週話§日曜枯寂~我、なぜ落ちこぼれたか~ [私事]
中学3年間は、学年で一二を争ったこともある……その中学に関しては、優等生で過ごしたのだが、高校となると話は別なのだ。
一応は地元の進学校……というか選択肢はそれしかなかったのだが。そこに問題なく進みはしたものの。1年生の一学期に挫折を味わうことになった。
数学がさっぱりわからなくなったのである。きっかけは対数あたりだったと思うのだが、最初は理解できていた理屈が、一つ先に進んだらさっぱりわからなくなって放り出し、それっきりでおしまい。
その時のクラス(50名ちょっと)を見回せば、そんな問題を軽々と解いて平然としているのが何人もいて、自分がわからないことと彼我の差を痛感するという合わせ技で、ドツボにはまって抜け出せなくなってしまったのである。
もう、この時点で数学とは距離を取るようになった。それでもまんざら馬鹿でもなかったようで、三角関数や微分積分は“わかった”ような気になったこともないではない。だがそれも、焼け石に水にすらなってくれなかった。
ただ、その程度の理解力では数学の試験もある国立大学文系を突破することは不可能で、路線変更するしかなかったのだ。そして一浪の後、何とか東京都内でそこそこの、自分にとってはまさに望外な私立大学に入れたちゃったのではあったが……。
《私事のトピックス一覧》
一応は地元の進学校……というか選択肢はそれしかなかったのだが。そこに問題なく進みはしたものの。1年生の一学期に挫折を味わうことになった。
数学がさっぱりわからなくなったのである。きっかけは対数あたりだったと思うのだが、最初は理解できていた理屈が、一つ先に進んだらさっぱりわからなくなって放り出し、それっきりでおしまい。
その時のクラス(50名ちょっと)を見回せば、そんな問題を軽々と解いて平然としているのが何人もいて、自分がわからないことと彼我の差を痛感するという合わせ技で、ドツボにはまって抜け出せなくなってしまったのである。
もう、この時点で数学とは距離を取るようになった。それでもまんざら馬鹿でもなかったようで、三角関数や微分積分は“わかった”ような気になったこともないではない。だがそれも、焼け石に水にすらなってくれなかった。
ただ、その程度の理解力では数学の試験もある国立大学文系を突破することは不可能で、路線変更するしかなかったのだ。そして一浪の後、何とか東京都内でそこそこの、自分にとってはまさに望外な私立大学に入れたちゃったのではあったが……。
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