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説話§今日の一言~高度1万mですから~ [飛行機]

よかったわね、晴れて!

ある年、羽田を離陸してミュンヘンに向かう飛行機に乗った時のことだ……水平飛行に入って、機内が落ち着いた空気になった、そんなタイミングで、一人の女性が連れの女性に発した言葉である。

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まあ、写真のような風景を見ながらの言葉だとは思うが、何とも長閑ではないか、などと思いつつも“あ、あのねー!”とツッコミを入れたくなる……そんな一言なのだった。

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顧話§今日の歴史~重厚長大は・・・・・・~ [飛行機]

2005年4月27日、トゥールーズでエアバスA380が初飛行。

エアバスA380に乗ったのは確か3回か4回。2010年から2013年頃くらいで、成田からの行きには一度も乗らず……ミュンヘン直行便はA380の運行ではなく、フランクフルトからの帰国便に乗ったのである。

実物を初めて見たのは2008年の成田で、日本で最初に就航したシンガポール航空機だった。

↓2008年、成田での初対面
DSC00013.JPG

総2階建てのぼってりした様子は、さすがにでかいと驚かされたし、これが本当に飛ぶのかいなとも思ったのだ。

それから何年かして、ルフトハンザが日本便運航を始めて、フランクフルトから成田への帰国便に乗ることになった。写真で見ればわかるように、搭乗するためのフィンガーは上に1基、下に2基。機体の大きさもさることながら、そうした周辺のあれやこれやも半端ないものがある

↓フランクフルト空港でのルフトハンザA380
DSC01667.JPG

そして乗った時の感想は、当然のことながら離陸するまでの距離が長いことで、動き出しもゆったりとしているし、いつまで滑走路を走り続けるのだろうと思っていたら、本当にようやくといったタイミングで宙に浮いてくれたのだった。

↓アッパーデッキとメインデッキを繋ぐ階段
DSC01678.JPG

大量輸送を目指したA380だったが、その目論見のとおりには進んでくれず、2019年2月には製造終了を発表。翌2020年9月の最終機完成でA380の製造は終わったのである。

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離話§国内線の飛行機搭乗記[下] [飛行機]

[承前]

そして、1981年5月。ゴールデンウィークに北海道旅行をするのに、往きは飛行機を選んで国鉄周遊券を利用した。行き先は旭川で、乗ったのはYS-11。

プロペラ機だったので、それほど高く飛んでいなかった記憶。国鉄旭川駅に着いたら、最初に来た電車に乗るという決め事をしていて、後は気まぐれな道中となった。結局、初日は知床、翌日は根室と、道東の端っこまで行ってしまったのだ。

最終日は早朝に根室を出発。延々と北海道を横断し、札幌を経由して深夜の函館から青函連絡船で本州は青森に渡り、半日ほどを八甲田にある酸ヶ湯温泉で過ごし、夜行寝台で帰京したというもの。

最後に国内線に乗ったのは1999年12月。親類の葬儀に参列するために全日空で札幌を往復してきた。この時、札幌はけっこうな積雪で、札幌駅からホテルに行くまでにも、滑って転びはしないかと恐々と歩いたことを思い出す。

コロナ禍が収まったら国内旅行を再開しようと目論んでいるが、九州あたりの遠隔地に行く時は、飛行機を利用したいと考えている。

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離話§国内線の飛行機搭乗記[上] [飛行機]

国内旅行をあまりしないこともあって、国内線の飛行機にはほとんど乗ってはいない。ゆえに、乗ったすべての行き先といつ乗ったかまで覚えている。

一番最初に乗ったのは1979年7月。旧羽田空港から伊丹の大阪国際空港だった。交通費先方持ちという関西への出張で、はみ出た分は自己負担で飛行機で行こうと考えた……まだ一度も旅客機に乗ったことがなかったのである。

乗ったのは全日空のトライスター……あの“ロッキード事件”で話題になった飛行機で、予約のしかたを失敗して、窓側ではなく、センターブロックに座ることになってしまったので“ただ乗っただけ”でしかなかった。

2回目も会社の出張で1981年2月に長崎に行った。飛行機の機種は覚えていないが、往復のフライトとも東亜国内航空。この出張は、長崎県観光協会がクライアントを招待するという“ごっつぁんツアー”で、五島列島の福江島まで足を延ばしたのである。

まさに“下にも置かぬもてなし”とはこのことで、ここまでの接待旅行は、後にも先にもこの時が一番だった……まさに大名旅行!

というわけで、会社の出張で国内線に乗ったのは、この2回だけである。
                               [続く]

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港話§都心から羽田へ着陸する航路 [飛行機]

2020年3月から、城西地区上空を南下して羽田に着陸する新航路が運用されている。

ある日、双眼鏡で外を眺めていたらレンズの中に機影が見えたので、カメラを引っ張り出して撮影したのが下の写真。中央から右寄りがそれ。

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かなり拡大したので、既に原形をとどめてはいないが、我が家の東、約30kmで高度は1000mほどの機影である。

一度渋谷を歩いていた時、ほぼ真上を飛んで行くのに遭遇したことがあってあれで高度1000mなのかと思ったし、飛行機にとって羽田はもう目と鼻の先なので、車輪も出ているから当然のことながら着陸する気満々なのだった。

こんな状態が15時前後から4時間ほど、一時間に40機も降りていく……その下に暮らす人たちの気分はどんなものだろうか。第三者的に眺めている自分を申し訳ないと思ってしまう。

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説話§短語は語る~高度1万mより~ [飛行機]

よかったわね、晴れて!

……人は時として、とんでもない発想をすることがあるのは、我が身を振り返ってみればわかることである。そして、このエントリーで紹介される言葉だが、とある年の旅のはじめのことだった。

羽田空港を飛び立ったルフトハンザ機が、水平飛行へと移る頃、近くの座席に座っていた二人組のおばさんの一人が、明るい声で発したのが「よかったわね、晴れて!」だったのである。

高度は既に1万mに達して、そこに雲の一片すらあるはずもなく、もちろん太陽は燦々と輝いていて、この先10時間近くは晴れた空の下を飛んで行くわけで、そこに雨など降りようがないではないかと、何とも間の抜けたものの言いようだと脱力したのだ。

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疲話§ゴーアラウンドを見つけた [飛行機]

けっこうな強風が吹いていた3月2日の午後、何気なくフライトレーダーを眺めていたら、下のような航跡で羽田に着陸する飛行機に気がついた。

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南紀白浜からの日本航空機で、最初はB滑走路に着陸する予定が、おそらく横風に邪魔されたようで、着陸をやり直して上昇。川崎上空から東京湾へと左旋回し、千葉県を経て東京上空の“新ルート”からA滑走路へと再着陸を試みたのだ。

機内で到着を待っていた乗客にしてみたら「えー、やり直し?」という心境だったことは当然のことで、着陸まで再び長い時間を過ごしたことになる。

この飛行機は一度の“ゴーアラウンド”で着陸できたが、コンディションによっては二度が三度と繰り返すこともあるので、機内の徒労感は大きなものがあるだろう。

これまで数十回の離着陸を経験しているが、幸いにも着陸をやり直したことは一度もない。ただし着陸直後、機内に異臭が漂って滑走路上で緊急停止、消防車を引き連れてフィンガーまで何事もなくたどり着いたことはあった。

DSC00694.JPG

2009年、ミュンヘン国際空港でのハプニングである。

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タグ:飛行機 天気
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