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週話§日曜有閑~せっせと水分摂取~ [健康]

なおも猛暑が続く中、特に水分摂取はこれまでの夏以上にマメに飲んでいる今年である。

まず朝……前夜、酎ハイを作るのに使った炭酸水がボトルに半分以上残っているので、冷蔵庫から取り出して、冷たいところをぐびぐび飲んでしまう。就寝中に体内から抜けていった水分をしっかり補給してやるということだ。盛夏の頃は午前中で1リットル近くは摂取しているのではないか。

そして昼……昼飯の時には、カップ1杯の麦茶、あるいは牛乳を飲む。

まあ、かつてはそれほど水分を摂らずにいたと自覚しているが、このところよりマメに水分を摂取しているつもりで、それはもう老いの身を自覚するがゆえのことである。

最後に夜だが、お休肝日は心して大きめのカップで麦茶を飲むが、問題は飲酒日である。ビールは9割以上が“水”なのだが、アルコール分に利尿作用があるので、呑んでも呑んでも体外に排出されてしまう。であるがゆえに、それ以外の機会で水分を補給してやらねばならない。

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暇話§一日一句~神保町界隈~ [俳句]

季語は・・・残暑

引き戸開け 古書噎せ返る 残暑かな

【去年の今日】思話§遠い記憶を遡る
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週話§土曜有閑~水泳~ [スポーツ]

泳げるようになったのはいつからだったかというと、小学校2年の時のことである。

小学校1年で初めてプールに入ったが、その年は水遊びレベルでしかなく、泳ぐなど思いもしてなどいなかった。もちろんいつかは泳げるようになりたいとは思っていたけれど。

小学校2年になって、プール開きからほどなく、まずは浮かぶことに挑戦。プールの底から足を離して曲げた膝を両腕で抱えるようにしたら……浮いてくれたのだ。

浮いたとわかったところで、しばらく浮く状況に慣れるようにして、その次に、見よう見まねで平泳ぎをと水をかいてみたら……まあ何とかなった。

教えてくれる人などいなかったので完全に自己流だが、3年生になったら、25mプールを泳ぎ切れるまでになったので、次にはクロールを試し、最後に背泳まではたどり着いたが、最後までモノにならなかったのはバタフライである。

さすがにバタフライは教えてくれる人がいないと無理で、物になることなく今だにバタフライはできない。

こうして自己流でも何とか泳げるようになり、6年生の夏休みは“赤帽”と呼ばれていた、当番の教師を補助して、一緒にプール内の簡単な管理をするメンバーにも選ばれたのだ。40人の1クラスから選ばれるのは3人くらいとほんの20人足らずだったから選ばれるのはけっこう自慢だった。

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暇話§一日一句~怪談話~ [俳句]

季語は・・・稲川淳二

怖いなあ……季語は……稲川淳二かな

【去年の今日】連話§人付き合いは悪い
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顧話§今日の歴史~ソ連邦の崩壊~ [歴史]

1991年8月19日、ソ連の8月クーデターが失敗に終わる。

この時、折しもバイロイト初詣の直前だった。ミュンヘンで時差調整のため2泊過ごしていて、いざバイロイト!に向かう日の朝、テレビをつけたら、ソ連が何やら不穏な状況にあると告げていたようであったが、ドイツ語ゆえ詳細なところまで把握することができず、漠然とした不安を抱えながらバイロイト入りしたのである。

それから毎日、ソ連からの情報が流れてくるのを眺めていて、ゴルバチョフが軟禁されたことや、直後に大統領になったエリツィンが、クーデターを目論んだ“反逆者”たちを押さえ込めたことなどなどを知ったのだ。

結局、これが1989年に起きた東欧ドミノ革命の仕上げとなったのだった。

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刻話§ブログの限界~もっと読んで!~ [ブログ]

2005年4月にウェブリブログ(現在はSeesaaブログ)でスタートして17年余、1万6千を超えるエントリーをまとめてきた。

まじめなのも、おちゃらけたのも、玉石混淆……おもちゃ箱をぶちまけたような有様であることは変わっていない。

中には、多くの人に読んでもらえればと思うエントリーも少なくはないと自負しているが、古いエントリーは新しいエントリーが積み重なっていくことで、どんどん地層の奥底へと沈んでいってしまう。

せめてはと、毎日の俳句の最下段スペースに、一年前のエントリーのリンクを貼って、温故知新を目論んでいるが、どれほどリンクをたどってくれるものか、期待しているほどではなさそうだ。

何か、そういう“おすすめ機能”のようなものでも設定できれば、埋もれてしまっているエントリーが救われるかもしれないではないか。まあ、日々のPV数が数百程度のしがないブログではあるが、中には稀にキラリ!と光るお得なエントリーがあるかもしれない。

……などと、時には自己アピールしてみるのである。

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暇話§一日一句~ふと思い立って~ [俳句]

季語は・・・盂蘭盆会

亡き人の 検索をする 盂蘭盆会

【去年の今日】潤話§水分の摂取~麦酒ではない~
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過話§蒙霧升降~七十二候~立秋 [七十二候]

立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。

残暑である。そういえば逆の“残寒”とか、ほとんど聞いたことはないが、ちゃんと存在しているのだと知ったばかりである。

結局、残暑のほうがはるかに実感というか印象が強烈にあるということだ。そしてさらに、この先一か月以上……10月になるまで延々と残暑が続いていくのだ。

実家暮らしの夏の頃の記憶では、毎日とは言わないが一日おきくらいに夕立が降って、けっこうな雨量ではなかっただろうか。

それに引き換え、地球温暖化が進みつつあると感じる昨今、我が家あたりでも、週に一日でも夕立が降ってくれればと思うのだけれど……それこそ5分でも10分でもザー!っと降ってくれるだけで、その後の夕方の涼しさがまったく違ってきてくれるのに。

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網話§SNS~流行ってるから・・・・・・何?~ [インターネット]

ツイッターやフェイスブック、LINE……そうしたSNSはひととおり使っている。

それぞれ使い分けをしていて、LINEなどは、中学の同級生との連絡用みたいなものだが、のべつ幕なしということはなく、時折ポツリポツリと書き込みがある程度。

どうも、SNSにも流行り廃りがあるらしく“今はこれこれがトレンド”とまことしやかな情報が伝わってくる……確かに、10年近く重宝に使ってきた“グーグルプラス”が利用者数の低迷で2019年4月に運用を終えた。だが、使い続けてきたユーザーにしてみれば、勝手に終わられて往生したのだ。

グーグルプラスの中でコミュニケーションを取り合っているグループが、ある日オンライン上で突然に消滅することになる。グーグルのような優良企業であるならば、非採算なツールを維持するくらいはたやすいことだろうに。

ツールとしてのSNSを提供する側はともかく、ユーザーはそれぞれの世界をその中で展開しているわけで、それはそれぞれのSNSの流行り廃りとは何の関係もない。

だから、何やら新しいSNSがおもしろそうだと、即座に飛びつくようなことはしない。何を言っても、コミュニケーション・ツールとしての存在なのだから、提供する側もそのことを強く自覚してほしいのだ。

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暇話§一日一句~夜風心地よく~ [俳句]

季語は・・・秋風

秋風に 妻ほろ酔いで 早寝かな

【去年の今日】油話§間もなく1万km
タグ:俳句 秋風
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過話§備忘録的な何か~2022年8月17日付~ [備忘録]

8月11日……この日のあたりから左足親指外側に違和感を感じた。どうやら久々に偽痛風(ぎつうふう)がでてきたようだ。

土曜日には痛みが出るようになったので鎮痛剤投入。痛みだしてから数日で“寛解”となるのだが、それまでは忍の一時である。

火曜日の朝起きたら、かなり痛みが引いていて、足を引きずらずとも何とか歩けるようになったが、もう一日か二日は様子を見なくてはならない。

8月12日……ツクツクボウシの初鳴きを聞いた。一昨年は8月11日、去年は8月4日と、まあまあ似たようなタイミングでの初鳴きと思われる。

律義というか、ツクツクボウシ自身が“秋の蝉”とわきまえているようで、おおよそ立秋の前後のタイミングで鳴き出す。それは、ある意味で計ったようにも思われるし、ツクツクボウシが鳴き出せば、それだけで秋の空気感を感じるのだ。

8月13日……台風8号(メアリー)通過。

日本近海、四国の南で発生した熱帯低気圧が、12日に台風8号になり、13日午後には静岡県付近に上陸。翌日の朝早くには太平洋に抜けて温帯低気圧になってしまった。さほど勢力の大きい台風ではなかったが、我が家のあたりでも時折強い雨が降って、台風通過を実感した。

折しも、8月7日にスタートしたTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の終盤戦に当たっていた。折悪しく台風の進路と選手の進路が近く、特に遅れていて、まだ南アルプスを縦走していた選手たちが難儀していたようだ。

ゴールに設定されていたのは静岡市の大浜公園砂浜だったが、時折の強風と雨に、よくぞ日本海からここまで歩き通したものだと思ったのである。

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売話§キオスクが消えた [鉄道]

もう何年も前からのことだが、駅構内やホームで営業していたキオスクが、軒並み閉店してしまっていた。

閉店した理由は至極簡単で、同じ立地でコンビニが開店していたのである。しかも1軒だけではなく、狭い範囲で2軒も3軒も営業しているのである。

これでは、あの集中的小規模経営のキオスクはたまったものではなかったであろうとは、想像に難くない。あのスペースでは、置いている商品も種類も限られてしまうのは当然で、豊富な種類の食料品を中心に、様々な商品展開がなされているコンビニにかなうはずもなかっただろう。

ライフスタイルが変化していく中、かつては煙草やチューインガムのような軽い菓子類、それに新聞と週刊誌を商っていたキオスクは大きく遅れを取ることになってしまったのだ。

我が実家があった地方の小都市では、町の中心部の商店街が空洞化し、郊外にできた大規模ショッピングセンターに客を取られて、シャッター商店街と化して久しい。一つの店で限られた種類の商品しか置かれておらず、複数の買い物をするためには何軒かの店への行き来を繰り返さなくてはならない。

キオスクの消滅とシャッター商店街と、何か共通点があるような気がする。

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腿話§厚いハムカツはNO! [B級グルメ]

昔から、ハムの類は分厚いものよりは、5ミリ足らずのペラペラな厚さを好んで食べていた。

ゆえに、ハムカツもハムの厚さが1センチあるようなやつよりも衣と合わせて1センチくらいで十分なのだ。そうするとハムの厚さは5ミリくらいか。

自分自身が持つ食感からすれば、ちょうどいい塩梅で、分厚いハムの具合が悪いのは、おそらく揚げ衣とのバランスの問題ではないかと気がついたのである。

揚げ物の類は、中身と揚げ衣のバランスが重要で、口の中で渾然一体となることが望ましく、ハムカツの場合は、そのバランスにB級感覚とかチープな感覚が加わっているのではなかろうか……このことは、たった今気がついたことなのだが。

ハムカツは、衣を食べる“ついで”にハムが付いてくる。何十年もの間、気がつかなかったことが、人生の終わりを迎えるような頃になって気がつくこともあるのだ。

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互話§医療連携は可能か [健康]

齢七十も目前となると、病院通いの頻度が上がってくる。頻度ばかりでなく複数の病院のお世話にもなったりする。

この間、同居人が違う病院で診察を受け、何種類かの薬剤の処方箋をもらい薬局で受け取ろうとしたところ、既に服用している薬と似たような効能を持つ薬が処方されていることに気がつき、薬剤師に相談したところ、片方の薬は新しい薬が飲み終わるまでお休みとした。

複数の病院に通院することで、こうした状況は珍しくないことかもしれず、病院間の情報共有が不可欠ではないかと思ったのだ。

実は、定年直後に半年ほど手伝うことになった総合病院だが、仕事を頼んできた副院長が高校同級生で、地域病院との連携に熱心だったことを思い出していた。

そうした相互連携の中には、そうした処方箋情報といったものも含まれると考えていいのだろう。

もちろん、個人情報管理は厳重にする必要があるのは言うまでもなく、そのあたりも、副院長には何をするべきかがわかっていて、電子カルテの共有化も目指していたのだ。

たぶんおそらく、我々にお迎えが来る頃には、そうした医療連携が地域内で普通に行われるようになるだろう。

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暇話§一日一句~わかっていたけれど~ [俳句]

季語は・・・盆休み

外呑みや 目あての店は 盆休み

【去年の今日】週話§日曜粛々~ビール有料~
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告話§ビッグイシュー437号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー437号は8月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。Wet Legが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー Wet Leg(ヘスター&リアン)

リレーインタビュー 渡辺真理(フリーランサー)

特集 プラスチックフリーな生き方へ

たしかに、プラスチックは便利です。けれど、微生物に分解されないそれらは最終的に5㎜以下のマイクロプラスチックとなって世界中の海に流れ込んでいます。また、プラスチックに使われている有害な添加剤が溶け出して、私たちの健康を脅かしていることもわかってきました。

リサイクルにも限界があります。単一素材でないとリサイクルできず、焼却すれば有害なダイオキシンが発生し、二酸化炭素は温暖化を加速する……。

では、いったいどうすればいいのでしょうか?

「使用がすぐにゼロにならなくても、減らすだけで実際の効果がある」と言う、高田秀重さん(東京農工大学教授)に、プラスチックと添加剤のリスク、リサイクルの限界、インターナショナルペレットウォッチの活動などについて聞きました。

高知県でプラスチックフリーな生活を楽しむ服部雄一郎さん(翻訳家)は「自由で、どこかで世界とつながっている実感がある」と言います。わくわくするエッセイが届きました。

[国際記事]
オーストラリア 洪水で孤立する僻地の街へ。物資を運ぶ“最後の担い手”

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
              資本主義さまざま---続“Woke capitalism”

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
         親に優しくする余裕がありません☆手抜きいなり寿司☆

“戦地のリアル”。「PKO法」による、自衛隊の海外派遣25年の実情

池内了の市民科学メガネ 咲いている花で時刻がわかる、素敵な花時計

販売者に会いにゆく オーストラリア『ビッグイシューオーストラリア』ミシェル
                              [その他]

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戯話§八月納涼歌舞伎第三部~團子と染五郎~ [歌舞伎]

先週の金曜日、まずは第三部を観てきた。東海道中膝栗毛『弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)』で、2016年に始まったシリーズは2019年まで4作、2018年は観損なったが、馬鹿馬鹿しいと思いつつ馬鹿馬鹿しいお笑いで納涼したいというつもりもあり、コロナ禍による2年のブランクを経ての再開。

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さて、舞台の幕が開くとそこは鬼界が島ではなく“奇怪な島”で、設えもまた『俊寛』のもじりで、さらにしょぼくれた俊寛のこしらえで弥次郎兵衛が登場……それだけで沸く客席。やって来たのは御赦免船ではなく、海賊船。そいつを奪い取った弥次喜多は長崎へ。その後『夏祭浪花鑑』をもじったりもしたが、散発的と言えなくもない。

いちいち筋を書くのも長ったらしくなるので、ここからは感想。いやもう、これはひどい(=馬鹿馬鹿しい)。でまあ、その馬鹿馬鹿しさを観に来たのでそれはいいのだが、何だかまとまりに欠けるなあと、とっ散らかした揚句、最後は宙乗りでカタルシス。

ただまあ、やはりというか歌舞伎であってもこの手の芝居には、芯で動かす演出家みたいな存在があってもいいだろうとは、今さらながらではあるが。

今回、幸四郎の息子染五郎と、中車の息子團子が二役早替わりで働かされたのはいいが、その分父親(幸四郎)と従叔父(猿之助)の存在感が薄くなったような気がした。というわけで、もう一度繰り返すが、あれだけの出演者が登場してくるのだから、やっつけ仕事でない演出家がいてほしいと思った。

幸四郎、染五郎、猿之助、團子の4人が宙乗りするのだと思っていたら、歌舞伎俳優最長老93歳の市川寿猿が、一人お先にゴンドラに乗り、三階鳥屋に消えていったのである。

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暇話§一日一句~既に遠く~ [俳句]

季語は・・・星月夜

故郷とは 縁なき余生 星月夜

【去年の今日】週話§土曜粛々~ワクチン接種から一か月~
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週話§日曜有閑~涼しいうちに~ [日常]

小学校の頃の夏休み“夏休みの友”という一冊の宿題帳が配られて、一日に課題一つを行うようになっていた。その目次のページあたりだったか「夏休みを過ごすにあたって」というアドバイスめいたものが並んでいて、そこに“夏休みの友は、朝の涼しいうちに進めておきましょう”が、麗々しく先頭に登場していたのだ。

確信を持って書いておくが、当時の一学年の児童数は二百名ほど。そのうち家にエアコンがあったなど一軒もなかったのは言うまでもなく間違いない。半世紀以上前の民家なんて、なべてそんな状況なのだった。

男子であればランニングシャツ姿で、風通しのいい部屋に陣取って宿題を片付けていたのである。

あるのはせいぜい扇風機、さらに我が実家は、中学生になっったところで、ようやく冷蔵庫がやって来た。それまで夏になると、近くに店を出している氷室から氷の塊を一貫目ほど買ってきて、それで食物を冷やしたり、氷水を作って飲んでいたのだ。

そうして、さっさと宿題を片付けては自転車を走らせてプールに泳ぎに行ったり、遊び歩いていたが、宿題の大半は7月中に終わらせていたのである。

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タグ:日常 夏休み
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暇話§一日一句~熟睡できず~ [俳句]

季語は・・・キリギリス

ここにきて 寝苦しき夜の キリギリス

【去年の今日】僧話§ミューニック・・・・・・何?
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過話§寒蝉鳴~七十二候~立秋 [七十二候]

立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。

このところ、毎年書いていることだが、ここ何年か我が家周囲でヒグラシを聞いていない。

元々、このあたりのヒグラシの個体数は少なかったような気がしているが、それでも、アブラゼミが減りだして、いくぶんか静かになった夕方に、彼らヒグラシが鳴き出して、景色は一気に秋へと舞台転換していく。

だが、このところ狂言回しであるヒグラシが現れてくれないから、頭の中がなかなか秋への転換してくれないのだ。

……さて、今年のヒグラシは?

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週話§土曜有閑~高校の同期連中と~ [私事]

この2年半ほどはコロナ禍のおかげで中断を余儀なくされているが、年に一度か二度、東京近郊に在住している高校時代の同期連中と酒席を囲むことがある。

多い時で10人くらいが集まるのだが、ほぼ“万年幹事”をさせられているようなもので、せっせと声掛けをしている。集まる連中はみんな呑み助だからあれやこれや心配する必要などない。

そうして集まってくる呑み助は、ここまでどうにかこうにか生き延びてきたしぶとい奴らで、無事に定年まで勤めおおせた人間ぞろいなのだ。

職種も多岐にわたっていて、乳業メーカー、銀行、通信産業、ヴェンチャー企業出資ファンド、醸造メーカー、中には現役の社長業も一人いたりする。

そんな人間たちが集まると、その空間は一気に50年前にタイムスリップして高校時代の話し方が戻ってくるのだ。だが、その話し方で繰り広げられるのは、足腰がどうのとか、髪の毛が薄くとか……お年ごろの話題であるのだ。

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暇話§一日一句~土手に集う人~ [俳句]

季語は・・・花火

渡良瀬の 花火大会 五寸玉

【去年の今日】酢話§まっとうな寿司~たまには~
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麥話§暑い日にはビール・・・・・・やで! [ビール]

いや、冬の寒い日でもビールからスタートするのですが、この時期、まさに真夏盛夏に呑むビールは一段とうまい!

もちろん、日中も水を飲んだり麦茶を飲んだりと水分補給は欠かさずにいるけれど、17時過ぎになると、ビールのためにちょっとだけ水分補給を我慢している。たいした我慢とも思えないが、それでも一口目のビールが滅茶苦茶うまいことに日々感動している。

このところのビールに他愛もなく感動しているのは、お休肝日を週三日設定しているからということも大きく寄与していると思われるのだが、やはりというか、月水金と一日ずつお休みする効果は絶大ということであろう。

さらに暑い夏という合わせ技で圧倒的な一本勝ちとなる。これは休肝日など設定せずに毎日毎日飽かず呑み続けていた10年前とは明らかに違う感覚だ。

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七十路も目前となって、このところ若干だが酒量が減ったと見える。例えばランチョンに出向き、いつものマルエフを注文しても、定年退職した頃は、4杯程やっつけてケロリとしていたのが、このところは3杯どまりとなってそれで満足してしまう。まあ……年齢相応ということにしておこうか。

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遊話§歓楽街で生まれ育ち [昭和]

関東平野北東端のしがない地方都市の実家で18歳まで暮らしていた。何かと便のいい町の中心部の、今にも倒れそうなおんぼろ借家に住んでいた。

すぐ西に町一番の大通りがあって商店が連なっていたが、問題は反対側のエリアである。

今にして思えばだが歓楽街というか飲み屋が林立していたのだ。当時のことゆえ、チェーン系の店など一軒としてなく、個人営業の居酒屋、バー、あるいはスナックばかりだ。その中に映画館が3館あった……洋画、東宝系、日活系が徒歩圏にあったのだ。

我が家へと入る、人と自転車程度しか通れない細い路地の途中にもバーらしきものがあり、夜になると有線放送の音楽が店内から我が家まで漏れ聞こえてきたのだった。

今の我が身であれば、鴨が葱しょって出汁を張った鍋に入っているような、そんな境遇に狂喜しただろうが、あいにくと未成年で東京に出てきてしまったから、暮らしていた当時は、何の興味も起きてはくれなかったのである。

実は……歓楽街で生まれ育ったということを如実に知ったのは、ここ20年足らずのことで、ネットで我がエリアが紹介されているようなページを見つけて読むと歓楽街であることがことさらに強調されていて、遅まきながら“そうだったのか”と改めて思い返したのだ。

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暇話§一日一句~天空より~ [俳句]

季語は・・・ゆく夏

ゆく夏を 黙す満月 見送れり

【去年の今日】麥話§日盛りのビール
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嗚話§山の日??? [日本]

定年退職後の日々は、土日はもちろん、祝日とも無縁な生活を送っている。そんな生活をしている隙に、いつの間にか8月に祝日が生まれていたのだ。

“山の日”である。何ともとってつけたような、いい加減なネーミングに、日本の官僚のレベルが知れるような気がするではないか……「7月は海の日だが、山がないのは不公平では」なんて会話が交わされたかどうか、まあ、そんな程度のお寒い発想で山の日を設定したのだろう。

いつも書いていることだが、祝日を増やしても休める人もいれば、それどころではない人も少なくないと思われる。だから、祝日ではなく、一週間でも10日でも、まとまった休暇を毎年取れるような施策を考えるのが官僚であり政治家の仕事ではないか。

そういうことを怠っている間に、日本の生産性はぐんぐんと右肩下がりとなり、先進国の最後尾をよろよろとついていくだけの存在に成り下がった。

そのことを気づかせまいと必死に隠して“日本すごい!”みたいなことを繰り言のように繰り返しているようだが、既に現実は、糊塗しきれないところまで進んできてしまっている。

バブル崩壊直後、そうしたことを抜本的に変革するチャンスがあったのに、相変わらず小手先のことだけで対処してそれっきり。

現状を大きく変えてやろうという発想の“は”の字もなく、何もしないことで日本を停滞から衰退へと押しやってしまった人たちは、何の責任も取ることなく居座り続けているのである。

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保話§消費期限を考える [料理]

食料品は近くのスーパーマーケットでこまめに買って、できるだけ早いうちに食べ切るようにと心がけている。

だが、どうしても食べそびれてしまって、賞味期限を過ぎてしまうことが、まま起きてしまう。もちろん、2日か3日くらいであれば、あまり考えることなく食卓に上らせてしまうが、悩ましいのは――食品にもよるが――数日とか経過してしまった時だ。

さすがに一週間が経過してしまった食べ物は、眼をつぶり、申し訳ないと思いつつ処分してしまう。そして数日過ぎた食べ物問題である。生ものに近いものだったら残念ながら……となるが、そうでければ“大丈夫大丈夫!”と念じつつ食べてしまう。もちろん、それで腹具合が悪くなったことはない。

そうして考えるのは、海外に在住あるいは駐在している日本人のみなさんのことで、現地で入手できる限られた日本食を後生大事に食べているのだが、時に、大幅に期限切れの食品が出てきて、それでも食品ロスを最小限にするべく、期限切れから一か月経ったような食品を果敢に食べ尽すのである。

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暇話§一日一句~思いのほか力強くて~ [俳句]

季語は・・・夏果つ

夏果つる 泣く幼子は 力足

【去年の今日】熱話§日本の三十度ヨーロッパの三十度
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