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暇話§一日一句~北国の友人から~ [俳句]

季語は・・・秋深し

秋深し 新巻鮭の 届く候

【去年の今日】週話§日曜粛々~へぼカメラ~
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過話§山茶始開~七十二候~立冬 [七十二候]

立冬の初候“山茶始開(つばきはじめてひらく)”である。

秋の虫たちの声が寂しくなってきた。40年近く前に亡くなった祖母が、この時季になると「コオロギたちは“肩刺せ裾刺せ寒さが来るぞ”と鳴く」のだと教えてくれた。寒くなる前に衣類のほころびを直しておけという昔からの教えなのだ。

そういわれて聞いてみれば、何となくそのように聞こえなくもなく、なるほど冬が近いのかと思い込むよになった記憶である。

樹々の紅葉は進み、朝晩も冷え込み、順調に秋深まるということか。そうして冬が立った。

《七十二候のトピックス一覧》
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列話§勝手にリヒテンシュタイン [海外旅行]

レンタカーを走らせてリヒテンシュタイン公国を訪れたのは2006年6月、もう20年の月日が経とうとしている。オーストリアのフェルトキルヒ市内から国境まではほんの数分……国境管理はスイスが請け負っている。

↓簡単に“入国”
P6160243.JPG

ヨーロッパの極小国の存在を知ってから訪れるまで、リヒテンシュタインの立地イメージは、アルプスの谷間にひっそりと佇むというものだった。

そんな環境ゆえ永世中立を保てたのだろうと勝手に思い込んでいたら、それは大きな間違いで、上部ライン河沿いにあって、東側は標高2600mの衝立のような岩山に遮られている。上部ライン河の西側はスイスなのだ。

↓遠く、用水のようなライン河を望む
P6160255.JPG

というわけで、谷間にあって閉塞感に満ちた小国というイメージからガラリと比較的開放的な空間の明るいエリアだったのである。

↓ファドゥーツ市内から城を見上げる
DSC00296.JPG

リヒテンシュタインの首都ファドゥーツでの滞在時間は2時間ほど。最後は岩山の中腹に建つリヒテンシュタイン公の居城まで車を走らせて“謁見”を試みたが、どうやらお留守だった模様でした。

【おまけ】ファドゥーツから車で30分足らずのところに『アルプスの少女ハイジ』のスイス領マイエンフェルトがある……行ったことはない。

《海外旅行のトピックス一覧》
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