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節話§一日一句~初夏の雰囲気~ [俳句]

季語は・・・若葉

吉野山 桜若葉に 風抜けて

【去年の今日】蓮話§シャワーヘッドを交換する

タグ:俳句 若葉
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過話§備忘録的な何か~2021年4月27日付~ [備忘録]

4月9日……イギリスはエリザベス女王の夫君フィリップ殿下が死去した。1921年6月10日生まれなので、あと2か月で100歳を迎えるところだった。

ヨーロッパの王室の関係なるものがどうなっているのか、あまりにも複雑に過ぎてさっぱりわかっていない。

フィリップ殿下もギリシャ王室に生まれ、亡命生活を経てイギリス国籍を取得している。高祖父にはロシア皇帝ニコライ1世、曾祖父にデンマーク王クリスチャン9世がとなると、彼がギリシャ人だったと言い切れるものか。

4月12日……アメリカは4月11日のこと、松山英樹がマスターズ・トーナメントで初優勝。青木功が1983年にハワイアン・オープンでPGAツアー初優勝してから38年、ようやく日本出身ゴルファーが海外メジャー大会初制覇を成し遂げた。

3日目を終えたところで、2位グループと4打差で最終日に望んだ。途中の15ホールで池ポチャのボギーを叩いたものの、2位に1打差での逃げ切り。

なお優勝したことで、オーガスタ・ゴルフクラブの名誉会員となって、マスターズ大会の生涯出場権を得ることができたのだ。

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懐話§昭和三十年代~ドブ川~ [昭和]

[承前]

小京都と呼ばれるような町の通りに流れているようなきれいな水の用水とかではなく、どうってことのない家庭から出るような水なども取り込んで流れていく、まさに“ドブ川”が町のあちこちに流れていた。

裏通りにあった我が家の近くにも1m足らずのドブ川があったが、風情の欠片などもなく、単に生活汚水が流れていただけのことである。

あるいは、町の基幹産業だった織物関連の染色工場からの廃水を流すのが目的だったのかもしれないが、公害の“こ”の字の認識もなかった60年前のことゆえ、浄化などほとんどせずに垂れ流ししていたのは間違いないだろう。

あまつさえ、我が家近くのドブ川には精肉店裏の作業場が面していて、時に鶏を捌くこともあった。鶏を締めては、大鍋一杯の熱湯の中に放り込み……などという作業を延々としているのを、近所のガキ共が眺めているという、今考えればとんでもない状況が日常としてあったのだ。

我がドブ川はそこから数十m先で暗渠となり、支流に流れ込んだ先は本流へと繋がっていったのである。もちろん、そんな目に見えていたドブ川は、気がつけば影も形もなく、地面の下の存在となってしまっていたのである。
                               [続く]

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