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騙話§マスゴミと呼ばれることのないように [報道]

“マスゴミ”という言葉がある。誰が作り出したものか……もちろん見当はついている。

マスコミに付け入れられたくない勢力が、マスコミを貶めるために考えついたことは間違いない。残念ながら今のマスコミは、すっかり骨抜きされて、中でもテレビのニュースなど、とてもニュースだなどとは呼べないような、薄っぺらい内容に鼻白むことしばしばという体たらく。プロパガンタは成果をあげてしまったようだ。

だが、マスコミがゴミなどではなかった時代を知っている身にしてみれば、そんなプロパガンタを易々と信じてマスコミを叩いて得々としている様子にそんなことをしているから、知らぬ間に権力が自分のやりたい放題をするようになったのではないかと思う。

マスコミが監視装置の立場にいなければしめたもので、そんな彼らの悪事が露見しそうになれば“マスゴミ”キャンペーンを繰り広げればいいだけの話なのである。

だが、そんなことをして監視装置の力を殺いでいる間に、いよいよ日本の劣化は進んでいって、既に手がつけられないような地盤沈下があちらこちらで発生しているではないか。“日本すごい”とかも、遅まきながらもう一度冷静に疑うべき時なのだ。

そしてマスコミは自分たちが為すべき“本来の仕事”を思い出してほしい。

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伝話§メディアの無責任 [報道]

メディアがしばしば使いがちの、あまりにも手垢にまみれきった表現に……

過去の出来事が風化していきやしないか

……という物言いがあって、それはおそらく世間の風潮を憂いている表現だと思うのだけれど、それだけ聞いていると、いかにも他人事のような言い方としか感じられない。

風化させるべきでないのだと考えるのであれば、風化させないように、我々メディアも力を入れていこうと考えるとか、そうした表現で後押しをしていかなくてはと思うのである。

過去の出来事を忘れないためには、個々人だけでなく、メディアからの積極的な発信も行われるべきだと考えるのだが、それは違うとでも言いたいのだろうか。というか、それでは単に世間に対して無責任に丸投げしているとしか思えない。双方が風化させない努力をしていくべきなのだ。

とかく“人の噂も七十五日”とやらで、自分たちの記憶の中から追いやってしまいたい節のある日本人だが、覚えておくべき過去のあれこれいくつかを記憶に留め置いていても罰が当たることはなかろうに。

そして、その手助けをメディアが担っても罰は当たるまい……出来事が風化していくことを憂うよりは、常に強固な記憶の楔を打ち込んでしまうべきと考えるのである。

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週話§日曜有閑~訴状が届いていないので~ [報道]

ニュースを見ていて何となく何だかなと感じることに、裁判で訴えられた国であるとか会社がメディアから、それについてのコメントを求められた時、判で押したが如くに「まだ訴状が届いていないのでコメントはできない」と木で鼻を括ったようなコメントを返すことである。

メディアの側も、そう答えが返って来た時点でお約束のようにそれ以上追及することはない……それも何とも甘いなあとは思うのだが。

それにしても“訴状が届いていないので……”というコメントを、いつ誰が考え出したものか。ワタシ的には、こうしたことに関する知恵らしきものをまるで持ち合わせてないので、うまい逃げを考えついたものだと呆れ返るばかりなのだ。

そして、なぜメディアは、明らかに訴状が到着したであろうタイミングで、さらにコメントを求めるというひと手間をかけないのかと思ったりもする。

毎度、似たようなニュースに、変わらぬコメントを見るというのは、正直なところ釈然としない思いを抱いているのだ。

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