SSブログ

過話§金盞香~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の末候“金盞香(きんせんかさく)”である。

尾瀬の山小屋は、先月下旬に小屋閉め。尾瀬ヶ原も尾瀬沼も無人となった。

かつて、自分がアルバイトしていた頃は、もう少し遅くて、どの小屋も11月3日の文化の日までお客さんを泊めていた。

客を泊めるためではなかったけれど、長蔵小屋だけは越冬する従業員が2名いて、冬の間の除雪作業を行ったりしていたが、今は常駐の越冬要員がいるものかどうか。

ともかく、冬の尾瀬は豪雪に尽きる。もちろん易々と入ることなどできず、もし入山するならば、経験を積んだうえで、手抜き装備は許されず、豪雪の上でのテント泊するしかない。要するに我々ごときはお呼びではないのだ。

というわけで、5月ゴールデンウィークの小屋開けまで、尾瀬は人跡未踏の地である状態が半年ほども続くのである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。