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板話§八月花形歌舞伎~第一部&第二部~ [歌舞伎]

猿之助がコロナウイルス陽性となって、早替わりの六役が巳之助に変わった『加賀見山再岩藤』は、序幕に間に合わず、休憩後の二幕と大詰からのみとなったので流れのようなものが見えてこず、よって感想らしきものはパス。

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第二部は、中村屋兄弟の2本立てで『真景累ヶ淵~豊志賀の死~』と『仇ゆめ』で『真景累ヶ淵』は初見。七之助の豊志賀、鶴松の新吉。中村屋部屋子の鶴松の新吉は、線がやや細くはあったが、気弱で煮え切らない弟子を巧みに演じていたのが印象的。

二つ目の『仇ゆめ』は、これはもう勘九郎の切れっ切れの踊りを堪能した。祖父(十七代目)、父(十八代目)とはまったく違う、すっきりと現代的な、まさに今の時代に際立った歌舞伎の存在ではないだろうか。

この日も車での往復。コロナウイルス感染拡大の中にあって、少しでもリスクを軽減させるべくの積極的な車の利用である。

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