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偽話§スパムメイルを見破れ! [インターネット]

パソコン通信からスタートした我がネット歴は、30年を超えて続いている。そしてパソコン通信からインターネットに移行した瞬間から、スパムメイルとの戦いが始まったようなものだ。

インターネット歴も四半世紀が経って、スパムメイルは蔓延る度合いが目に余るようになった。プライベートな知り合いとのメイルのやり取りなどは、1割くらい、ネット配信のニュースや配信メイル、ネット通販のやり取りで合わせて5割、そしてスパムメイルが4割ほどは届いているのではないか。

spam1.jpg

上は、そうして届いたスパムメイルアラカルトである。同じ件名が何通も届いていたが、一つにまとめた。最も間抜けと思われるのは“Jarred Lecea”と個人名でイオン●▲ドのトラブルついてのお知らせを送ってきたやつ……お前は、アホか!

spam2.jpg

そして、宅急便を装って届いたのが“不在通知”らしきスパム。すぐにそれとわかるのは、登録してあるメイルアドレスではないサブアドレスに送られてきたので一発で判明。

さらに、怪しいと思った時は、リンクを踏まずに、それぞれの公式ページから確認することにしている……みなさんも、メイルのリンクを踏まずに面倒でも、公式ページからのチェックを強く推奨しておく。

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仮話§ブックマーク [インターネット]

インターネットのブラウザーにはブックマーク機能がお約束として付いていて、頻繁に見るページはブックマークに登録しておけば、簡単に閲覧することができるようになっている。

bookmark.jpg

そうはいっても、何でもかんでもブックマークを付けたりするものだから、使いたいページがブックマークのどこにあるのか見つからなくなったことがあった。

そうなってしまった後は、テーマごとにファイルを作ってそれぞれに収めるようにしているが、賢い人は、あれもこれもブックマークを付けまくることはせず、ブックマークは最小限に留めて、あとは閲覧したいテーマがあったら検索して必要なページを探しているようだが、それが簡単なのであろう。

それに、そこまでファイルで整理しても、既に見ることのなくなったページのブックマークがずらりと並んでいて、不要なものはさっさと削除してしまえばいいのにと思うのだが……中にはクリックしてもリンク切れのページがあったりして、そういうやつから“チッ!”と舌打ちをしながらゴミ箱行きにするのである。

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詐話§SNSの“変”な人たち [インターネット]

フェイスブックを眺めていて、このところ目に余るのは、有名人に成りすまして、投資だとか蓄財だのといった誘惑をしてくる輩が増えてきたことで、そんな蓄財術に長けたとみなされているような人間を勝手に使って展開しているので、実に始末が悪い。

そうした“広告”に勝手に使われている何人かの人間がフェイスブックを訴えたりして、被害が広がらないようにとしているが、フェイスブックの動きは歯痒いほどに鈍く、それは大きな問題である。

そうした広告がフェイスブックにおける収入源の一つであるがゆえに、対応が遅いのはわかりやすく悪質ではないか。

元より投資や蓄財に何の興味も能力もないので、そんな安っぽい広告に騙されることなどはないのだが、そうした手合いを初めて見た時は驚いたのは、まさか“有名人”自らそうした指南をしてくれるのかと思いそうになった。

もう一つ意味不明なのが、コメントに書き込まれるこのようなコメントだ。

spam.jpg

どうみても自動翻訳で訳出された日本語に、本人ではない第三者と思われる顔写真……それで“彼ら”は何がしたいのだろう。何とか書き手に友達申請をさせたいようだが、そうすることのメリットは何なのか。とにかく、油断していると、SNSには様々な落とし穴が仕掛けられているので要注意だ。

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愚話§メイルに句点を付けると・・・・・・ [インターネット]

何ですか、先月あたりに初めて聞いた話なんですが……メイルの文末に句点を付けて送ると“上から目線”と感じる人がいるからやめておいたほうが、ということがあるらしいのです。

ああ、また何かが始まったようですね。以前にも“おじぎハンコ”などと、決裁印を押すのに、最終決裁者以外は、全員がやや左に傾けて押すのだと、おかし過ぎるマナーが話題になったのだが、今回もそんな感じと考えていいのだろうか。

最後に句点を付けると、妙な圧迫を感じたりするというのだが、そんなこと考えるのは自分の周りには一人もいない(はず!)と思っているのだが、誰がそんなことを言いだすのだろう……どこかに必ず言い出しっぺがいるのだと思うのだけれど。

そうして問いただしてみたい。句点のどこが上から目線なのですか?と……はてさて、今は話題になっている句点騒動はいかなる終焉を迎えるものか、そして、その後に控えているであろう二の矢三の矢なるものは、いったいどんなものなのだろうか。少なくともワタシはマナー違反とは思っていない。

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通話§日々大量のメイルが・・・・・・ [インターネット]

毎日、DM(ダイレクトメイル)が2ケタ件数届く。何やらネットショッピングでした時に登録させられたりしたことで、否も応もなくお知らせメイルがやって来る。

配信停止すればいいだけのことだが、ついつい放置してしまうので、読まずにゴミ箱行きのメイルがおびただしい数になってしまう。

一応、メインとして使っているメイルアカウントが2つあって、一つは連絡用に、もうひとつはショッピング用にと使い分けているつもりだが、どうしても混在することになってしまい、さらに片方のアカウントから自動転送されるので、やたらDMが増えてしまうのだ。

とにかく、さっさと削除してしまえば済む話なのだが、それをサボって数日放置しようものなら、未読のメイルが数十通にもなって、削除するのも手間がかかることよ。

メイラーで、アドレスごとに未読のまま放置できて、一か月後には削除されるとか、そんな機能があればいいのだが、それだったら配信停止にしたほう早そうだが……。

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網話§会社のOB会で・・・・・・ [インターネット]

インターネットのホームページを立ち上げようという提案があったが、個人的には反対であると伝えておいた。

サンプルで作ったページを見ると、OB会の催しの様子であるとか、会員からの近況を伝える、などなどが掲載されていて、会員の顔や実名など個人情報の類が、サンプルの時点でオープンになってしまっているようだ。実際に稼働した時に、こうした情報がオープンになるのは不都合が大きいではないか。

なので「ホームページで公にオープンにするような性質の集まりなのか」と疑問を呈しつつ、現時点で会員限定で参加できるフェイスブックのページがあるので、それだけでは不十分なのかと思ったのである。

というわけで、自分としてはOB会のホームページという存在意義を今のところ見出すことができないと考えているが、会員を見渡すなら、当然ながら六十代から九十代という高齢者集団で、何とかスマホは手にしてはいるが、パソコンの類などとまるで無縁な人間が圧倒的過半数な状況で、誰のためのホームページなのかが見えてこないのだ。

それにまあ、ホームページに出すほどの充実したコンテンツを持っているとも思えず、豚に真珠&猫に小判ではないだろうかで、会員に対するメリットが見出せないというのが我が意見

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狡話§スパムメイル巧妙化 [インターネット]

実は、今年になってメイルボックスに届くメイルの中に、正規のアドレスからなのか、スパムメイルなのか判然としないメイルがぽつぽつと出てきた。

自分で調べられる限りを労して本物か偽物かを判別しようと試みるのだが、中には完全にお手上げとしか思えないメイルもあったりして、自分の知識では如何ともしがたかったりするのだ。

そのメイルの中にあるリンクを開けてみようかと、おおいに悩むわけだが、開けなくても済むような内容だったりするので、わざわざ虎の尾を踏むようなことはしない。もしも何らかの重要な知らせであったりするのだったら、リンクから開けず、当該ページに直接入って、用件を見ようとするだろう。

身に覚えがない以上に、何の関係も取引もない金融機関からのメイルであるなら、考えるまでもなくゴミ箱送りでおしまいなのだが、口座を持っているところからと思しきメイルの処理が一番に頭を悩ませる。

というわけで、いずれにしてもメイルのリンクを信用することなく、取引先ホームページからリンクをたどるのが一番に安全だと思うのだ。

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網話§インターネットと過ごして三十年 [インターネット]

パソコンを使ってネットの世界で遊び始めて、ほぼ30年が過ぎていたことに気がついた。

インターネットの前身であるパソコン通信に触れたのは1992年の秋。自宅にパソコンはなく、会社のセクションが仕事関係でパソコン通信をすることになったので、どんなことができるのか、試しにいじらせてもらったのが始まりである。

おおよそ概略のようなものを掴めたところで、自宅用のパソコンを買ったのは1994年だった。パソコンについて、たいした知識もなかったが、あれやこれやの設定は自力で行った。ロクな知識もなく悪戦苦闘した結果、パソコン通信に接続できるようになったのは二日目のことだったという記憶。



電話回線にモデムを設定して、いざ!接続……ややあって、上のような接続音で繋がったことを確認。パソコン通信で5年ほどは遊んだだろうか。

20世紀が終わる頃からインターネットの普及が進みつつあったが、使っていたパソコンの性能と電話モデムの速度の遅さではインターネットに対応できず、2年ほどブランクを置いて新しいパソコンを導入。同時にADSL回線と契約してインターネットと接続することができた。

その後、2007年にはADSLより速度が出る光回線と契約。パソコンも三代目となって、自宅のインターネット環境がようやく整備されたような気がする。

この先、インターネットがどのような進化をしていくものか……それを見届けるには、自分自身に時間切れが迫っているようだ。

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情話§電子チケットのやる気 [インターネット]

日本のチケット予約システムは相変わらずの旧態依然で、購入したチケットをコンビニなどの端末があるところか郵送かの選択が主流になっていて、自宅でプリントするような電子チケットへの移行が遅々として進んでいない。

理由は単純で、200円とか300円とかの法外な手数料目当てではないかと……これはもう犯罪的ではないか。

手数料不要の自宅プリントがなかなか進まない理由についてチケット業者は「受け入れ態勢が遅れている」みたいなことを挙げるかもしれないが、日本はIT先進国と言われていなかったか。ドイツあたりはIT化が遅れているというが、そうしたサービス面ははるかに先を行っているように感じる。

要は“やる気”で、日本の実現場を見る限りでは、サービスが充実していてユーザーの視線に立っているようにはとてもとても思えない。

↓自宅でプリントアウトしたドレスデン・ゼンパーオパーのチケット
IMG_2540.JPG

ドイツあたりでは、コンサートのチケットばかりでなく、DB(ドイツ鉄道)の指定席なども日本にいる時に予約ができて、チケットを手にすることができる。自分はチケットをプリントアウトして持参するが、もちろん送られてきたチケットデータをスマホに取り込んでおいて、それを提示しても問題はないのだ。

日本の状況を見るにつけ、IT強者とIT弱者と極端に分かれていて、その溝を埋め切れていない状態が続いているような気がするのである。

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週話§日曜枯寂~もっぱら最近は銀行関連~ [インターネット]

このところ届くスパムメイルの“トレンド”は、銀行からと称して届く奴でメガバンクから地方銀行まで色々と揃っていました。内容は以下のとおりで「口座が動かなくなったので、動くようリンクから操作して復帰させてください」というところ。

YHB.jpg

まあ、自分の口座がある銀行からのメイルはちょっと心が騒いだが、それ以外については「そんなの関係ねぇ!」でゴミ箱行きとなる。いくら数打ちゃ当たるにしても、これはかなり非効率的なやり方ではなかろうかと思うが。

そして当然ながらメイルボックスに届いたのを見つけた瞬間、スパムメイル認定でゴミ箱送りとなる。

スパムメイルなるものと対峙して、間もなく30年が経過することになるが、これまで一度として引っかかったことはなく、この先老いぼれても、騙されることなくゴミ箱に送っていきたい。

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呟話§ツイッターの迷走 [インターネット]

電気自動車で大儲けしたおかしな男が買収してこのかた、ツイッターの迷走が続いている。あの“おかしな男”はいったい何がしたいのか?

そして、つい4日前にはツイッターの青い鳥から“X”のロゴに替えてしまった……もはやツイッターではなくなってしまったと言ってもいいだろう。

X.jpg

ちなみにツイッターを始めたのは2007年の夏。日本でツイッターが拡大し始めたのが2010年頃だったから、かなり早いほうだと思う。ただし、早いというだけで、ツイッターで何をするのかはわからず、しばらくは放置状態が続いた。ツイッターが広く認知されるようになったのは2011年の東日本大震災で、140字という文字制限が日本人の感覚に合っていたと言われた。

一企業が開発して開設したとはいえ、ここまで大きく拡大成長したSNSのツールは、いわば“公器”の立ち位置を確立したがゆえに、オーナーの気まぐれでツイッターが迷走するようなことがあってはならないのだ。

↓青い鳥は戻らない
twitter-logo-eyecatch.jpg

この手の人間は少なからぬ比率で公的感覚が欠如していることが顕著で、彼もまた、その最悪に近いレベルにある。こうしたことが頻繁に繰り返されるようであれば、早晩信用を失っていって、既に凋落は始まっているのかもしれない。

ツイッターの迷走を見て、新しいツールがいくつか誕生している……インスタグラムが始めたThreadsという“ほぼツイッター”でも試してみようか。

というわけで、先々のSNSの世界は不透明感満載である。

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疑話§ネットのクチコミは信じられるか [インターネット]

インターネットのあちらこちらにおびただしいユーザーレビューが書き込まれていて、参考にしようと思うが、これがもう真逆のレビューのオンパレード状態となっていて、参考にしようにも、迷ってしまうことのほうが多い。

それこそ、食事がうまいかまずいかに始まって、サービスがいい悪いまで、よくもまあここまで分かれるものだと感心してしまう。

そうして、どちらのレビューも信じなくなってしまうのだ。高い評価を与えているレビューは店の側からのやらせっぽく見えてしまうし、悪意ばかりのレビューは貶めるためで、どちらも意図的なレビューではないかと考えるのである。

実際に行ってみた店のレビューを見ることがあるが、そこまでひどくもないし、そこまで絶賛するほどまでもないと、結局はレビューページそのものの信頼性が限りなく薄れてしまっているような気がするのだ。

……評価点数を操作していると非難されている某グルメ情報ぺーじを見るなら、超が付くような高級店から、B級グルメ的町中華まで、同じ点数基準で評価されていて、それこそ基準をどこに置いているものか、そのあたりは、自分の眼で確認しろということなのか。

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網話§添付ファイルの技 [インターネット]

インターネットを使っていて、それはもう便利この上ない仕組みだと感心、感謝しているが、そんな中でもメイルの添付ファイルの存在はアクティブにして実にありがたい機能なのだ。

そのままでも、およそ30MBほどの容量を先方に送ることができる。30MBというと、大きめの写真でも10枚くらいは軽々と送れてしまう。

file.jpg

それ以上の大きなデータであったら、ギガ容量を送れる方法もあるが、それを利用することはほとんどない。

ともかくも、自宅用のパソコンでここまでのことができるようになったのは今世紀に入ってからのことではないだろうか。そして、情報のやり取りは、格段にスムーズかつクォリティが上がっていったのだ。

そして地球上で夥しい量のデータが刻々と送受信されているのである。

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滞話§写研という会社ありき [インターネット]

“ありき”とタイトルに書いたが、もちろん会社は存在している。だが、今のネット社会から大きく後れを取ってしまったという意味では“ありき”と書いてしまいたくもなる。

20世紀が終わる頃まで、印刷物は写真植字(写植)で文字打つのに、下の写真のような文字母型に光を当て、印画紙に文字を焼き付けて“版下”を作成していた。

↓ウィキペディアより
Shaken_subplate1.jpg

宮仕えを始めた頃、既に活版印刷の姿はなく、写植が主流だった。そんな写植のフォントや写真植字機を製作して販売していたのが写研で、モリサワというもう一社が日本の写植メーカーだったのである。

もっぱら写研の植字書体を使っていて、以下のようなフォントに慣れ親しん
でいたのだ。

↓石井明朝体
MMOKL.jpg
↓ナール書体
nar.jpg
↓ゴナ書体
NAG.jpg

まず石井明朝体だが、中でもMM-A-OKLという略称の石井中明朝体オールドスタイル大がなを基本として、すべての中心に置かれていた。それから70年代にデザインされたナールや、80年代初期のゴナなどを組み合わせていた。

写研フォントは何よりシンプルに姿がよくて、モリサワ書体の泥臭さとは好対照で、写研フォントで仕事をするのが楽しかったのである。

だが、そんな順風満帆だった写研を揺るがすことになったのが、DTPと呼ばれる“デスクトップ・パブリッシング”とインターネットなのだった。

DTPは、デザイン作成したテキストデータを入力すれば組版が出来てしまうというもので、これで校正作業が一手間省けたりと、そのメリットは大きかったのだ。

そして何と、写研がDTPとインターネットに乗り遅れてしまった。それは創業者一族が、頑としてDTPやインターネットに自社フォントを公開しなかったのである。

そのあたり、少しでも知識のある人なら気がつくだろうが、パソコンで使われているフォントの中に写研のそれはまったく存在していない。あまつさえホームページすら開設されておらず、ようやく公開されたのは創業者一族の社長が逝去して3年後の2021年だったが、公開されていない写研フォントを使うために、一風変わったデザインとなっているのだ。

そんな写研の迷走だが、およそ四半世紀以上後れた2024年、ようやくフォントの提供を始めることになったが……何とも遅過ぎる。

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限話§繰り返される炎上~ネットの黄昏~ [インターネット]

また起きた。過去に起きた数多くの“迷惑行為”がまた繰り返されてしまった。そして、この先も懲りずに迷惑行為を犯してしまうことだろう。

当人たちは、軽い気持ちでの悪ふざけ程度としか考えていないのだろうが、その行為がひとたびネットに流れていったが最後、それは“炎上”となり、迷惑行為を行った人間が徹底的に糾弾されることになる。

事を為した人間にしてみれば、仲間内の他愛ない冗談のつもりでしかなく、ネットの向う側の広大さに思いを馳せることができない……その時点で既に失格なのだが。ネット社会の大きさに気がついた時はもう遅い。

彼らが為した痕跡はインターネットが存在する限り消え去ることはなく、事あるごとに記憶が呼び覚まされることになるのだ。

インターネット以前、パソコン通信を始めたのは30年前。その時すぐに、このツールが狭い世界でしかないなどとは思わず、それに気づいた時点で用心用心を重ねてきたつもりである……それでもまだ十分なのかどうかわかってはいない。まあ、ネットでうろうろしている時点、それだけで注意する必要はあるのだが。

もう一度警告する……ネットという空間の巨大さに思いを馳せるべきだ。

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