過話§上京五十一年~お酒はじめ~ [酒]
内緒の話だが―内緒になどなっていないが―一浪して予備校通いで下宿暮らしを始めた時に酒を呑み始めた。19歳だったから完全にフライングである。
下宿の三畳間には暖房の設備など何もないまま冬がやって来た。夜、受験勉強を終えて、口にしたのは安いウィスキー。それをお湯で薄めに割りホットウィスキーで身体を温めて布団に潜り込んだのだった。
そのあたりが酒の呑みはじめだったのだが、だからといって毎日毎日呑んでいたわけではない。そもそもそこまで自由に使える仕送りなどもらってはいなかったから、ごくたまに意を決してビールを買うとかそんな程度である。
だから、酔っ払ったという記憶がないのは、大した量を呑んでいなかったということと、酒の何たるかがわかっていなかったことは間違いない。
その後、大学に入っても酒量が増えるどころか、下宿で酒を呑むことはほとんどなかった。いわば大学時代は酒の空白期だったようだ。
結局、酒の味を覚えたのは、宮仕えを始めて少し経ってからのことである。
《東京のトピックス一覧》
下宿の三畳間には暖房の設備など何もないまま冬がやって来た。夜、受験勉強を終えて、口にしたのは安いウィスキー。それをお湯で薄めに割りホットウィスキーで身体を温めて布団に潜り込んだのだった。
そのあたりが酒の呑みはじめだったのだが、だからといって毎日毎日呑んでいたわけではない。そもそもそこまで自由に使える仕送りなどもらってはいなかったから、ごくたまに意を決してビールを買うとかそんな程度である。
だから、酔っ払ったという記憶がないのは、大した量を呑んでいなかったということと、酒の何たるかがわかっていなかったことは間違いない。
その後、大学に入っても酒量が増えるどころか、下宿で酒を呑むことはほとんどなかった。いわば大学時代は酒の空白期だったようだ。
結局、酒の味を覚えたのは、宮仕えを始めて少し経ってからのことである。
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週話§土曜流転~昼間っから・・・・・・~ [酒]
定年退職して“毎日が日曜日”となったら、日がな一日というもの何もしないでという日々が増えるから……しめしめ昼間から酒が呑めるぜ \(^o^)/とほくそ笑んでいた。
そうして定年退職したら、明るいうちから酒を呑む気になってくれない自分がいた。そればかりではなく、あーら不思議……どんどん酒に弱くなっていく自分がいたのだ。
だから、昼間から酒を呑むなど、定年後何回か出かけた海外旅行先で楽しんだのがせいぜいで、それも車を運転しなければならないオーストリア・アルプス端っこ滞在中は夜に呑むしかなかったのである。
人間、そうそういいことずくめなわけではなく、年を経るごとに思っていたことができなくなるのは当然で、結局は“ないものねだり”だったようだ。
まあ、旅先ほどの解放感は自宅には備わっていないということである。
《酒のトピックス一覧》
そうして定年退職したら、明るいうちから酒を呑む気になってくれない自分がいた。そればかりではなく、あーら不思議……どんどん酒に弱くなっていく自分がいたのだ。
だから、昼間から酒を呑むなど、定年後何回か出かけた海外旅行先で楽しんだのがせいぜいで、それも車を運転しなければならないオーストリア・アルプス端っこ滞在中は夜に呑むしかなかったのである。
人間、そうそういいことずくめなわけではなく、年を経るごとに思っていたことができなくなるのは当然で、結局は“ないものねだり”だったようだ。
まあ、旅先ほどの解放感は自宅には備わっていないということである。
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楽話§酒呑みながらの会話 [酒]
たまにだが、気のおけない酒好きの知り合いと居酒屋などで酒を酌み交わすことがある。
コロナ禍このかた頻度が激減したのは残念だが、時には誘いあって、お互いの分野についてとか、興味のある話題を口の端にのぼらせて2時間ほど談笑するのだ。
ところが問題はその後……どういった話題が話されたのか、大まかなところはともかく、何をどうと話されたのか具体的な内容についてはほとんど覚えていなかったりすることが多かった。
それほど酒が入っていない時点から“何を話したんだっけ?”みたいなことばかりで、酒が入ってくれば、どんどん記憶が消去されてしまうのである。
もちろん、忘れるばかりではなく、妙に克明に会話の内容を覚えていたりして、それなりの緊張感で場に臨んでいることはわかるが、覚えているのはせいぜい3割、4割といったところか。
まあ、覚えているか忘れてしまったどうかはともかく、その場ではきちんと対応して会話が成立しているのだから良しということにしておこうか。
《酒のトピックス一覧》
コロナ禍このかた頻度が激減したのは残念だが、時には誘いあって、お互いの分野についてとか、興味のある話題を口の端にのぼらせて2時間ほど談笑するのだ。
ところが問題はその後……どういった話題が話されたのか、大まかなところはともかく、何をどうと話されたのか具体的な内容についてはほとんど覚えていなかったりすることが多かった。
それほど酒が入っていない時点から“何を話したんだっけ?”みたいなことばかりで、酒が入ってくれば、どんどん記憶が消去されてしまうのである。
もちろん、忘れるばかりではなく、妙に克明に会話の内容を覚えていたりして、それなりの緊張感で場に臨んでいることはわかるが、覚えているのはせいぜい3割、4割といったところか。
まあ、覚えているか忘れてしまったどうかはともかく、その場ではきちんと対応して会話が成立しているのだから良しということにしておこうか。
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機話§ビールと日本酒と [酒]
古稀になるあたりを境に、今年春頃からビールは350ml缶、日本酒は240mlが一晩の酒量として定着した。
ちょっと前まではロング缶のビールを呑んでいたが、意外にも潔くそうした酒量に落ち着いたようだ。日本酒は四合瓶(720ml)の三分の一240ml……まあ一合半に満たない量だが、自分的には“ちょうどいいのだ”と暗示をかけて納得させている。
思えば、ロング缶2本(1リットル)を毎日呑んでいたのは、ブログを始めた頃で、紆余曲折を経て酒量は順調に減っていった結果の“今”なのだ。
もちろん呑めば呑める。だが、そこにいくばくかの余裕を残してという大人の対応をして、御身大切と労わってやるのもまた老境のたしなみであろう。
考えてみれば……みるまでもなく、酒は好きだが呑兵衛ではない。今まで、日本酒を五合呑んだことはない。というか四合瓶を呑みきったことがない。確かに、かなりご機嫌になって、家までどのように帰ったのか記憶を失ったことがないわけではなく、その時は“そんな量”を呑んでいたかも知れぬ。
何度も何度も書いているように、不本意な病気にでもならない限りは、お迎えが来るまで、傍らにお酒を侍らせ続けたいものである。
《酒のトピックス一覧》
ちょっと前まではロング缶のビールを呑んでいたが、意外にも潔くそうした酒量に落ち着いたようだ。日本酒は四合瓶(720ml)の三分の一240ml……まあ一合半に満たない量だが、自分的には“ちょうどいいのだ”と暗示をかけて納得させている。
思えば、ロング缶2本(1リットル)を毎日呑んでいたのは、ブログを始めた頃で、紆余曲折を経て酒量は順調に減っていった結果の“今”なのだ。
もちろん呑めば呑める。だが、そこにいくばくかの余裕を残してという大人の対応をして、御身大切と労わってやるのもまた老境のたしなみであろう。
考えてみれば……みるまでもなく、酒は好きだが呑兵衛ではない。今まで、日本酒を五合呑んだことはない。というか四合瓶を呑みきったことがない。確かに、かなりご機嫌になって、家までどのように帰ったのか記憶を失ったことがないわけではなく、その時は“そんな量”を呑んでいたかも知れぬ。
何度も何度も書いているように、不本意な病気にでもならない限りは、お迎えが来るまで、傍らにお酒を侍らせ続けたいものである。
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週話§土曜流転~レモンサワー~ [酒]
夏真っ盛りになると呑みたくなるのがレモンサワーである。今は缶入りのサワーがあれやこれやと売られていて、何にしようか目移りしてしまうのだ。
選ぶ基本は、無糖でアルコール度数やや高めと決めている。甘いサワーも、呑み口はいいが、缶1本を呑むと飽きてしまいそうになる。それに、甘いサワーは料理には合わない。
サワーを口にするのは、真夏日とか猛暑日を記録するような、身も蓋もない暑さの日。ビールもいいが、風呂上りにキュー!っと水分補給よろしく一気に呑みほしたくなる。
まあ、ビールもサワーもぐびぐびと気持ちよく呑む類のアルコール飲料だから、それでいいのだが。
ただ、酒量が減ってきてしまっている我が身とて、サワーを一気に呑んでしまったその後には、一合半の日本酒が残っているので大切に呑まなくてはならないのだ。
《酒のトピックス一覧》
選ぶ基本は、無糖でアルコール度数やや高めと決めている。甘いサワーも、呑み口はいいが、缶1本を呑むと飽きてしまいそうになる。それに、甘いサワーは料理には合わない。
サワーを口にするのは、真夏日とか猛暑日を記録するような、身も蓋もない暑さの日。ビールもいいが、風呂上りにキュー!っと水分補給よろしく一気に呑みほしたくなる。
まあ、ビールもサワーもぐびぐびと気持ちよく呑む類のアルコール飲料だから、それでいいのだが。
ただ、酒量が減ってきてしまっている我が身とて、サワーを一気に呑んでしまったその後には、一合半の日本酒が残っているので大切に呑まなくてはならないのだ。
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欲話§酒への執着 [酒]
酒への執着が年々希薄になってきていると感じる。古稀を目前として、このところ酒量も減ってきている。
年明けの頃から自宅で呑むのはビール350mlを1缶と日本酒240ml、もちろん週三日(月水金)のお休肝日はきちんと励行しているのだ。それが、2年も前だったらビールのロング缶1本と日本酒二合くらいは呑んでいたが、一年くらい前から、その酒量が多いと感じるようになった。
そのあたりから、酒への執着が希薄になりつつあると感じるようになって、それならと、酒量を一気に減らすことにしたのだ。
まあ、酒が嫌いになったわけではないし、体調に変化が生じたというわけでもない。晩酌は夕食の大きな楽しみなので、細く長くでいいから、体調に問題がない限りは呑める範囲で楽しみたいと思う。
そういえば、酒への執着が希薄になった、もう一つ大きな理由として思いつくのは、2020年このかたのコロナ禍の影響で外呑みが激減したこともあるのではないかということである。
コロナ以前だったら、月に一回くらいは外で呑んでいたのが、年に数回程度でしかなくなったからか、外呑み下手になってしまい、いつぞや生ビールを1杯と日本酒二合を呑んだら、帰りの電車で呑み過ぎたと感じて、考え込んだことがあった。
ちょっと前だったら呑めた量が呑めなくなってきているのは事実で、それを無理矢理に前のとおりに呑もうなどとはゆめゆめ思わない。年齢なりの酒の愉しみを会得しなくてはならないのだ。
《酒のトピックス一覧》
年明けの頃から自宅で呑むのはビール350mlを1缶と日本酒240ml、もちろん週三日(月水金)のお休肝日はきちんと励行しているのだ。それが、2年も前だったらビールのロング缶1本と日本酒二合くらいは呑んでいたが、一年くらい前から、その酒量が多いと感じるようになった。
そのあたりから、酒への執着が希薄になりつつあると感じるようになって、それならと、酒量を一気に減らすことにしたのだ。
まあ、酒が嫌いになったわけではないし、体調に変化が生じたというわけでもない。晩酌は夕食の大きな楽しみなので、細く長くでいいから、体調に問題がない限りは呑める範囲で楽しみたいと思う。
そういえば、酒への執着が希薄になった、もう一つ大きな理由として思いつくのは、2020年このかたのコロナ禍の影響で外呑みが激減したこともあるのではないかということである。
コロナ以前だったら、月に一回くらいは外で呑んでいたのが、年に数回程度でしかなくなったからか、外呑み下手になってしまい、いつぞや生ビールを1杯と日本酒二合を呑んだら、帰りの電車で呑み過ぎたと感じて、考え込んだことがあった。
ちょっと前だったら呑めた量が呑めなくなってきているのは事実で、それを無理矢理に前のとおりに呑もうなどとはゆめゆめ思わない。年齢なりの酒の愉しみを会得しなくてはならないのだ。
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週話§土曜流転~昔はスナックで~ [酒]
スナック……軽食のことではない“スナックバー”のことである。
繁華街ではなく、住宅街の一角にひっそり、素人に毛が三本の人たちが営んでいて、お約束は薄い水割りに、つまみといえばナッツや柿の種みたいな乾きものか、せいぜい炙ったあたりめ……マヨネーズに少し醤油を垂らしたのが付いてくるとか。
そんなスナックが流行ったのは1970年代から80年代だっただろうか。宮仕えが始まり、配属先の上司によく連れていかれたのは深夜のスナックだった。
呑み屋などが立ち並ぶ表通りから、路地裏に入って奥まったところの行きつけのスナックなのだ。
仕事が終わるのは日付が変わる頃。そこから呑み始めるから。お開きは深夜2時、3時……よくもまあ体力があったものだとは遠い眼である。
もっとも、自分からスナックのような酒の店に行くことはなかったのは、そうした店のあり様が好みではなく、呑みに行く時は居酒屋のような店を選んでいたからだ。
《酒のトピックス一覧》
繁華街ではなく、住宅街の一角にひっそり、素人に毛が三本の人たちが営んでいて、お約束は薄い水割りに、つまみといえばナッツや柿の種みたいな乾きものか、せいぜい炙ったあたりめ……マヨネーズに少し醤油を垂らしたのが付いてくるとか。
そんなスナックが流行ったのは1970年代から80年代だっただろうか。宮仕えが始まり、配属先の上司によく連れていかれたのは深夜のスナックだった。
呑み屋などが立ち並ぶ表通りから、路地裏に入って奥まったところの行きつけのスナックなのだ。
仕事が終わるのは日付が変わる頃。そこから呑み始めるから。お開きは深夜2時、3時……よくもまあ体力があったものだとは遠い眼である。
もっとも、自分からスナックのような酒の店に行くことはなかったのは、そうした店のあり様が好みではなく、呑みに行く時は居酒屋のような店を選んでいたからだ。
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泡話§焼酎のおもひで [酒]
初めて焼酎を口にしたのは、尾瀬の山小屋でアルバイトをしていた時のことだった。
同じセクションで働いていた20歳ほど年長の人と、同じ部屋で2か月ほど寝起きした時、晩飯を済ませて後は布団に潜り込むばかりになっていた直前、その人が、焼酎の一升瓶と、やかんになみなみと入れた湧き水、それにレモンを持ちだして一言……
「呑む?」
……と誘ってきた。まだ二十歳そこそこ、それまで焼酎を口にしたことはなく、どう呑んだらいいのかもわからなかったが、注がれた焼酎に湧き水を足してレモンを搾って呑んだら、まるで水の如くで、何の癖もなくスルスルと呑めてしまった。
「う、うまいっすね」と言えば、ボソッと「な……」と短い言葉が返ってきたのだ。
そんなアルバイトを続けていたある日、体調を崩して山から下りていった。夏のシーズンも終わり近かったから、男手は自分一人で何とかこなすことになったが、その人が尾瀬に戻ってくることはなく、肝臓をやられて半年ほどで帰らぬ人となってしまったのである。
《酒のトピックス一覧》
同じセクションで働いていた20歳ほど年長の人と、同じ部屋で2か月ほど寝起きした時、晩飯を済ませて後は布団に潜り込むばかりになっていた直前、その人が、焼酎の一升瓶と、やかんになみなみと入れた湧き水、それにレモンを持ちだして一言……
「呑む?」
……と誘ってきた。まだ二十歳そこそこ、それまで焼酎を口にしたことはなく、どう呑んだらいいのかもわからなかったが、注がれた焼酎に湧き水を足してレモンを搾って呑んだら、まるで水の如くで、何の癖もなくスルスルと呑めてしまった。
「う、うまいっすね」と言えば、ボソッと「な……」と短い言葉が返ってきたのだ。
そんなアルバイトを続けていたある日、体調を崩して山から下りていった。夏のシーズンも終わり近かったから、男手は自分一人で何とかこなすことになったが、その人が尾瀬に戻ってくることはなく、肝臓をやられて半年ほどで帰らぬ人となってしまったのである。
《酒のトピックス一覧》
酒話§平均酒量の自己申告[2024年版] [酒]
新年につき2024年版である。
“お休肝日週3日”は9年目に入った。順調である。
そして、飲酒量を誇るような年齢では既になくなっていることに気がつく。
酒話§平均酒量の自己申告[2005年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2006年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2007年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2008年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2009年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2010年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2011年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2012年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2013年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2014年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2015年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2016年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2017年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2018年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2019年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2020年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2021年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2022年版]
酒話§平均酒量の自己申告[2023年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?このところのルーチンは、ビールを半リットル呑んだ後には日本酒四合瓶を三分の一ほど呑んでいる。その程度で酔いはせず、いささか物足りなくあるけれど、それで満足できるようだ。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
《酒のトピックス一覧》
“お休肝日週3日”は9年目に入った。順調である。
そして、飲酒量を誇るような年齢では既になくなっていることに気がつく。
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酒話§平均酒量の自己申告[2023年版]
……というわけで引き続き、以下のように更新する。
ビール:半リットル・・・絶対的な飲酒総量は明らかに減った。特に去年あたりは、それを顕著に感じた。
日本酒&焼酎:二合くらい?このところのルーチンは、ビールを半リットル呑んだ後には日本酒四合瓶を三分の一ほど呑んでいる。その程度で酔いはせず、いささか物足りなくあるけれど、それで満足できるようだ。
最後に、毎年書いていることを今年も繰り返す。お酒を楽しむためには一に健康、二に健康なのである。来年も、お酒にとってかわいそうな呑み方など決してしないと今年も誓いを新たにし、細く長くお酒を楽しむのだ。
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懇話§部下と呑むこと [酒]
宮仕えしていた会社は、社員同士の繋がりが浅めと感じていた。だから、上司から“ノミニュケーション”と称して誘われることはほとんどなかった。
社風というほど大げさなものではないが、個々人を尊重しているというか、仕事が終わってしまえば、それ以上の付き合いをする必要はないというか。
……そうはいっても、ごくごくたまに、部下を誘って軽く呑みに行くことは数えるほどだが、年に一度とかくらいの頻度でやっていた。
そんな場で、個人的に心掛けていたことといえば、こちらから仕事の話はしないということと、長っ尻はしないということだ。
なので、部下のほうから仕事の話題が出れば、それについては話をするが、こちらから酒の席で仕事の話をしないというだけのことである。だから話題は他愛のない世間話のオンパレードというところか。
そして長っ尻しないというのも大事だと考えていた。基本的に2時間、長くても3時間を超えるようなことはしないように……興が乗ってしまえば話は別にしても“もう少し”というあたりのタイミングでお開きにしていたのである。
要するに後腐れのないように、さっと軽くをモットーにしていたのだ。
《酒のトピックス一覧》
社風というほど大げさなものではないが、個々人を尊重しているというか、仕事が終わってしまえば、それ以上の付き合いをする必要はないというか。
……そうはいっても、ごくごくたまに、部下を誘って軽く呑みに行くことは数えるほどだが、年に一度とかくらいの頻度でやっていた。
そんな場で、個人的に心掛けていたことといえば、こちらから仕事の話はしないということと、長っ尻はしないということだ。
なので、部下のほうから仕事の話題が出れば、それについては話をするが、こちらから酒の席で仕事の話をしないというだけのことである。だから話題は他愛のない世間話のオンパレードというところか。
そして長っ尻しないというのも大事だと考えていた。基本的に2時間、長くても3時間を超えるようなことはしないように……興が乗ってしまえば話は別にしても“もう少し”というあたりのタイミングでお開きにしていたのである。
要するに後腐れのないように、さっと軽くをモットーにしていたのだ。
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週話§土曜枯寂~秋の酒~ [酒]
夏の間は、無糖のレモンハイ(350ml)とビールのロング缶(500ml)をもっぱら呑んでいた。さすがの猛暑続きゆえ、日本酒みたいなのを呑む気になれず、安易な酒の選択ばかりしていたのだ。
とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。
というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。
日本酒のシーズン始まりました!
《酒のトピックス一覧》
とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。
というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。
日本酒のシーズン始まりました!
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酎話§チューハイは無糖で [酒]
ここ何年か、真夏の時期に缶チューハイを呑むことが多くなった。やはりというか、無糖ばかりを選ぶのだが、愛飲しているのは、もっぱら下のやつ。アルコール度数7%も佳き。
チューハイとあるが、焼酎ではなくウォッカハイなのは、コストの事情からなのだろうか。まずは喉が渇いた1杯目ということでグビグビ呑むのだが、値段が値段なだけに、ある意味“色気”がなさ過ぎて、それが残念なところか。色気がないので和食度高めの我が家つまみには合うとは言えず、さっさと呑み切ってビールに移ってしまう。
そこはビールのたいしたところで、たいていの料理にはちゃんと合ってくれるのはあっぱれである。やはり麦芽は偉大なのだ。
というわけで、チューハイとビールと、シチュエーションに応じて呑み分けするようになったのは、減少した酒量を補うための単純な工夫なのである。
今さら書くまでもなく、元より炭酸系が好きなのだが、チューハイの存在に気がつくのが遅かっただけでしかない。
チューハイは真夏に呑むものだと思っているので、この先涼しい季節には、ビールの前か後のアルコール類をどうしようか……このところ呑み方が微妙に変化しているので、ちょっと悩ましいところだ。
《酒のトピックス一覧》
チューハイとあるが、焼酎ではなくウォッカハイなのは、コストの事情からなのだろうか。まずは喉が渇いた1杯目ということでグビグビ呑むのだが、値段が値段なだけに、ある意味“色気”がなさ過ぎて、それが残念なところか。色気がないので和食度高めの我が家つまみには合うとは言えず、さっさと呑み切ってビールに移ってしまう。
そこはビールのたいしたところで、たいていの料理にはちゃんと合ってくれるのはあっぱれである。やはり麦芽は偉大なのだ。
というわけで、チューハイとビールと、シチュエーションに応じて呑み分けするようになったのは、減少した酒量を補うための単純な工夫なのである。
今さら書くまでもなく、元より炭酸系が好きなのだが、チューハイの存在に気がつくのが遅かっただけでしかない。
チューハイは真夏に呑むものだと思っているので、この先涼しい季節には、ビールの前か後のアルコール類をどうしようか……このところ呑み方が微妙に変化しているので、ちょっと悩ましいところだ。
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紅話§カンパリソーダLOVE! [酒]
いつの頃からか、カンパリのソーダ割りが好みになっていた。ミーハーだと言えなくもないが、あの赤い液体にそそられてしまう自分がいるのだ。
酒好きの言い訳になってしまうが、カンパリは胃にいいと言われている。製造元が原材料を公開していないが、一部だけ公表されている中に、コリアンダーやキャラウェイ、オレンジピールといった胃によく、整腸作用もある薬草が含まれている。
だから食前酒にはうってつけで、まず1杯がカンパリソーダであることは少なくない。
といって、意外にも自宅でカンパリを呑む機会は多くなく……一番の理由は手近な店にカンパリを置いていなかったりするからなのだが、炭酸水もこの数年は頻繁に家で飲むようになったが、それまでは飲んでいなかったので、それとそれの合わせ技で、自宅カンパリをしていなかったのだ。
帰り道、笹塚で電車を降りて軽く呑みに行っていたバーには、カンパリを生搾りのライムで割るという絶妙なカクテルがあって、それを目あてに通っていたが、惜しくも閉店してしまった。
《酒のトピックス一覧》
酒好きの言い訳になってしまうが、カンパリは胃にいいと言われている。製造元が原材料を公開していないが、一部だけ公表されている中に、コリアンダーやキャラウェイ、オレンジピールといった胃によく、整腸作用もある薬草が含まれている。
だから食前酒にはうってつけで、まず1杯がカンパリソーダであることは少なくない。
といって、意外にも自宅でカンパリを呑む機会は多くなく……一番の理由は手近な店にカンパリを置いていなかったりするからなのだが、炭酸水もこの数年は頻繁に家で飲むようになったが、それまでは飲んでいなかったので、それとそれの合わせ技で、自宅カンパリをしていなかったのだ。
帰り道、笹塚で電車を降りて軽く呑みに行っていたバーには、カンパリを生搾りのライムで割るという絶妙なカクテルがあって、それを目あてに通っていたが、惜しくも閉店してしまった。
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息話§もっぱら独り呑み~ケースバイケース~ [酒]
宮仕えしていた時は、独り呑みが好きだった。今でも独り呑みは独り呑みとして、もちろん同居人と食事を兼ねた居酒屋に行くのも好きのは言うまでもない。
会社では延々とデスクワークの37年半で、人に囲まれて仕事する毎日だったから、会社が終わってから家に帰るまでくらいは、独りで酒を呑むのが、自分自身にとっての“お疲れ”さんなのだった。
まあ、それくらいはわがままをさせてもらってもいいだろうと、行きつけの店の数軒をとっかえひっかえ呑み歩いた。もっと若い頃だったら、ハシゴの2、3軒は歩いたかもしれないが、比較的時間の融通がきくようになったのは四十代半ばの頃で、そうなったらハシゴするよりも一軒で腰を据えるのが気楽だと、ぐだぐだ2時間くらいは居続けたのである。
今や酒量も食欲も落ちて、2時間も何していたんだろうと思うくらいだが、そんな時だって、一軒の居酒屋では最初に生ビールをグラスでもらい、そこでエンジンをかけて“こなから”と呼ばれる二合半の冷酒でひとしきり、肴を2品でゆるゆると楽しんで、さらに調子がよければ桝酒一合で締めるという流れだ。
考えてみれば、会社帰りに三合だかの酒を呑んで、ケロリと帰宅していたのだから、まあまあ強かったと言えなくもない。だがそれも五十代に入る頃には落ち着きを見せ、定年退職近くなったら、日本酒二合で十分満足する体になっていたのである。
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会社では延々とデスクワークの37年半で、人に囲まれて仕事する毎日だったから、会社が終わってから家に帰るまでくらいは、独りで酒を呑むのが、自分自身にとっての“お疲れ”さんなのだった。
まあ、それくらいはわがままをさせてもらってもいいだろうと、行きつけの店の数軒をとっかえひっかえ呑み歩いた。もっと若い頃だったら、ハシゴの2、3軒は歩いたかもしれないが、比較的時間の融通がきくようになったのは四十代半ばの頃で、そうなったらハシゴするよりも一軒で腰を据えるのが気楽だと、ぐだぐだ2時間くらいは居続けたのである。
今や酒量も食欲も落ちて、2時間も何していたんだろうと思うくらいだが、そんな時だって、一軒の居酒屋では最初に生ビールをグラスでもらい、そこでエンジンをかけて“こなから”と呼ばれる二合半の冷酒でひとしきり、肴を2品でゆるゆると楽しんで、さらに調子がよければ桝酒一合で締めるという流れだ。
考えてみれば、会社帰りに三合だかの酒を呑んで、ケロリと帰宅していたのだから、まあまあ強かったと言えなくもない。だがそれも五十代に入る頃には落ち着きを見せ、定年退職近くなったら、日本酒二合で十分満足する体になっていたのである。
《酒のトピックス一覧》
合話§スポーツ観戦中は [酒]
20年以上前、秩父宮で一日に2試合行われる社会人ラグビーを元気に観戦していたのである。
第一試合は11時キックオフ、第二試合は14時キックオフ……たっぷり5時間近くをスタンドで過ごしていたのだ。もちろん弁当持参、時には売店のカップ麵などもすすったりして、楽しく過ごしていた。
その時は、熱い麦茶をポットに入れ、ついでにウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせたりして寒さをしのいだりもしていたのだ。
しみじみと三十代や四十代の頃はさり気なく体力があったのだと思うのは、そうしたところで、しかも屋根のあるメインスタンドではなく、直射日光が当たるバックスタンドに陣取ってケロリとしていたのである。
だから以前は、試合観戦中に酒類を元気に呑んでいた。もちろんぐびぐびというほどではなく、缶ビール1本とか、ホットウィスキーを1杯といった程度だった。
それが、もう10年以上も観戦ビールとごぶさたなのだ……まあ、正確には、ラグビワールドカップ日本大会を除いてはであるが。
ワールドカップの時は“ビール祭り”だったのである。強豪チームのサポーターのみなさんはビール好き。しかも売店に出向いて買わずとも、日本名物ビール娘が席まで売りに来てくれるから、それはそれは天国だっただろう。
そんな彼らの勢いに乗って、あの時だけはぐびぐび!したけれど、もう長いこと観戦ビールは呑んでいない。徐々に酒に弱くなったことと、呑むのは、試合終了後にゆっくりという思いが強くなって、だから今は観戦中には酒を呑むことはしない。
《ラグビーのトピックス一覧》
第一試合は11時キックオフ、第二試合は14時キックオフ……たっぷり5時間近くをスタンドで過ごしていたのだ。もちろん弁当持参、時には売店のカップ麵などもすすったりして、楽しく過ごしていた。
その時は、熱い麦茶をポットに入れ、ついでにウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせたりして寒さをしのいだりもしていたのだ。
しみじみと三十代や四十代の頃はさり気なく体力があったのだと思うのは、そうしたところで、しかも屋根のあるメインスタンドではなく、直射日光が当たるバックスタンドに陣取ってケロリとしていたのである。
だから以前は、試合観戦中に酒類を元気に呑んでいた。もちろんぐびぐびというほどではなく、缶ビール1本とか、ホットウィスキーを1杯といった程度だった。
それが、もう10年以上も観戦ビールとごぶさたなのだ……まあ、正確には、ラグビワールドカップ日本大会を除いてはであるが。
ワールドカップの時は“ビール祭り”だったのである。強豪チームのサポーターのみなさんはビール好き。しかも売店に出向いて買わずとも、日本名物ビール娘が席まで売りに来てくれるから、それはそれは天国だっただろう。
そんな彼らの勢いに乗って、あの時だけはぐびぐび!したけれど、もう長いこと観戦ビールは呑んでいない。徐々に酒に弱くなったことと、呑むのは、試合終了後にゆっくりという思いが強くなって、だから今は観戦中には酒を呑むことはしない。
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