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愉話§一日一句~春の花は去り~ [俳句]

季語は・・・卯月尽

彩りは とうに移りて 卯月尽

【去年の今日】週話§土曜有閑~日本人の握手~
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異話§牡丹華~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の末候“牡丹華(ぼたんはなさく)”である。

穀雨も末候となり、世間は初夏である。ゴールデンウィークがスタートしたので、高齢者は混雑の中に身を置くことはせず、地元でひっそりと過ごすことにしている。

特に出かける用事はないがカレンダー並びを見ると、有給休暇が取れれば、昨日から5月7日まで9連休の“大型”休みとなって、人出はさらに激しいだろうから、自宅周辺で過ごすが吉であろう。

ゴールデンウィークに出かけずとも、我々のような身は、いくらでも平日に出かけられるのだから、わざわざ混雑を助長しにいくことはなく、いくぶんか混雑緩和に寄与していると思えばいいのだ。

空気もほどよく乾燥して、本当に過ごしやすくありがたい季節である。

《七十二候のトピックス一覧》
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週話§日曜枯寂~東京文化会館の姿~ [クラシック]

今月は東京・春・音楽祭で、大ホールのマイスタジンガーと小ホールで行われたピアノ演奏会を聴いてきた。

カーテンコール時は撮影がOKだったので一枚
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上野公園の入口に建つ東京文化会館は前川國男の設計で1961年に柿落としが行われたので、今年で満62年……前川の“モダニズム”建築は、今なお色褪せることはないことに驚かされる。

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大ホールはもちろんだが、特筆したいのは小ホールの空間である。座席表を見ると、ほぼ正方形の中にステージと半円形の客席がレイアウトされていてあたかも岩穴の中にいるような気分にさせられるが、後ろを振り向くと木が格子状に並んでいて、それがまた対照を生み出しているようだ。

こちらのリンクで“おお!”と感嘆したのは、ステージから客席を見た写真で、何と端然たる光景なのだろうとを思った。

耐震補強やリニューアル工事を経て、東京文化会館はここに至ったが、いずれは建て替えすることになるものかどうか、それはわからないが、可能な限りこの姿を保っていてくれればいいのだが。

《クラシックのトピックス一覧》
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愉話§一日一句~古き店消える~ [俳句]

季語は・・・惜春

惜春や 明日廃業の 純喫茶

【去年の今日】反話§気がきく人きかない人
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週話§土曜枯寂~四か月がもう・・・・・・~ [日常]

明日で4月が終わる。2023年も4か月が経ってしまう。既に三分の一が終わるということなのだ。とっくに樹々の緑は生えそろい、本当に佳き季節だ。

季節の動きが速い。人間の営みの速度より先へ先へとフライングするかのように進んでいくと感じる。

夏の到来も早いだろう。到来が早いからといって、秋が早く来るとは考えられない。地球温暖化が進む昨今、夏という季節は春と秋とへはみ出して、およそ5か月は夏になるという塩梅ではなかろうか。

そして暑いのが大の苦手というのが我が同居人である。とにかく、暑いのが大嫌いで、暑い状況に身を置くなら、半時もすれば不機嫌になり、凶暴さを増してくる。

同居人の好きな季節は羽毛布団で暑くなく気持ちよく眠ることができる……11月頃から4月上旬というあたりになるだろうか。

《日常のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~現(うつつ)との狭間~ [俳句]

季語は・・・春の夢

半覚醒 気がついており 春の夢

【去年の今日】別話§終活のおはなし~不定期連載~
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包話§食パンの枚数 [パン]

月に2、3回くらい、車で5分ほどのところにある食パン専門店で食パンを1斤――正しくは半斤か――買っている。焼き立てなので、買って帰ってもふんわりとした食感が同居人好みなのだ。

焼き立てすぐはだめだが、リクエストに応じてスライスしてくれる。最初は左右の耳をカットして中を6枚切りにしてもらっていた。

何年かは、6枚切り1枚を朝食として食べていたが、去年あたりだったか、少し重いと感じるようになって、7枚切りでお願いするようになったら、これがちょうどいい。

通常、食パンのカットは、4、6、8と偶数で切っているようだが、当然のことながら奇数枚数でも切ることはできて、自分が食べやすい厚さで切ってもらえばいいだけのことである。

出来合いのパン屋で売られているのはそんな枚数設定なっていて、自分的には8枚切りでは物足りないが、6枚切りでは多い。そしてその中間でカットされているケーキは少ないから、食パン専門店での枚数コントロールはありがたい存在なのだ。

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塀話§鳳凰祭四月大歌舞伎夜の部~仁左玉~ [歌舞伎]

実は夜の部を“もう一丁!”してしまっていたのだ。高齢者である仁左衛門のことゆえ、何があってもおかしくなく……現実に5日から三日間休演をしちゃったし。念の為、前半後半のチケットを保険として用意していたのだ。

↓前回より舞台近くに席を
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千秋楽前日で雨の平日にもかかわらず、ほぼ満席のお運び。やはり、観たいものは観ておきたいというお客さんの熱気が感じられた。

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おそらく玉三郎&仁左衛門のお富与三郎はこれが最後であろうと思われるが一回目に観たとおり、まさに水の如く“あるがまま”のお富さんと与三郎が自然体でそこに在ったのである。

芝居するべき多くの要素が、さり気ない動きの一つ一つに込められていて、こういう境地まで達することができるのかという感慨を覚えたのだ。

ところで、ふと三世瀬川如皐の手になる台本に、ちょっと首を傾げる場面があって、それは源氏店幕切れ近く、和泉屋多左衛門(権十郎)がお富に「これを」と臍の緒書を渡し、そこで兄妹だとわかる大事なところなのだが、どうして“今になって”のタイミングで兄だと名乗るのか?

3年前に海を漂っていたお富を見つけて救い、介抱を続けていたのだから、その間にいくらでも名乗りをあげることはできただろうに。そんなところを考えるなら、いささか無理筋に押し込めているんじゃないの……野暮な話をしてしまった。

市蔵の蝙蝠安が下衆っぽくてよく、松之助の藤八、橘太郎の五行亭相生は安定の手慣れ。その他、片岡亀蔵の赤間源左衛門、坂東亀蔵の鳶頭金五郎。

そして松緑&左近親子の『連獅子』は前回と変わらず。何というか緊張感に欠ける踊りだったが、毛振りをたくさんすれば熱演と思う客の多いことよ。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~明るい風呂場~ [俳句]

季語は・・・若葉

浴室の 窓そよめかせ 若葉風

【去年の今日】環話§室温15度では肌寒い
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顧話§今日の歴史~重厚長大は・・・・・・~ [飛行機]

2005年4月27日、トゥールーズでエアバスA380が初飛行。

エアバスA380に乗ったのは確か3回か4回。2010年から2013年頃くらいで、成田からの行きには一度も乗らず……ミュンヘン直行便はA380の運行ではなく、フランクフルトからの帰国便に乗ったのである。

実物を初めて見たのは2008年の成田で、日本で最初に就航したシンガポール航空機だった。

↓2008年、成田での初対面
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総2階建てのぼってりした様子は、さすがにでかいと驚かされたし、これが本当に飛ぶのかいなとも思ったのだ。

それから何年かして、ルフトハンザが日本便運航を始めて、フランクフルトから成田への帰国便に乗ることになった。写真で見ればわかるように、搭乗するためのフィンガーは上に1基、下に2基。機体の大きさもさることながら、そうした周辺のあれやこれやも半端ないものがある

↓フランクフルト空港でのルフトハンザA380
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そして乗った時の感想は、当然のことながら離陸するまでの距離が長いことで、動き出しもゆったりとしているし、いつまで滑走路を走り続けるのだろうと思っていたら、本当にようやくといったタイミングで宙に浮いてくれたのだった。

↓アッパーデッキとメインデッキを繋ぐ階段
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大量輸送を目指したA380だったが、その目論見のとおりには進んでくれず、2019年2月には製造終了を発表。翌2020年9月の最終機完成でA380の製造は終わったのである。

《歴史のトピックス一覧》
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幻話§白い世界~他に色がない~ [小説]

昔々、少年漫画週刊誌に短編SFが連載されていたことがある。小学生にもわかりやすく書かれていて、漫画の合間の佳き読み物になってくれていた。

そんなSF小説の中に“色のない世界”をテーマにした一作があって、これはなかなかによくできていた作品だったと思う。

ある日、我々の世界から色が消滅して、何もかも真っ白になってしまったというストーリーだが、その中で強調されていたのが食べ物に関する記述で、何もかもが白いがゆえに“食べ物の味が感じられない”とあって、子ども心に「そりゃそうかもしれない」と納得したのだ。

それこそ、真っ白い海苔、真っ白い(当たり前だ)ご飯、真っ白いマグロの鉄火巻ってどうよ?ではないか、そして醤油も白いときたもんだ。そして……真っ白いほうれん草のお浸しだったり、真っ白いさくらんぼやブルーベリーなどなど、ちょっと想像をするのが難しくなっていった記憶がある。

現実に、色が味を影響させることがあるのは、まさにホワイトチョコレートがそれでまないか。そしてホワイトチョコレートは今だに苦手だったりしているのと、さらにこれはつい最近のことだが、紫色のじゃがいもを食べたことがあって、味は間違いなくじゃがいものそれなのだが、色とのギャップに戸惑ってしまった。

げに、色と味とは密接な関係が厳然と存在しているのだ。

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愉話§一日一句~第一反抗期~ [俳句]

季語は・・・ふらここ(ブランコ)

ふらここや 独りで乗ると 言い張りて

【去年の今日】飽話§食べ歩きの旅は・・・・・・
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大話§足が小さい人 [靴]

身長は171cmあるのに、足のサイズは24cmなのだ。

靴を探す時にはけっこう難儀する。スニーカーの多くは25cmからしかなく、辛うじて24.5cmからというのがあって、今は24.5cmをもっぱら履いている。

靴下はもっと悲惨で、24cmというのは完全に空白状態にあり、25~27cmからしか店には並んでいない。よほど探して回らないと24cmは見つからない。

それほど足のサイズが24cmに満たない人は少ないものなのだろうか。そんなはずはないだろうと思うので、そのサイズを設定しないのは、メーカーがネグっているからとしか考えられない。

そういえばと思い出したのは、海外旅行中に靴を探してみた時のことで、ドイツあたりだと「24cm?何それ?」でけんもほろろ状態だったのが、あーら不思議……イタリアはヴェローナの靴屋に入ったら、24cmサイズがいくらでも選び放題で置かれていることに狂喜した。

そういえば、町を歩いていた時にイタリアの人たちの身長が自分と似たようだったことに思い至り、だからこその品揃えなのだと気がついたのである。

誰が教えてくれたのか忘れたのだが、ドイツのデパートには小さいサイズのコーナーを“イタリアン”とか呼んでいると知ったのだ。

《私事のトピックス一覧》
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握話§昨今の“高級”寿司屋は・・・・・・ [寿司]

久しく回らない寿司屋の暖簾をくぐっていない。数年前、こんな田舎に……という稀な寿司屋が閉店してこのかたである。

本当にいいネタが使われて、しかも値段はリーズナブルというものだった。おまかせもあったが、もっぱらお好みでマグロや穴子をつまみにビールと日本酒をいただいて、最後に握り数貫と巻物をもらっておしまい。好き勝手で楽しませてもらった。

それが、世間で言うところの“高級”と思われる、とても恐ろしくて暖簾をくぐることなどできない店はというと、これほとんどすべてが、お決まりのコースで供されているようだ。

作る店の側にしてみれば、お決まりの寿司を出すのは“楽”なことかもしれない。だが、客のことを考えているかといえば、店の都合であるとしか思えないと考えるのは僻目であろうか。

そういえばフレンチやイタリアンなどでも、コースで出されるよりは、アラカルトをいただきたいと思うのだが、それは単純に量的な問題だったりではあるけれど、そもそも店の側に自分が食べる物を決めてほしくないのが正直な本音なのである。

外食とは食事を楽しむ時間に対しても対価を支払っているように思うのだ。

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愉話§一日一句~今日も今日とて~ [俳句]

季語は・・・余花

余花落花 烏諍(いさか)う 日の盛り

【去年の今日】酔話§チェーン系の居酒屋考
タグ:俳句 余花
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異話§霜止出苗~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。

気持ちのいい気候である。表に出て行くのがまったく苦にならない、一年のうちでもそんな時季にあたっている。

4月のはじめ、桜の盛りが終わるのと入れ替わりに吹き出した若い新緑も、あっという間に緑の濃さを増してきた。

若い芽が出てきた頃は、桜にかまけてしまっていて、そんな隙にほんの数日ほどで木々に新緑が出そろった時には、自然の営みのスピードに舌を巻いたのだ。

老境の身には、そんな様子が何とも慌ただしいと感じられ……「そんなに急ぐことはないだろう」と呟くしかなかったのである。

それにしても今年の緑のスピードは速いと感じる。例年であれば、もう少しじわじわと2週間くらいかけて樹々の緑が出揃うのだが、それはもう温暖化のゆえということだろうか。

《七十二候のトピックス一覧》
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知話§“観光旅行”はやめようか [海外旅行]

その場所を旅行するのは一回限りというのであれば、外から著名建造物の類ばかり見て回るのは、ある意味しかたないと言えるかもしれない。

だが、同じ場所に複数回通っても、相変わらずそんな観光旅行でお茶を濁すのであれば、それはやめておいたほうがいいだろうし、よく飽きないものだとも思う。

もちろん、それなりに由来については調べての上だとは思うけれど、表からだけ見物してはいおしまいというのは、天麩羅やフライの衣だけ食べているような気がしないでもない。

よもや、美術館の建物の外観だけを見てそれでよしとする人はさすがにいないとは思うが、旅行記みたいなブログの中に、オペラハウスのガイドツアーに行ってきた様子を書いている人がいて……いや、それだったら、やっぱりオペラやバレエの公演を観てほしいのだ。

我々が何度も何度も繰り返して同じところばかりに行くのは、そこで行われているオペラやコンサートといった生きたパフォーマンスを体験したいからで、それこそが建物が持つ本来の機能だと思っているからである。

旅先で知り合ったアメリカ人は旅行好きで、日本もしばしば訪れていたが、彼らの目的地は京都とかそうした有名観光地ではなく、瀬戸内海の島であったり、陶磁器の窯元であったりと、それはバリエーションに富んでいて、昨日今日の観光客とはひと味もふた味も違っていたのだった。

《海外旅行のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~気怠くて~ [俳句]

季語は・・・春の風邪

長寝の朝 老いの微熱や 春の風邪

【去年の今日】週話§日曜有閑~他人様に金は貸さない~
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費話§電化製品の買い替え [日常]

そろそろパソコンの買い替え時期が近づいている。前回は2018年のことで、その一つ前のパソコンが2年ほどでお釈迦さまになってしまい、データ救出に苦労しつつ、買い替えを余儀なくされたのだ。

これまでのローテーションであれば、5年をめどに買い替えていて、だからそろそろなのである。

もうとっくに、電源を入れてからパソコンが使えるようになるまで10分以上を要していて、その遅さにはほとほと閉口している。そして、買い替えするには“資金”が必要になるし、買い換えたら買い替えたで、新しいパソコンの設定あれこれ、データ移行などが実に煩わしい。

かつては、淡々と作業をこなしていたが、寄る年波には勝てず、そうした作業が面倒と感じてしまった。いずれは買い替えるのだからとは思いつつも、その時が来たら渋々ながらでもやるしかないのは決まっているのだが……。

というわけで、パソコンの5年使用はまだまだいいほうで、電子レンジやテレビ、冷蔵庫に食洗機などなど、10年を軽々と超えた家電製品がゴロゴロしていて、それぞれの買い替えを算段しなくてはならない状況に入っている。

《私事のトピックス一覧》
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槍話§スピアーズ対サンゴリアス[第16節] [ラグビー]

ちょっと不思議(変)なゲームを観たような……ジャパンラグビーリーグワン最終節、えどりく(江戸川陸上競技場)14時キックオフで行われたスピアーズ対サンゴリアスの一戦。観客は5,651人、芝生席も盛況の入りだった。

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前半はまだよかった……堅調というか、もう少し点が入ってもよかったかという印象だったが、後半は蛇口がぶっ壊れたかのようなトライ大放出大会となってしまったのである。しかも、両チームそれぞれ2人ずつシンビンを出すという賑やかさ。

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シーズン順位も決定した、いわゆる“消化試合”であるはずだったのだが、それが最後は壮絶な打ち合いになろうとは……である。



まあ、観ている側からすればちょっと笑ってしまうような試合展開だったがそれ以上に試合時間の長さが半端ないものだった。休憩を挟んで、ノーサイドの笛が鳴ったのは16時5分。通常であれば2時間超えすることはなく、およそ1時間40分から50分というものだが。

この日は、脳震盪を疑っての担架搬送が2件。さらに手際がいいとはいえないTMOが6回。しかもエドリクはディスプレイが右サイドにしかなく、レフェリーがいちいちファーサイドから行かなくてはならないので、余計に時間がかかってしまう。担架搬送はともかく、エドリクのTMOは要改善の必要大である。

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そして、この日は出場しなかったラピース・ラブスカフニの写真を貼っておこう。出場しないスピアーズのメンバーはメインスタンド左端に陣取るのだが、入場してくる選手を目当てにサインを求めるファンも多い。特にラブスカフニは日本代表としても活躍しているので人気一番だが、常に笑顔で接しているのを見て、その人柄に好感を覚える人も多いことだろう。一つ一つの交流がファンの開拓に繋がることを、多くの選手が理解しているのだ。

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最後に、スピアーズ年間MVPのマルコム・マークスと通算百キャップを達成したサンゴリアス石原慎太郎を囲んで両チームの集合写真も貼っておく。

《ラグビーのトピックス一覧》
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週話§日曜枯寂~ビール純粋令五百七周年!~ [ドイツビール]

2016年の五百周年の記念年以来、この日が来るたびにビール純粋令を寿いでいるが、それも8年目となった。

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ドイツ・ミュンヘンあたりを旅行している日々は、至福の時を過ごしていたが、ワタシ的にはこれすべてビールのおかげである。

食べ物の持ち込みが自由なミュンヘンのビアガルテンに日本そのままのつまみである、枝豆や葱チャーシュー、そして締めの巻き寿司を持ち込んだのは2008年のことだった、以来数回ほどミュンヘン中央駅近くのビアガルテンであるアウグスティナーケラーで“寿司パーティー”を行った。

↓日独混在之圖
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まあ、大げさに言えば“本懐を遂げた”だろうか。そして彼の国の人たちが日本人のように何かをつまみつまみ呑むなどとはせず、ひたすらちびりちびりとジョッキを傾けていたのだ。

↓ビール純粋令が発布されたインゴルシュタットの記念マグ
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旅行することで、常に彼我の違いを感じたりすることができたが、その中には日本ではどうしても真似のできないビールの風味も含まれている。

《ドイツビールのトピックス一覧》
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愉話§一日一句~人通り少なく~ [俳句]

季語は・・・陽炎(かげろう)

陽炎や 裏浅草の 人力車

【去年の今日】復話§尾瀬のシーズン始まる
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週話§土曜枯寂~ラグビーシーズン終了~ [ラグビー]

かつて、大学ラグビーと社会人ラグビーが日本選手権を戦っていた時、日本のラグビーシーズンは1月で終わっていたのである。

今のリーグワンのシーズンは12月に始まり、4月までリーグ戦が争われて、5月にプレーオフの準決勝と決勝が行われるから、およそ半年近いシーズンとなった。

それゆえ日本選手権も消滅し、大学ラグビーとの接点もなくなってしまったのだ。もっとも、日本選手権の運営形態も変化して、社会人1位と大学1位が選手権を争ったのは1996年まで。

1997年からは、社会人3位までと大学2位までの5チームでトーナメントを行うようになったが、さらに運営形態はだらだらと紆余曲折が続いたのだ。

リーグワンが軌道にのってくれれば、この状態がそれなりに続いてくれるとは思うが、まだまだ試行錯誤も続きそうではある。

そして、リーグワンは今週の第16節でリーグ戦が終了し、5月半ばに上位4チームで準決勝と3位決定戦、決勝戦が行われるが、昨日行われたブレイブルーパス対ワイルドナイツ戦でブレイブルーパスが破れ、1位ワイルドナイツ、2位スピアーズ、3位サンゴリアス、4位イーグルスと順位が確定。プレーオフの組み合わせは、ワイルドナイツ対イーグルス、スピアーズ対サンゴリアスと決まった。

《ラグビーのトピックス一覧》
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愉話§一日一句~同行二人~ [俳句]

季語は・・・春風

春風や 金剛杖の 減り具合

【去年の今日】面話§地続きのヨーロッパ
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声話§天下り・・・・・・ですか [日本]

一般的に“天下り”とは、公務員が出世レースから外れたことで、関連外郭団体や民間企業に職を得てというものである。

もちろん好ましいものなどではなく、体のいい食い扶持探しなのは言うまでもないことだが、つい最近もそうした天下りをゴリ押しするような事例が発生した……国交省の元次官が、航空会社に対して人事を押し付けたのだ。

こうした事例は珍しいことではないかもしれないが、明らかにお上意識に基づく権力の濫用ではないだろうか。

そうして結果的に、民間企業や関連団体が官僚の手に落ちることになるのである。

自分について振り返ってみるなら、定年退職後は65歳まで会社に嘱託として残って、別セクションで仕事をすることもできたが、高校同期の人間からの頼まれ仕事を引き受けることに決めた。ところがその彼が急死してしまい、先々続けることを断念したのだ。

その時、先々の生活がどうなるかと考えたが、その時点で受け取る年金類で何とか暮らせると判断して“年金生活”に突入することに決めたのだった。

自分の例は卑小なものだが、いつまでも天下り先にしがみつきまくって、甘い汁を吸い続けようと目論む人間たちに比べれば、はるかにマシだと思っている。

……官僚こそが日本を疲弊させているのだ。

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熱話§温泉と鉱泉と [温泉]

温泉法なる法律があって、水温25度以下の冷泉を鉱泉と呼ぶようになっていたが、もう最近は湧き出ているものであれば、これすべて温泉と呼んでいるようだ。

とすると、鉱泉は火力を使い一定の湯温まで沸かさなくてはならず、それはそれで燃料代が必要となり、温泉と比べたら割高ではないかと感じるのだがいかがなものか。

かつては、温泉と鉱泉の表示がきちんと分けられていたので、選ぶにしても自分なりの基準で選べたが、今はそのあたりの線引きが曖昧なのである。

二十代前半の一時期、山奥にある鄙びた温泉に行くことを楽しんでいたが、その時も鉱泉の沸かし湯などは選ばず、温泉であることを確認して出かけていた。もっとも、山奥の山小屋同然の旅館に湯を沸かすような費用がかさむ設備など置けるはずもないが。

中には湯温が40度を少し切るような温湯に出くわすこともあったが、その手の温泉は、長時間じっくり入っていると、あーら不思議!じんわりと発汗して、湯冷めなどせずにポカポカとしてくれるのだ。

そうして、温泉と鉱泉を区別していたのが、気がつけばすべて温泉と呼ばれるようになってしまっていた。

《健康のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~城下町の昼下がり~ [俳句]

季語は・・・長閑(のどか)

長閑(のど)けきや 欠伸伝染りて 蔵の町

【去年の今日】呆話§夢見ること多く
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異話§葭始生~七十二候~穀雨 [七十二候]

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。

季節は進む、どんどん進む。もう春分から一か月が経ってしまう。

ほどほどの気温とほどほどの湿度が気持ちいい。前に書いたとおりで、腕を出すにはまだ心もとなく、半袖でもいい気温なのだが、ちょっとひんやりとして、肌のほうがまだ慣れてくれない。

とはいえ、我が家では衣類の入れ替えで半袖物を取り出していて、いつでも半袖を着ることができるように準備は怠りないのである。

まあ、もう着てもいい気温には十分上がってきてはいるのだが。

《七十二候のトピックス一覧》
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貪話§欲望と節制と [酒]

味にうるさいとか、グルメだとか……そんなのは微塵もない。そして、食い意地が張っているわけでもない。

若い頃はそれなりの量を食べていたが、たぶん四十代の終わり頃から食欲は順調に落ちていって、五十代には“それなり”の量に落ち着いてくれた。

酒量に関しては五十代に入ってもまあまあいけていたと記憶しているが、酒に関しては、定年まであと数年という頃から意識して減らしていった。もちろん、呑めば呑めたところを、意識して休肝日を設定して絶対量を減らしていったのだ。

五十代に入った頃、思い立って週一日からスタートし、2009年には週二日に増やした。それでしばらく推移していたが定年退職の一年後、2016年11月から週三日を始めたとあった。

かつて一日1リットルのビールを呑んでいたのが、缶ビール350ml1本と日本酒だったら二合……つまり一週間にビール1400mlに日本酒八合まで落としたのである。

“それでも、まだこれだけ呑んでいるのか”と思われる向きもあるだろう。だが、呑めば呑めるという欲望を、自分なりに節制した努力の結果が、今の酒量で、その努力は評価してほしい。

そして、節制しなくとも、酒量が徐々に減ってきつつあることを感じる今日この頃なのだ。

《健康のトピックス一覧》
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