶のソロが加わる作品なのだ。

ずいぶん前に一度だけテレビで演奏しているのを見たことがあったが、もちろんまったく覚えてはいない。

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琵琶(左)と尺八(右)の楽譜は、五線譜に書かれてはいるが、図形楽譜の体裁で書かれているので、奏者の即興性が重視される。初演以来、何百回と独奏を受け持った琵琶の鶴田錦史と尺八の横山勝也以降は、彼らの口伝によってどう演奏するかが伝えられていったと聞く。

そんな『ノヴェンバー・ステップス』は、武満徹の作品の中でも群を抜いて演奏される機会が多かったのである。

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行話§地始凍~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の次候“地始凍(ちはじめてこおる)”である。

今年も残すところ一か月半になってしまった。年齢を重ねるに従って、時の速度は転がるようにスピードを増して、六十代の定年退職を過ぎた頃から、加速度的に速くなってきてしまった。

もはや、一度速くなった流れをスピードダウンさせることなどできるはずもなく、ただひたすら流れの中に身を任せるしかない。

人生の黄昏は近づき、遠くないうちに沈みゆく光芒が幾筋も細く長く伸びていくことだろう。

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行話§山茶始開~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の初候“山茶始開(つばきはじめてひらく)”である。

秋分から一か月半、冬が立ってしまった。

ほどなく、寝ている間の外気温が一けた台に下がる。そうすると結露の季節なのだ。

2009年にリフォームしたキッチンのシロッコファンの性能がよく、いちばん弱い風力だと音もなく静かに回ってくれるので、夜の間に回して結露防止に役立てている。

効果的な結露防止だが、一冬の間に2回か3回くらい、室温と外気温の差が大きくて、ファンを回しても、結露が出てしまうことがある。そんな寒さが厳しい冬も間もなくだ。

だが、地球温暖化のゆえかどうか、10年前に比べれば穏やかな寒さの日のほうが多くなったような気がするのだが。

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行話§楓蔦黄~七十二候~霜降 [七十二候]

霜降の末候“楓蔦黄(もみじつたきばむ)”である。

晩秋となった。木々の葉は色づき、そして落葉し……地球温暖化で少しばかり短くなったと感じる秋の風景が広がった。

10月に入っても30度超え、あるいは30度をうかがう、夏としか思えないような日が続いたりして、いっそのこと10月まで“夏認定”しましょうかとすら思ってしまう。

とはいえ、朝の外気温は20度を下回るようになって、もう一枚上に羽織って早起きとなる。

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行話§霎時施~七十二候~霜降 [七十二候]

霜降の次候“霎時施(こさめときどきふる)”である。

すっかり秋が短くなってしまったようだ。かつて9月下旬で感じた陽気が、10月今頃まで繰り下がってしまって、うかうかしていると11月終わりには、冬の便りを聞くことになってしまう。だから、秋が2か月くらいとしか感じられなくなってしまったのだ。

この候で10月も終わり。ささやかな近況としては、今月はじめに取得できた70歳以上対象の東京都シルバーパスを重宝して使い始めたことを報告しておきたい。

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行話§霜始降~七十二候~霜降 [七十二候]

霜降の初候“霜始降(しもはじめてふる)”である。

我が家付近の日没が16時台に入ってきた。来月下旬には最も早い日没時刻となってしまう。

定年退職してこのかた、自宅の窓からあっという間に世間が暗くなっていく様子をつぶさに見ている日々なのだ。

そして、日没はともかくも、日の出が遅くなって朝がなかなか明るくなってくれずで、早起きの身としてはもどかしい思いで世間が明るくなってくれるのを、ブログのエントリーをまとめているパソコンの前から眺めている。

日没時刻は年末には少しずつ遅くなってくれるけれど、日の出の時刻は新年の月半ばを過ぎないと早まらない。そして、今度は早まっていく様子を楽しみに表を眺めるのだ。

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