模話§体調管理と維持 [健康]
一か月前の東京は最高気温30度超えの真夏日だった。本当にとんでもない。
そして翌日が10度台と気温変化が目まぐるしく、我々高齢者ばかりでなく、年若い人たちも体調を崩さないよう、十分な注意が必要とは面倒くさいものである。
これまでが大丈夫だったからというのは、もはや通用せずと心得てかからなくてはならなくなった。だが、昨今の気象状況は、我々の想像をはるかに超えてしまって、ちょっと用心すればそれでよしというわけにはいかなくなってきた。
古稀を過ぎ、病院通いが常態化した身にしてみれば、いつ何が起きても何の不思議もなく、自分が考える以上に“ガタ”がきているのだと自覚してかかる必要があるだろう。
などと書きながら、やっていることといえば週三日のお休肝日くらいのもので、もう少し何か自覚してやらなくてはならないと、順調に“ガタ”は進行していくことだろう。心すべきことは“自分を恃まない”ことなのである。
《健康のトピックス一覧》
そして翌日が10度台と気温変化が目まぐるしく、我々高齢者ばかりでなく、年若い人たちも体調を崩さないよう、十分な注意が必要とは面倒くさいものである。
これまでが大丈夫だったからというのは、もはや通用せずと心得てかからなくてはならなくなった。だが、昨今の気象状況は、我々の想像をはるかに超えてしまって、ちょっと用心すればそれでよしというわけにはいかなくなってきた。
古稀を過ぎ、病院通いが常態化した身にしてみれば、いつ何が起きても何の不思議もなく、自分が考える以上に“ガタ”がきているのだと自覚してかかる必要があるだろう。
などと書きながら、やっていることといえば週三日のお休肝日くらいのもので、もう少し何か自覚してやらなくてはならないと、順調に“ガタ”は進行していくことだろう。心すべきことは“自分を恃まない”ことなのである。
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運話§ラジオ体操~~~~! [健康]
ラジオ体操をしている……月曜から土曜までの午後、ほんの10分間なのだがせめてもの罪滅ぼしとして、少しでも身体を動かしてやるのだ。まあ、動かさないよりは“まし”程度のものだが。
ラジオ体操を覚えて、あっという間に60年を超えていた。覚えたのは小学校の朝礼の時だったと思う。どのようにというプロセスでなどとは覚えてなどいないが、気がついたら全部の動作を覚えていた。しばらくは第一だけで、第二体操を覚えるまでには少し間があった記憶だ。
それにしてもと思うのは第一から第二まで、すべての動作を間違えることなく記憶していることで、しかも再開したのは数年前……ブランクが何十年もあったとは思えない“三つ子の魂百まで”である。
そしてありがたいのは、第一の前と第二の前に、それぞれ短いストレッチのようなものも挟んでくれて目先を変えてくれるのだ。
今は、男性と女性の講師が一日おきに、ピアノ伴奏は3人が交互に演奏するのだが、全員が同じに弾いているわけではなく、少しずつ微妙なニュアンスが違っていて、特に新人のピアニストが弾いた時は、ちょっとだけ戸惑った記憶があった。
《健康のトピックス一覧》
ラジオ体操を覚えて、あっという間に60年を超えていた。覚えたのは小学校の朝礼の時だったと思う。どのようにというプロセスでなどとは覚えてなどいないが、気がついたら全部の動作を覚えていた。しばらくは第一だけで、第二体操を覚えるまでには少し間があった記憶だ。
それにしてもと思うのは第一から第二まで、すべての動作を間違えることなく記憶していることで、しかも再開したのは数年前……ブランクが何十年もあったとは思えない“三つ子の魂百まで”である。
そしてありがたいのは、第一の前と第二の前に、それぞれ短いストレッチのようなものも挟んでくれて目先を変えてくれるのだ。
今は、男性と女性の講師が一日おきに、ピアノ伴奏は3人が交互に演奏するのだが、全員が同じに弾いているわけではなく、少しずつ微妙なニュアンスが違っていて、特に新人のピアニストが弾いた時は、ちょっとだけ戸惑った記憶があった。
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精話§病院通いの日々 [健康]
内科、整形外科、循環器科、皮膚科、耳鼻科、眼科、歯科……この5年ほどの間にお世話になった診療科である。ほぼ一通りということだ。
何とも壮観な、などと悠長な冗談を言っている場合ではないぞよ。還暦から定年退職このかた病院通いが増えて、変な意味で高齢者の仲間入りをしたということか。
目下、内科と歯科については、ほぼ定期的に通っていて、内科のほうからは処方薬を受け取りに行っている。
思えば宮仕えの頃は、年に一回か二回か風邪で寝込むくらいで、際立ってどこかが……みたいなことはなかったのに、還暦を過ぎてしばらく経ったら、あちこちガタがきたことに気づく。
“医者嫌い”と言っていいほうだろうとは思うが、そんな強がりなど言っておられず、粛々と病院通いをするようになった。まさに高齢者そのもので、古稀を迎えた9月には、健康保険高齢受給者証が手元に届いた。それまでは3割負担だったところを2割負担と、ほんの少しだが支払いが軽減された。
《健康のトピックス一覧》
何とも壮観な、などと悠長な冗談を言っている場合ではないぞよ。還暦から定年退職このかた病院通いが増えて、変な意味で高齢者の仲間入りをしたということか。
目下、内科と歯科については、ほぼ定期的に通っていて、内科のほうからは処方薬を受け取りに行っている。
思えば宮仕えの頃は、年に一回か二回か風邪で寝込むくらいで、際立ってどこかが……みたいなことはなかったのに、還暦を過ぎてしばらく経ったら、あちこちガタがきたことに気づく。
“医者嫌い”と言っていいほうだろうとは思うが、そんな強がりなど言っておられず、粛々と病院通いをするようになった。まさに高齢者そのもので、古稀を迎えた9月には、健康保険高齢受給者証が手元に届いた。それまでは3割負担だったところを2割負担と、ほんの少しだが支払いが軽減された。
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追話§水分摂取と汗 [健康]
若い頃からそれほど汗をかく体質ではなかった。だが、そうはいってもこの暑さである。水分摂取が大切なのは、高齢者も変わらずで、だから最近は、朝起きたところで、炭酸水を飲むことにしている。まずは夜の間に身体から出ていった水分を補給してやるのだ。
宮仕えしていた頃から、日常的に水分摂取をすることは少なかった。身体が欲していないからかどうか、せいぜい午後にコーヒーを1杯飲み、その後は仕事帰りに酒を呑んでという流れだった。
だから、電車の中でも街中でも、ペットボトルを頻繁に口にする人を見て、なぜそれほどに?と思ったりしていたのである。
もちろん正しいのは飲んでいた人たちのほうで、自分自身が水分に関しては無頓着過ぎたということだ。
というわけで遅ればせながら、心を入れ替えて水分補給にこれ努める日々なのである。
《健康のトピックス一覧》
宮仕えしていた頃から、日常的に水分摂取をすることは少なかった。身体が欲していないからかどうか、せいぜい午後にコーヒーを1杯飲み、その後は仕事帰りに酒を呑んでという流れだった。
だから、電車の中でも街中でも、ペットボトルを頻繁に口にする人を見て、なぜそれほどに?と思ったりしていたのである。
もちろん正しいのは飲んでいた人たちのほうで、自分自身が水分に関しては無頓着過ぎたということだ。
というわけで遅ればせながら、心を入れ替えて水分補給にこれ努める日々なのである。
《健康のトピックス一覧》
空話§エアコンは・・・・・・ [健康]
7月に入った時には既に就寝中にエアコンを動かしたままである。
我が家は、寝室にエアコンはなく、隣の居間に設置してあるエアコンからの間接的な冷気を取り込んでいる。もし寝室にエアコンを置いていたら、直接冷気が当たって健康的ではなさそうだ。
ワンクッション置いているから、冷気もいくぶんか穏やかなものとなってくれているような気がしないでもない。
特に同居人のほうが暑がりのようで、一晩中エアコンを動かしておかないと睡眠不足になるのは明々白々なのである。
というわけで、電気料金には眼を瞑ってエアコンの世話にならなければならないのは、残念ながら理屈でもなんでもなく、我が身を護るためのオンリーワンの手段なのである。
7月はじめのある早朝、我が家の外気温は30度を超えていた。
《健康のトピックス一覧》
我が家は、寝室にエアコンはなく、隣の居間に設置してあるエアコンからの間接的な冷気を取り込んでいる。もし寝室にエアコンを置いていたら、直接冷気が当たって健康的ではなさそうだ。
ワンクッション置いているから、冷気もいくぶんか穏やかなものとなってくれているような気がしないでもない。
特に同居人のほうが暑がりのようで、一晩中エアコンを動かしておかないと睡眠不足になるのは明々白々なのである。
というわけで、電気料金には眼を瞑ってエアコンの世話にならなければならないのは、残念ながら理屈でもなんでもなく、我が身を護るためのオンリーワンの手段なのである。
7月はじめのある早朝、我が家の外気温は30度を超えていた。
《健康のトピックス一覧》
骨話§CM関節症 [健康]
4月半ば頃から、右手指の関節が痛むようになった。ちょっと親指の角度を変えたり、力を入れたりすると、これまでにない痛みが出るようになった。
2週間ほど様子を見ていたが、状況が変化することはなかった。腱鞘炎か何かだろうかと、素人見立てをしつつ、ゴールデンウィーク真っ最中の平日、診療日の整形外科に赴き、診断してもらたところ“CM関節症”だという。腱鞘炎ではなく、親指付け根関節の炎症ということのようだ。
重症であればステロイド注射を打ったりするようだが、そこまでひどくはなさそうなので、湿布薬と親指に負荷をかけず支えるサポーターをあてがわれた。
2か月ほどは親指に無理をさせず、回復するには半年ほどを要するようである。何とも気の長い話だが、考えてみれば70年もの間、ほとんど何の支障もなく動き続けてくれたわけで、それがここにきて痛むようになったとは、まあ無理からぬ話である。
というわけで、サポーターであまり親指に負担をかけないよう、可能な限り安静にして回復を待つしかないということなのだ。
《私事のトピックス一覧》
2週間ほど様子を見ていたが、状況が変化することはなかった。腱鞘炎か何かだろうかと、素人見立てをしつつ、ゴールデンウィーク真っ最中の平日、診療日の整形外科に赴き、診断してもらたところ“CM関節症”だという。腱鞘炎ではなく、親指付け根関節の炎症ということのようだ。
重症であればステロイド注射を打ったりするようだが、そこまでひどくはなさそうなので、湿布薬と親指に負荷をかけず支えるサポーターをあてがわれた。
2か月ほどは親指に無理をさせず、回復するには半年ほどを要するようである。何とも気の長い話だが、考えてみれば70年もの間、ほとんど何の支障もなく動き続けてくれたわけで、それがここにきて痛むようになったとは、まあ無理からぬ話である。
というわけで、サポーターであまり親指に負担をかけないよう、可能な限り安静にして回復を待つしかないということなのだ。
《私事のトピックス一覧》
週話§日曜流転~大病とか大怪我とか~ [健康]
生まれてこのかた、9月には古希を迎えるわけだが、かなりガタは来ているにしても、ここまでの70年、生命にかかわるような大病とか大怪我に見舞われたことはほとんどなかったと言っていいだろう。
自分でもやばかったと記憶しているのは11歳の頃にひどい肺炎のなりかけで一週間床に臥せっていたことがあった。今思い出しても、けっこうな病気であったのではなかっただろうか。
それ以外と聞かれたら、風邪で一日か二日寝込んだとか、胃腸炎でえらい目に遭ったとかは記憶にある。もちろん人並みに“麻疹(はしか)”とか“おたふく風邪”にはかかっていて、それぞれ免疫は持っているはずである。
怪我で思い出すのは、高校3年の体育の授業でラグビーをやった時に指を骨折したことくらいだろうか。密集の中で揉み合いになった時、誰かに薬指を踏まれたのだ。
その直後、人生最初で最後のトライをゲットしたのたのだが、家に帰って指を見ればけっこう腫れてしまっていた。せいぜい突き指だろうも思っていたのだが、ちょっと大事と思われて近くの整形外科に行ったら「骨折ですね」という診断。正確には“剥離骨折”とやらで、第二関節に近い、第一関節の骨の端が米粒大に剥離していたのである。
骨が元に戻るまで一か月ほど添え木をあてて、その後リハビリとして関節の曲げ伸ばしをしたが、緩んだ腱はそれほど戻ってくれなかった。それでも、七十年の人生をこの程度で済んだのは運がよかったと言えるだろう。
《健康のトピックス一覧》
自分でもやばかったと記憶しているのは11歳の頃にひどい肺炎のなりかけで一週間床に臥せっていたことがあった。今思い出しても、けっこうな病気であったのではなかっただろうか。
それ以外と聞かれたら、風邪で一日か二日寝込んだとか、胃腸炎でえらい目に遭ったとかは記憶にある。もちろん人並みに“麻疹(はしか)”とか“おたふく風邪”にはかかっていて、それぞれ免疫は持っているはずである。
怪我で思い出すのは、高校3年の体育の授業でラグビーをやった時に指を骨折したことくらいだろうか。密集の中で揉み合いになった時、誰かに薬指を踏まれたのだ。
その直後、人生最初で最後のトライをゲットしたのたのだが、家に帰って指を見ればけっこう腫れてしまっていた。せいぜい突き指だろうも思っていたのだが、ちょっと大事と思われて近くの整形外科に行ったら「骨折ですね」という診断。正確には“剥離骨折”とやらで、第二関節に近い、第一関節の骨の端が米粒大に剥離していたのである。
骨が元に戻るまで一か月ほど添え木をあてて、その後リハビリとして関節の曲げ伸ばしをしたが、緩んだ腱はそれほど戻ってくれなかった。それでも、七十年の人生をこの程度で済んだのは運がよかったと言えるだろう。
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剤話§薬の管理など [健康]
諸事情あって、医師からの処方薬を久しく服用している。朝3種類で昼夜が2種類、それぞれ一錠ずつ。
毎食後の服用だから忘れることはないだろうと高を括っていたが、やっぱりというか服用し忘れることが時折だがあって、対策を講じる必要が生じた。
一週間用の薬を収納するピルケースを調達して、それでもって管理をすることにした。さすがに飲み忘れるようなことは“ほとんど稀”になってくれたが、それはそれで面倒なことはというと、ケースに入れるために、小分けに切らなければならないことなのだ。
きちんと服用するためにはそれなりの手間がかかるわけで、それを面倒だと考えてはいけないのだ。薬を飲まないで済むなら、それに越したことはないのだが、そうもいかない現状ゆえ、そこは服用の習慣づけが必要になるということである。
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毎食後の服用だから忘れることはないだろうと高を括っていたが、やっぱりというか服用し忘れることが時折だがあって、対策を講じる必要が生じた。
一週間用の薬を収納するピルケースを調達して、それでもって管理をすることにした。さすがに飲み忘れるようなことは“ほとんど稀”になってくれたが、それはそれで面倒なことはというと、ケースに入れるために、小分けに切らなければならないことなのだ。
きちんと服用するためにはそれなりの手間がかかるわけで、それを面倒だと考えてはいけないのだ。薬を飲まないで済むなら、それに越したことはないのだが、そうもいかない現状ゆえ、そこは服用の習慣づけが必要になるということである。
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惚話§高い枕は・・・・・・ [健康]
やはり、高い枕は健康によくないという医学的結果を、つい先月の新聞報道で確認できた。
15センチ以上の枕で寝ると“首の後ろの血管が裂け、脳卒中を起こす”特発性椎骨動脈解離を起こす危険性があるというのだ。殿様枕症候群とは、今回の分析を発表した国立循環器病研究センター研究チームによる命名である。
目下、我が家で夫婦二人が使っているのは、高さ数センチに満たない薄手の枕……使い始めたのは30年くらい前からで、何度か買い替えて愛用中。
そうして20年近く前には、意を決して海外旅行にマイ枕を持参することにしたのだ。その効果は絶大で到着初日からスーッと睡眠に入ることができた。もちろん時差ぼけは何日か続きはしたけれど、睡眠途中、夜中に目が覚めて眠れなくなるとかいったようなことがほとんどなく済んだのはありがたや。
というわけで、永年低い枕で快適な睡眠を享受してきた我々にしてみれば、至極あたりまえの睡眠習慣なのだが、およそ世の中には“枕を高く”して眠りたい人たちもいるのだろうということは想像できるけれど。
《健康のトピックス一覧》
15センチ以上の枕で寝ると“首の後ろの血管が裂け、脳卒中を起こす”特発性椎骨動脈解離を起こす危険性があるというのだ。殿様枕症候群とは、今回の分析を発表した国立循環器病研究センター研究チームによる命名である。
目下、我が家で夫婦二人が使っているのは、高さ数センチに満たない薄手の枕……使い始めたのは30年くらい前からで、何度か買い替えて愛用中。
そうして20年近く前には、意を決して海外旅行にマイ枕を持参することにしたのだ。その効果は絶大で到着初日からスーッと睡眠に入ることができた。もちろん時差ぼけは何日か続きはしたけれど、睡眠途中、夜中に目が覚めて眠れなくなるとかいったようなことがほとんどなく済んだのはありがたや。
というわけで、永年低い枕で快適な睡眠を享受してきた我々にしてみれば、至極あたりまえの睡眠習慣なのだが、およそ世の中には“枕を高く”して眠りたい人たちもいるのだろうということは想像できるけれど。
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週話§土曜流転~同年代との会話~ [健康]
東京近辺在住の高校同期が集まって酒を呑むことがある。おおよそ四十代の頃からだと記憶しているので、もう四半世紀以上が経つということか。
その頃に集まった時の話題と、五十代半ばを過ぎたあたりの話題がまったく違っていることに気がついた。
それまでは普通に身の回りとか、それぞれの自分語りをしていたりしたのが五十代半ばを過ぎると、会話の話題の中心がお互いの体調であるとか、どんな薬、サプリメントを服用しているか、さらに健康法の開陳であるとか……気がつくと、ずいぶん年寄りじみた話をしていたのだ。
これもまあ、年齢のゆえの宿命なのかどうか、いつの間にか“腰が痛い”とか“物忘れがさあ……”とか、出てくる出てくる老化現象である。
そうして、呑み会も終わって解散。電車で帰途に就くのだが、はてさて何が話題だったのかと思い返して苦笑することになるのだった。
《老化のトピックス一覧》
その頃に集まった時の話題と、五十代半ばを過ぎたあたりの話題がまったく違っていることに気がついた。
それまでは普通に身の回りとか、それぞれの自分語りをしていたりしたのが五十代半ばを過ぎると、会話の話題の中心がお互いの体調であるとか、どんな薬、サプリメントを服用しているか、さらに健康法の開陳であるとか……気がつくと、ずいぶん年寄りじみた話をしていたのだ。
これもまあ、年齢のゆえの宿命なのかどうか、いつの間にか“腰が痛い”とか“物忘れがさあ……”とか、出てくる出てくる老化現象である。
そうして、呑み会も終わって解散。電車で帰途に就くのだが、はてさて何が話題だったのかと思い返して苦笑することになるのだった。
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週話§土曜流転~磁気ネックレス一年~ [健康]
磁気ネックレスを取り寄せたのは、一昨年の暮れのことだった。そして一年が過ぎた現状はというと、顕著な肩の凝りが生じたことは、一年の間に一度もなかった。
何度か、朝起きた時に少しばかり凝っているようなことがあって、それでも磁気ネックレスを身に着けたら午前中にはそうした感じが消えたのである。
“鰯の頭も信心”くらいのつもりで、いくばくかを投資して購入したのだが効果があるということは、普段の肩凝りもこの程度の処置で解消してくれるということか。
ちなみに、SNS繋がりの―特に名を秘す―某物理学者氏も愛用中であると告白していたので、それほどひどい凝り性でなければ効果はありそうだ。
《健康のトピックス一覧》
何度か、朝起きた時に少しばかり凝っているようなことがあって、それでも磁気ネックレスを身に着けたら午前中にはそうした感じが消えたのである。
“鰯の頭も信心”くらいのつもりで、いくばくかを投資して購入したのだが効果があるということは、普段の肩凝りもこの程度の処置で解消してくれるということか。
ちなみに、SNS繋がりの―特に名を秘す―某物理学者氏も愛用中であると告白していたので、それほどひどい凝り性でなければ効果はありそうだ。
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療話§診察券の束なりき [健康]
還暦を過ぎ、定年退職をしたあたりから病院のお世話になる機会が増えた。
現役時代だって、風邪を引いたり、歯の詰め物を直してもらったりしたが、今や病院のフルコース状態になってきつつある……内科は言うまでもなく、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科とまあ、もろもろ。
そうして、財布の中の診察券が増えてきたのも当然のことであろう。頻繁に使っているのは“勝手にかかりつけ医”認定している近くの内科で、これは月に一回薬をもらうために出向いている。何ともありがたいことに院内処方で薬を出してもらえるのだ。
わざわざ処方箋を持って薬局まで行く手間が済むわけで、それかあらぬか高齢患者率が高いような気がしないでもなく、我が身もその一人なのである。
今年、月一の内科以外に行ったのは、取れた詰め物を直すための歯医者と、耳の奥がゴリゴリしてきたので、耳鼻咽喉科に行って耳垢を取ってもらったと……そんなものだが、いよいよ頻繁かつこまめにあちこちメンテナンスをしてやる必要が増えてきた。
《老化のトピックス一覧》
現役時代だって、風邪を引いたり、歯の詰め物を直してもらったりしたが、今や病院のフルコース状態になってきつつある……内科は言うまでもなく、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科とまあ、もろもろ。
そうして、財布の中の診察券が増えてきたのも当然のことであろう。頻繁に使っているのは“勝手にかかりつけ医”認定している近くの内科で、これは月に一回薬をもらうために出向いている。何ともありがたいことに院内処方で薬を出してもらえるのだ。
わざわざ処方箋を持って薬局まで行く手間が済むわけで、それかあらぬか高齢患者率が高いような気がしないでもなく、我が身もその一人なのである。
今年、月一の内科以外に行ったのは、取れた詰め物を直すための歯医者と、耳の奥がゴリゴリしてきたので、耳鼻咽喉科に行って耳垢を取ってもらったと……そんなものだが、いよいよ頻繁かつこまめにあちこちメンテナンスをしてやる必要が増えてきた。
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藪話§病院は近くで [健康]
宮仕え時代は、歯科医をしている高校時代の同級生に紹介してもらった歯医者に通っていた。仕事の前に途中下車して出向いても、それほど面倒ではなかったが、定年退職してからの歯医者探しには難儀した。
近いからいいだろうと取れた詰め物を元に戻してもらったら、何か月かして同じところが取れてしまった。ずいぶんと年齢も行きつつある医者で、詰め物の処理以外は期待できないと思っていたが、再度取れてしまうに至ってはもはやこれまでと、医者替え……予約は取りにくくなったが、設備や対応がまあまあよろしく、替えてよかったか。
そんなこんなで、年齢的なこともあって医者に通う頻度も増えてきたので、歯科と内科は遠くないところで固定できることになったが、他の診療科目は車やバスで行くしかない。車を手放したらバスが頼りである。
ちなみに“勝手にかかりつけ医”と決めている内科医は、実に頼りなくて、我が家では“ヤブ”認定をしている。ヤブ認定した理由は、8年前の大晦日のこんな出来事からで、それでも近いから世話になっていて、病状がそれ以上であるなら、紹介状をもらってしかるべく大きな病院に出かければいい。
《健康のトピックス一覧》
近いからいいだろうと取れた詰め物を元に戻してもらったら、何か月かして同じところが取れてしまった。ずいぶんと年齢も行きつつある医者で、詰め物の処理以外は期待できないと思っていたが、再度取れてしまうに至ってはもはやこれまでと、医者替え……予約は取りにくくなったが、設備や対応がまあまあよろしく、替えてよかったか。
そんなこんなで、年齢的なこともあって医者に通う頻度も増えてきたので、歯科と内科は遠くないところで固定できることになったが、他の診療科目は車やバスで行くしかない。車を手放したらバスが頼りである。
ちなみに“勝手にかかりつけ医”と決めている内科医は、実に頼りなくて、我が家では“ヤブ”認定をしている。ヤブ認定した理由は、8年前の大晦日のこんな出来事からで、それでも近いから世話になっていて、病状がそれ以上であるなら、紹介状をもらってしかるべく大きな病院に出かければいい。
《健康のトピックス一覧》
週話§日曜枯寂~石持ち疑惑の件~ [健康]
こんなツイートを見かけたので、改めて我が体験をまとめておく。
還暦になった年の大晦日の朝、それまでに体験したことのない不快な痛みが左脇腹あたりに発生。2時間ほど我慢していたが、我が家近くのかかりつけが大晦日でも診療しているというので、よろよろと出向いた。
その頃には、痛みは下腹部へと下降。日頃から優柔不断な医師ゆえ、診断をつきかねて黙考。ふっと思い立って「先生、石じゃないですか?」と言えば石もとい医師「あなたもそう思う?」とは、これいかに?
じゃあ尿検査だと紙コップ持ってトイレへ。出すことしばし……●ん●んの先っぽがチクンとして痛みが消えていったのだ。
おそらくは肉眼で判別できない、砂粒よりも極小な微細粒だったので、さほど痛むことなく排出されたのではと推測。その後、一度も石に悪戯をされずここまで来たのである。
《私事のトピックス一覧》
還暦になった年の大晦日の朝、それまでに体験したことのない不快な痛みが左脇腹あたりに発生。2時間ほど我慢していたが、我が家近くのかかりつけが大晦日でも診療しているというので、よろよろと出向いた。
その頃には、痛みは下腹部へと下降。日頃から優柔不断な医師ゆえ、診断をつきかねて黙考。ふっと思い立って「先生、石じゃないですか?」と言えば石もとい医師「あなたもそう思う?」とは、これいかに?
じゃあ尿検査だと紙コップ持ってトイレへ。出すことしばし……●ん●んの先っぽがチクンとして痛みが消えていったのだ。
おそらくは肉眼で判別できない、砂粒よりも極小な微細粒だったので、さほど痛むことなく排出されたのではと推測。その後、一度も石に悪戯をされずここまで来たのである。
《私事のトピックス一覧》
鶏話§我が家・・・・・・卵は一週間に六個です [健康]
もうずいぶん長いこと、スーパーマーケットで卵を買ったことがない。週に一度の宅配野菜の中に卵が6個入ってくるのだ。それで一週間、十分に賄える。
毎日休まず卵を食べるのは、さすがに多いという御託宣があるようなので、二人で6個というのはほどほどにちょうどいいのではないだろうか。
まあ、とにもかくにも、それで一週間の卵で事足れりとしている。その間の料理としては、ベーコンエッグやら出汁巻玉子、トマトと卵炒めを作ってもらったり、カレーの時には茹で卵にしたりで、などなどで一週間6個が消費される。
時には納豆に混ぜ込んだりするが、個人的には大好きな組み合わせで、危険なことにツルツルツルと喉を通ってしまうのだ。
さらに卵かけご飯(TKG)も大好物なのだが、朝ごはんに銀シャリを食べることはなく、昼食や夕食に食べるのは、さすがにプライドが許さずで、実のところ食べる機会がないままに続いているのである。
《健康のトピックス一覧》
毎日休まず卵を食べるのは、さすがに多いという御託宣があるようなので、二人で6個というのはほどほどにちょうどいいのではないだろうか。
まあ、とにもかくにも、それで一週間の卵で事足れりとしている。その間の料理としては、ベーコンエッグやら出汁巻玉子、トマトと卵炒めを作ってもらったり、カレーの時には茹で卵にしたりで、などなどで一週間6個が消費される。
時には納豆に混ぜ込んだりするが、個人的には大好きな組み合わせで、危険なことにツルツルツルと喉を通ってしまうのだ。
さらに卵かけご飯(TKG)も大好物なのだが、朝ごはんに銀シャリを食べることはなく、昼食や夕食に食べるのは、さすがにプライドが許さずで、実のところ食べる機会がないままに続いているのである。
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