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節話§一日一句~清流は一直線に~ [俳句]

季語は・・・芝桜

堰水の きらめき行きて 芝桜

【去年の今日】乾話§冷たい手~ミミではない~
タグ:芝桜 俳句
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愉話§呑藝春秋[83]ポートワイン [酒]

[承前]

ポートワインとかポルト酒と呼ばれているポルトガル産のスイートなワインがある。その昔“ぶどう酒”と称して赤玉ポートワインなる商品があったが生産国から抗議されて商品名を変えたことがある。

甘いからと子どもの頃に呑まされたことはあったが、それ以降長いこと途絶えていたが、世紀が明けた頃、今度は本物のポートワインと再開した。飛行機の機内食で供されるドリンク類の中にポートワインがあった。

最初は、普通にビールとかワインを呑んでいたのだが、周囲のドイツ人客が食後にポートワインを頼んでいるのを眼にして、自分もとお願いしたのだ。

そいつを、最後に残っていたチーズと合わせたら、これがご機嫌な食後酒であることを理解した。

そうはいっても、家に帰ってポートワインをとは考えず……あれこれお酒の種類を揃えるような質でないのはそのとおりで、だから飛行機内だけでしかポートワインを呑むことはない。
                               [続く]

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祭話§ストラヴィンスキー没後五十年 [ストラヴィンスキー]

そういえば4月6日は作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーの命日だった。ちょうど没後50年である。

1971年に彼が死去した時の様子はクラシック音楽月刊誌で読んだので、よく覚えている。旧制ロシアに生まれ、ロシア革命後はフランスの市民権を得たが、最後はニューヨークで死去した。

彼の遺骨はヴェネツィアの墓地島であるサン・ミケーレ島に埋葬されたが、音楽月刊誌には、ゴンドラで柩が運ばれていく写真が掲載されていたのだ。

1971年当時、ストラヴィンスキーの音楽など一つも聴いたことがなかったはずなのに、なぜにここまで記憶が残っているのかは不思議だが、その時考えたことはといえば、ストラヴィンスキーの作品の著作権が切れるのは50年後2021年のことかと、まあそんなことだったが、気がつけば著作権保持期間は70年にまで伸びてしまっていて、さらにあと20年……2041年まで待たなくてはならない。

さすがに生き伸びて、著作権が切れるのが見届けられるとしたら、その時、我が年齢はストラヴィンスキーの没年齢とほぼ同じということになってしまうのである。

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