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愉話§一日一句~館林名物~ [俳句]

季語は・・・新茶

新茶淹れて 麦落雁の 午後三時

【去年の今日】住話§分譲か賃貸か・・・・・・固定資産税
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懐話§昭和三十年代~かき氷・・・・・・どう?~ [昭和]

[承前]

そういえば久しくかき氷など食べていない。最後に食べたのがいつだったか遠い昔過ぎて、まったく記憶にない。

そもそも我がガキの頃、かき氷などは駄菓子屋の領域で、駄菓子が並んでいる店の一角にテーブル一つに椅子3つ……冬になると文字焼きの鉄板が置かれたりする場所なのだが。

そこで、店のおばさんが手回しのかき氷器でシャキシャキと氷を削るのだ。そうして蜜はせいぜい3種類くらいしかない。赤いいちご、緑のメロン、そして白蜜である。で、かけてもらうのは決まって真っ赤なやつで、食べ終わると舌が真っ赤っ赤になるのもまたお約束だったのである。

今時のかき氷のようにこんもりうず高くというわけではなく、ちょいとこんもり程度で蜜も2杯くらいと慎ましやか。

だが、エアコンなどあるわけもない真夏の半露店で食べるかき氷ほどうまいものはない。エアコンが効いて、洒落た甘味の店で食べるかき氷を、あまりうまそうだとは感じない理由はそのあたりにありそうだ。
                               [続く]

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燻話§ハムカツ・・・・・・見当たりません [B級グルメ]

しつこく何度も話題にしているハムカツについてである。そして何度も書いているとおりで、厚さが1cmにもなるようなハムカツは、もはやハムカツとは呼ばない。

厚さが5ミリもあれば十分で、ハムカツとは、衣とハムのアンサンブルを楽しむべきもので、厚いハムがでかい顔をして存在感を誇示しているようでは台無しなのである。

貧乏ったらしいと言えば聞こえは悪いが、そもそもとんかつというかつての贅沢品の代替物として生まれたのと思われるのがハムカツであるがゆえに、あくまでも庶民のためのB級的食べ物として、その真価が発揮されるのだ。

そんなわけで、幼少時代の実家の食卓において、肉屋の店頭で揚げられていた商品を時折買ってきたわけだが、そこにとんかつなどはなく、肉類はハムカツかせいぜいメンチカツ、あとは芋コロッケか、蒸かしじゃがいもを一口大に切ってパン粉で揚げたポテトフライくらいなものだった。

そして2ミリ厚ほどのハムカツを嬉々として頬張る少年が自分だったのだ。

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