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暇話§一日一句~檜枝岐村標高1000m~ [俳句]

季語は・・・蕎麦の花

蕎麦の花白く 出作り小屋は霧

【去年の今日】捌話§いろいろと不調法になりけるか
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故話§要らぬものは要らぬ [日常]

実家に“里帰り”といっても車での日帰りでの往復だが、そうすると親は、帰りにあれこれ手土産を持って帰らせようとした……20年以上前の話だ。

見れば、うーんと首をひねりまくるような菓子の詰め合わせであったり、何やらな缶詰であったり……いずれにしても、食べようという気が起きない、そんなものばかりである。

でまあ、遠慮するというか「要りません」と断るのだが、そうしたらそうしたで、親は「いつも要らないと言うのだな」とくる。だが、要らないものは要らないのだ。不承不承もらって持ち帰っても、口にすることもなくゴミ箱行きとなるのは必定で、そんな物をもらってもしようがないのは理屈ではなかろうか。

日本における“贈答”の理屈なる一文を読んだ記憶があるが、それはかつて通用はしたけれど、現代社会でも同じように有効なものなのだろうかと考えるのだ。

そうして人たちは要らぬもののやり取りをしてはゴミを増やしているような気がする。

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タグ:日常 私事 贈答
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貧話§JR東日本の赤字線 [鉄道]

先月、JR東日本が自社路線で赤字を出している路線を発表した。合わせて35路線66区間が赤字とのことである。

この先、どの路線も劇的に黒字に転換する可能性は薄いと思わざるを得ず、現状のまま推移するようであれば、廃線からバス運行転換を図るしかない状況にあるようだ。

そもそも利用者の絶対数が少ない中で利用者増など望めるはずもなく、公共交通機関としては、どこまでを許容範囲として営業を続けられるかの瀬戸際といえるだろう。

kururiline24.jpg

上は、久留里線の時刻表を拝借してきたものだが、これでもギリギリの運行本数を確保しているということだろうが、もはや交通機関としての態を為していないのではと思うしかない。

しかも、こんな運行状況でも赤字が積み重なっていくのだ。運行を継続するために赤字補填を続けていくのか……打ち出の小槌はいつまでも御利益があるわけではなく、かつて国鉄からJRに業態転換がはかられた時は第三セクターで存続させた路線もあったが、ここに至って第三セクターへの移行も難しいということか。

……こういうところからも日本の縮小は進んでいるのである。

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