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愉話§一日一句~既に存在感はない~ [俳句]

季語は・・・夏掛け

夏掛けや あまりに軽き 寝苦しさ

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年7月12日付~
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異話§蓮始開~七十二候~小暑 [七十二候]

小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。

暑い!暑いぞよ!!

“夏は暑いのがあたりまえ”と身も蓋もないことを言う人がいたが、じゃあどうしたらいいのさ?である。

高校生の時まで暮らした実家は、戦前に建てられた本当に朽ち果てそうなオンボロ家で、小都市のど真ん中に数軒の長屋が寄り合った、そんな一軒なのだったが、もちろんエアコンなどあるはずもなかった。障子を開け放てば、ほとんど素通しとなって、扇風機を回せば何とかしのげたのだ。

もっとも、暑かったといっても、半世紀以上前はそこまで気温が上がることもなく、せいぜい“普通に暑い夏”程度で済んでいた。それが今は、北関東の外れが高温記録地域と化してしまったのだ。

そんな暑さをエアコンなしで過ごせたのは、おそらく年齢的なこともあったかもしれず、同じ状況を今現在に持ち込んでどうなるか……古希を目前にした高齢者にはきつい夏であるのは変わらないかもしれない。

《七十二候のトピックス一覧》
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逍話§最後の登山靴 [尾瀬]

今履いているのは、登山靴というにはいささか大げさな、浅めのトレッキングシューズみたいなやつである。おそらく最後の山靴になるだろう。

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登ろうと思えば――登らないが――燧ヶ岳や至仏山ぐらいなら無問題だし、真っ平らな尾瀬を歩くには十分過ぎるのだ。

アルバイトをしていた頃は、身分不相応なくらい足首までの立派な登山靴を履いていたが、まさに“宝の持ち腐れ”というやつだった。

その後、しばしのブランクがあって、久々に山靴を新調したのが定年退職で尾瀬行をした時。あまり大げさな靴は……と考えて選んだのが、写真にあるようなタイプの靴である。

重さもほどほど、そして足首の下までの靴なので、足首の自由が利いてくれるのはありがたい。そしてまあ“身分相応”かなと思う。

尾瀬ヶ原を歩くのであれば、ウォーキングシューズ程度のほうが楽といえば楽なのだが、ほんの少々とはいっても、山道のようなところも歩くわけで、そんな時に雨に降られでもしたら、さすがに困ったことになってしまう。いくら楽な山とはいっても、足回りはきちんとして臨むのに越したことはないのだ。

《尾瀬のトピックス一覧》
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