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愉話§一日一句~天麩羅蕎麦を注文~ [俳句]

季語は・・・風薫る

風薫る 海老天一尾 追加して

【去年の今日】週話§土曜有閑~空気爽やか~
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異話§蚕起食桑~七十二候~小満 [七十二候]

小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。

二十四節気の中で小満とはなのか、意味がつかみにくいと思っている。他の節気名は季節とか気候とかに関連していて即座に意味がわかるのに“小さく満つる”って、本当に何だかわからない。あれこれ調べてみたところで……

山野が緑にみちあふれ、麦刈りの頃となる

……という表現に出合った。要するに見たままの状態を小満と呼んでいるらしいが、どうにもイメージしにくい節気名で、もう少し工夫できなかったものか。

それはまあともかくとして、この春の季節の動きは2週間から3週間ほども早く、とっくに新緑だなどと呼べなくなってしまっている。植物は植物で、季節がそうであるように推移していくわけだが、それにつられて動物たちも営みを急いでいるのではと想像する。

この分では、蝉が鳴き出すのも早まるだろう。あるいはニイニイゼミが5月中に初鳴きをする可能性もないとはいえない。

《七十二候のトピックス一覧》
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週話§日曜枯寂~虫歯と歯医者~ [健康]

小学生の頃だから60年近い大昔の話である。新学期が始まってほどなく、健康診断が行われる中に歯科検診も入っていて、毎年虫歯が見つかっては歯医者に行くようにと指示された。

それほどひどい虫歯ではなく、ちょっと黒くなった程度を治してもらうのに町内の歯医者に行くのだ。総白髪で初老の穏やかな先生が「今年も来たか」と手ぐすね引いて待っていたのだ。

今と比べて、半世紀以上前の歯の治療は多少の痛みは我慢するしかないというもので、時に大きい虫歯の時は、患部を削り取る時の痛みがなかなかなものだったり、今思えば前時代の治療だったのかもしれない。

通っていた歯医者は、ちょっとした金属の詰め物については、眼の前で混合して作っていた。その当時どれほど歯科技工士がいたものか……彼が器用なので、それくらいはやっていたのだろうか。

半世紀の間に、歯科医療は患者の痛みを極力軽減させるようになっていて、もちろん時には不快な痛みを伴いはするけれど、それが継続してということはなく、実にスマートな診療が行われていると思うのである。

《私事のトピックス一覧》
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