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葡話§ワインはお好き? [ワイン]

味がわからないだけで、普通程度にはワインは呑んでいる。赤ワインや白ワインではなく、ゼクトやプロセッコ、カヴァといった発泡ワインが好物で、1000円凸凹の安いやつを買ってきてがぶがぶ呑むのが楽しみだったりする。

白ワインも、もっぱら辛口を選んでおけば間違いないとか思っているレベルなので、一向にその先に進んでいってくれない。

もっとだめなのが赤ワインである。1000円でお釣りがくるような赤ワインと2000円を超えるような赤ワインを比べても味の違いが、まったくわからず、お手上げになって終わり。

2000円のワインと書いたのは、それ以上数千円もするような赤ワインなど、買ったことも呑んだこともなく、ましてや1万円を超えるヴィンテージ系の赤ワインなど眼にしたこともないのだ。

まあ、辛うじてボージョレ・ヌーヴォーがいかにも若々しいその年にできた新酒ということくらいはわかるけれど、それ以外は完全にお手上げである。

おそらく、何も寄る辺なく呑んでいてもわからないのが、特に赤ワインであることは言うまでもなく、そこを踏まえてきちんと整理していく人たちは、謙虚に偉いと思うのだ。

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愉話§呑藝春秋[76]ワインの味わい [ワイン]

[承前]

酒の味などロクにわからないまま人生の後半を迎えておりますが、特にワインの味についてはまるでわからないと言ってもいいのではないでしょうか。そんな不調法者であります。

あまつさえ赤ワインに関しては絶望的で、赤に特有の渋味云々など皆目わからない。すっきりキリリとした吞み口であるならば1000円程度の赤ワインもOKだったりしてしまう。ワイン好きに言わせれば、一度でもン万円のワインを呑ぬならば「眼から鱗ですぜ」とささやきかけてくるが、自信を持って“無理!”と応えてしまう。

ならば白ワインは?……赤よりは好みらしきものはありそうな気はするが、これとて単純なもので、甘くなければそれでよしという程度でしかない。

そして結局落ち着くのは発泡ワインなのである。シャンパンは高くて手が出ない。去年の暮近く、ネット通販で10本税込6578円という発泡ワインセットを見つけて取り寄せた。一本あたりの定価が1000円から1400円のセット売りでおおよそ半額とは、我が家普段使いのスーパーマーケットに置かれている発泡ワインの値段など眼中にはないくらい安いのだ。

↓10本6578円(税込)
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というわけで、値段の安いやつから飲み始めてみたが、さすがに違いを感じとることはできた。やはりというか1000円、1200円あたりだと、肝腎の泡が弱く、もどかしさを感じたけれど、1300円、1400円と呑み進むにつれて、値段なりの満足度を得ることができた。

さすがに1400円クラスとなると、泡立ちも元気よく味も締まっているように感じられ、これくらいであれば十分に楽しめるではないかと満足したのである。定価は1480円(税抜)だが、セット価格計算では700円足らずなのだ。
                               [続く]

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愉話§呑藝春秋[72]泡の酒が好き [ワイン]

[承前]

これまた何度も書いていることだが“泡の酒”が好物である。ビールは言うまでもなく、とにかく発泡ワインの類が好きである。

残念ながらシャンパンは昨今すっかり高嶺の花となってしまって、口にする機会などはない。だから呑むのはもっぱら、気軽に買えるゼクト(ドイツ)、スプマンテ(イタリア)、ヴァン・ムスー(フランス)、カヴァ(スペイン)などの安い発泡ワインばかりなのだ。

これらの発泡ワインは我が家近くのスーパーマーケットでも売られていて、1000円凸凹、時には1コインで買えてしまうのもあるが、そんな発泡酒でもそれなりの泡立ちがあって、まあまあ満足させてくれる。

買う時にはラベルを眺めて“辛口”と表示のあるやつを買うように注意している。間違って甘口を買おうものなら「三ツ矢サイダーかよ、うへ!」と、その先さらに呑み続ける意欲が失せてしまうのもあるからだ。

ちなみに発泡ワインの呑み初めはウィーンの歌劇場。幕間に現地の人たちがワインではなく小ぶりのフルートグラスに入った飲み物を口にしていたのを見て、それを真似したのだった。

100mlちょっととほどほどの量で、それがワインだと180ml近く、ビールであれば半リットル近かったりでは、腹がダボダボになってしまうので、何ともありがたい量の飲み物と気がついたのである。しかも見た目もまた、お洒落なのである。

そうした経験のゆえに泡の酒が好きになったというお話。
                               [続く]

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愉話§呑藝春秋[70]赤ワインは・・・・・・ [ワイン]

[承前]

他の酒にしても、味がわかるとか、これがうまいとか……そうしたこととは縁のない、単にグビグビ呑んでいるだけのことだが、とりわけ味がさっぱりわからないのが赤ワインである。

白ワインだったら好みはある。ベタベタと甘くなく、すっきりした辛口であれば、元よりグビグビできてしまう。

だが、赤ワインはわからない。味が複雑すぎるのだ。せいぜい、あまり渋くなければという、それ以外にあれやこれやの蘊蓄も傾けることはできないしお手上げである。

8月に“赤白泡10本セット”を注文、土日に一本ずつ開けているが、9月中旬から赤ワインを呑み始めた。

それでどうかと問われればか「さっぱりわからん」と答えるしかない。毎日代わる代わる呑んでいたとしてもわからない味の違いが、一週間も間を置いてしまったら絶望的にわかりはしない。

おそらく業者は、無難な味のワインを選択して揃えたのではないかと、そんな想像はできる……それほど、どうってことない味のような気がするのだ。

これがもし、数千円から1万円を超えるようなハイクラスであれば、違った感慨を持つかもしれないが、高くても2000円程度のワインでどうのこうのと論評するのもまたできない相談なのかもしれないと我が身を慰めている。
                               [続く]

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葡話§ワインが10本どーん! [ワイン]

このコロナウイルスの渦中にあって、外出してあれこれ買い物をする頻度が激減している。ゆえに、いくばくかの小遣いが余ることになってしまった。

お金は使ってこそ経済が回って活性化するのだという名目を有効に活用させてもらうことにして、何とも思いきったことにワインのまとめ買いをしてしまったのだ。

某ワイン商社がオススメしている、赤4本、白4本、泡2本の10本セットを取り寄せたのである。以下がそのラインアップ。

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1本あたり1100円(税込)だが、個々の売り値を見ると、1300円とか1600円といった値付けがされていて、いかにも“お得”であるかのように誘いをかけてくるのですよ、これが。

まあ、日常にワインを呑むなどというのは、それほど多いわけではなく、元よりワインの味がどうだこうだと論評できるような舌でもない。赤であれ、白であれ、すっきり呑みやすければそれでよし!という程度でしかない。

SNS仲間のワイン好きに聞いてみたところ「お試しするには、値段も手頃だと思いますよ。気に入るかどうかは人それぞれ」とのこと。というわけであまり深く考えることはせず、気楽に注文したのだ。

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愉話§呑藝春秋[65]ボジョレー・ヌーヴォー [ワイン]

[承前]

流行り物には乗らないタイプなので、ボジョレー・ヌーヴォーも解禁初日に買うなどと、そんなことはしてこなかった。が……

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……買ってしまったのだ。11月第3木曜日、いつものスーパーマーケットに買い物に行ったら、入口に麗々しく置かれていたのだ。かくも見せつけられてしまったら、さすがの朴念仁とてただの凡夫に戻り、数秒の思索の末に、かごにいれてしまったのだ。

普段呑みのワインに比べれば、1コインお高めは初物のゆえということで、しかたない。いつもは安い焼酎を炭酸水で割ってぐびぐびだから、たまには自分を甘やかしてしまうのである。

でまあ、天邪鬼でもあるので、解禁初日に呑むなどとはせず、冷蔵庫で数日寝かせて、週明け月曜日に空けてみた。

もとよりワインの味には疎い。特に赤ワインに至ってはまるでわからない。などと言い訳をしつつ、コルク栓を久々に抜くが、……いつもはスクリューキャップばかりなのだ。

さて、お味はというと、渋みも軽めで普段呑みだったらバランスもよくて、思っていた以上に楽しめるレベルと思った。それ以上のことはわからぬ。

毎年、ボジョレー・ヌーヴォーの評価についてのキャッチコピーが話題となるが、今年は「有望だが生産者のテクニックが重要な年」という……何だか意味不明かつ微妙な表現のように思われる。
                               [続く]

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