異話§紅花栄~七十二候~小満 [七十二候]
小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。
5月も来週半ばに終わる。東京の日の出は4時半前となり、日没は19時に近ずいた。
ゴールデンウィークのあたりから、天気のいい日については電気照明なしで入浴している。
そして、そんな明るく快適で楽しい入浴は、おおよそ8月半ばまでの季節の風物詩として、何よりしがないマンションでも浴室に窓が付いているというありがたさを満喫しているのだ。
8月も終わりに近づけば、日没の時刻はどんどん早まっていくことに気がつき、まだまだ厳しい暑さの日々は続けど、そんなところで秋の訪れを感じるようになる。
……思わず8月終わりについて書くことになってしまった。
《七十二候のトピックス一覧》
5月も来週半ばに終わる。東京の日の出は4時半前となり、日没は19時に近ずいた。
ゴールデンウィークのあたりから、天気のいい日については電気照明なしで入浴している。
そして、そんな明るく快適で楽しい入浴は、おおよそ8月半ばまでの季節の風物詩として、何よりしがないマンションでも浴室に窓が付いているというありがたさを満喫しているのだ。
8月も終わりに近づけば、日没の時刻はどんどん早まっていくことに気がつき、まだまだ厳しい暑さの日々は続けど、そんなところで秋の訪れを感じるようになる。
……思わず8月終わりについて書くことになってしまった。
《七十二候のトピックス一覧》
別話§終活のおはなし~SNSは生存証明~ [終活]
[承前]
生存証明が必要な年齢になってきた。どのようにして自分が何とか生きていることを発信できるか。それはまあ、頭と身体が動いていてさえしていればブログとか参加しているSNSに存在証明として発信し続けられるはずだ。
だが、身体が不如意になって余命いくばくもない……そうなった時に、最期が近いことを何らかの形で知らせる方法はないものかと思う。
生体反応をブルートゥースでパソコンに発信して、自分が身罷ったことを知らしめるなんていう装置があればいいと思うが、そんなものなどできるとは思えない。
そして問題なのは、死んだ後も様々な料金が銀行から引き落とされ続けるということで、こうしたことだって誰かに手続きでもしてもらえればいいが、そうでなければ残高がゼロになるまで延々と引き落とされ続けるのである。
あの世に行ってしまえば現世の金のことなどどうでもいいことではあれど、何とか役に立つ方向に持って行けないものかと思う。できれば、あの世からコントールできたらいいのにとすら思ってしまう……そのあたりが人情とかいうやつだろうか。
[続く]
《老化のトピックス一覧》
生存証明が必要な年齢になってきた。どのようにして自分が何とか生きていることを発信できるか。それはまあ、頭と身体が動いていてさえしていればブログとか参加しているSNSに存在証明として発信し続けられるはずだ。
だが、身体が不如意になって余命いくばくもない……そうなった時に、最期が近いことを何らかの形で知らせる方法はないものかと思う。
生体反応をブルートゥースでパソコンに発信して、自分が身罷ったことを知らしめるなんていう装置があればいいと思うが、そんなものなどできるとは思えない。
そして問題なのは、死んだ後も様々な料金が銀行から引き落とされ続けるということで、こうしたことだって誰かに手続きでもしてもらえればいいが、そうでなければ残高がゼロになるまで延々と引き落とされ続けるのである。
あの世に行ってしまえば現世の金のことなどどうでもいいことではあれど、何とか役に立つ方向に持って行けないものかと思う。できれば、あの世からコントールできたらいいのにとすら思ってしまう……そのあたりが人情とかいうやつだろうか。
[続く]
《老化のトピックス一覧》