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暇話§一日一句~和食禁断症状~ [俳句]

季語は・・・納豆

帰国して まずは納豆 掻く至福

【去年の今日】配話§日向を歩く日陰を歩く
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粘話§納豆LOVE! [納豆]

我が身と納豆は、切っても切れない間柄である。物心ついた時には既に口にしていて、いつから食べ始めたのか思い出せないくらいである。

その頃は、納豆売りが自転車でやって来て、荷台にのせた木箱の中から納豆を経木に入れ、溶き辛子と青海苔をのせてくれるのだ。いつ頃まで自転車の納豆売りが回っていたものか。

そんなおかげもあって、納豆にまったく抵抗はなく、毎日食べてもOKなくらいで、食べ方も様々である。

普通の醤油と辛子、刻み葱以外で好きな食べ方は2種類あって、大根おろし和えが一番に好きだったりする。辛み強めの大根だと、より一層うまい。この食べ方だと、納豆独特の臭みが取れるので、苦手な人には一度お試しいただければと思う。

もう一つは生卵を落とすやつで、これはシンプルにうまい。生卵のツルツルで、ご飯がスルスルと入っていってくれるのだ。

最後に、醤油を入れて練り練りする時に鰹節を入れるのもよろしい。これは人に教えてもらって以来欠かしていないことだが、鰹節だけで風味がグン!と増してくれる。

自分的に最強なのは大根おろし+鰹節で、若い時だったらご飯を無限ループで食べ続けられたかもしれない。

《B級グルメのトピックス一覧》
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泡話§ワタシ的バブルの時代 [オペラ]

日本のバブル経済が大崩壊したのは1989年から1990年のことだった。

三十代半ばの働き盛りだったが、世間がバブルに浮かれているほどバブルの恩恵を受けた記憶はない。

何かして遊びまくるとか、シャンパンを空けまくるとか……そんなことなどなく、月曜から金曜の5日間というもの、午前様か朝帰りという日常を過ごしていたのだ。バブルを享受する時間などあるはずもなかった。

バブルの恩恵とは逆に、むしろとばっちりだったのは、深夜帰宅で使うタクシーの配車に時間がかかったことで、バブル以前には頼めばすぐやって来たのに、真っ盛りの時期には30分待ちということも珍しくなく、こちとら働いての帰宅なのにと、なかなか来ないタクシーを恨みがましく待ったのだ。

というわけで、株価がどうとかなど完全に無関心だったので、世間が囃し立てるほどバブルという状況を実感したこともない。

これはバブルの恩恵かなと後になって思ったのは、オペラハウスの引っ越し公演がとっかえひっかえやって来て、そのことごとくが満員御礼だったことではなかったか。

1987年頃からそれは顕著になって、まずベルリン・ドイツ・オペラのワーグナー『ニーベルングの指環』四部作一挙上演に始まり、バイエルン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場と、1990年までの4年間で7つのオペラハウスが日本にやって来た。

それに加えて、アレーナ・ディ・ヴェローナの野外オペラのようなものが、代々木の屋内体育館やら東京ドームで上演された……さすがに、そこまでは観に行くことはなかったが、上に挙げた公演のほとんどに出かけて、楽しんだことがワタシ的バブルの恩恵だったのかもしれない。

《私事のトピックス一覧》
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