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楽話§東京文化会館讃~色褪せぬ~ [クラシック]

既に今年は上野の東京文化会館を3度訪れている。大ホール2回、小ホールが1回である。

1961年4月に柿落としをして開館。我が身が初めて、文化会館の大ホールに入ったのは1973年11月で、小ホールは翌年春のことだった。十代の終わりの身に、前川國男設計の作品をあれこれ感じ取るようなことはできず、魅力的な姿のホールだと気づくまでには、ずいぶん長い時間がかかってしまった。



モダニズムを標榜する設計家前川國男の手になる建物はコンクリート打ちっ放しの外壁に内装もまた同様だが、大ホールも小ホールも壁の装飾には木材を使って、コンクリートの冷たさを軽減させている。

大ホールも見事だが、特筆すべきは小ホールで、ほぼ正方形の頂点に舞台、残るスペースに客席が配置され、初めて入った時は巨大な洞窟に入ったかのような気分になったが、背後の木組格子がコンクリートの質感を和らげてくれていることに気がついた。

↓東京文化会館のホームページより
hall_small_img.jpg

そして、大ホールと小ホールと、どちらもホワイエの空間が広く休憩時間をゆったり過ごすことができる。これに関しては、例えば新国立劇場だとか、NHKホールはまったく能がない。

古い建物の空間のほうが過ごしやすく、新しい建物が何だかなと思うのは、珍しいことではないが、東京文化会館の居心地のよさは特筆すべきである。

そんな東京文化会館唯一の残念なところは、バリアフリー未対応ということで、大ホールの2階以上へは階段を上がっていくしかない。そして小ホールは、緩いスロープでホワイエに行けるが、トイレは地下にあって階段を下りるしかないのである。

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仏話§おフランス~国名に“お”がつく~ [フランス]

赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』に登場する“シェーー!”で有名なイヤミが発した迷言が「おフランスざんす」である。そして、国名に接頭語の“お”が付けられるのはフランス以外に存在してはいない。

おアメリカ、お中国、お南アフリカ、おブラジル……それ以外、どの国名に対して“お”を付けようとしても、まったくそぐわないというか、収まりが悪いとしか感じられないのだ。

いや、無理矢理にでも付けてしまえば、あるいは定着するかもしれないが、フランスに“お”が付いた瞬間、それはもうフランスに対するモードの国、美食の国といった日本人が抱くイメージに覚える嫉妬のようなものの、見事な裏返しの揶揄の感覚を完璧に具現化しているではないか。

そうして“おフランス”なる表現は、イヤミの口から離れて独り歩きを始めた。イヤミが発していた本来のニュアンスは、フランスなる国のハイソサエティ自慢をしていたはずだが、それが長い年月を経たことで、見事に定着してしまった。

いい意味でも悪い意味でも“フランス”という国を象徴的に表現していると思うのである。

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頭話§Chat GPTとの対話・・・・・・現状では・・・・・・ [パソコン]

大きな話題になっているAIを使った“Chat GPT”で何回か遊んだ。テーマはワーグナーだったり俳句だったりと、どれほどの情報を提供してくれるものかと思いながら“彼”との対話を試みた。

下は、ワーグナーの『さまよえるオランダ人』について交わした最初の対話である。

GPI.jpg

対話を終えて……こちら側の働きかけのやり方にもよるのだろうが、こちらから正しいデータを提供しつつ会話を試みても、明らかな間違いが頻出された。

そもそもオランダ人にはダニエル・フレイターなる名前など持ち合わせてはいないし、それについて再度問いかけるとデンニ・フレイター(ダーラント)と間違いを繰り返すのだ。

ダーラントはオランダ人と出会ったノルウェイ船の船長の名前だし、その娘セントラとあるが、正しくはゼンタである。極めつけはオランダ人の名前をエリックだと言ってしまっているが、エリックはゼンタの恋人で狩人なのだが。

というわけで、Chat GPTからの答えの基となるものがどこから来たものか、それがわからず、彼はどのようにして会話をしていこうとするのかがわからない。

なお引き続き、俳句について俳句の作法(季語や五七五を守る)や、芭蕉などの句を事前に例示して、作句を促してみたが、作法どおりの句は10句作って1句程度だった。それを何度か指摘して詠み直させてみたが、結果が変わることはなく、個人的にはChat GPTはまだまだ精度が甘く、先々どのような進歩をしていくものか……ちなみに、現時点で対話によって提供されたデータは蓄積されることなく、新しい対話を始めるとそれ以前のデータは反映されないのである。

だが、こうした“不具合”は早晩解消されて、Chat GPTの精度はいやましに向上していくことだろうが、その先にあるものは何なのか?

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愉話§一日一句~秘湯めいて~ [俳句]

季語は・・・松の緑

露天の湯 松の緑や 宿は鄙

【去年の今日】週話§日曜有閑~Let It Be~
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素話§アマチュアリズムへの固執 [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンが集客に苦労している。対戦カードによって、客の入りが極端に変わるのだ。3月11日、秩父宮で行われたサンゴリアス対ワイルドナイツのゲームでは1万9千人とほぼ満員を記録したが、3月最終節で、1万人入ったのは1試合のみ、はなはだしきは2500人がやっとという状況だった。

“プロ化”2年目、様々な試行錯誤が行われているのは、現場で見ていてもわかることで、何とかお客さんに足を運んでもらおうと、あの手この手を講じているが、効果に繋がっている物かどうか。

他のプロ化を進めた球技に比べて、ラグビーはアマチュアリズムへの拘りが強く、特に日本においては、むしろ大学ラグビーに根強い愛好者が多いような気がする。

かつての社会人ラグビーは、企業所属のスポーツクラブとして存在していたから、いわば“部活”として、利益を上げることは求められず、福利厚生の一環として存在していた。

だが、リーグワンはプロ化を目指してはいるものの、まだ緒にもついていないというのが実際のところで、今だにアマチュアリズムを引きずっている。そこから脱却できるのはいつのことか……まだまだ道遠しとしか思えない。

ちなみにラグビーの競技人口は10万人、対してサッカーは4百万人を超えている。蛇足ながら弓道の競技人口は12万人を数える。

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粘話§脂ぎった中年オヤジ・・・・・・の嘘 [日常]

今現在、自分が当該年齢の存在になっているからわかることだが、中年を過ぎたオヤジは断じて脂ぎってなどはいない……誓ってもいい!

脂ぎっているのは若い世代のほうなのだ。一つ例を挙げておく。スーパーで買った商品を袋詰めするための作荷台に半透明のポリ袋が常備されていて、それを引き出して開けるのに、若い頃は易々とその袋を開けることができたのに、五十代を過ぎた頃からは、手に湿り気がなくなって、ツルツル滑って開けられなくなってしまった。

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仕方なく、手に息を吹きかけたりしてどうにかすることになるのだ、だからいったい、どこのどいつが中年オヤジは脂ぎっていると勝手に認定したのだろうか。

それこそ単純に“中年オヤジ=いやらしい=脂ぎっている”みたいな公式が自然発生し、イメージだけが独り歩きしているような気がしないでもない。

なので声を大にして言いたいことは、脂ぎった中年オヤジの存在などは……

真っ赤な嘘

……なのである。

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愉話§一日一句~心地よく腕を出し~ [俳句]

季語は・・・夏来る

半袖と 外気と馴染み 夏来る

【去年の今日】週話§土曜有閑~今日は熊谷でラグビー~
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週話§日曜枯寂~バナナの筋~ [バナナ]

バナナがまだまだ“高級品”だったのは1960年代半ばの頃までのこと。輸入が解禁されて、1970年代には誰でも手軽に食べられるようになっていた。

そうしてバナナが食卓にのぼり始めてほどなく、大人から注意されたことに「皮を剥いて中身を出したら、周りの筋を取れ。そうでないと腹を壊す」と繰り返し言われたのだ。

何か根拠があってのことなのかもわからず、言われたとおりに取れる筋はできるだけ取り除いて食べていたのである。

長じて、筋取りも適当になっていって、ふと調べてみたら“バナナの筋は、実に栄養を送る血管のようなもので、栄養豊富なのだ”という御託宣を見つけて、以来そのままにしているが、取っても取らなくてもたいした違いはなさそうだが。

結局、なぜ筋を取れと言われたのかと記憶をたどれば、筋が苦いことに思いいたり、そのあたりから“身体によくない”といった都市迷信が一人歩きをし始めたのではないだろうか。

《健康のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~巣作り忙しく~ [俳句]

季語は・・・(ツバメ)

燕飛翔 翻す身の 飛跡かな

【去年の今日】顧話§今日の歴史~あたり前田の~
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異話§蛙始鳴~七十二候~立夏 [七十二候]

立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。

立夏!……既に半袖はじまってます!!

初日こそ、二の腕まで肌を出すのが冷やっこくて、まだ早いかと思ったりするが、そんなことすぐに慣れて半袖の日々が半年近く続くことになるのだ。

樹々の緑はどんどん濃さを増して、冬の間はスカスカで枝々の先が素通しで見えていたのが、すっかり隠されてしまった。北側の勉強部屋にいる時は、時折でも窓の外に眼をやって、緑の樹々を眺めて保養をしてやるのである。

空気もほどよく乾燥しているから、冬の間以上にビールをおいしく呑むことができる季節のありがたさよ。

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週話§土曜枯寂~世間はゴールデンウィーク~ [日常]

もちろん“毎日が日曜日”の我々老夫婦には縁のないもので、ことさら巷の混雑を助長するようなことはせず、自宅周囲で静かに過ごしている。

もっとも、宮仕え時代も似たようなもので、そもそも夫婦二人して込み合うような場所に出向く趣味などはなく、結局のところゴールデンウィーク出不精は今に始まったことではない。

ゴールデンウィークに大きな旅行をしたのは、41年前の新婚旅行で、オーストリアとドイツに行った時だが、4月中旬に出発して5月3日に帰国した。だから、ガチでゴールデンウィークに旅行したという印象は薄いのだ。

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愉話§一日一句~毎度おなじみ~ [俳句]

季語は・・・立夏

午後は雨 ちり紙交換 来る立夏

【去年の今日】別話§終活のおはなし~インターネットは~
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却話§記憶の輪郭 [私事]

過去の事は克明に覚えているのに、直近のことは見事に忘れてしまうような年齢になっている。

認知症も間近ということなのかどうかはわからないが、特に直近の記憶に関して、曖昧だったりするわけで、そのあたりの記憶の把握がどのようなものなのか、記憶の像の輪郭がぼやけてきているということか。

“そのこと”をしようとする時は、何をするべきかとか段取りであるとか、概要とでもいったものは頭の中にあらかじめインプットされている。記憶の輪郭が設定されていたのは過去の話で、この年齢まで来たら、そうした輪郭の設定が崩れてしまっているように感じてしまった。

この間も、買い物に出かけるという主目的が頭の中で大きな比率を占めていたからか、買い物メモなどなどを家に忘れてしまい、途中で取りに戻るという大失態を演じたのである。

出かける前にあれこれ忘れないような工夫をしているのだが、勝手に省略しては失敗してしまうのだ。

現状の課題としては、そうした途中の過程をすっ飛ばしてしまわないよう、少なくとも出かける時は、何か過不足がないか、ドアを開ける前にもう一度あわてずに立ち止まることが必要と思われるのだが。

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視話§ボールの行方ばかり [スポーツ]

ラグビーやサッカー、野球のような球技を現場で観ていて気がつくことは、ボールの行方を追いがちということである。

プロ野球の試合を観たのは10回足らずのものだが、座った席はほとんど上層の俯瞰できるような位置だったが、結局は打球の行方やピッチャーの投球、そして野手のボール処理ばかり見ているのだ。

それが“肝”であることは十分にわかっているのだが、他の付け合わせを食べずにメインのステーキばかり食べているような印象を抱いてしまう。

例えば、打球の処理をしている時に他の野手がどのようなフォーメーションをしているのか、ランナーをどう牽制しているのかとか、そういったプレーはほとんど見ていない。

一度だけだが、二塁打を打ったシーンで、打者走者がどのように走っていくのかを見届けたことがあって、特に一塁ベースをどのように回っていくのかその様子がよくわかり、ボールばかり見ていてはだめだと思ったのだ。

同じことはサッカーやラグビーもそうで、近場でパス回しているのをよそにまったく別のエリアでダッシュしていくプレイヤーがいるのを見て、何がしたいのか、その意図を考えることがあった。

試合の現場にいくたびに、ボールに直接関与していないプレイヤーが何をしているのか見てやろうと考えるのだが、そうした動きを理解できているわけではないので、結局はボールを追いかける観戦に戻ってしまうのである。

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愉話§一日一句~樹齢千年~ [俳句]

季語は・・・緑立つ

矍鑠(かくしゃく)として 老木の緑立つ

【去年の今日】理話§三か月に一度の床屋通い
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施話§想像力の欠如~人間としても失格~ [政治]

政治家にとってどんな能力が必須かといえば“想像力”である。決して妄想力でないのは言うを待たない。良心的であろうとすればするほど、その想像力が力を発揮するのではないか。

言葉だけ“異次元、異次元!”と唱えつつも肝腎の中身に何の説得力も持ち合わせていない……自分の出身高校ばかり自慢している、どこかの総理大臣は、彼こそ“頭のいいバカ”という存在なのである。

いい頭を活用できない人間は、これすべてバカと呼ばれるべきで、国のためにも百害あって一利なしとしか言いようがなく、早く退場してほしいのだ。

そして、彼ら政治家にとって致命的なことはそればかりではなく、自分こそが“何者”かだと勘違いし続けていることで、これは本当に始末が悪い。

政治家の劣化は国そのものの劣化に直結していて、彼らのおかげでどれほどの不利益を日本の国が蒙ってきているものか、その被害は甚大なのである。

その想像力は誰のために使うのか……言うまでもないが、国民に対して使うもので、あからさまな自己への利益誘導に使うなどほってのほか、それこそが下衆な亡国の輩でしかない。

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呟話§一言つぶやき~和式トイレは~ [つぶやき]

先月、東京・春・音楽祭で東京文化会館小ホールの地下トイレに行ったら……

IMG_4270.jpg

……写真のような表示に気がつき、和式トイレの英語訳が“Squat Toilet”とあって、なーるほど!と合点がいったのだが、そういえば日本人はトイレのスタイルのおかげで腰が強いのだと言われていたけれど、本当にそうなのだろうかと思いながら“スクワット”という文字を眺めていたのである。

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愉話§一日一句~憲法記念日~ [俳句]

季語は・・・憲法

奸計に 負けぬ憲法 守る意志

【去年の今日】臥話§起床時刻が一定しない件
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顧話§今日の歴史~国鉄戦後五大事故~ [鉄道]

1962年5月3日、国鉄三河島事故。

1950年代に起きた桜木町事故、洞爺丸事故、紫雲丸事故と、1960年代に起きた三河島事故、鶴見事故を国鉄戦後五大事故と読んでいる。5つの事故とも死者百人を超えている……洞爺丸事故は死者1155人を数える。

50年代の事故の記憶などはないが、60年代の三河島、鶴見と二つの事故は、小学校低学年の時に起きたものだが、はっきりと記憶している。ニュースの映像も、列車が折り重なった生々しいもので、子ども心に“なぜ、こんな大事故”が、それも立て続けに起きてしまったのだろうかと思ったのだ。

ATC(自動列車制御装置)が設備された東海道新幹線が開通したのは、2年半後の1964年10月。それから2年後の1966年にATS(自動列車停止装置)が国鉄全線に設備された

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酪話§チーズケーキ・・・・・・?~粉と卵~ [スイーツ]

チーズケーキの存在を知ったのは大学1年か2年の頃だったかと記憶している。実際に初めて口にしたのは2年の時だった。

存在を知ったソース元は、おそらく雑誌か何かだったのだろうとは思うが、半世紀近く前に、グルメ雑誌の類などあるはずもなく、ファッション誌あたりで見つけたのではなかろうかと想像。

大学から1駅隣に、老舗らしきケーキ屋が喫茶店も併設しているのを知っていそいそと出かけたのだ。

そうしてチーズケーキを注文。出てきた“ブツ”は、表面黄色の焼きチーズケーキ……一口食べてみれば、どうも自分が想像していた味とは違っていて乳製品の酸味が奇妙に強く感じられ、ちょっとがっかりした記憶が大きい。

どうやら、焼きチーズケーキはそんな感じだと何となく理解できたのだが、どうも腑に落ちない。そうこうしているうち、ふとしたことで代々木公園の裏、富ヶ谷にある“粉と卵”という店に行き着いた。そこで注文したのが、レアチーズケーキである。

真っ白い表面を見て“おおっ”と思い、食べてみればチーズ風味に柑橘系の味が混じっていた。チーズケーキ本体の中にレモンカスタードらしきものが忍ばされていたのだ。これは瞬時に気に入ってしまった。

場所柄と経済的事情もあって頻繁に行けるはずもなく、せいぜい年に一度か二度出向いては、タルトやケーキを必ず!2個注文したのだが、そのうちの1個は必ずレアチーズケーキと決めていたのだ。粉と卵の店舗は既にない。

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愉話§一日一句~かくも美しき五月~ [俳句]

季語は・・・夏隣

シューマンの 『詩人の恋』や 夏隣

【去年の今日】顧話§今日の歴史~共通一次試験初め~
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卯話§2023年4月の天気模様を振り返る [天気]

2023年4月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。

このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。

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春が猛スピードで駆け抜けていっている。3月終わりには我が家周辺の桜が散り始め、4月に入るとこれまた緑がものすごい勢いで吹き出して、あっという間に新緑の時期が過ぎ去ってしまった。

既に樹々の緑は初夏のそれで、今月の終わりには梅雨入りしてしまうのではないか。そして暑い夏がすぐそこにやって来そうだ。

4月一か月の天気は、あまりピリッとしないもので、雨こそ数日くらいしか降らなかったが、曇りがちの日々で、25度超えの真夏日もあったりしたが、朝方の気温が一けた台と、暑いのか寒いのか着るものに悩む一か月だった。

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睡話§寝台車に乗ったのは [鉄道]

たった一度だけ寝台車を利用したことがある。1981年のゴールデンウィークのことで、気まぐれに北海道の東側を2泊で回り、3泊目は根室から札幌まで、さらに札幌から函館経由して青函連絡船で早朝の青森へは夜行だった。

青森の奥の温泉でのんびりした後、青森から上野まで乗ったのは寝台特急の“はくつる”で、確か18時50分発と記憶している。

B寝台だったかで、2段ベッドの上段を予約していた。なかなか寝ることができないとか話には聞いていたが、何となくぐずぐずしているうちに寝ついてしまい、次に気がついた時は仙台に停車していた……深夜0時前のこと。

その後、列車は東北本線ではなく、常磐線を経由して上野へ向かうのだったが、その次に目覚めたのは確か江戸川を渡ったあたりで、金町を通過するところを目にしたのだ。

上野到着は5時半頃。懸念するほどのこともなく、思った以上に眠ることができて、快適な寝台車の旅になってくれたのは意外なことだった。

それが最初で最後の寝台車利用だったが、それは金に余裕のできたサラリーマンの身分だからできたことで、貧乏大学生の時の長旅は、夜行の各駅、よくて夜行急行で、行きも帰りもほとんど完徹だったのである。

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愉話§一日一句~救急車走る~ [俳句]

季語は・・・花過ぎ

花過ぎや サイレンの音 急きたてて

【去年の今日】皐話§2022年5月の予定あれこれ
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告話§ビッグイシュー454号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー454号は5月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。が表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ケイト・ブランシェット

リレーインタビュー プチ鹿島(お笑いタレント)

特集 笑賛! へんな研究

堅苦しくなりがちな科学の話にユーモアを添えて書く五十嵐杏南さん。日英両言語で記事を書くサイエンスライターだ。これまで“まず人を笑わせ、その後考えさせる”イグノーベル賞を受けた科学者や、世界各地でその土地ならではの産業や問題に取り組む研究者を好んでインタビューしてきた。そんな五十嵐さんに、風がわりで真摯かつユニークな研究と、情熱的な研究者たちの話を聞いた。

そのうちの一つ、日本の「忍者・忍術研究」はかつて伊賀忍者の活躍した地域で、2012年より三重大学国際忍者研究センターが始めたものだ。口伝、家伝の忍者像、三重大学が研究するならと史料も集まり出し、研究が進みつつある。それは、どんな研究? 山田雄司さん(同センター副センター長)に、昨年から同大学院で忍者学研究を始めた四代目・玉田玉秀斎さん(講談師)がインタビュー。

ノーベル賞をこえる、“へん”な研究の広がりと深さ、その自由な魂、あなたに届けます。

[国際記事]
スウェーデン「KRIS」。元受刑者たちの居場所づくり

[国内記事]
民族音楽は身近でフラット、聴く人も一緒に楽しむ:ロビン・ロイド
むかわ町穂別診療所の四季・春:香山リカ

[連載記事]
原発ウォッチ 2年ぶり、福島第一原発を見学した

浜矩子の新ストリート・エコノミクス
           国家安全保障戦略に見る 経済の手段化を許すまじ

雨宮処凛の活動日誌 伝説のバンド、ボーカルの獄中死

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
       資格試験、不合格が続きます☆ジャコ・ナッツ&チップス☆

コロナ“第8波”は、なぜ最多の犠牲者を生んだのか?

販売者に会いにゆく
   ブダペスト『フェデル・ネルクル』販売者セラード・アルセルビッツ
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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皐話§2023年5月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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5月1日の日の出は4時49分で日没は18時30分、月末の日の出は4時26分で日没は18時53分。週末は立夏ではないか。

今月のお楽しみとしては。ジャパンラグビーリーグワンが大詰めとなって、中旬にはプレーオフ準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われるので、できるだけ行くことにしている。

クラシックはなく、歌舞伎は團菊祭五月大歌舞伎で、夜の部だけ観に行く。久々に“春をよぶ二月堂お水取り”と銘打って『達陀(だったん)』が出る。踊りの名手だった二代目松緑が作った、菊五郎劇団の迫力ある群舞が楽しめる一幕なのだ。

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最後、菊之助の髪結新三で『梅雨小袖昔八丈』と、楽しみな夜の部である。

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