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素話§アマチュアリズムへの固執 [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンが集客に苦労している。対戦カードによって、客の入りが極端に変わるのだ。3月11日、秩父宮で行われたサンゴリアス対ワイルドナイツのゲームでは1万9千人とほぼ満員を記録したが、3月最終節で、1万人入ったのは1試合のみ、はなはだしきは2500人がやっとという状況だった。

“プロ化”2年目、様々な試行錯誤が行われているのは、現場で見ていてもわかることで、何とかお客さんに足を運んでもらおうと、あの手この手を講じているが、効果に繋がっている物かどうか。

他のプロ化を進めた球技に比べて、ラグビーはアマチュアリズムへの拘りが強く、特に日本においては、むしろ大学ラグビーに根強い愛好者が多いような気がする。

かつての社会人ラグビーは、企業所属のスポーツクラブとして存在していたから、いわば“部活”として、利益を上げることは求められず、福利厚生の一環として存在していた。

だが、リーグワンはプロ化を目指してはいるものの、まだ緒にもついていないというのが実際のところで、今だにアマチュアリズムを引きずっている。そこから脱却できるのはいつのことか……まだまだ道遠しとしか思えない。

ちなみにラグビーの競技人口は10万人、対してサッカーは4百万人を超えている。蛇足ながら弓道の競技人口は12万人を数える。

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