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泡話§石鹸とそのDNA? [日常]

石鹸である。

使い続けてちびてきた小片を、新しい石鹸にのせ、押しつけて合体させる。一度でくっつかなかったら、何度か押しつけていると最後に一体化してくれるのだ。

物にも魂があるかのように考えてしまがちな我々は、石鹸を合体させると、ちびた小片から新しい石鹸に、小片が持っていたDNAが遷(うつ)るなどとあらぬ妄想を抱いてしまう。

いや、DNAが遷るからといって、新しい石鹸を使い始める我々に、何か御利益などがあるはずもないのだけれど、どうもそうしたことを考えたくなるような種族ということか。

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写真は、アレポのオリーブ石鹸がちびてきたので、白い石鹸と合体させたもの。使ってしばらく経ったところで見ると、双方がなじんできていることがわかる。

それよりも、眺めた様子が『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる鬼太郎の目玉おやじに見えてきて、ちょっと不気味とも言えなくもないが、この目玉おやじ的遷りは、一度きりのことだった。

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切話§シュレッダーを使う [日常]

このところ、気がついたら紙の通信物あれこれがやたらと増えているような気がする。

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もう長いこと、個人情報の入った紙類はシュレッダーで断裁してる。我が家のシュレッダーは既に三代目。初代は手動だったが、二代目と三代目からは電動となり、今使っている三代目の微塵切り度はかなりなものだ。製品説明によると“2×12mm”という……さすがにこいつをジグソーパズルするのは無理だろうw

ではあるが、シュレッダーの作業が面倒で、年に3回か4回くらいしか断裁しない。個人情報が山と積まれたところで重い腰をよっこらしょ!と上げるのだ。

モーターが焼き付くので、連続断裁時間約5分で自動的に止まってしまう。だから、その時点で溜まっている山となった個人情報を断裁し尽くすまでに30分くらいはかかってしまう。

こういう作業を普通にしていると、自分の住所氏名その他諸々が印刷された紙類を、そのままゴミ箱に捨ててしまうことの危うさを改めて思い知るのである。

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重話§6月から10月頃までは・・・・・・ [日常]

すっかり炎天下での活動を自主的に自粛する高齢者となってしまった。この暑さは暴力的かつ殺人的で、自分たちで自覚して外出を控えたりそれなりの防衛策を講じるしかない。

生徒、学生が夏休みに入った7月中旬の終わり頃から、容赦ない熱波が襲ってきて、各地で最高気温が40度を超えるような酷暑日(2022年制定)を記録。各人猛暑対策を心してやらないと、熱中症ばかりではなく命にかかわるような天気模様なのだ。

というわけで、エントリータイトルのとおり、6月から10月くらいまでは、どこかに泊りがけで旅行するのもやめましょうとは夫婦での決め事である。

尾瀬に出かけるのは夫だけ、しかも尾瀬の気温は東京よりも10度近く低いのであまり問題はならないと考えた。それ以外の、例えば祇園祭の京都になど誰が行くものか!

とにかく我が家の決め事としては、不要不急の外出はしない、スーパーへの買い出しも一日おき……あとは水分摂取を心掛けるとか、誰もがやるようなことばかりであるが。

明日からは長月九月、学校の夏休みも終わって登校の日常が始まるが、学校の教室におけるエアコン設置率は9割を超えていて、まあ何とか正常に授業を実施できているようだ。

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長話§2024年9月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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9月1日の日の出は5時12分で日没は18時11分、月末の日の出は5時34分で日没は17時29分。特に日没時刻が早くなって秋が来ていると感じるが、夏の暑さが変わることはない。

それはともかく……今月はお楽しみが少ない。決まっているのは秀山祭九月大歌舞伎くらい。

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昼の部は『摂州合邦辻』と夢枕獏原作の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』という新作。夜の部は玉三郎と松緑で『妹背山婦女庭訓』の花渡しと吉野川。そして幸四郎の弁慶、菊之助の富樫で『勧進帳』である。

歌舞伎もう一つ……隼町の国立劇場閉場で初台の新国立劇場に場を移しての歌舞伎公演9月は、ちょっと気になる中堅役者坂東彦三郎が団七九郎兵衛を務める『夏祭浪花鑑』が出るので、いそいそと出かけることにした。

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そしてクラシックは10月までお預けなのだ。

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週話§土曜流転~今年も葉月八月終了~ [日常]

はい、8月終了!

暑い夏については前話でまとめたので、何を書こうか……今年も残すところ4か月となるし、間もなく古稀の誕生日を迎えるし、そんな9月がやってくるのだ。

10年前の2014年は、還暦を迎えつつ定年退職まで残すところ一年となって、いよいよ“老後の自分”について考えを巡らす時期にあった。不足はあれど自分なりに準備は進めていたつもりだが、給与生活者でなくなることが何を意味するのか、そのあたりに頭が回ってはくれなかった。

ただ例えば、この期に及んで借金はしないとか、浪費の類はしないようにとか、そうしなくても済むように最低限の手は打っておいたつもりではある。

そして、最後の一年に万が一のことがあって37年半が台無しにならぬよう、笑い事ではないけれど、通勤電車の行き帰り、特に帰りの込み合った電車の中で疑われるようなことはしないようにとか……いや、これはもうまじめな話であるぞよ。

そんな風に身を処しつつ、一年後確実にやって来る自分の行く末についてはまだまだ想像が及ぶことなどなかった。

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W話§曜日の感覚 [日常]

定年退職このかた“毎日が日曜日”となって、希薄になったのが曜日の感覚である。

月曜から金曜まで会社に出向き、土日は休むというサイクルを37年半続けてきたので、その流れが身体に沁み込んでしまっていたのだが、まあよくしたもので、いくつかの要素が“今日は何曜日”だと知らせてくれるのだ。

①週に一度の宅配野菜配達日

②週に二度の燃えないゴミ収集日

③モップと掃除機をかける床掃除日

……こうした、いくつかの週ミッションが、決まった曜日に行われるので、今のところ曜日の認識を失わずに済んでいるのはありがたい。

もちろん、今日が何曜日なのか、ことさらに意識しなくてはならない理由などはないのだが、そこはやはり何らかの区切りのようなものは必要なのだと頭の中で考えていることのようだ。

それに加えるならば、ブログでも土曜と日曜の週末エントリーを用意しているので、ダメ押し的に認識できるようになっている。

ただし残念ながら、宮仕え時代のような月曜から金曜までの勤務、それに続く週末という感覚は持ちようがないということか。

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労話§定年退職とは [日常]

定年退職して来年で丸10年となる。何というか、あっという間の10年という時間の経過である。

宮仕えを始めた1978年、その頃の定年は55歳で、今考えても超がつくくらい早いものだった。それからほどなく60歳満了日(61歳誕生日前日)に定年退職年齢が延びた。

ありがたくも、我が世代は61歳から厚生年金が支給される。国民年金と合わせてフルに支給されるのは65歳からだから、満額までは忍の4年間を過ごしたのだ。

さて定年退職が何歳なのか、それはそれぞれの会社や機関が決めることで、今はおよそ60歳が主流で、65歳となるとどれほどの企業が導入しているものだろうか。

ただし、定年退職といっても、そのやり方はまちまち。銀行に勤めていた知り合いは、五十代半ばで取引先の企業に“出向”させられていた。体のいい押しつけといえなくもなく、何とも腑に落ちない話と感じたのだった。

だから、出向も転籍もないまま、同じ会社に入社から定年退職まで在籍できるほうが珍しいことなのかどうか。

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ところで、会社の規定で定年退職となって退社はするが、その後働くのかどうかは本人次第。もちろん思い立って今から働こうと思えば、定年退職した時に職業安定所(ハロワ)でもらった“ハローワークカード”は今だに有効、我が身の上は“失業者”扱いなのである。

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葉話§2024年8月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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8月1日の日の出は4時48分で日没は18時48分、月末の日の出は5時11分で日没は18時12分。日没が早まって秋めいてはきたが、暑さは引き続きということか。

さて、当月のお楽しみだが、完全に“夏枯れ”である。クラシックの演奏会はなし。ラグビーはパシフィックネーションズカップ2024のプール戦となる日本対カナダが行われるが、さてどうしようか。

歌舞伎は八月納涼歌舞伎が三部制で、一番の見ものは勘九郎の『髪結新三』が第二部に出る。満を持しての舞台ゆえ、これはどうしても観に行かなくてはならないのだ。勘九郎「勝奴を演らないうちは新三は演らない」と言っていたが、11年前に十代目三津五郎が新三を務めた時に勝奴を演った。

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そんな縁で、今回の勝奴は三津五郎の息子巳之助が務めるのだが、こうして歌舞伎が繋がっていくのである。

第一部は『ゆうれい貸屋』と『鵜の殿様』が、第三部は京極夏彦の書下ろし『狐花葉-不見冥府路行-』という新作物。

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そして週明け、ぐずぐずと先延ばしにしていた帯状疱疹のワクチン注射をしてくる。重い腰を上げさせたのは、同居人が目にしたこの記事である。

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宴話§文月七月終了 [日常]

そして暑い夏はまだまだ続く。

……そう書いて終わりにしたいが、四百字でまとめることを基本としている拙ブログであるがゆえに、もう少し色を付けていかなくてはならない。だが週末に7月終了のエントリーを書いているから、もう少し違った中身でまとめる必要がある。

そういえば、一か月前の6月終わりのことである。我々とはほぼ40歳年下の従甥(じゅうせい=従妹の長男)が結婚するというので、少しばかり気張った祝いの席を設定した。

20歳下くらいだったら、会社の部下とかがそんな年齢だったりするから、何とか会話は成立するが、はてさて40歳下となると、経験などはない。なので例えば“説教めいた話はしない”とか“自慢話らしいことも話さない”とか自戒を込めて臨んだ。

まあまあ、新婚夫婦も気を遣ってくれていたようで、こちらの話に耳を傾けてくれたのだった。それはありがたかったのだが、少しは“自分たちは”みたいな話をしてくれればありがたかった……何というか、こちらばかりが自分の話をしていたような気がしないでもなかったのである。

それでも3時間ほどの席の間は緩むことはなく無事に終わってくれたが、さすがに疲れたのだった。まあ要するに、我々のほうが気を遣っていたのだ。

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タグ:日常 私事 結婚
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籤話§運がいいのか悪いのか [日常]

ちょうど一か月前のことである。ショッピングセンターで恒例の福引大会が行われた。お買い上げ3000円で一回ガラポンを回せる。今回は珍しく5回分の抽選券が貯まった。

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会期終了近くに抽選会場に行けば、3台並んだガラポンには三々五々お客さんがガラポンを回している。会場に近づいた時、盛大に鐘が鳴らされて、いい賞品が当たったと知る。

というわけで我が順番となり、ガラポンを回す手にも力が入る……ほどのこともなく、最初に出てきたのは、漏れなく当たる参加賞のティッシュ。まあこんなものだと回し続けると、2個目から5個目まで玉の色が違っていた。

と思っていると、耳元で鐘が鳴らされて「おめでとーございますー!」という係員の声。何が当たったのかと思えば、期間中400名に当たる“夏の味わい賞”それに1万人に当たる“ハッピー賞”が3本という、久々に引きの強さを見せつけたのだ。

それぞれ選べるようになっていたので、味わい賞は三時のおやつ用の菓子、ハッピー賞はキッチンの消耗品をいただき、意気揚々と凱旋したのである。

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タグ:福引 私事 日常
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週話§日曜流転~7月おしまい!~ [日常]

今年も残すところ5か月となった。

それにしてもおかしな夏である。6月頃、最高気温30度の真夏日になるというのに、空気はどことなく涼しいと感じて、うっかりするとだまされそうになってしまうが、油断はできない、ただ、何とも不思議な空気と感じさせる夏である。

日本のラグビーはシーズンオフではあるが、ぽつぽつとテストマッチが行われている。先週は北海道でイタリアを相手に一試合。来月は、パシフィックネーションズカップ2024のプール戦があって、息を抜くことはできない。

何とかプロ化をとラグビー協会は鼻息を荒くはするが、この流れがきちんと定着してくれるかどうかは、今だに未知数ではなかろうか。

……そして夏はまだまだ続く。

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廻話§緑の海の街の今 [日常]

開発が始まって半世紀になろうとする我がエリアである。元々は田畑と林のエリアだったが、開発によって大規模団地が建ち、地域ごとに学校や商店街が設備された。

そうして、その当時の写真を見ると、団地や小学校などの周囲にはようやく植栽が施されたばかりで、あたかも禿山の如く、直射日光に当たりっぱなしだし、寒い北風は吹き放題の荒涼とした世界だったことに驚かされたのだ。

そんな地域も40年経てば、木々は成長して鬱蒼とした緑の海が出現し、まさに緑蔭都市の名にふさわしいと言えるまでになったのである。

確かに、地域が誕生して以来住み続けてきた人たちには高齢化が進み、死を迎える人も増えてきた。そうして町もまた相応に老いていっているのだが、何よりかけがえがないのが、そうして淡々と成長を続けてきた緑の木々たちなのだ。

もちろん、半世紀も経てば元気だと思われていた木々も老木となり、中には病気になって朽ち果て、春になると咲き誇って楽しませてくれていた桜の木も気がつくと切られてなくなってしまっていたりする。

半世紀という月日は様々な営みを繰り返しつつ、成長から喪失、そして再生へと連なっていくということだ。

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餉話§献立を決める [日常]

朝昼の“簡単な”食事担当である。何度も書いているように、コーヒーを淹れたり、昼はレトルトを活用してという……定年退職以来こんな形に定着したようだ。

夕食は同居人が作ってくれる。基本はメイン+2、3品。問題はメインなのだが、昼頃からメインをどうするか頭を悩ませてしまう。何が食べたいのか自分で考えなくてはならないのである。

基本は、週一で届く宅配野菜を材料に、そこから主菜やら副菜を作ってくれるのだが、問題はメインをどうするか。

一番簡単なのは、肉と野菜を合わせてというもの。例えば豚肉とキャベツを炒めたり、卵とほうれん草を炒めてみたり。

宅配野菜があるうちはいいが、そのネタが尽きるとさらに頭をひねることになってしまう。献立に窮してしまった時は、それが休肝日であれば、いっそのこと!と、納豆に漬物とかでお茶を濁すことも辞さないのだが。

それにしてもと思うのは、食べる量が減ったことである。結婚して42年……二十代の食欲と古稀間近の食欲はまったく違う。腹が減っているのは同じようなものだが、若い頃に食べられた量の三分の二かその程度でギブアップする老体なのである。

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週話§土曜流転~なついあつ~ [日常]

暑い夏と言おうと思ったのに、口から出てしまったのが“なついあつ”……



……ということはありませんか? 自らが招いた“舌禍”とはいえ、かくのごとくワチャワチャ状態になってしまうキャスターさんもいらっしゃるので口に出す前に頭の中で“暑い夏!暑い夏!”と復唱してから口に出すように心がけましょう。
 
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タグ: 日常 天気
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文話§2024年7月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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7月1日の日の出は4時28分で日没は19時4分、月末の日の出は4時47分で日没は18時49分。そして今年も残すところ6か月となってしまった。猛暑の夏はこれからが本番である。

さて今月のお楽しみは……ラグビーはリーグ戦の狭間に入って、イタリアやジョージアを相手の代表戦が行われるが、札幌や仙台での試合なので遠征はせず。

そしてクラシックもシーズンオフである。

歌舞伎は七月大歌舞伎に行くが、昼の部はスルーして夜の部を楽しませてもらう。

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聞き慣れない『裏表太閤記-千成瓢薫風聚光-』という芝居だが、幸四郎が豊臣秀吉他三役を務め、宙乗りまでしちゃうというのだ。

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そして、これまた久々な藤山直美の『七夕喜劇まつり』を新橋演舞場まで。こんな御時世、他愛なく笑える機会でもないと、何だか状況が袋小路に入り込んでしまうような気がするのである。

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