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売話§キオスクが消えた [鉄道]

もう何年も前からのことだが、駅構内やホームで営業していたキオスクが、軒並み閉店してしまっていた。

閉店した理由は至極簡単で、同じ立地でコンビニが開店していたのである。しかも1軒だけではなく、狭い範囲で2軒も3軒も営業しているのである。

これでは、あの集中的小規模経営のキオスクはたまったものではなかったであろうとは、想像に難くない。あのスペースでは、置いている商品も種類も限られてしまうのは当然で、豊富な種類の食料品を中心に、様々な商品展開がなされているコンビニにかなうはずもなかっただろう。

ライフスタイルが変化していく中、かつては煙草やチューインガムのような軽い菓子類、それに新聞と週刊誌を商っていたキオスクは大きく遅れを取ることになってしまったのだ。

我が実家があった地方の小都市では、町の中心部の商店街が空洞化し、郊外にできた大規模ショッピングセンターに客を取られて、シャッター商店街と化して久しい。一つの店で限られた種類の商品しか置かれておらず、複数の買い物をするためには何軒かの店への行き来を繰り返さなくてはならない。

キオスクの消滅とシャッター商店街と、何か共通点があるような気がする。

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