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暇話§一日一句~手は悴んで~ [俳句]

季語は・・・大根(だいこ)干す

剃りたての 若き雲水 大根干す

【去年の今日】週話§土曜粛々~11月も中旬へ~
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週話§日曜有閑~鍋物鍋物鍋物~ [日常]

言わずもがなだが、鍋物の季節である。宅配野菜の中に白菜が入っていればその週のどこかで鍋にすること確定である。

白菜がなかったら、おでんにしてもいいし、鍋ではないがしゃぶしゃぶなどでもかまわない。

とにかくこの季節、週に一度や二度の鍋は珍しくもなく、その日の夕食をどうするか悩まなくて済むお助け料理なのである。

もうこのところ、市販の鍋つゆに頼ることが多く、それもキムチ鍋か豆乳鍋か、宅配野菜で入ってくる野菜によってチョイスしているのだ。それで、鍋つゆを入れた鍋に、後は材料を放り込めば一丁上がり。

そして忘れてならないのはトッピングの“天かす”である。あの、天麩羅を揚げた後に浮かんでいる残りかすなのだが、様々な天麩羅の材料の“出汁”が油に沁み込んでいるから、ちょいと放り込めばうまいの何の!で、危険なトッピングで、特にキムチ鍋が危ない。

かくして、我が家の冬は鍋に尽きるのである。

《日常のトピックス一覧》
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暇話§一日一句~熊手売り値切られて~ [俳句]

季語は・・・酉の市

もう一声 まけさせられて 酉の市

【去年の今日】喋話§LとRの発音
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週話§土曜有閑~今年は三の酉~ [日常]

今年は11月4、16、28日と三の酉まである。三の酉まである年は、火事が多いとか言われるが、そうでなくても、ニュースを見ているとけっこうあちこちで頻繁に火事が起きている。

昨今は、視聴者がスマホで現場の様子を撮影して、それをメディアが拝借してというケースが目に立って、だから生々しい映像がニュースで紹介されるのだ。

それを見ていると、消防車が到着して放水を始めても、なかなか火勢が弱くなってくれないことがわかる。既に家一軒が火に包まれているような時に、いくら放水しても、一旦は弱まるが、別の場所に向けて放水すると、再び火勢を盛り返して……それの繰り返しで、鎮火まで何時間もかかってしまう。

おそらく、火元の家だけではなく、周囲への延焼をさせないような作業も行われているのだから、消火の段取りは我々には想像できない部分も多々あるのだと思われる。

マンションに住む我々にしてみれば、火事は絶対に出してはいけないことであるし、隣人たちにも心してもらえればと思う。

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暇話§一日一句~樹々に葉少なく~ [俳句]

季語は・・・落葉

落葉や 丹沢に今 陽が落ちる

【去年の今日】観話§気象通報の時間です
タグ:落葉 俳句
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過話§備忘録的な何か~2022年11月18日付~ [備忘録]

11月14日……5回目となるコロナワクチン接種を受けた。オミクロン対応の“BA.4-5”ワクチンである。1回目の接種が去年6月、3回目にモデルナを摂取された以外、残り4回すべてがファイザーのワクチンである。

指定された接種時刻より10分ほど早く会場に行ったら、待たされることなくどんどん誘導され、スムーズに接種完了。15分待機した後会場を退出した。

接種したあたりの筋肉痛も翌々日には収まり、結局のところ副反応が一番に強かったのは初回の接種時くらいで、この程度の副反応では抗体ができているものだろうかとちょっと心配ではある。

11月15日……今季初めて結露対策でキッチンの換気扇を最弱で回した。翌朝起きた時の外気温は10度を切っていたので、回し始めるにはいいタイミングだろう。

11月16日……年賀状を購入。去年と同じで今年も100枚。最多の時が150枚ということで、三分の二まで減ってしまった。この先、70歳を過ぎたら、単にやり取りだけの人たちをどうするか、考え時に来ている。

この日の夜、今季初の灯油巡回販売車がやって来た。気温も下がりつつあるので、そろそろ石油ストーブを使い出す家も出てきているだろう。流れてきた音楽は“かきねのかきねのまがりかど”で始まる『たきび』だった。

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W話§ハムカツの正しい定義 [B級グルメ]

ハムカツについてはたびたび書いていることだが、常々書いていることは、厚いハムカツはいけない……豪華ハムカツは論外であるということをくどいくらいに書いておきたい。では!

あくまでも個人的な見解だが、ハムの厚さが5mmを超えるのは絶対に認められない。厚さは3mmほどで、表裏の衣が同じく3mmずつで全体の厚さは1cm以下でなくてはならない。

そもそも、肉屋の端っこで総菜として売られていた時から、ハムカツは厚くなどなかった。あるいは放課後の子どもがおやつ代わりに買い食いしていたのだから、薄くてチープと決まっていたのだ。

それが“豪華ハムカツ”だなどと、完全に本分をはき違えた存在があることは何とも嘆かわしい。

たまにB級居酒屋などでも御品書にのっているのを注文してみるが、何とも厚いのだ……厚くなければお出しするのが恥ずかしいと言わんばかりなのだが、そこまで気を遣わなくてもよろしい。正しく薄いハムカツを出せばいいだけの話で、その分お代を安くすればいいだけの話である。

くどくはなるが、この先何度でも書く。よろしいか、厚いハムカツなどとはハムカツ道から外れまくった、許されざる存在なのだ。

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暇話§一日一句~造り酒屋の軒先に~ [俳句]

季語は・・・冬初め

杉玉の 青々として 冬初め

【去年の今日】幕話§キャンプ事情様変わり
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過話§金盞香~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の末候“金盞香(きんせんかさく)”である。

尾瀬の山小屋は、先月下旬に小屋閉め。尾瀬ヶ原も尾瀬沼も無人となった。

かつて、自分がアルバイトしていた頃は、もう少し遅くて、どの小屋も11月3日の文化の日までお客さんを泊めていた。

客を泊めるためではなかったけれど、長蔵小屋だけは越冬する従業員が2名いて、冬の間の除雪作業を行ったりしていたが、今は常駐の越冬要員がいるものかどうか。

ともかく、冬の尾瀬は豪雪に尽きる。もちろん易々と入ることなどできず、もし入山するならば、経験を積んだうえで、手抜き装備は許されず、豪雪の上でのテント泊するしかない。要するに我々ごときはお呼びではないのだ。

というわけで、5月ゴールデンウィークの小屋開けまで、尾瀬は人跡未踏の地である状態が半年ほども続くのである。

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連話§ブログの限界・・・・・・ダブる [ブログ]

拙ブログを読んでいるみなさんに、過去エントリーも遡って読んでほしいとかねがね願っていることだが、いちいち操作をしなくてはならないのが面倒なことだろうと半ば諦めている。

それでも中にはアクセスが数百を超えていたり、ウェブリブログ時代には、5000超のアクセスを記録したエントリーだってあるのだ。

今やブログのブームは過ぎ去り、ポツリポツリとしたアクセスで、これは!というヒットも出ずだが、書くからには少なからぬ人に読んでもらいたいと願っている。

かつて、似たような話題は書かないように書かないようにと心がけて実行していたつもりだが、3年も前のエントリーを発掘してまで読んでくれる人はいないと思われる。いくらおもしろいエントリーでも、過去のエントリーが顧みられることはない。

そう思い定めて、最近は似たような話題のエントリーもダブりを恐れて遠慮することはしなくなった。以前、ダブっていないだろうと書いたエントリーが辿ってみたら、見事に重なっていたことに愕然としたことがあったが、そのことがあって以来、ダブり上等!と思うことにしたのだ。

というわけで、明日はそんなダブったテーマでエントリーを一本書くことにしているが……さて。

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暇話§一日一句~松尾芭蕉の命日~ [俳句]

季語は・・・桃青忌

桃青忌 我俳諧の 端の端

【去年の今日】汐話§魚はガチガチの冷凍
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剛話§ダイヤモンド富士の頃 [富士山]

我が家あたりはダイヤモンド富士を見ることができる。しかも、チャンスは2回あって、11月と1月に巡ってくる。

思い立って3年ほど前あたりから、写真に収められるかトライを繰り返していて、これがなかなかうまくいかない。

まず、富士山のあたりに雲が集まってしまっては問題外だし、曇りや雨模様だったら完全にアウトである。

富士山のちょうど真上に来る日と、その前後一日ずつがチャンスなのだが、よしんば気象条件が良好であっても、今度は“カメラとその腕”が問題となるのだ。

いくらシャッタースピードを速くに設定しても、太陽光線は強烈で、富士山の輪郭も、太陽そのものもすっ飛んでしまって、見事な失敗作となってしまう。そこで去年あたりに覚えたのは、露出補正を使って撮影するというもので、暗め設定にすると真っ赤な太陽が出現して、富士山のシルエットもばっちり撮れる。

今は、その設定具合を試行錯誤しているところで、これまでだと、同じ設定で撮影しても、まったく違う仕上がりになったりして、訳がわからなかったりするのだ。

年をまたいで2回あるチャンスを有効に使いたい。

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高話§ジュピター~交響曲を一曲選ぶなら~ [モーツァルト]

もう、このまま狭い範囲でしか聴かないままに我がクラシック人生は終わりが近づいている。

交響曲もしかり、ハイドンちょっとだけ、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームスはまあ何とか、ブルックナー惨敗、マーラー惜敗、ドイツ系以外は見るも無残な状況だが、そんな中“交響曲一曲”だけ選ぶという無謀な試みをしてみた。

モーツァルト:交響曲第41番 C-Dur Kv.551 “ジュピター”



この一曲をもって、我が交響曲が完結する。もちろん、数多ある交響曲からたった一曲を選ぶなどとは到底不可能でしかなく、無謀な試みであることは百も承知のことである。

なぜ、ジュピター交響曲を選んだのかと聞かれれば、ひとえに第四楽章のゆえなのだ。CDFE(ドレファミ)という単純なモチーフがフーガとなって、壮大に展開していく。フィナーレに近く最初のモチーフが再現された瞬間、オーケストラの醸す音楽は、神の音楽であるが如くに天上へと吸い込まれていくのだ。

日頃は無神論者であると任じているけれど、こういう時ばかりは、ひょっとしてどこかにいらっしゃるのではないか、ほんの少しだけだが、その存在を感じなくもなく、一瞬でもそんなことを感じさせてくれたモーツァルトに感謝せずにはいられない。

《オーケストラのトピックス一覧》
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暇話§一日一句~初冬の光景~ [俳句]

季語は・・・木の葉

枯れ木の葉 山は遠くて 凍え霜

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【去年の今日】呟話§一言つぶやき~選挙世論調査~
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告話§ビッグイシュー443号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー443号は11月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。リナ・サワヤマが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー リナ・サワヤマ

リレーインタビュー 頭木弘樹(翻訳者)

特集 音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング

“動画”万能の時、本当の思い出は“音”で残したいという人がいます。

その行為は「フィールド・レコーディング」とも呼ばれ、単純にはスタジオ以外の場所で音や音楽を録音することを意味しています。音には、写真や映像ではけして味わえない、記憶や風景をよみがえらせる不思議な力があり、“聴覚”でしか感じ味わえない世界に浸ることができるからです。

21世紀に入り、小型で廉価なレコーダーが登場したことで、誰もが手軽にそんなフィールド・レコーディングを楽しめるようになりました。特殊なマイクを使えば、樹木の内部の循環や水中、超音波なども録音ができます。

「ベトナムのゴング文化」に魅かれた柳沢英輔さん(京都大学大学院特任助教)に「未知なる音の世界へ。フィールド・レコーディング入門」について取材。津田貴司さん(音楽家)からは、自身の活動とおすすめの作品を紹介するエッセイが届きました。

秋の夜長、音でよみがえる新しい世界を体験しませんか。

[国際記事]
英国『となりのトトロ』舞台化。時代と響き合う“自然との共生”

[世界短信]
滝田明日香のケニア便り 引退した追跡犬と探知犬の2頭が老衰で天国に

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 合理的投機に逆らう政府日銀

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
                  楽しく節約したいです☆揚げネギ☆

ミャンマーのパンクバンド。軍政に抗う命がけの録音

池内了の市民科学メガネ 涙は脳をリセットし、ストレスを軽減する

販売者に会いにゆく 京都・四条河原町 山田さん
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》

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闊話§漫画のキャラクターが勝手に動きだす [漫画]

何点か、最初から最後までコミック本を買って読み通したことがある。その時、作者が意図しなくても、登場するキャラクターが自然に動き出して話が進んでいくと感じる時があるのだ。

一番顕著にそれを感じたのは『じゃりン子チエ』を読んだ時で、全67巻に及ぶ作品の中で、およそ真ん中あたりに達しようとした頃、キャラクターが何とも自然にコマの中で動いていることに気がついたのである。

まさに、作品の中で個々のキャラクターが確立され、登場人物の存在感が際立つようになっていった。

もちろん、漫画家が描いている以上、キャラクターが勝手に動き出すなどということはないのだが、あたかも……という意味で言っているのである。

ただし、自由に動いていた時期からしばらくすると、明らかに漫画としてのパワーが激落ちし、最後の三分の一くらいは凪(なぎ)の状態に落ち着いて、不完全燃焼の最終回を迎えてしまうことになったのだ。

またいずれ、全巻を再読できればと考えているが、一巻一巻買い揃えていた時は、買ったタイミングで読み進められたが、これを第1巻から淡々と読んでいくことを考えると、さすがに気が遠くなるような思いがするのである。

《漫画のトピックス一覧》
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暇話§一日一句~早々と~ [俳句]

季語は・・・時雨月

欠礼の 葉書届きて 時雨月

【去年の今日】週話§日曜粛々~床屋の洗髪~
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顧話§今日の歴史~しばらく様子を・・・・・・~ [歴史]

1690年11月14日、水戸藩の徳川光圀が隠居。

水戸黄門(徳川光圀)が日本中を回って悪人を成敗したという話は、もちろんフィクションでしかなく、光圀自身は、江戸と国元の往復や領内を見廻ったのがせいぜいだった。

いかなる経緯で、隠居後に日本中を歩いて回る仕儀と相成ったものか……思いついた人はたいしたものである。

まあ、そうした逸話とは別に『大日本史』の編纂に着手したり、自分のやるべきことをわきまえて実行していたようだ。

ちなみに助さん格さんのモデルはいるようだが、テレビに登場してくる風車の弥七、うっかり八兵衛、かげろうお銀といった面々は、モデルはおろか、登場してくる動機すら不明であるとしか思えない。

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三話§平成中村座十一月大歌舞伎~唐茄子屋~ [歌舞伎]

先週末、平成中村座十一月大歌舞伎第二部を観てきた。久々に内外の観光客が終結したとんでもない人並みの浅草を地下鉄駅から浅草寺裏の中村座へ。そこまで歩くだけで人疲れしてしまった。猿若町発祥180年記念とのことだ。

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第二部は宮藤官九郎作・演出の『唐茄子屋~不思議国之若旦那~』と『乗合船恵方萬歳』の二本立て。

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まず新作の『唐茄子屋』から。落語『唐茄子屋政談』を元にクドカンが台本を書いての上演だが、原作のよさを殺してしまったような印象。人と人との繋がりが理解しにくく、もう少し何とかならなかっただろうか。

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幕開け、舞台の祭り群衆が取り留めなく、そこに大人計画の荒川良々が登場するも、彼の役の存在というか役柄が見えて来ないまま、本筋に入っていくが、若旦那(勘九郎)に唐茄子を売らせて立ち直らせようと尽力する八百八の性格が見えてこない。幕開けで登場した良々の“変な人”としか思えない演技のおかげで、八百屋のおじさんがいい人のはずなのに、それが殺がれてしまった。

加えて、傾城桜坂とお仲を七之助二役にしてしまったことで、ストーリーが交錯してしまった。喜劇として笑いどころが少ないわけでもないが、枝葉末節が絡み過ぎて本筋が見えにくくなってしまったのはクドカンの芸風なのかどうか、そのあたりはわからない。もっと個々の役者を活かす工夫を探るべきと思ったのである。

休憩後は30分ほどの踊り『乗合船恵方萬歳』が、打って変わって小気味よく佳き追い出しとなってくれた。

終演は18時半。食事時とて、浅草は観光客のカオスで食べ損ねるのではと恐る恐る浅草寺あたりを歩けば、観光客の引けは早く、かねてより食べてみようと目論んでいた老舗とんかつ屋も、路地裏の裏のゆえか、あっさりと入ることができて、無事にビールでロースかつ定食を楽しんだ。

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さて来週は第一部である。

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暇話§一日一句~晩秋の魚は~ [俳句]

季語は・・・九州場所

九州場所 玄界灘の 垢穢(クエ)旨し

【去年の今日】週話§土曜粛々~年末近し~
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週話§日曜有閑~同居人のシルバーパス~ [私事]

同居人が“シルバーパス”を取得した……10月下旬のことである。都内を走る路線バスと都営交通は提示すれば無料で利用できる。

収入によって利用料(手数料)が2種類に分けられているが、同居人の場合は安いほうなので年間1000円。マメに使えば一か月で元は取れるだろう。

路線バスについては何の問題もなく、運転手に提示さえすれば利用できるが都営地下鉄の場合は少しばかり面倒で、都営地下鉄だけであれば、パスを改札機に通せばいいのだが、他の鉄道会社と相互乗り入れしている場合は、いちいち有人改札で精算をする必要があるのだ。

そのあたりをうまいこと改善できやしないかと思うのだが、まさか私鉄各社の電車までシルバーパスの利用を可能にというのは無理な話だろう。

というわけで、ピカピカのシルバーパスを使って意気揚々とバスに乗り込む同居人なのである。

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暇話§一日一句~枯野寒々しく~ [俳句]

季語は・・・末枯(うらがれ)

末枯や 風は北風 びゅうと過ぐ

【去年の今日】酪話§牛乳一週間4リットル
タグ: 末枯 俳句
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過話§地始凍~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の次候“地始凍(ちはじめてこおる)”である。

一年前を調べてみれば、朝方の外気温は10度を割り込んで、一けた台まで下がっている。一つ前のエントリーでも書いているが、結露の季節が始まりつつあるのだ。

かつては、結露した窓を布で拭き取っていたのだが、もう10年以上というもの、キッチンの換気扇を最弱で回してやることで結露の発生を防いでいる。

だが、換気扇も百人力ではなく、時折だが結露が出ていることがある、おそらくは気象条件の問題なのだと思うが、たまたま出るにしても、それほどの結露でないのはありがたい。

換気扇を回す期間は、3月一杯……状況によっては桜が散る頃まで回すことになる。

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週話§土曜有閑~11月も半ば~ [日常]

朝晩はだいぶ冷え込んできたし、結露も出るようになってきた。もうそんな季節なのだ。

年賀状の発売も既に始まり、年賀状のデザインも考えなくてはならない。と言っても、基本的な体裁はもう20年近く変わってはおらず、写真だけ何を使うか考えるだけなのだが、そのセレクトに頭を悩ませるのも毎年のこと。

それにしても一年の過ぎるスピードが早過ぎる。定年退職からあっという間に7年が経ってしまっているのも、本人にとっては驚くと同時に、大きな戸惑いのような思いも抱いている。

この先、自分はどういう行き道をたどっていくのだろうか……16時半に近づいた、一年で一番早い日没の太陽を眺めながら“その先”に思いを馳せるのだ。

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暇話§一日一句~尾瀬は無人に~ [俳句]

季語は・・・冬に入る

小屋閉めの 囲い堅固で 冬に入る

【去年の今日】束話§突然の空白・・・・・・たまに
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汚話§そして権力は腐敗する [中国]

世界一の人口を擁する国の“総書記”が慣例を破って三期目を務めると聞いた。そのことだけで単純に、先々に危惧を抱くことは、あながち間違いではなかろうと、半ば確信を持って書いている。

いかなる政治体制であろうが、一極支配は必ず腐敗するということを肝に銘じなくてはならず、いずれそこには綻びが生じることになり、それを糊塗しようと、隠し事が次第に増し、そうした中で被支配階級に生じた不満を力で押さえ込もうとするのは必定だ。

もちろん、力による支配は、とっくの昔に始まっていて、声をあげるだけでどこかへと連れ去られてしまう。

支配階級による支配は、姑息かつ強権で、反体制の人間を徹底的に握り潰すことに精力を傾ける……そうしないと、自ら築き上げた権力が一夜で崩壊してしまうのではないかという強迫観念に縛られた如くに。

強大な権力を手に入れたら入れたで、今度は寝首を掻かれやしないかと、おちおち枕を高くして寝られなくなるのもまたいずこも同じなのである。

強権による支配は必ず腐敗していく。いずれは崩壊する可能性は小さからぬものはあるけれど、そこに到るまでの犠牲の大きさには愕然とするしかないのだ。

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会話§歌舞伎の屋号を忘れて思い出すの件 [歌舞伎]

あれっ?とした拍子に、歌舞伎役者の屋号が何だったのか忘れることが多くなってきたようだ。大きな理由として、今のコロナ禍の中にあって、歌舞伎興行で大向こうによる掛け声を禁止してしまっている。

コロナ以前であれば、それを聞きながら自然に屋号と役者の名前を一致させているのだが、今は屋号を聞く機会が少なく、それでたまに忘れる事態が発生してしまう。

つい最近は、風呂に入っていた時に、尾上菊五郎の屋号をふっと思い出せなくなって、悶絶しそうになった。もうどうしようもなくドツボにはまってしまい、必死になって記憶の芳名帳をめくっていたら、風呂から出る直前……

音羽屋

……だと、辛うじて思い出したのだった。

まあ、普段でも瞬間的に忘れてしまう屋号に片岡仁左衛門の松嶋屋があって自分的には、一番に忘れやすい屋号だったりするのだ。

それとは逆に、忘れようとしても絶対に忘れようのない屋号が一つだけ……

中村屋

……なのであります。

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暇話§一日一句~唐突にイタリア協奏曲が~ [俳句]

季語は・・・小春

小春日の 不思議やバッハ 流れ来て

【去年の今日】街話§神保巷塵[86]もって2週間
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呟話§一言つぶやき~ニッポン……す・ご・い・?~ [つぶやき]

“ニッポンすごい!”など、提灯持ちの如くのテレビ番組が林立しては……

……すごいすごいと手前味噌に終始している様子を冷ややかに眺めていて、そんな自己満足をしている間に、日本の産業はこの30年で衰退をきたす一方だし、そんなことよりも世界に眼を向けて、世界の現実を謙虚に受け留めて“セカイすごい!”とするほうが、はるかに活性化の要素になり得るのではないか、先人はそうして世界に眼を向けて戦後の経済成長を担ってきたのだと思うのだけれど。

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無話§尾瀬の落穂ひろい~大丈夫?~ [尾瀬]

もう、先月の話になってしまったが、ほとんど初冬の尾瀬に2泊して見かけた“行楽客”の様子をお伝えしておきたい。

まずは二日目、午前中に尾瀬ヶ原を三角形に歩き、昼食を終え、のんびりとした午後を過ごしていた時である。若い女性一人と男性三人組が、いかにも賑わった都会から抜け出てきたような出で立ちでやってきたのだ。

彼らは小屋の手前で引き返していったが、その時の時刻は14時ちょい過ぎ。鳩待峠まで戻る所要時間を頭の中で計算したら、元気な普通の人が歩いても3時間近く。鳩待峠から戸倉に戻る最終バスは16時45分発。それが頭の中に入っているなら、もっと先を急がないと間に合わないはずである。

↓後ろ姿だけ。女性の姿は写っていない
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あるいは、鳩待峠まで自家用車で入れたかもだが、たいていは早い午前中に満車になってしまうから、自家用車でということは考えにくい。それよりも問題は、こんな程度で尾瀬ヶ原の真ん中まで歩いてきたことで、彼ら以外に歩いている人たちがどういうスタイルなのか、気がつかなかっただろうか。足回りといい、防寒の準備といい……危機感ゼロを体現していたのだ。

はい、尾瀬ヶ原だけだったらそれでもいいのかもしれないが、鳩待峠の行き帰りするには、柔いスニーカーではさすがに心もとない。滞在中、朝方の気温は氷点下5度まで下がるという、雪だって降りかねない……そんな情報も持ち合わせていないのか。

とかく“自己責任、自己責任”と言い出すはずの若い世代の行動を理解することはできない。

↓イッセイミヤケ?……もどき?
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もう一枚は、鳩待峠から下りてきたカップル。男性の方はまあまともだが、女性の方は……え、プリーツプリーズ?……うーん……である。

《尾瀬のトピックス一覧》
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