行話§玄鳥去~七十二候~白露 [七十二候]
白露の末候“玄鳥去(つばめさる)”である。
明ければ明日は、古稀七十歳の誕生日である。白露の末候は、うるう年だとこの日だが、平年は18日なのだ。
その昔は、既に秋風が吹いて秋模様と感じられたと記憶しているが、今だに30度を軽々と超えるような温暖化の日々となってしまった。
我々が生きている間に、こうした状態が劇的に改善するような奇跡などあり得ないだろう。というよりも温暖化にブレーキをかけることができるまでに早くて半世紀、一世紀以上かかるかもしれない。問題は化石燃料からの転換がいつになるかであろう。
我々の子ども時代よりも、夏が一か月以上伸びたような気がする。
《七十二候のトピックス一覧》
明ければ明日は、古稀七十歳の誕生日である。白露の末候は、うるう年だとこの日だが、平年は18日なのだ。
その昔は、既に秋風が吹いて秋模様と感じられたと記憶しているが、今だに30度を軽々と超えるような温暖化の日々となってしまった。
我々が生きている間に、こうした状態が劇的に改善するような奇跡などあり得ないだろう。というよりも温暖化にブレーキをかけることができるまでに早くて半世紀、一世紀以上かかるかもしれない。問題は化石燃料からの転換がいつになるかであろう。
我々の子ども時代よりも、夏が一か月以上伸びたような気がする。
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行話§鶺鴒鳴~七十二候~白露 [七十二候]
白露の次候“鶺鴒鳴(せきれいなく)”である。
猛暑のおかげで、樹々の葉っぱがすっかりヘタレてしまった。特に桜の葉の変色は進んでいて、種類によっての早い遅いがはっきりとわかってしまう。相変わらずの暑さだが、目に見える世間は秋へと移りつつあるようだ。
そして、今年はまだ尾瀬を歩いていない。体調次第で、10月に入ろうかと考えているのは、また大霜の風景が見たいからで、10月だと古稀直後となり、一つの区切りということになる。足の不安に加えて、右手のCM関節症が完治していないのも逡巡の大きな原因であるし、このままでは難しいかもしれない。
車を3時間走らせるのも、20kmほどの軽い山歩きも難儀になりつつあって、2年か3年のうちに“尾瀬納め”がやってくるのは間違いなさそうか。
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猛暑のおかげで、樹々の葉っぱがすっかりヘタレてしまった。特に桜の葉の変色は進んでいて、種類によっての早い遅いがはっきりとわかってしまう。相変わらずの暑さだが、目に見える世間は秋へと移りつつあるようだ。
そして、今年はまだ尾瀬を歩いていない。体調次第で、10月に入ろうかと考えているのは、また大霜の風景が見たいからで、10月だと古稀直後となり、一つの区切りということになる。足の不安に加えて、右手のCM関節症が完治していないのも逡巡の大きな原因であるし、このままでは難しいかもしれない。
車を3時間走らせるのも、20kmほどの軽い山歩きも難儀になりつつあって、2年か3年のうちに“尾瀬納め”がやってくるのは間違いなさそうか。
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行話§草露白~七十二候~白露 [七十二候]
白露の初候“草露白(くさのつゆしろし)”である。
秋らしくは……ないですなあ。せいぜい秋かなと感じるのは、夕暮れになる早さで、おっとと思っていたら日没時刻が18時台に入っていた。これはもう寂しい季節に入ったということだ。
宮仕えをしていた37年半というもの、99%はデスクワークで、外仕事などはまったくなく、だから特に日没時刻……日没の早さ遅さなど気にかけることなどないままに過ごしてきた。
だから、定年退職して家にいるようになると、日の出やら日没の早い遅いが気になってしまう。そうして冬になって日没が16時台に入ろうものなら、我が身に引き比べて“黄昏”感をいやでも強烈に感じてしまう。
人生の時間と、延々と流れ続ける世界の時間と……うーん。
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秋らしくは……ないですなあ。せいぜい秋かなと感じるのは、夕暮れになる早さで、おっとと思っていたら日没時刻が18時台に入っていた。これはもう寂しい季節に入ったということだ。
宮仕えをしていた37年半というもの、99%はデスクワークで、外仕事などはまったくなく、だから特に日没時刻……日没の早さ遅さなど気にかけることなどないままに過ごしてきた。
だから、定年退職して家にいるようになると、日の出やら日没の早い遅いが気になってしまう。そうして冬になって日没が16時台に入ろうものなら、我が身に引き比べて“黄昏”感をいやでも強烈に感じてしまう。
人生の時間と、延々と流れ続ける世界の時間と……うーん。
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行話§禾乃登~七十二候~処暑 [七十二候]
処暑の末候“禾乃登(こくものすなわちみのる)”である。
実りの秋、収穫の秋は間もなくである。
このところの夏の暑さで、農作物に少なからぬ影響があるのではないかと想像しているのだが、それはニュースで時折だが“何々が不作で品不足だ”と報じられたりして、そんな事態だと知るのだ。
とんかつ屋の食材の中で一番価格変動が大きいのは何かという問いがあってそれはキャベツなのだと聞いた。季節や気象状況によって出来不出来が激しいということなのだろう。
ところが、昨今の暑さで豚肉の生育も大きな影響が出てしまって、物にもよるが、牛肉よりも高い豚肉が登場してきてると聞いて、何たることか!と驚かされた。
そしてワインである。ワインのための葡萄の北限は北緯50度付近だったのだが、1990年代頃からイギリスでもワインの葡萄栽培が活発化されてきたということである。
まだまだ気象変化による不安定さはあるようだが、こうして地球温暖化の影響はあちらこちらに形となって出現しているのだ。
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実りの秋、収穫の秋は間もなくである。
このところの夏の暑さで、農作物に少なからぬ影響があるのではないかと想像しているのだが、それはニュースで時折だが“何々が不作で品不足だ”と報じられたりして、そんな事態だと知るのだ。
とんかつ屋の食材の中で一番価格変動が大きいのは何かという問いがあってそれはキャベツなのだと聞いた。季節や気象状況によって出来不出来が激しいということなのだろう。
ところが、昨今の暑さで豚肉の生育も大きな影響が出てしまって、物にもよるが、牛肉よりも高い豚肉が登場してきてると聞いて、何たることか!と驚かされた。
そしてワインである。ワインのための葡萄の北限は北緯50度付近だったのだが、1990年代頃からイギリスでもワインの葡萄栽培が活発化されてきたということである。
まだまだ気象変化による不安定さはあるようだが、こうして地球温暖化の影響はあちらこちらに形となって出現しているのだ。
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行話§天地始粛~七十二候~処暑 [七十二候]
処暑の次候“天地始粛(てんちはじめてさむし)”である。
いや、寒くなんかないってば!
そんなことを感じるのは、本州であれば標高1400mほどの尾瀬ヶ原のような高原地帯くらいのものである。標高が100m上がるごとに0.6度気温が下がるから、東京あたりより8度から9度くらいは涼しいはずだ。
だから、真夏でも尾瀬一帯は最高気温が25度より上にはいかないと言われていたのだが、このところの猛暑で尾瀬でも、最高気温が30度を超えることが珍しくなくなったと聞いた。
地球温暖化の影響を如実に受けるのはもちろん自然界で、今年の尾瀬もまた雪が少なかったりしたことで水芭蕉の群落がちょっとばかり残念だったりしたが、それでもほかの植物ががんばってくれたようで、ワタスゲやニッコウキスゲが咲き誇ってくれたようである。
尾瀬は、立秋の日のタイミングで秋風が吹き出して、湿原に咲く花の種類も少なくなる……そんな時季になってしまった。
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いや、寒くなんかないってば!
そんなことを感じるのは、本州であれば標高1400mほどの尾瀬ヶ原のような高原地帯くらいのものである。標高が100m上がるごとに0.6度気温が下がるから、東京あたりより8度から9度くらいは涼しいはずだ。
だから、真夏でも尾瀬一帯は最高気温が25度より上にはいかないと言われていたのだが、このところの猛暑で尾瀬でも、最高気温が30度を超えることが珍しくなくなったと聞いた。
地球温暖化の影響を如実に受けるのはもちろん自然界で、今年の尾瀬もまた雪が少なかったりしたことで水芭蕉の群落がちょっとばかり残念だったりしたが、それでもほかの植物ががんばってくれたようで、ワタスゲやニッコウキスゲが咲き誇ってくれたようである。
尾瀬は、立秋の日のタイミングで秋風が吹き出して、湿原に咲く花の種類も少なくなる……そんな時季になってしまった。
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行話§綿柎開~七十二候~処暑 [七十二候]
処暑の初候“綿柎開(わたのはなしべひらく)”である。
日の出は5時を過ぎ、日没は18時半より早まった。時間的には秋になってきたと思うが、もちろん世間は暑い日々のまま。
相変わらずヒグラシが我が家周辺から姿を消したままで、それだけでも秋を感じさせてくれていたのだが……いつの日か戻ってきてくれることがあるだろうか。
暦的には晩夏から初秋の趣だが、目の当たりにする風景は夏の陽盛りが延々と続いている。
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日の出は5時を過ぎ、日没は18時半より早まった。時間的には秋になってきたと思うが、もちろん世間は暑い日々のまま。
相変わらずヒグラシが我が家周辺から姿を消したままで、それだけでも秋を感じさせてくれていたのだが……いつの日か戻ってきてくれることがあるだろうか。
暦的には晩夏から初秋の趣だが、目の当たりにする風景は夏の陽盛りが延々と続いている。
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行話§蒙霧升降~七十二候~立秋 [七十二候]
立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。
いつもの年であれば、尾瀬は秋模様に入りつつある。半世紀以上前、初めて尾瀬に行ったのが立秋を過ぎた頃で、主だった花々は姿を消していて、湿原に残っていたのは真っ白いウメバチソウくらいのものだった。
もちろん、水芭蕉やニッコウキスゲの季節でないことくらいは知っていたけれど、何がなし“これだけ?”と物足りなさも感じたのだ。
……それから半世紀以上が経過、定年退職後に細々と尾瀬行を続ける中で、水芭蕉やニッコウキスゲなどなどの花の季節よりも秋の、それも晩秋に少しずつ惹かれるようになってきた。
これは、明らかに年齢を経てきたがゆえの老いたがゆえの変化ではないか。早朝の尾瀬ヶ原で眼にした真っ白な大霜こそ、人生の終わり近くにふさわしいものがありはしないか。
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いつもの年であれば、尾瀬は秋模様に入りつつある。半世紀以上前、初めて尾瀬に行ったのが立秋を過ぎた頃で、主だった花々は姿を消していて、湿原に残っていたのは真っ白いウメバチソウくらいのものだった。
もちろん、水芭蕉やニッコウキスゲの季節でないことくらいは知っていたけれど、何がなし“これだけ?”と物足りなさも感じたのだ。
……それから半世紀以上が経過、定年退職後に細々と尾瀬行を続ける中で、水芭蕉やニッコウキスゲなどなどの花の季節よりも秋の、それも晩秋に少しずつ惹かれるようになってきた。
これは、明らかに年齢を経てきたがゆえの老いたがゆえの変化ではないか。早朝の尾瀬ヶ原で眼にした真っ白な大霜こそ、人生の終わり近くにふさわしいものがありはしないか。
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行話§寒蝉鳴~七十二候~立秋 [七十二候]
立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。
毎年書いていることだが、もう何年も我が家周辺でヒグラシの鳴く声を聞いていない。
元々は個体数も少なく、気がついた時には姿を消していた。秋の少しばかり陰のある雰囲気を表現してくれる、好きな蝉だったのに何とも残念である。
今は、こうして映像サイトを探せば簡単にヒグラシの鳴き声を見つけ出すことができるのはありがたいが、やっぱり実物の鳴き声を聞いてみたいのだ。
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毎年書いていることだが、もう何年も我が家周辺でヒグラシの鳴く声を聞いていない。
元々は個体数も少なく、気がついた時には姿を消していた。秋の少しばかり陰のある雰囲気を表現してくれる、好きな蝉だったのに何とも残念である。
今は、こうして映像サイトを探せば簡単にヒグラシの鳴き声を見つけ出すことができるのはありがたいが、やっぱり実物の鳴き声を聞いてみたいのだ。
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行話§涼風至~七十二候~立秋 [七十二候]
立秋の初候“涼風至(すずかぜいたる)”である。
はい、秋です!……超暑いけれど。そして涼風なんてどこ吹く風?なのだ。
ついこの間が夏至だったと思えば、一か月半が過ぎれば“秋”になってしまう。とはいえ、一か月どころか二か月経たないと、秋らしい空気にはなってくれそうもない。
古稀となる日は一か月ちょっと先のことだが、まさか自分がそんな年齢になるとは思わず、気がつけば身体の力の衰えは隠せず、表でツクツクボウシが喧しく鳴いているのをエアコンのきいた部屋で聞くばかり。
まだまだ白眼の日々は続く。
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はい、秋です!……超暑いけれど。そして涼風なんてどこ吹く風?なのだ。
ついこの間が夏至だったと思えば、一か月半が過ぎれば“秋”になってしまう。とはいえ、一か月どころか二か月経たないと、秋らしい空気にはなってくれそうもない。
古稀となる日は一か月ちょっと先のことだが、まさか自分がそんな年齢になるとは思わず、気がつけば身体の力の衰えは隠せず、表でツクツクボウシが喧しく鳴いているのをエアコンのきいた部屋で聞くばかり。
まだまだ白眼の日々は続く。
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行話§大雨時行~七十二候~大暑 [七十二候]
大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。
暑いなあ、一雨欲しいなあと、雨雲レーダーをチェックすると、奥多摩あたりにまとまった雨が降りそうな夕立雲が発生していて、南南東方向に進んでいることがわかる。
よっしゃ、夕立が来るぞ!と期待しながら待つこと一時間……あーら不思議夕立雲は消滅してしまったではありませんか。そしてある時は、盛大に降るまでに発達してくれたものの、風向きが変わってしまい、夕立雲は真東へと進んでいってしまった。
そして、渇望したとおり我が家に雨をもたらすのは3回に一回か4回に一回くらいだから、野球の打率並みだが、せめては5割くらいになってほしいのだけれど。
今は、だから雨雲レーダーのおかげで、来るか来ないか大雑把な目安をつけることはできる。ただし、前触などなく突然にザーーー!っという唐突感はなくなってしまったが。
《七十二候のトピックス一覧》
暑いなあ、一雨欲しいなあと、雨雲レーダーをチェックすると、奥多摩あたりにまとまった雨が降りそうな夕立雲が発生していて、南南東方向に進んでいることがわかる。
よっしゃ、夕立が来るぞ!と期待しながら待つこと一時間……あーら不思議夕立雲は消滅してしまったではありませんか。そしてある時は、盛大に降るまでに発達してくれたものの、風向きが変わってしまい、夕立雲は真東へと進んでいってしまった。
そして、渇望したとおり我が家に雨をもたらすのは3回に一回か4回に一回くらいだから、野球の打率並みだが、せめては5割くらいになってほしいのだけれど。
今は、だから雨雲レーダーのおかげで、来るか来ないか大雑把な目安をつけることはできる。ただし、前触などなく突然にザーーー!っという唐突感はなくなってしまったが。
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行話§土潤溽暑~七十二候~大暑 [七十二候]
大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。
7月最終土曜日である。そして本当に蒸し暑い。老人ではあれども、暑いということは暑いと感じるので、そうなったら迷わずエアコンのスイッチを入れて涼んでいるのだ。
老人は暑さを感じない……だから熱中症にかかりやすいというのだが、こと我々に関しては“今のところ”暑いものは暑いと感じてくれるので、ここはきちんとエアコンのお世話になっている。
電気代ははね上がってしまうが、一年12か月で均せばと思うことにしているが、まあよくしたもので、夏の間はガス代が下がって、結局のところ相殺で“行って来い”になってくれる……物事は考えようなのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
7月最終土曜日である。そして本当に蒸し暑い。老人ではあれども、暑いということは暑いと感じるので、そうなったら迷わずエアコンのスイッチを入れて涼んでいるのだ。
老人は暑さを感じない……だから熱中症にかかりやすいというのだが、こと我々に関しては“今のところ”暑いものは暑いと感じてくれるので、ここはきちんとエアコンのお世話になっている。
電気代ははね上がってしまうが、一年12か月で均せばと思うことにしているが、まあよくしたもので、夏の間はガス代が下がって、結局のところ相殺で“行って来い”になってくれる……物事は考えようなのだ。
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行話§桐始結花~七十二候~大暑 [七十二候]
大暑の初候“桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)”である。
夏至から一か月が経った。日没の太陽は、夏至の日からは6度ほど南下してきた。だが、北上しきった太陽が少しばかし南下してくれても、北側の部屋の窓から朝日が差し込んできてしまう。ぎりぎり8月一杯は差し込んでくるようなので、今年はきちんと確かめてみよう。
そして、夕方の世間が明るい頃に照明なしで風呂に入れるのも、まだもう少しは楽しめる。やはり電気照明と自然光とはまったく違っているのだ。
言うまでもなく、本番を迎えた暑さが途切れることなどはない。まだまだ、2か月は続く。
《七十二候のトピックス一覧》
夏至から一か月が経った。日没の太陽は、夏至の日からは6度ほど南下してきた。だが、北上しきった太陽が少しばかし南下してくれても、北側の部屋の窓から朝日が差し込んできてしまう。ぎりぎり8月一杯は差し込んでくるようなので、今年はきちんと確かめてみよう。
そして、夕方の世間が明るい頃に照明なしで風呂に入れるのも、まだもう少しは楽しめる。やはり電気照明と自然光とはまったく違っているのだ。
言うまでもなく、本番を迎えた暑さが途切れることなどはない。まだまだ、2か月は続く。
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行話§鷹乃学習~七十二候~小暑 [七十二候]
小暑の末候“鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)”である。
祇園祭の山鉾巡行の日である。1966年に前祭と後祭を合体させて巡行を行うようになっていたのだが、山鉾が33基まで増えて巡行時間が長くなったことで2014年から元に戻し、今は前祭23基、後祭10基で行われるようになった。
だから1977年に一度だけ巡行を見た時は前と後が合わさっていたのである。ただ、同じ場所にいて巡行を眺めていたのではなく“京都所司代”が籤改めをするところから始まって、四条河原町角の辻廻しなどなど、それぞれの場所での様子を眺めて歩いたのだ。
梅雨が明けた盆地京都の暑さは半端ではなかったが、大学生の頃の体力ゆえ祇園祭を堪能し尽くすことができたのである。
今の自分がその場にいたら、必死になって日陰を探しまわっているだろう。
《七十二候のトピックス一覧》
祇園祭の山鉾巡行の日である。1966年に前祭と後祭を合体させて巡行を行うようになっていたのだが、山鉾が33基まで増えて巡行時間が長くなったことで2014年から元に戻し、今は前祭23基、後祭10基で行われるようになった。
だから1977年に一度だけ巡行を見た時は前と後が合わさっていたのである。ただ、同じ場所にいて巡行を眺めていたのではなく“京都所司代”が籤改めをするところから始まって、四条河原町角の辻廻しなどなど、それぞれの場所での様子を眺めて歩いたのだ。
梅雨が明けた盆地京都の暑さは半端ではなかったが、大学生の頃の体力ゆえ祇園祭を堪能し尽くすことができたのである。
今の自分がその場にいたら、必死になって日陰を探しまわっているだろう。
《七十二候のトピックス一覧》
行話§蓮始開~七十二候~小暑 [七十二候]
小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。
「ふぅ、暑いですね」
「夏……やんけ」
という他愛ないが、何がなし含蓄がありそうだと思えるのは、とある漫画の一場面に出てきた会話である。
写真は尾瀬ヶ原で撮影した“ヒツジグサ”で、これはハス科ではなく、スイレン科に属していて、7月頃から9月くらいまでは池塘の主となって人々の眼を楽しませてくれるのだ。
暑さもいよいよ本番。そして尾瀬は花の季節真っ盛りである。
《七十二候のトピックス一覧》
「ふぅ、暑いですね」
「夏……やんけ」
という他愛ないが、何がなし含蓄がありそうだと思えるのは、とある漫画の一場面に出てきた会話である。
写真は尾瀬ヶ原で撮影した“ヒツジグサ”で、これはハス科ではなく、スイレン科に属していて、7月頃から9月くらいまでは池塘の主となって人々の眼を楽しませてくれるのだ。
暑さもいよいよ本番。そして尾瀬は花の季節真っ盛りである。
《七十二候のトピックス一覧》
行話§温風至~七十二候~小暑 [七十二候]
小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。
どうも……温風至さんという男性がいらっしゃるような気がしてならない。この候が来るたびに、温風至という人がどんな人なのかと妄想が始まるのである。
いや、妄想したからといって、頭の中で具体的に“こんな人”がイメージされるわけではないのだが。
まあ、さすがに温風などという姓などは存在していないだろうし、せいぜい漫画の中のキャラクターとしてならあり得るのかなという程度ではあるが。
そうして、どんなキャラクターの存在として描かれるのだろうか……むしろギャグ漫画的に、いかにも暑苦しいメタボなお兄さんだったりするのかな。
《七十二候のトピックス一覧》
どうも……温風至さんという男性がいらっしゃるような気がしてならない。この候が来るたびに、温風至という人がどんな人なのかと妄想が始まるのである。
いや、妄想したからといって、頭の中で具体的に“こんな人”がイメージされるわけではないのだが。
まあ、さすがに温風などという姓などは存在していないだろうし、せいぜい漫画の中のキャラクターとしてならあり得るのかなという程度ではあるが。
そうして、どんなキャラクターの存在として描かれるのだろうか……むしろギャグ漫画的に、いかにも暑苦しいメタボなお兄さんだったりするのかな。
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