寛話§毎年のことですが [日常]
小学校から高校までの夏休みはこの日に始まっていた。心待ちにしていたかと聞かれれば、それはそのとおりだったと思うが、狂喜乱舞してというほどでなく、うれしさはさり気なく押し隠していたような気がしないでもない。
そして、朝の涼しいうちに(エアコンなどあるはずもなかった)夏休みの宿題は粛々と片づけていって、9割がたは7月中に済ませるようにしていた……そんなあたりは、まじめというよりは面倒ごとはさっさと済ませるタイプなのだった。
あとは何をやろうと好き放題。学校のプールが開いている日は、ほとんど毎日のように泳ぎに出かけては、たっぷり2時間は泳いだり甲羅干ししたり、それが一番に充実していたようだ。
外で何か食べられるような小遣いなどもらっているはずもなかったので、昼飯を食べに家に戻りはしたが、食べた後はまた自転車に乗って、どこかへと遊びに行ってしまった。
家にいても暑いだけで、何かやるわけでもないので、外にいるほうがずっと気楽だったのである。そして夕方帰ってくると、さっさと銭湯に行き、家に戻れば夕食が待っていた。意外にもという以上に規則正しく夏休みを送っていたのである。
《日常のトピックス一覧》
そして、朝の涼しいうちに(エアコンなどあるはずもなかった)夏休みの宿題は粛々と片づけていって、9割がたは7月中に済ませるようにしていた……そんなあたりは、まじめというよりは面倒ごとはさっさと済ませるタイプなのだった。
あとは何をやろうと好き放題。学校のプールが開いている日は、ほとんど毎日のように泳ぎに出かけては、たっぷり2時間は泳いだり甲羅干ししたり、それが一番に充実していたようだ。
外で何か食べられるような小遣いなどもらっているはずもなかったので、昼飯を食べに家に戻りはしたが、食べた後はまた自転車に乗って、どこかへと遊びに行ってしまった。
家にいても暑いだけで、何かやるわけでもないので、外にいるほうがずっと気楽だったのである。そして夕方帰ってくると、さっさと銭湯に行き、家に戻れば夕食が待っていた。意外にもという以上に規則正しく夏休みを送っていたのである。
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