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級話§お子様洋食~B級グルメ事始~ [B級グルメ]

さても、日曜日に書いた駄菓子屋だが、実はもう一つ大きな楽しみがあったのである。

その店の前に、15時頃になると小さい屋台を引いたおばさんがやって来る。屋台で焼きそばを炒めて子どもたちに売るのだ。

肉など入っているはずもなく、せいぜいモヤシとキャベツの切れっ端くらいのものだが、香ばしいソースの匂いは家からの路地を出る前から漂ってくるくらいだった。

普通盛りで10円、大盛りは20円ではなかったかと思うが、食べるのはいつも10円の焼きそばである。

そしてさらに高嶺の花があって、それが“お子様洋食”とか“子ども洋食”と呼ばれている食べ物だった。北関東の限られた地域でそう呼ばれていて、洋食とは何とも大げさなネーミングだが、中身はというと蒸かしじゃがいもソース炒めというシンプルなものだった。

焼きそばとお子様洋食を合わせると20円……とても買って食べることはできず、いつも指をくわえて焼きそばだけを食べて我慢していたのだ。そして、親に作ってもらえばいいのに、なぜか作ってもらうことがなかったのは、おそらく屋台のお子様洋食への憧憬が強かったからではなかったのだろうか。

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週話§日曜流転~近所の駄菓子屋~ [B級グルメ]

実家で暮らしていた小学生時代の楽しみは、学校から帰って近所の駄菓子屋に行くことだった。一日10円か20円か、後生大事にポケットに入れて、今日は何を買おうかと考え考え、家からの路地を出れば、駄菓子屋はすぐそこにあった。

菓子の類はとっくに食べ飽きていて、目当てはというと“当て袋”と呼ばれている、中身が見えない紙袋に入っている物を引いてみることだった。今であれば“ガチャ”みたいな類が近いかもしれない。

中身はというと、少年雑誌の付録で付いていた紙工作のおもちゃのようなものが主だったりしていた。

それはいいのだが、一つだけ困ったことは、作り方が雑誌の中に記載されていて、簡単なものならともかく、ちょっと複雑だったりするとお手上げなことだった。それにしても、そんな雑誌の付録がどんなところから流れてきたものか出処不明である。

そんな駄菓子屋の一角に4人くらいが座れるテーブルと椅子があって、夏になるとかき氷が食べられたり、冬には小さな火鉢の上に鉄板がのっていて、いわゆる“もんじ焼き”を食べさせてくれた。汁椀に小麦粉を水で溶いて、ちょっと醤油で味付けしたものを1杯10円とかで売ってくれ、自分たちで思い思いに焼くのだ。

まあ、ガキどもの交流の場であったと言えなくもない。

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痛話§辛いもの好き [B級グルメ]

辛いもの全般が好きである。香辛料に好き嫌いはほとんどない。山葵、辛子に始まって、胡椒、唐辛子に至るまで、満遍なくウエルカム!である。

ところが、それが古希を前にして少しばかり変化が起きているような気がするのだ……どうも、このところ辛いものに弱くなってきていると感じるのだが、それは特に、寿司に入っている山葵が辛いなあということだ。

以前だったら、ヒステリック――とまではいかないが――多め山葵を使って同居人の大顰蹙を買っていたのだが、このところテイクアウトの寿司に添付してあるくらいの小パックでも十分過ぎるくらい満足している自分に気がついた。

これが、加齢によるものであるのか、何であるのか、理由は不明だが、いずれにしても同居人から云々されることは少なく、合わせて健康にもいいのではなかろうかと、それは手前味噌なのだが。

そして、最初に“ほとんどない”と書いたのは、たった一つだけ少しばかり苦手な香辛料があることを思い出した。何かというと、麻婆豆腐に使われる“花椒(ホアジャオ)”とか山椒で、苦手な理由は、あの舌を痺れさせる感覚には、今だ慣れることができないままである。

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即話§町中華の実力 [B級グルメ]

“町中華”というボキャブラリーが人口に膾炙するようになったのは、いつ頃からだったのだろう。

いわゆる本格中華とは異なる、日本独自の道を歩んできたと思われるのが、町中華だと言えるわけで、そのカジュアルさであるがゆえに不思議な展開を遂げてきた。

使いやすいことは比類なく、ラーメン1杯、炒飯1皿でもよければ、中には――ワタシのように――居酒屋使いを楽しむ人間だって少なくはないのだ。

メニュー.jpg

そして、刮目するべきは、町中華の主の技量である。上のようなメニューを顔色一つ変えず、ワンオペあるいは二人くらいでやっつけてしまうことなど珍しくも何ともない。しかも、店がどんなに混雑していようが、粛々と中華鍋を駆使して、あっという間に料理を作り出してしまうのである。

ある町中華で、カウンターに座ると正面がオープンキッチンで調理する様子をつぶさに観察できるのだが、注文を受けた料理人が最初にするのは、料理に応じた食器を用意することだった。そうしておけば、自分が作る料理が何であるのか確実に把握できるということだ。

とにかく、町中華には“待たせる”という言葉は存在しない。

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醬話§ソース焼きそばね!~粗にして野だが~ [B級グルメ]

物心がついた頃には既に口にしていたソース焼きそばである。意識した中でおそらく最初の味覚に近いのではないか。

田舎町の実家すぐ近くに駄菓子屋があって、午後になるとおばさんが屋台を引いてやって来る。そこで商っていたのがソース焼きそばだった。10円玉を握って、温かい焼きそばをもらう。入っている具はといえば、肉などなく、もやしとキャベツくらいだった。ついでに、もう10円足すと“お子様洋食”と地元で言われていた、蒸かしじゃがいものソース炒めを買えたが、一度も口にしたことはなかった。 

そうして我がソース焼きそば小史が始まったわけだが、長じても子どもの頃に培われた嗜好は変わらずで、相も変わらずソース焼きそばが好きなままである。

ちなみに我が家のソース焼きそばの具は、豚肉こま切れとキャベツのみで、モヤシを入れると水っぽくなるような気がしてしまうので省略。食べる時に紅生姜を少々というもの……

粗にして野だが卑ではない

……とは、半世紀以上前の某氏の名言だが、ソース焼きそばは、その言葉がぴったり当てはまるような気がする。ソース焼きそばの最大の長所は、酒の肴にもなるし、酒食にもなるということだが、ワタシ的には不思議なことに日本酒との相性が抜群なのだ。

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廉話§ハムカツ~くどいようですが~ [B級グルメ]

何度も何度も、くどいようですが、ハムカツは薄くしょぼくれていなくてはなりません! (`・ω・´)ノ

居酒屋などで厚切りハムカツなどと麗々しくドヤ顔でメニューに記載されているのを見かけると、とたんに注文しようという気が失せてしまうのです。ハムカツはまさに“ハムカツ”でなくてはならず、とんかつの代替品のように厚かったりしては、何の意味もないということだと考えるものなのです。

↓ぎりぎりセーフ?
food_ham_katsu.jpg

貧乏ったらしいという表現は、いささか語弊がありますが、ハムカツは軽いスナックのようなものだと考えればよくて、そこに何かメイン料理的発想を持ち込んではいけないのではないか。

それゆえに理想のハムカツとは、本体の厚さがせいぜい3~5mmで、表裏の衣を合わせた厚さとハムの厚さがほぼ同じというのが理想でありましょう。ましてや、衣の倍以上の厚さのハムだなどとは“論の外”なのであります。

結論を申しましょう……ハムカツとは、衣とハムが同格で、その両方を等しく味わうべきもの。厚いハムはそうしたバランスを崩してしまうのである。(個人の感想です

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旨話§並んでまで食べたい・・・・・・? [B級グルメ]

マツタケのシーズンが始まった頃、道の駅に開店前から数十人が並んでいたというニュースを見ていて、そうして並んでまで食べたいものがあるものかと考えたが、どうもそんな食べ物などないことに思い至った。

食い意地が張っているわけでも、何か食べ物に異常なほど執着するわけでもない。普通に食事ができれば、それ以上に何やら不満を感じることなどもない。

もちろん行列に並ぶことがないわけではなく、昼食で“今日はこれ”と決めて、行った店で何人か待ちということはあるが、テレビで話題になったから“それじゃあ食べに行ってみよう!”と、2時間も並ぶようなことなど考えもしないことである。

もちろん、うまいものが食べられれば、それに越したことはないが、それを突き詰めるつもりもないし、だかからまあ、そこそこでもまったく不自由を感じはしないのだ。

テレビのニュースショーが、これでもかとグルメの類を垂れ流す日々だが、そこに映る行列の長さを眼にして、何事もなかったかのようにチャンネルを変えてしまう……そんな日常である。

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解話§焼きそばパンうめぇ! [B級グルメ]

日本人の不可解な嗜好の一つに“澱粉質をおかずに澱粉質を食う”なるものがある。ラーメンにご飯、餃子ライス、はてはお好み焼きに飯、そして……

焼きそばパン

……という奇怪な一品がある。最初に挙げた3点については、どれも小麦&米の組み合わせだが、焼きそばパンに到っては小麦&小麦の組み合わせで、同じ穀物の類でも異種同士であればまだしも、さすがにここまでくると、まずいんじゃないの?と思ってしまう。

だが、そんなこと誰も意に介することなどなく、嬉々として焼きそばパンにかぶりつくのだ。もしも口を滑らせて「それ澱粉質+澱粉質じゃん!」とか言ったとしても、言われた相手はキョトンとして「何か問題でも?」などと返してくるばかりである。

そして気がついた。世の中にはさらにスパゲッティ・ナポリタンを挟みこんだりな存在があることに。これはもう西洋由来の食べ物を日本人がもてあそんだ成れの果てではないか。イタリア人、そして欧米のみなさんに合わせる顔などありません。申し訳ない!……

……などと、反省したふりをしつつ焼きそばパンを口にするワタシがいる。だってうまいんだもの、しゃあない。

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鶏話§卵かけご飯~TKGですねン~ [B級グルメ]

朝ご飯の“ラスボス”といえば、これはもう卵かけご飯しかないでしょ!

物心ついた時には、お気に入りの定番となっていたのは、偏食のゆえであろうと思うが、そうでなくても卵かけご飯に飛びつくのは当然のことだろう。

朝起きて、まだ胃が動いていないかなという時でも、パカっとご飯に割り入れてかき回し、醤油を垂らしてやれば、あっさりとかき込むことができる。醤油でもいいが、そこに海苔の佃煮でもあれば、風味は一層増して、食欲はいや増しなのだ。かくして快調な一日が始まってくれるということである。

ところで卵かけご飯を“T(卵)K(かけ)G(ご飯)”と、見事な三文字略語を考え出したのは誰なんだろうと思う。これを見かけるようになったのがいつか、諸説あるが、おおよそ今世紀に入って10年くらい経った頃らしい。

どこぞの居酒屋で締めのご飯の中に“TKG”とあるのを見つけて、うまいこと言うなあと感心した記憶である。

そして似たような時期に知った、めちゃウマな卵かけご飯の作り方を最後に書いておこう……卵を割って白身と黄身に分け、まず白身だけご飯にかけてよく混ぜる。そうしたところに黄身を落として混ぜ、醤油適量というもの。こうすることで、黄身の濃厚さが際立つということなのだ。

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旨話§仕出し弁当のお試し期間・・・・・・ [B級グルメ]

大学時代にアルバイトをしていた時のことである。昼食には仕出し弁当を頼むことができたのでお願いしていた。いつものように食べようとしたら……

明日、お試しの仕出しが来るからね~♪

……と教えてくれた。そしてお試し弁当が届いて食べてみたら、これがうまい。それまで頼んでいた弁当と雲泥の差に、担当の人が「こっちの仕出しに替えるから」と。

替わった仕出し弁当は、最初の数日ほどはそれなりのうまさを維持していたのだが、一週間も過ぎると、あーら不思議……それまで頼んでいた業者の弁当とたいした差がなくなり“元に戻って”しまったかのようになったのだ。

その時しみじみと、営業をかける時はそれなりの水準のものを出してくるのだと思い至ったのだ。考えてみれば当たり前の話で、お試しが不味かったら話にならないではないか。

まだまだ世間知らずだった大学生にしてみれば、まさに“営業”の手練手管を身をもって体験したのだ。かくして替わった仕出し弁当が延々と続くことになってしまったのである。

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求話§牛丼松屋の券売機 [B級グルメ]

券売機が置かれている食事の店は多い。簡単なのは、並んだ四角いボタンにたぬきそばとかきつねうどんと表示されていて、それを押せば券が出てきてくれて楽である。

最近はタッチパネルの券売機が普及してきていて、あれこれ手順を踏まないと県が出てきてくれないのだ。特に悩ましいのは、牛丼チェーンの松屋のやつで、何とも面倒なことこのうえない。

最初に、店内で食べるかテイクアウトかを選択し、次に牛丼類か定食類かを選ばせる。いつも注文するのは牛丼のミニサイズなのだが、これが一度ですんなりと券が出るまでたどり着けない……なぜかミニ牛丼のボタンが見つからないのだ。

あまりにあたふたしていたら、後ろで待つ人がいることに気がついたので、ここは一度出直しだと、順番を譲って再度ミニ牛丼にチャレンジした。二度目は落ち着いて進んでいけたので、スムーズにたどり着いて無事に食券を出すことができた。

この手の機能には比較的慣れているつもりだが、年に2、3回程度の利用ではあたふたするのもしかたないということか。

ちなみにほぼ同じタッチパネル式の券売機を置いている小諸そばでは迷うことなく注文したい蕎麦まで簡単にたどり着くことができるのである。

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燻話§ハムカツ・・・・・・見当たりません [B級グルメ]

しつこく何度も話題にしているハムカツについてである。そして何度も書いているとおりで、厚さが1cmにもなるようなハムカツは、もはやハムカツとは呼ばない。

厚さが5ミリもあれば十分で、ハムカツとは、衣とハムのアンサンブルを楽しむべきもので、厚いハムがでかい顔をして存在感を誇示しているようでは台無しなのである。

貧乏ったらしいと言えば聞こえは悪いが、そもそもとんかつというかつての贅沢品の代替物として生まれたのと思われるのがハムカツであるがゆえに、あくまでも庶民のためのB級的食べ物として、その真価が発揮されるのだ。

そんなわけで、幼少時代の実家の食卓において、肉屋の店頭で揚げられていた商品を時折買ってきたわけだが、そこにとんかつなどはなく、肉類はハムカツかせいぜいメンチカツ、あとは芋コロッケか、蒸かしじゃがいもを一口大に切ってパン粉で揚げたポテトフライくらいなものだった。

そして2ミリ厚ほどのハムカツを嬉々として頬張る少年が自分だったのだ。

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糖話§澱粉質~おかずとしての~ [B級グルメ]

こうした食傾向は日本人だけなのかどうかわからないことに、ラーメンライス、お好み焼き定食などなど、澱粉(でんぷん)質物をおかずにご飯を食べるというものがある。

まあそもそも米という主食におかずという、日本の食習慣に似たシステムが他の国や民族に存在しているものかどうかわからず、ゆえに米食をしているアジアの他の人たちが澱粉質をおかずに食べているものだろうか。

不肖ワタシも類に漏れず、そうした食傾向があることは否定などできない。

町中華の店に行けば、餃子でビールを呑んだ後の締めに半チャンラーメンを注文することしばしばであるし、食べ盛りの頃は蕎麦屋で、かつ丼と蕎麦のセットを頼んだりしていた。

澱粉質同士が合うというよりも、味付けした“おかず”の濃さでご飯を食べているというあたりが正解のような気がする。

ところで、何も考えずに餃子をおかずに、ご飯を食べていたある日、新聞に書かれていた文章を読んだら、それが頭から離れずに残っているのだが……

「餃子をおかずにご飯を食べるというのはおかしい。餃子の皮が澱粉質なのだから、ご飯まで食べる必要などないではないか」
……言われてみれば確かにそうだと、頭では納得したものの、結局は今だに餃子ライスを食べ続けているのである。

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荻話§町中華を愛でる~独身時代~ [B級グルメ]

会社に入って3年ちょっと暮らした西武新宿線最寄駅あたりをグーグルのストリートビューで眺めていた。

2軒あった焼肉屋のうちの1軒は閉店、もう1軒は経営者が変わったのか、外観が小ぎれいになっていた。どちらかというと通っていたのは、閉店したほうの店で、7:3くらいの比率ではなかったか。

そして気になっていたのは、閉店した焼肉屋の近くで愛用していた町中華なのだが、ストリートビューで外観までは見ることができたが、調べてみたら4年くらい前に閉店していた。店主が高齢化したゆえの閉店のようだった。

別に、めちゃくちゃうまいとかそういう店ではなく、典型的な町中華のそれで、ビールを呑みつつ餃子や野菜炒めを食べ、締めにラーメンかチャーハンで満足する……それで十分なのである。

元より味にうるさいわけでもなく、許容範囲は広いほうだから、一度行って気に入れば足繁く通うことになる。

理想だが、自分の家から歩く範囲に、蕎麦屋、洋食屋、町中華が揃っていてくれればと思う。町中華の店はあるが蕎麦屋はなく、ファミレスが洋食屋の代わりになってくれているかどうか。

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W話§ハムカツの正しい定義 [B級グルメ]

ハムカツについてはたびたび書いていることだが、常々書いていることは、厚いハムカツはいけない……豪華ハムカツは論外であるということをくどいくらいに書いておきたい。では!

あくまでも個人的な見解だが、ハムの厚さが5mmを超えるのは絶対に認められない。厚さは3mmほどで、表裏の衣が同じく3mmずつで全体の厚さは1cm以下でなくてはならない。

そもそも、肉屋の端っこで総菜として売られていた時から、ハムカツは厚くなどなかった。あるいは放課後の子どもがおやつ代わりに買い食いしていたのだから、薄くてチープと決まっていたのだ。

それが“豪華ハムカツ”だなどと、完全に本分をはき違えた存在があることは何とも嘆かわしい。

たまにB級居酒屋などでも御品書にのっているのを注文してみるが、何とも厚いのだ……厚くなければお出しするのが恥ずかしいと言わんばかりなのだが、そこまで気を遣わなくてもよろしい。正しく薄いハムカツを出せばいいだけの話で、その分お代を安くすればいいだけの話である。

くどくはなるが、この先何度でも書く。よろしいか、厚いハムカツなどとはハムカツ道から外れまくった、許されざる存在なのだ。

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