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愉話§一日一句~夢ならばどれほど~ [俳句]

季語は・・・夏浅し

ラジオから 米津『Lemon』や 夏浅し

【去年の今日】週話§日曜有閑~ワーグナー209歳~
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連話§ワタシの酒肴[173]だし巻卵 [酒肴]

[承前]

甘い玉子焼きも食べないことはないが、酒の肴というならだし巻き卵を選ぶのはまあ当然というところか。

ただし、ビールにはまったく合わない。日本酒に限るのもあたり前である。ほんのり出汁と塩味が感じられる。繊細といえば繊細な一品だが、初めて口にしたのはいつのことだっただろう。

たぶん会社に入ってからのことで、間違いなく上司に連れられての居酒屋で出されたのがだし巻き卵なのだった。

二十代前半の人間にそんな料理の繊細さなどわかるはずもなく、それほど感銘を受けたという記憶もない。だし巻き卵のありがたさを理解できるようになったのは、四十代も後半になってのことである。
                               [続く]

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祝話§ワーグナー210歳~そして~ [ワーグナー]

今年も誕生日が巡ってきた。ちょうど10年前には、生誕二百年を迎え、バイロイト音楽祭では『ニーベルングの指環』新演出上演が行われていたのだ。

最後にバイロイトを訪れたのは2016年8月。その時は『パルジファル』の新演出に始まって『トリスタンとイゾルデ』と『さまよえるオランダ人』3演目を観たが、この時をもってバイロイト詣は打ち留め……ワーグナーの長い楽劇を旅先で観るのは、体力的&年齢的にきつくなってしまったのである。

結局我々のバイロイト詣は1991年に始まり、1997、2000、2008、そして最後が2016年と合わせて5回。24演目を観た。指環の通しが3回、オランダ人が2回、ローエングリン1回、トリスタンとイゾルデ3回、マイスタジンガー2回、パルジファル4回というもの。なぜか『タンホイザー』には縁がないまま……1989年、東急文化村オーチャードホールの柿落としでバイロイト音楽祭の『タンホイザー』は観ているけれど。

というわけで、日本というワーグナー辺境の地で、公演がある時は細々と出かけるくらいになってしまった。

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