週話§土曜流転~レモンサワー~ [酒]
夏真っ盛りになると呑みたくなるのがレモンサワーである。今は缶入りのサワーがあれやこれやと売られていて、何にしようか目移りしてしまうのだ。
選ぶ基本は、無糖でアルコール度数やや高めと決めている。甘いサワーも、呑み口はいいが、缶1本を呑むと飽きてしまいそうになる。それに、甘いサワーは料理には合わない。
サワーを口にするのは、真夏日とか猛暑日を記録するような、身も蓋もない暑さの日。ビールもいいが、風呂上りにキュー!っと水分補給よろしく一気に呑みほしたくなる。
まあ、ビールもサワーもぐびぐびと気持ちよく呑む類のアルコール飲料だから、それでいいのだが。
ただ、酒量が減ってきてしまっている我が身とて、サワーを一気に呑んでしまったその後には、一合半の日本酒が残っているので大切に呑まなくてはならないのだ。
《酒のトピックス一覧》
選ぶ基本は、無糖でアルコール度数やや高めと決めている。甘いサワーも、呑み口はいいが、缶1本を呑むと飽きてしまいそうになる。それに、甘いサワーは料理には合わない。
サワーを口にするのは、真夏日とか猛暑日を記録するような、身も蓋もない暑さの日。ビールもいいが、風呂上りにキュー!っと水分補給よろしく一気に呑みほしたくなる。
まあ、ビールもサワーもぐびぐびと気持ちよく呑む類のアルコール飲料だから、それでいいのだが。
ただ、酒量が減ってきてしまっている我が身とて、サワーを一気に呑んでしまったその後には、一合半の日本酒が残っているので大切に呑まなくてはならないのだ。
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欲話§酒への執着 [酒]
酒への執着が年々希薄になってきていると感じる。古稀を目前として、このところ酒量も減ってきている。
年明けの頃から自宅で呑むのはビール350mlを1缶と日本酒240ml、もちろん週三日(月水金)のお休肝日はきちんと励行しているのだ。それが、2年も前だったらビールのロング缶1本と日本酒二合くらいは呑んでいたが、一年くらい前から、その酒量が多いと感じるようになった。
そのあたりから、酒への執着が希薄になりつつあると感じるようになって、それならと、酒量を一気に減らすことにしたのだ。
まあ、酒が嫌いになったわけではないし、体調に変化が生じたというわけでもない。晩酌は夕食の大きな楽しみなので、細く長くでいいから、体調に問題がない限りは呑める範囲で楽しみたいと思う。
そういえば、酒への執着が希薄になった、もう一つ大きな理由として思いつくのは、2020年このかたのコロナ禍の影響で外呑みが激減したこともあるのではないかということである。
コロナ以前だったら、月に一回くらいは外で呑んでいたのが、年に数回程度でしかなくなったからか、外呑み下手になってしまい、いつぞや生ビールを1杯と日本酒二合を呑んだら、帰りの電車で呑み過ぎたと感じて、考え込んだことがあった。
ちょっと前だったら呑めた量が呑めなくなってきているのは事実で、それを無理矢理に前のとおりに呑もうなどとはゆめゆめ思わない。年齢なりの酒の愉しみを会得しなくてはならないのだ。
《酒のトピックス一覧》
年明けの頃から自宅で呑むのはビール350mlを1缶と日本酒240ml、もちろん週三日(月水金)のお休肝日はきちんと励行しているのだ。それが、2年も前だったらビールのロング缶1本と日本酒二合くらいは呑んでいたが、一年くらい前から、その酒量が多いと感じるようになった。
そのあたりから、酒への執着が希薄になりつつあると感じるようになって、それならと、酒量を一気に減らすことにしたのだ。
まあ、酒が嫌いになったわけではないし、体調に変化が生じたというわけでもない。晩酌は夕食の大きな楽しみなので、細く長くでいいから、体調に問題がない限りは呑める範囲で楽しみたいと思う。
そういえば、酒への執着が希薄になった、もう一つ大きな理由として思いつくのは、2020年このかたのコロナ禍の影響で外呑みが激減したこともあるのではないかということである。
コロナ以前だったら、月に一回くらいは外で呑んでいたのが、年に数回程度でしかなくなったからか、外呑み下手になってしまい、いつぞや生ビールを1杯と日本酒二合を呑んだら、帰りの電車で呑み過ぎたと感じて、考え込んだことがあった。
ちょっと前だったら呑めた量が呑めなくなってきているのは事実で、それを無理矢理に前のとおりに呑もうなどとはゆめゆめ思わない。年齢なりの酒の愉しみを会得しなくてはならないのだ。
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週話§土曜流転~昔はスナックで~ [酒]
スナック……軽食のことではない“スナックバー”のことである。
繁華街ではなく、住宅街の一角にひっそり、素人に毛が三本の人たちが営んでいて、お約束は薄い水割りに、つまみといえばナッツや柿の種みたいな乾きものか、せいぜい炙ったあたりめ……マヨネーズに少し醤油を垂らしたのが付いてくるとか。
そんなスナックが流行ったのは1970年代から80年代だっただろうか。宮仕えが始まり、配属先の上司によく連れていかれたのは深夜のスナックだった。
呑み屋などが立ち並ぶ表通りから、路地裏に入って奥まったところの行きつけのスナックなのだ。
仕事が終わるのは日付が変わる頃。そこから呑み始めるから。お開きは深夜2時、3時……よくもまあ体力があったものだとは遠い眼である。
もっとも、自分からスナックのような酒の店に行くことはなかったのは、そうした店のあり様が好みではなく、呑みに行く時は居酒屋のような店を選んでいたからだ。
《酒のトピックス一覧》
繁華街ではなく、住宅街の一角にひっそり、素人に毛が三本の人たちが営んでいて、お約束は薄い水割りに、つまみといえばナッツや柿の種みたいな乾きものか、せいぜい炙ったあたりめ……マヨネーズに少し醤油を垂らしたのが付いてくるとか。
そんなスナックが流行ったのは1970年代から80年代だっただろうか。宮仕えが始まり、配属先の上司によく連れていかれたのは深夜のスナックだった。
呑み屋などが立ち並ぶ表通りから、路地裏に入って奥まったところの行きつけのスナックなのだ。
仕事が終わるのは日付が変わる頃。そこから呑み始めるから。お開きは深夜2時、3時……よくもまあ体力があったものだとは遠い眼である。
もっとも、自分からスナックのような酒の店に行くことはなかったのは、そうした店のあり様が好みではなく、呑みに行く時は居酒屋のような店を選んでいたからだ。
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泡話§焼酎のおもひで [酒]
初めて焼酎を口にしたのは、尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時のことだった。
同じセクションで働いていた20歳ほど年長の人と、同じ部屋で2か月ほど寝起きした時、晩飯を済ませて後は布団に潜り込むばかりになっていた直前、その人が、焼酎の一升瓶と、やかんになみなみと入れた湧き水、それにレモンを持ちだして一言……
「呑む?」
……と誘ってきた。まだ二十歳そこそこ、それまで焼酎を口にしたことはなく、どう呑んだらいいのかもわからなかったが、注がれた焼酎に湧き水を足してレモンを搾って呑んだら、まるで水の如くで、何の癖もなくスルスルと呑めてしまった。
「う、うまいっすね」と言えば、ボソッと「な……」と短い言葉が返ってきたのだ。
そんなアルバイトを続けていたある日、体調を崩して山から下りていった。夏のシーズンも終わり近かったから、男手は自分一人で何とかこなすことになったが、その人が尾瀬に戻ってくることはなく、肝臓をやられて半年ほどで帰らぬ人となってしまったのである。
《酒のトピックス一覧》
同じセクションで働いていた20歳ほど年長の人と、同じ部屋で2か月ほど寝起きした時、晩飯を済ませて後は布団に潜り込むばかりになっていた直前、その人が、焼酎の一升瓶と、やかんになみなみと入れた湧き水、それにレモンを持ちだして一言……
「呑む?」
……と誘ってきた。まだ二十歳そこそこ、それまで焼酎を口にしたことはなく、どう呑んだらいいのかもわからなかったが、注がれた焼酎に湧き水を足してレモンを搾って呑んだら、まるで水の如くで、何の癖もなくスルスルと呑めてしまった。
「う、うまいっすね」と言えば、ボソッと「な……」と短い言葉が返ってきたのだ。
そんなアルバイトを続けていたある日、体調を崩して山から下りていった。夏のシーズンも終わり近かったから、男手は自分一人で何とかこなすことになったが、その人が尾瀬に戻ってくることはなく、肝臓をやられて半年ほどで帰らぬ人となってしまったのである。
《酒のトピックス一覧》
酒話§平均酒量の自己申告[2024年版] [酒]
新年につき2024年版である。
“お休肝日週3日”は9年目に入った。順調である。
そして、飲酒量を誇るような年齢では既になくなっていることに気がつく。
酒話§平均酒量の自己申告[2005年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2006年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2007年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2008年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2009年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2010年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2011年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2012年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2013年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2014年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2015年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2016年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2017年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2018年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2019年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2020年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2021年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2022年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2023年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?このところのルーチンは、ビールを半リットル呑んだ後には日本酒四合瓶を三分の一ほど呑んでいる。その程度で酔いはせず、いささか物足りなくあるけれど、それで満足できるようだ。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
《酒のトピックス一覧》
“お休肝日週3日”は9年目に入った。順調である。
そして、飲酒量を誇るような年齢では既になくなっていることに気がつく。
酒話§平均酒量の自己申告[2005年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2006年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2007年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2008年版]
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酒話§平均酒量の自己申告[2011年版]
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酒話§平均酒量の自己申告[2014年版]
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酒話§平均酒量の自己申告[2020年版]
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酒話§平均酒量の自己申告[2022年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2023年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?このところのルーチンは、ビールを半リットル呑んだ後には日本酒四合瓶を三分の一ほど呑んでいる。その程度で酔いはせず、いささか物足りなくあるけれど、それで満足できるようだ。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
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懇話§部下と呑むこと [酒]
宮仕えしていた会社は、社員同士の繋がりが浅めと感じていた。だから、上司から“ノミニュケーション”と称して誘われることはほとんどなかった。
社風というほど大げさなものではないが、個々人を尊重しているというか、仕事が終わってしまえば、それ以上の付き合いをする必要はないというか。
……そうはいっても、ごくごくたまに、部下を誘って軽く呑みに行くことは数えるほどだが、年に一度とかくらいの頻度でやっていた。
そんな場で、個人的に心掛けていたことといえば、こちらから仕事の話はしないということと、長っ尻はしないということだ。
なので、部下のほうから仕事の話題が出れば、それについては話をするが、こちらから酒の席で仕事の話をしないというだけのことである。だから話題は他愛のない世間話のオンパレードというところか。
そして長っ尻しないというのも大事だと考えていた。基本的に2時間、長くても3時間を超えるようなことはしないように……興が乗ってしまえば話は別にしても“もう少し”というあたりのタイミングでお開きにしていたのである。
要するに後腐れのないように、さっと軽くをモットーにしていたのだ。
《酒のトピックス一覧》
社風というほど大げさなものではないが、個々人を尊重しているというか、仕事が終わってしまえば、それ以上の付き合いをする必要はないというか。
……そうはいっても、ごくごくたまに、部下を誘って軽く呑みに行くことは数えるほどだが、年に一度とかくらいの頻度でやっていた。
そんな場で、個人的に心掛けていたことといえば、こちらから仕事の話はしないということと、長っ尻はしないということだ。
なので、部下のほうから仕事の話題が出れば、それについては話をするが、こちらから酒の席で仕事の話をしないというだけのことである。だから話題は他愛のない世間話のオンパレードというところか。
そして長っ尻しないというのも大事だと考えていた。基本的に2時間、長くても3時間を超えるようなことはしないように……興が乗ってしまえば話は別にしても“もう少し”というあたりのタイミングでお開きにしていたのである。
要するに後腐れのないように、さっと軽くをモットーにしていたのだ。
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週話§土曜枯寂~秋の酒~ [酒]
夏の間は、無糖のレモンハイ(350ml)とビールのロング缶(500ml)をもっぱら呑んでいた。さすがの猛暑続きゆえ、日本酒みたいなのを呑む気になれず、安易な酒の選択ばかりしていたのだ。
とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。
というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。
日本酒のシーズン始まりました!
《酒のトピックス一覧》
とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。
というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。
日本酒のシーズン始まりました!
《酒のトピックス一覧》
酎話§チューハイは無糖で [酒]
ここ何年か、真夏の時期に缶チューハイを呑むことが多くなった。やはりというか、無糖ばかりを選ぶのだが、愛飲しているのは、もっぱら下のやつ。アルコール度数7%も佳き。
チューハイとあるが、焼酎ではなくウォッカハイなのは、コストの事情からなのだろうか。まずは喉が渇いた1杯目ということでグビグビ呑むのだが、値段が値段なだけに、ある意味“色気”がなさ過ぎて、それが残念なところか。色気がないので和食度高めの我が家つまみには合うとは言えず、さっさと呑み切ってビールに移ってしまう。
そこはビールのたいしたところで、たいていの料理にはちゃんと合ってくれるのはあっぱれである。やはり麦芽は偉大なのだ。
というわけで、チューハイとビールと、シチュエーションに応じて呑み分けするようになったのは、減少した酒量を補うための単純な工夫なのである。
今さら書くまでもなく、元より炭酸系が好きなのだが、チューハイの存在に気がつくのが遅かっただけでしかない。
チューハイは真夏に呑むものだと思っているので、この先涼しい季節には、ビールの前か後のアルコール類をどうしようか……このところ呑み方が微妙に変化しているので、ちょっと悩ましいところだ。
《酒のトピックス一覧》
チューハイとあるが、焼酎ではなくウォッカハイなのは、コストの事情からなのだろうか。まずは喉が渇いた1杯目ということでグビグビ呑むのだが、値段が値段なだけに、ある意味“色気”がなさ過ぎて、それが残念なところか。色気がないので和食度高めの我が家つまみには合うとは言えず、さっさと呑み切ってビールに移ってしまう。
そこはビールのたいしたところで、たいていの料理にはちゃんと合ってくれるのはあっぱれである。やはり麦芽は偉大なのだ。
というわけで、チューハイとビールと、シチュエーションに応じて呑み分けするようになったのは、減少した酒量を補うための単純な工夫なのである。
今さら書くまでもなく、元より炭酸系が好きなのだが、チューハイの存在に気がつくのが遅かっただけでしかない。
チューハイは真夏に呑むものだと思っているので、この先涼しい季節には、ビールの前か後のアルコール類をどうしようか……このところ呑み方が微妙に変化しているので、ちょっと悩ましいところだ。
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紅話§カンパリソーダLOVE! [酒]
いつの頃からか、カンパリのソーダ割りが好みになっていた。ミーハーだと言えなくもないが、あの赤い液体にそそられてしまう自分がいるのだ。
酒好きの言い訳になってしまうが、カンパリは胃にいいと言われている。製造元が原材料を公開していないが、一部だけ公表されている中に、コリアンダーやキャラウェイ、オレンジピールといった胃によく、整腸作用もある薬草が含まれている。
だから食前酒にはうってつけで、まず1杯がカンパリソーダであることは少なくない。
といって、意外にも自宅でカンパリを呑む機会は多くなく……一番の理由は手近な店にカンパリを置いていなかったりするからなのだが、炭酸水もこの数年は頻繁に家で飲むようになったが、それまでは飲んでいなかったので、それとそれの合わせ技で、自宅カンパリをしていなかったのだ。
帰り道、笹塚で電車を降りて軽く呑みに行っていたバーには、カンパリを生搾りのライムで割るという絶妙なカクテルがあって、それを目あてに通っていたが、惜しくも閉店してしまった。
《酒のトピックス一覧》
酒好きの言い訳になってしまうが、カンパリは胃にいいと言われている。製造元が原材料を公開していないが、一部だけ公表されている中に、コリアンダーやキャラウェイ、オレンジピールといった胃によく、整腸作用もある薬草が含まれている。
だから食前酒にはうってつけで、まず1杯がカンパリソーダであることは少なくない。
といって、意外にも自宅でカンパリを呑む機会は多くなく……一番の理由は手近な店にカンパリを置いていなかったりするからなのだが、炭酸水もこの数年は頻繁に家で飲むようになったが、それまでは飲んでいなかったので、それとそれの合わせ技で、自宅カンパリをしていなかったのだ。
帰り道、笹塚で電車を降りて軽く呑みに行っていたバーには、カンパリを生搾りのライムで割るという絶妙なカクテルがあって、それを目あてに通っていたが、惜しくも閉店してしまった。
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息話§もっぱら独り呑み~ケースバイケース~ [酒]
宮仕えしていた時は、独り呑みが好きだった。今でも独り呑みは独り呑みとして、もちろん同居人と食事を兼ねた居酒屋に行くのも好きのは言うまでもない。
会社では延々とデスクワークの37年半で、人に囲まれて仕事する毎日だったから、会社が終わってから家に帰るまでくらいは、独りで酒を呑むのが、自分自身にとっての“お疲れ”さんなのだった。
まあ、それくらいはわがままをさせてもらってもいいだろうと、行きつけの店の数軒をとっかえひっかえ呑み歩いた。もっと若い頃だったら、ハシゴの2、3軒は歩いたかもしれないが、比較的時間の融通がきくようになったのは四十代半ばの頃で、そうなったらハシゴするよりも一軒で腰を据えるのが気楽だと、ぐだぐだ2時間くらいは居続けたのである。
今や酒量も食欲も落ちて、2時間も何していたんだろうと思うくらいだが、そんな時だって、一軒の居酒屋では最初に生ビールをグラスでもらい、そこでエンジンをかけて“こなから”と呼ばれる二合半の冷酒でひとしきり、肴を2品でゆるゆると楽しんで、さらに調子がよければ桝酒一合で締めるという流れだ。
考えてみれば、会社帰りに三合だかの酒を呑んで、ケロリと帰宅していたのだから、まあまあ強かったと言えなくもない。だがそれも五十代に入る頃には落ち着きを見せ、定年退職近くなったら、日本酒二合で十分満足する体になっていたのである。
《酒のトピックス一覧》
会社では延々とデスクワークの37年半で、人に囲まれて仕事する毎日だったから、会社が終わってから家に帰るまでくらいは、独りで酒を呑むのが、自分自身にとっての“お疲れ”さんなのだった。
まあ、それくらいはわがままをさせてもらってもいいだろうと、行きつけの店の数軒をとっかえひっかえ呑み歩いた。もっと若い頃だったら、ハシゴの2、3軒は歩いたかもしれないが、比較的時間の融通がきくようになったのは四十代半ばの頃で、そうなったらハシゴするよりも一軒で腰を据えるのが気楽だと、ぐだぐだ2時間くらいは居続けたのである。
今や酒量も食欲も落ちて、2時間も何していたんだろうと思うくらいだが、そんな時だって、一軒の居酒屋では最初に生ビールをグラスでもらい、そこでエンジンをかけて“こなから”と呼ばれる二合半の冷酒でひとしきり、肴を2品でゆるゆると楽しんで、さらに調子がよければ桝酒一合で締めるという流れだ。
考えてみれば、会社帰りに三合だかの酒を呑んで、ケロリと帰宅していたのだから、まあまあ強かったと言えなくもない。だがそれも五十代に入る頃には落ち着きを見せ、定年退職近くなったら、日本酒二合で十分満足する体になっていたのである。
《酒のトピックス一覧》
合話§スポーツ観戦中は [酒]
20年以上前、秩父宮で一日に2試合行われる社会人ラグビーを元気に観戦していたのである。
第一試合は11時キックオフ、第二試合は14時キックオフ……たっぷり5時間近くをスタンドで過ごしていたのだ。もちろん弁当持参、時には売店のカップ麵などもすすったりして、楽しく過ごしていた。
その時は、熱い麦茶をポットに入れ、ついでにウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせたりして寒さをしのいだりもしていたのだ。
しみじみと三十代や四十代の頃はさり気なく体力があったのだと思うのは、そうしたところで、しかも屋根のあるメインスタンドではなく、直射日光が当たるバックスタンドに陣取ってケロリとしていたのである。
だから以前は、試合観戦中に酒類を元気に呑んでいた。もちろんぐびぐびというほどではなく、缶ビール1本とか、ホットウィスキーを1杯といった程度だった。
それが、もう10年以上も観戦ビールとごぶさたなのだ……まあ、正確には、ラグビワールドカップ日本大会を除いてはであるが。
ワールドカップの時は“ビール祭り”だったのである。強豪チームのサポーターのみなさんはビール好き。しかも売店に出向いて買わずとも、日本名物ビール娘が席まで売りに来てくれるから、それはそれは天国だっただろう。
そんな彼らの勢いに乗って、あの時だけはぐびぐび!したけれど、もう長いこと観戦ビールは呑んでいない。徐々に酒に弱くなったことと、呑むのは、試合終了後にゆっくりという思いが強くなって、だから今は観戦中には酒を呑むことはしない。
《ラグビーのトピックス一覧》
第一試合は11時キックオフ、第二試合は14時キックオフ……たっぷり5時間近くをスタンドで過ごしていたのだ。もちろん弁当持参、時には売店のカップ麵などもすすったりして、楽しく過ごしていた。
その時は、熱い麦茶をポットに入れ、ついでにウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせたりして寒さをしのいだりもしていたのだ。
しみじみと三十代や四十代の頃はさり気なく体力があったのだと思うのは、そうしたところで、しかも屋根のあるメインスタンドではなく、直射日光が当たるバックスタンドに陣取ってケロリとしていたのである。
だから以前は、試合観戦中に酒類を元気に呑んでいた。もちろんぐびぐびというほどではなく、缶ビール1本とか、ホットウィスキーを1杯といった程度だった。
それが、もう10年以上も観戦ビールとごぶさたなのだ……まあ、正確には、ラグビワールドカップ日本大会を除いてはであるが。
ワールドカップの時は“ビール祭り”だったのである。強豪チームのサポーターのみなさんはビール好き。しかも売店に出向いて買わずとも、日本名物ビール娘が席まで売りに来てくれるから、それはそれは天国だっただろう。
そんな彼らの勢いに乗って、あの時だけはぐびぐび!したけれど、もう長いこと観戦ビールは呑んでいない。徐々に酒に弱くなったことと、呑むのは、試合終了後にゆっくりという思いが強くなって、だから今は観戦中には酒を呑むことはしない。
《ラグビーのトピックス一覧》
調話§酒量減らす [酒]
ちょうど一か月前から、我が家での晩酌で呑む酒の酒量を減らし始めた……それまでは、350ml缶ビール1本と日本酒360ml(二合)で、それがこれまでの定量なのだった。
それが、ビールはともかく、日本酒二合が少し多いかなと感じるようになってきたようで、今回のように定量をビール+日本酒一合に変更したのだ。
それは、年齢的なところもあずかっているようで、呑める呑めると意地を張る必要などなく、あっさりと量を減らして一か月経ったが、別段何の不満も覚えずに済んでいる。
あの世へのお迎えがいつになるのかはわからないが、お迎えの直前まで酒を嗜んでいられればという思いというか執着だけはあるので、先々もそうあるように、コントロールしようということなのだ。
はてさて、そうした自主管理が功を奏してくれるものか、お迎えが来るまで悔いなく酒を味わいたいものである。
合わせて、ビールだけ呑むのだったら、350mlを500mlのロング缶にした。
なお外呑みは、この限りではない。
《酒のトピックス一覧》
それが、ビールはともかく、日本酒二合が少し多いかなと感じるようになってきたようで、今回のように定量をビール+日本酒一合に変更したのだ。
それは、年齢的なところもあずかっているようで、呑める呑めると意地を張る必要などなく、あっさりと量を減らして一か月経ったが、別段何の不満も覚えずに済んでいる。
あの世へのお迎えがいつになるのかはわからないが、お迎えの直前まで酒を嗜んでいられればという思いというか執着だけはあるので、先々もそうあるように、コントロールしようということなのだ。
はてさて、そうした自主管理が功を奏してくれるものか、お迎えが来るまで悔いなく酒を味わいたいものである。
合わせて、ビールだけ呑むのだったら、350mlを500mlのロング缶にした。
なお外呑みは、この限りではない。
《酒のトピックス一覧》
貪話§欲望と節制と [酒]
味にうるさいとか、グルメだとか……そんなのは微塵もない。そして、食い意地が張っているわけでもない。
若い頃はそれなりの量を食べていたが、たぶん四十代の終わり頃から食欲は順調に落ちていって、五十代には“それなり”の量に落ち着いてくれた。
酒量に関しては五十代に入ってもまあまあいけていたと記憶しているが、酒に関しては、定年まであと数年という頃から意識して減らしていった。もちろん、呑めば呑めたところを、意識して休肝日を設定して絶対量を減らしていったのだ。
五十代に入った頃、思い立って週一日からスタートし、2009年には週二日に増やした。それでしばらく推移していたが定年退職の一年後、2016年11月から週三日を始めたとあった。
かつて一日1リットルのビールを呑んでいたのが、缶ビール350ml1本と日本酒だったら二合……つまり一週間にビール1400mlに日本酒八合まで落としたのである。
“それでも、まだこれだけ呑んでいるのか”と思われる向きもあるだろう。だが、呑めば呑めるという欲望を、自分なりに節制した努力の結果が、今の酒量で、その努力は評価してほしい。
そして、節制しなくとも、酒量が徐々に減ってきつつあることを感じる今日この頃なのだ。
《健康のトピックス一覧》
若い頃はそれなりの量を食べていたが、たぶん四十代の終わり頃から食欲は順調に落ちていって、五十代には“それなり”の量に落ち着いてくれた。
酒量に関しては五十代に入ってもまあまあいけていたと記憶しているが、酒に関しては、定年まであと数年という頃から意識して減らしていった。もちろん、呑めば呑めたところを、意識して休肝日を設定して絶対量を減らしていったのだ。
五十代に入った頃、思い立って週一日からスタートし、2009年には週二日に増やした。それでしばらく推移していたが定年退職の一年後、2016年11月から週三日を始めたとあった。
かつて一日1リットルのビールを呑んでいたのが、缶ビール350ml1本と日本酒だったら二合……つまり一週間にビール1400mlに日本酒八合まで落としたのである。
“それでも、まだこれだけ呑んでいるのか”と思われる向きもあるだろう。だが、呑めば呑めるという欲望を、自分なりに節制した努力の結果が、今の酒量で、その努力は評価してほしい。
そして、節制しなくとも、酒量が徐々に減ってきつつあることを感じる今日この頃なのだ。
《健康のトピックス一覧》
週話§土曜枯寂~泥酔~ [酒]
酔うほど呑まなくなってしまった……酔っぱらえるほどの体力がなくなってしまったと言うのが正確かもしれない。
ビール1缶プラス日本酒だったら二合くらいが昨今の定量で、これくらいを呑むと、まあまあ気持がよくなってきてくれるが、立ち居振る舞いも別段の変化はなく、外で呑んでも家まで問題なく帰ることもできる。
だが、それじゃあと見事に酔っぱらって千鳥足で御帰還できるかというと、もうそんなことはできない。途中で足を取られたりして危ない目に遭うのは必定だろう。
酔わなく(酔えなく)なったことに加えて、週三日お休肝日を励行して10年近くとなり、そんなことも相俟って、気がつけば自分と酒との距離が広がっているような気がするけれど、もちろん酒が嫌いになっているわけではない。
《酒のトピックス一覧》
ビール1缶プラス日本酒だったら二合くらいが昨今の定量で、これくらいを呑むと、まあまあ気持がよくなってきてくれるが、立ち居振る舞いも別段の変化はなく、外で呑んでも家まで問題なく帰ることもできる。
だが、それじゃあと見事に酔っぱらって千鳥足で御帰還できるかというと、もうそんなことはできない。途中で足を取られたりして危ない目に遭うのは必定だろう。
酔わなく(酔えなく)なったことに加えて、週三日お休肝日を励行して10年近くとなり、そんなことも相俟って、気がつけば自分と酒との距離が広がっているような気がするけれど、もちろん酒が嫌いになっているわけではない。
《酒のトピックス一覧》
酒話§平均酒量の自己申告[2023年版] [酒]
新年につき2023年版である。
“お休肝日週3日”は7年目に入って。
そして、またいつの日かミュンヘンに旅行して、アウグスティナーケラーのビアガルテンで、エーデルシュトフのマスジョッキを傾けられれば……とは毎年書いていることである。
酒話§平均酒量の自己申告[2005年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2006年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2007年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2008年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2009年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2010年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2011年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2012年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2013年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2014年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2015年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2016年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2017年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2018年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2019年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2020年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2021年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2022年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?・・・家呑みは、もっぱら泡盛をビールの後に炭酸水で割るかお湯割りで、これは一合で十分。
もちろん、気が向けば日本酒を呑むが、これもビールの後に二合くらいだ。ワインも同様で、750ml瓶を開けたら、2日かけて呑む。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
《酒のトピックス一覧》
“お休肝日週3日”は7年目に入って。
そして、またいつの日かミュンヘンに旅行して、アウグスティナーケラーのビアガルテンで、エーデルシュトフのマスジョッキを傾けられれば……とは毎年書いていることである。
酒話§平均酒量の自己申告[2005年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2006年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2007年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2008年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2009年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2010年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2011年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2012年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2013年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2014年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2015年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2016年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2017年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2018年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2019年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2020年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2021年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2022年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?・・・家呑みは、もっぱら泡盛をビールの後に炭酸水で割るかお湯割りで、これは一合で十分。
もちろん、気が向けば日本酒を呑むが、これもビールの後に二合くらいだ。ワインも同様で、750ml瓶を開けたら、2日かけて呑む。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
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