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幕話§キャンプ事情様変わり [登山]

アルバイトで頻繁に尾瀬に入っていた頃も、もちろんテント泊の登山者は少なからずいた。だが、当時の装備あれこれは、かさばって重く、一般の人間が持ち歩こうとすると、かなりの重量になってしまっていた。

それが、半世紀近く経っての状況を見てみるならば、テント一つに始まって様々な装備が計量コンパクトになっていたのである。

そうして食料である。かつては山の上で米を研がなくてはならなかったが、今は無洗米なるものがあって、いちいち研がずとも水を入れて炊けば、問題なく炊けてしまうのだ。

いや、食料こそ多彩になっていて、例えばコンビニあたりであれやこれやの調達が簡単にできるようになったおかげで、一泊程度であれば、調理道具を持ち歩かずとも、適当に澄ますことも十分可能になっている。

キャンプを楽しもうとする人たちの中には、ここぞとばかりステーキ肉とかすき焼き、はてはパエリアみたいなものまで作ってしまう人までいるようで調理器具も、かつての携帯石油コンロから、ミニストーブ、ミニオーブンの類まで使って調理している動画を見かけた。

キャンプは、登山だけでなく家族がキャンプ場に車で繰り込んで、かつての飯盒炊爨をよりヴァージョンアップした形態に変化を遂げていたようだ。

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