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互話§医療連携は可能か [健康]

齢七十も目前となると、病院通いの頻度が上がってくる。頻度ばかりでなく複数の病院のお世話にもなったりする。

この間、同居人が違う病院で診察を受け、何種類かの薬剤の処方箋をもらい薬局で受け取ろうとしたところ、既に服用している薬と似たような効能を持つ薬が処方されていることに気がつき、薬剤師に相談したところ、片方の薬は新しい薬が飲み終わるまでお休みとした。

複数の病院に通院することで、こうした状況は珍しくないことかもしれず、病院間の情報共有が不可欠ではないかと思ったのだ。

実は、定年直後に半年ほど手伝うことになった総合病院だが、仕事を頼んできた副院長が高校同級生で、地域病院との連携に熱心だったことを思い出していた。

そうした相互連携の中には、そうした処方箋情報といったものも含まれると考えていいのだろう。

もちろん、個人情報管理は厳重にする必要があるのは言うまでもなく、そのあたりも、副院長には何をするべきかがわかっていて、電子カルテの共有化も目指していたのだ。

たぶんおそらく、我々にお迎えが来る頃には、そうした医療連携が地域内で普通に行われるようになるだろう。

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