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節話§一日一句~水耕栽培で~ [俳句]

季語は・・・春の水

豆苗や 二度目が伸びて 春の水

【去年の今日】意話§“様”の過剰な濫用~やめて!~
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呟話§一言つぶやき~騙されやすい人たち~ [つぶやき]

個人的には、日本人の多くに蔓延しているマスコミ不信の類は、政権の……

……巧みなプロパガンダの賜物ではないかと考えていて、もちろん時としてマスコミの側に問題がないわけではないけれど、そうしたことと引き換えにソースすら不確かなフェイクニュースを信じ込んでしまった結果が、トランプ扇動の連邦議事堂襲撃で、英語もろくに読めない日本人までもがいとも簡単にフェイクを信じ込んでしまう現象は、考えてみればネズミ講などのマルチ商法を簡単に信じて引っかかる人間がわんさかいることから理解できて、どうしたら嘘を嘘だと信じなくなるだろうかと絶望的になってしまう。

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揺話§2月13日の地震 [地震]

東日本大震災からちょうど10年の日が間もなくという2月13日の土曜日夜、宮城と福島で震度6強の地震が発生した。震源が深かったことで津波は起きなかったが、各地で建物が破損したりと被害が起きた。

2021-02-13-23-08-00-xlarge.jpg

老人の早寝で、21時頃にはベッドに入ってしまうものだから、発生した23時過ぎは、まさに佳境の熟睡状態にあった。震度2程度であれば、気がつかずに寝ていたかもしれないが、我が家あたりでも震度4ということで、さすがに寝ぼけまなこで起き出して、テレビで状況を確認したのである。本震後、朝6時頃までの余震は26回を数え、先々数日間は要警戒とのこと。

とはいえ眠気には勝てず、そこそこでベッドに逆戻り、朝までしっかり熟睡したのだ。

夜中の地震は冗談抜きで困る。今回は起き出したが、あるいは熟睡したまま気がつかず、とんでもないことにならないとも限らない……もちろん、24時間、いつ起きても困るのだが。

ともあれ、2011年3月11日を前に、自然界からの警告が発出したと思うことにする。

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節話§一日一句~遠くから見れば穏やかも~ [俳句]

季語は・・・東風

夕東風や 富士頂に 雲奔る

【去年の今日】週話§日曜恬淡~2月も後半に~
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宙話§星が見えない [宇宙]

都下暮らしも40年近くとなった。夜の自宅付近は都心とは比べ物にならないくらい、夜が暗い。賑やかなのは駅周辺くらいで、数分ほど歩けば住宅街となって、街灯が点々とあるくらいなのだ。

これくらい暗ければ、さぞや星が見えるだろうと思ったら、これが意外なほど見えない。

この季節であれば、オリオン座やシリウスで形作られる冬の大三角も、よほどくっきりと晴れ上がってくれないと、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスはともかくとして、こいぬ座のプロキオンを認めにくいことも珍しくなかったりする。

昨年末、木星と土星が最接近した時は、かなりくっきり見えたが、確かあれは2等級以上あって、シリウス(-1.5等級)よりも明るかったようだ。

ところが残念ながら、北極星はおろか、カシオペアや北斗七星すら見つけることができないでいる……繰り返すが、それほど世間が明るいとは思えないのだが。

というわけで、満点の星を堪能することなど、夢のまた夢で、星をそこそこ見たかったら、さらに郊外に行ってみなければ無理そうである。半世紀前、街中の実家で過ごしていた時は、まだまだ上に上げたような星々を楽々見ることができていた。実家よりも今の住まいのほうが夜は暗いと思うのだが、どうしたことだろう。

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タグ: 宇宙 日常
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舞話§二月大歌舞伎~松嶋屋、大和屋、中村屋~ [歌舞伎]

日曜日に第二部と第三部を観てきた。

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第二部は『於染久松色読販~土手のお六、鬼門の喜兵衛~』と『神田祭』で仁左衛門&玉三郎ショーとでも言うべき二本立て。期待に違わぬおもしろい舞台を見せてもらった。

『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』は、筋をわかりやすくと考えてか、柳島の妙見堂の場面から始まったが、いささか散漫と感じつつ、舞台が回って小梅の莨屋。突き抜けた玉三郎の演技とは対照的な仁左衛門の凄味を感じさせる喜兵衛。特に棺桶から“死人”を引っ張り出し、剃刀で髷に細工をする場面は、客席も水を打ったような静けさ。

続く『神田祭』がまた、サービス精神たっぷりの“仁左玉ワールド”でもう客席の喜ぶこと。孝玉コンビ以来半世紀近い二人の濃厚な“じゃらつき”を堪能した20分である。

さて第三部は“十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言”と銘打って、中村屋所縁の演目が二本。

一本目『奥州安達原~袖萩祭文~』七之助の袖萩、長三郎の娘お君、勘九郎の安倍貞任、歌六の平傔仗直方、東蔵の浜夕、梅玉の八幡太郎義家、芝翫の宗任。

袖萩を観るのは3回目だったか。前半、瞽女に身をやつした袖萩と娘の様がなかなかに辛い舞台で、今回もそのイメージは変わることなく……一転しての後半は、勘九郎の貞任が正体を現してからの舞台が目覚ましく、そんなあたりは楽しむことができた。歌六以下の脇も充実していたと感じる。

最後に、中村屋十八番の『連獅子』を勘九郎の親獅子、勘太郎の子獅子で。最年少と謳われた勘太郎は、教わったとおり丁寧に務めていたが、さすがに10歳ではまだまだ浅い部分ばかりで、あと数年は必要であろう。それよりは親獅子の勘九郎の、体幹が崩れることのない一直線な踊りに眼を奪われることになったのはしかたないだろう。げに『連獅子』には体力が必要なのだ。

20時前に終演。この日も車で往復したが、帰りは首都高の竹橋で事故処理による渋滞で、帰宅したのは21時半前だった。

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節話§一日一句~宇宙空間はるか~ [俳句]

季語は・・・春北斗

大天空 柄杓傾く 春北斗

【去年の今日】週話§土曜恬淡~春は名のみの~
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告話§ビッグイシュー401号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー401号は2月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ムハマド・ユヌスが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ムハマド・ユヌス

リレーインタビュー 柚木麻子(小説家)

特集 アリ、1億5000万年の生き方

人類がこの地球上に登場したのは20万年前、アリは約1億5000万年も地球上で生きのびてきました。2020年春以来、新型コロナウイルスで苦しんでいる私たちは今、アリに学べることがあるのではないでしょうか。北極と南極以外の大陸に生息するアリは、地球上で成功した生物でその生き方も多様です。

パナマ共和国にあるスミソニアン熱帯研究所をはじめ世界各地でアリを研究してきた村上貴弘さん(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター准教授)は言います。

「現在、アリの種類は1万1000種以上、1京個体がいて、その生物量(バイオマス)は人間とすべての野生哺乳類を足した重さと同じほど。アリは進化と適応の宝庫です」と。


たとえば、一般には1個体の女王アリと働きアリがコロニーをつくりますが、複数の女王アリがいるコロニーもあります。農業するアリ、巣をつくらず放浪するアリなどもいます。村上さんの案内で、驚きに満ちた知られざるアリたちの生き方に分け入りました。

[国際記事]
ナショナリズム&ポピュリズム、やせ細る欧州の“中道”

エクアドル、500年の伝統技術伝える「パナマ帽」

ドイツ……貨物用コンテナを極小アパートに

監督インタビュー 『私は確信する』アントワーヌ・ランボー監督

[国内記事]
表現する人……描いていて心が落ち着く動物 イケガミヨリユキさん

[連載記事]
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
        多趣味な母が時々自信をなくします☆普通のチャーハン☆

池内了の市民科学メガネ 腸内フローラ

販売者に会いにゆく オーストラリア『Apropos』バングラ

                              [その他]

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顧話§今日の歴史~鉄板といえばまさに~ [ウィーン]

1867年2月15日、ワルツ『美しく青きドナウ』が初演。

古い話だが1980年の暮れのことである。生涯で初めての海外旅行の目的地がオーストリアのウィーンだった。成田からフランクフルト経由でウィーンに向かった。

その時のフランクフルトからウィーンへのフライトはオーストリア航空だったが、一時間ほどの飛行が終わりに近づいてウィーンへと着陸態勢に入った時、ヨハン・シュトラウスⅡ世が作曲した『美しく青きドナウ』が客室内に流れたのだ。

その瞬間……不覚にも涙をこぼしそうになったのは内緒の話である。それほど『美しく青きドナウ』が好きであるとかではなかったのだが、日本からはるか1万kmの長旅を経た後、着陸直前にウィーン所縁の音楽が流れてくれば誰だって、大なり小なりな感慨に囚われるのは当然のことではなかろうか。

悔しいが、音楽の中には時折だが人間の感情を直接刺激する力があるということなのである。

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週話§日曜粛々~好きな色~ [私事]

若い頃に好きだった色は、青とか水色、そして茶色といったあたりだった。

今思えば、若かったからそうしたあたりの色の服を着ることができたような気がしないでもない。

色の嗜好が変わっていったのは、三十代に入る頃だったかと記憶している。年齢相応ということかどうか……モノトーン主体になっていったのである。

会社に行くのにネクタイ&スーツの必要はなかったので、もっぱらジーンズの類をはいて通っていたが、夏場の上はポロシャツばかりで、そうはいっても、明るい色のやつも取り混ぜていた。

退職後、夏場は黒のTシャツの日々となり、冬場はタートルネックセーターという何ともマンネリな過ごしかたで、ここまでくると好みの色だなどと、とても真顔で言うことはできない。

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節話§一日一句~味よくて~ [俳句]

季語は・・・壬生菜

壬生菜漬 あんじょう京の 酒場かな

【去年の今日】巧話§明日はバレンタイン?
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時話§魚上氷~七十二候~立春 [七十二候]

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。

本日、東京の日の出はちょうど6時半。毎日6時前後に起きているので、まだまだ世間は暗い。一番バスはとっくに出発しているが、二番バスが出る頃には明るくなってくれている。通勤の人たちの足取りも何となく軽いような気がする。

朝起きて、パソコンを開け、あれやこれやとページを眺めながら、天気予報にも目を通す。3つ4つの気象関連ページを見るが、それぞれ微妙に異なる予報を出していて、雨が降ると言っているページもあれば、曇りだと言っているページもあって、どれを信じたらいいか迷ってしまう。

加えて“雨雲レーダー”も参照して、自分自身の予報精度を上げようと試みるが、雨雲とて突然に発生したりすることも少なくないので油断できない。

まあ、外に出るのは地元のスーパーマーケットへの買い物くらいなものだから、天気の動向が気になるのは洗濯するかどうかである。

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週話§土曜粛々~土曜日土曜日~ [日常]

週末の土日と、月曜から金曜までの5日間とは、ただ何となくだが、微妙に意識が違っているように感じる。それはおそらく、幼少のみぎり保育園に通い初め、会社を定年退職するまで長く続いた日常のリズムのゆえであろう。

定年後の今はといえば、ずいぶんと曜日感覚は曖昧になってきはしたと思うが、半世紀以上を一週間7日で過ごしてきた感覚は辛うじて健在のようだ。

希薄になったと思っているのは、毎日毎日が、似たようなことの繰り返しでしかなく、何曜日であるという一定のリズムが必要なくなったからである。

今、そんな曜日のリズムを刻むのは、例えば何曜日は、テレビのこれこれが放送される……みたいな、実に他愛のないことでしかない。

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節話§一日一句~日本酒ぐびり~ [俳句]

季語は・・・畳鰯

畳鰯 パリリポリリの 香ばしさ

【去年の今日】欲話§外食度低くなって~昼食除く~
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過話§備忘録的な何か~2021年2月12日付~ [備忘録]

1月25日……注文していた“パルス・オキシメーター”が届いた。コロナ感染拡大で、クローズアップされてきた“血中の酸素濃度”を測定する器具である。年齢も年齢なので、思い立って通販で購入。

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電池を入れて早速計測してみたが、98%から99%と正常値が表示されてまずは一安心だが、いきなり93%とかが出てしまったら慌てるのは必定である。せめてもの自己管理ということだ

1月25日:同じ日、そろそろ年明けのダイヤモンド富士だろうかと外に出てみたら、あと何日かでというタイミングだった。

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この日は夕方まで天気がよく、カメラ片手に待ち構えていたら、富士山のやや左側に沈んでいったのだ。時間は16時50分くらいか。

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誘話§酒を呑みに誘わなかった理由 [酒]

会社がそうだったということもあるものかどうか、同僚と連れ立ってとか、部下を引き連れて酒を呑みに行くことは、ほとんどなかったと言っていい。

自分の気まぐれな思いつきで、他の人の貴重な時間を拝借するのは申し訳ないという考えである。

まだ下っ端だった頃、上司に呑みに連れて行かれるのは面倒だった。自分のペースで動けないのだ。個人的にはせいぜい2時間が限度で、それ以上にだらだら居続けるのは苦痛以外の何ものでもなかったのだ。

過去にそういうことがあったから、何度か部下を連れて呑みに行った時も、自分のペースでということは考えずに、ひとしきり呑んで食べた頃合いで、はい解散!としていた……過去に自分がやられて嫌だったことはやらないように心掛けていた。

まあ、本当に数えるほどしか呑みに連れて行ったわけではないので、偉いことは言えないが、そんな心遣いはしたのである。

加えるなら仕事が終わった後については、むしろ独り呑みの度合いのほうが高かったのは、これまでも書いていること。

仕事を終えたところで、さらに会社の人間と顔を突き合わせて酒を呑むなど余計なことであると考えていた。家に帰るまでのクールダウンというのが、独り呑みの意義なのだと考えていた。

ゆめゆめ、他人の時間を好き放題にするのは慎まなくてはならない。

《酒のトピックス一覧》
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節話§一日一句~東京湾の三番瀬~ [俳句]

季語は・・・春浅し

都鳥は 浅瀬漁りて 春浅し

【去年の今日】碧話§冬の青空の日々
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顧話§今日の歴史~ジャカジャンジャン!~ [クラシック]

1903年2月11日、ブルックナーの交響曲第9番がウィーンで初演。

いきなりの騒音御免。タイトルの“ジャカジャンジャン!”はブルックナーの交響曲第9番2楽章スケルツォのモチーフである。3楽章までで未完に終わった9番の中で、これだけは印象的なフレーズで、1楽章と3楽章は何も覚えてはいない。

ブルックナーという人は、粘着質だったのか愚図だったのか判断できずじまいの人だったのか、彼が作曲した交響曲の多くが決定稿を持たないまま、原典版に始まって、ノヴァーク版だとかハース版とか異稿が存在している。そして元々ブルックナーに執着のない人間なので、版が違ってもまったく気がつかずだったりする。

ところが、この9番のスケルツォ楽章は、一度聴けばまるで違うオーケストレーションであることがわかったりして、それは知り合いに無理矢理聴かされたのだが、さすがにのけぞってしまったのだ。

だが、それに感心したからといってブルックナーに傾倒するかといえば、そんなことはない。

ブルックナーは9番第4楽章作曲中の1996年10月に死去し、作品が初演されたのは6年4か月後のことである。

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愉話§呑藝春秋[76]ワインの味わい [ワイン]

[承前]

酒の味などロクにわからないまま人生の後半を迎えておりますが、特にワインの味についてはまるでわからないと言ってもいいのではないでしょうか。そんな不調法者であります。

あまつさえ赤ワインに関しては絶望的で、赤に特有の渋味云々など皆目わからない。すっきりキリリとした吞み口であるならば1000円程度の赤ワインもOKだったりしてしまう。ワイン好きに言わせれば、一度でもン万円のワインを呑ぬならば「眼から鱗ですぜ」とささやきかけてくるが、自信を持って“無理!”と応えてしまう。

ならば白ワインは?……赤よりは好みらしきものはありそうな気はするが、これとて単純なもので、甘くなければそれでよしという程度でしかない。

そして結局落ち着くのは発泡ワインなのである。シャンパンは高くて手が出ない。去年の暮近く、ネット通販で10本税込6578円という発泡ワインセットを見つけて取り寄せた。一本あたりの定価が1000円から1400円のセット売りでおおよそ半額とは、我が家普段使いのスーパーマーケットに置かれている発泡ワインの値段など眼中にはないくらい安いのだ。

↓10本6578円(税込)
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というわけで、値段の安いやつから飲み始めてみたが、さすがに違いを感じとることはできた。やはりというか1000円、1200円あたりだと、肝腎の泡が弱く、もどかしさを感じたけれど、1300円、1400円と呑み進むにつれて、値段なりの満足度を得ることができた。

さすがに1400円クラスとなると、泡立ちも元気よく味も締まっているように感じられ、これくらいであれば十分に楽しめるではないかと満足したのである。定価は1480円(税抜)だが、セット価格計算では700円足らずなのだ。
                               [続く]

《酒のトピックス一覧》
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節話§一日一句~時の過ぎゆくまま~ [俳句]

季語は・・・春を待つ

月末へ 雲は東へ 春を待つ

【去年の今日】拝話§キャッシュレスの時代に生きる?
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鍵話§ピアノが弾ければ・・・・・・ [ピアノ]

テレビで“街角ピアノ”とか“駅ピアノ”とか“空港ピアノ”なる番組で、老若男女問わず、様々な人が自慢の腕を披露しているのを眼にする。

海外のそれを眺めていると、クラシックはむしろ少なくて、ジャズやポピュラーを巧みに弾いていることが多い。

そうした様子を見ていて、それは羨ましいと感じてしまう。残念ながらピアノを弾くことはできずじまいのままで我が人生を終えることになるようだ。

半世紀ほど前にはフォークギターを弾いていたので、コード進行あれこれを少しは理解していたから、そこから頭を働かせてピアノで和音を押さえるくらいはできるようになっていた。

だが、そこどまりで、既成の曲は押さえることはできても、コード進行を自在にということはできずじまいのままである。それさえできていれば、頭の中で音楽を組み立てて少しは格好がついたように思うのだが。

というわけで、番組中で渋い老人がさり気なくジャズのナンバーを弾いては口ずさんでいる様子は何とも洒落ているではないか。

そんな我がレパートリーは、ビートルズの『レット・イット・ビー』の前奏がせいぜいであることを白状しておく。

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麥話§ドイツビールが呑みたいよう [ドイツビール]

久しくドイツビールを呑んでいない。ここで言うドイツビールとは言うまでもなくミュンヘンのあれである。

ミュンヘンで最後にビールを呑んだのは2018年9月のことだから、既に2年以上が経過して、ほとんど記憶の外でしかない。

↓写真はイメージです
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日本のドイツビールを扱う店で呑んだのも一昨年8月で、店があるなら足繁く通えばいいと思われるだろうが、1リットルのマスジョッキが、現地の倍以上の値段では、とてもとても無理な話である。

それに、やはりミュンヘンで呑んで何ぼのもので、ビアガルテンのあの空気感の中で1リットルジョッキを傾けるのは言わずもがなながら格別なのだ。

とりわけ、ミュンヘン最古のビール醸造所アウグスティナーブロイのエーデルシュトフは、ミュンヘンの人間が「ミュンヘンで一番うまい」と太鼓判を押すとおりで、その味わいは別格としか思えない。エーデルシュトフを呑んだことでビールの価値観が変わったのだった。

ミュンヘンのビールといえば、すぐに“ホフブロイハウス”という名が挙がるが、市の中心部にあるビアホールは、昔から観光名所と化していて、一度くらいは行ってもいいが、あそこにばかり何度も行くのはやめておくが吉。

ミュンヘンには合わせて6つの醸造所があって、それぞれがうまいビールを呑ませてくれるので、そこしか行かないというのはもったいない話である。

《ドイツビールのトピックス一覧》
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節話§一日一句~上から目線で~ [俳句]

季語は・・・猫の妻

気位の 高き野良在り 猫の妻

【去年の今日】週話§日曜恬淡~湯島の江知勝閉店~
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呟話§一言つぶやき~恥ずべき無知~ [つぶやき]

アメリカ合衆国の新大統領ジョー・バイデンが大統領就任式を終えた後……

……車で移動した時、警護にあたった州兵が車列に背を向けていた様子を見たフェイクを信じる人間たちが“大統領に背いた”とトンデモなツイートを展開していたが、さらなる有事の場合はアメリカ軍最高司令官である大統領の指揮下に入る立場にある州兵が、公の場で反旗を翻すことなどあり得ないことに思い至らないのかと愕然としつつ、公と私の概念すら理解していないことに呆れ返ったのだ。

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覆話§手袋は寒い? [日常]

北海道生まれの同居人は“手袋をはく”と言っている……手袋の話である。

最近は老化が進んだからかどうか、かつては普通にしていても手は温かくて普通の寒さだったら手袋要らずで過ごすことができた。さすがに今は手袋が必要となって、忘れずにはめて外出するようになった。

ところが、そうして手袋をしていると、手袋の中が温まらずに、冷たさが増していくのだ。

これはいかなることが原因なのだろうかと考える。使っている手袋は、毛糸製で手のひら側には手の形の革張りである。毛糸製だから風が通りやすくはなっているだろうが、若い頃は手が冷たくなることなどはあり得なかった。

こんなに指先が冷たくなるのだったら、手袋をしなくても同じではないかと思ったりするが、さすがにはめたままにしている。

昔から革手袋は好きではなく、もっぱら毛糸製、あるいはフェルトのような布地で手のひら側が革というあたりを使っているが、どちらも似たようなものだ。

というわけで、そうなる理由はわからないまま……結局は自分自身の老化のゆえであろうと結論付けるしかなさそうな気がするばかり。

《日常のトピックス一覧》
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節話§一日一句~満を持している?~ [俳句]

季語は・・・うかれ猫

尾首にも その気見せずか うかれ猫

【去年の今日】週話§土曜恬淡~ファラージ大嫌い~
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時話§黄鶯睍睆~七十二候~立春 [七十二候]

立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。

さすがにウグイスの声は聞えてはこない。我が家のあたりだと3月に入らなければであるが、毎年必ず、1羽か2羽はやって来て“ホーホケキョ!”を聞かせてくれる。

そうなるまでには、まだまだ一か月以上はかかりそうだ。

そしてそろそろ、多摩丘陵にも雪が降る頃合いとなってきた。いつもどおり南岸低気圧が通過して気温が低ければ、多い時は20cmも積もって、東京都下屈指の豪雪地帯となる。

そうなると雪除けが大事とばかり、だいぶ増えてきた定年退職者がスコップなどを手に、思い思いで除雪隊が結成されて、作業が始まり、手際よく、人が歩けることから始めるのだ。

余裕があれば近くのバス停あたりまでの歩道を除けておけば、滑ったりするようなことなどはなく済むという心配りのつもりである。

《七十二候のトピックス一覧》
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操話§運転免許を取得せしこと [自動車]

運転免許を取得したのは30歳になって一か月ほどのことだった。結婚して暮らし始めた場所は、ニュータウンの端っこで駅から徒歩15分ちょっと、当時スーパーマーケットの閉店時間は19時くらいと、共働きの我が家にとっては不利な条件だらけだった。

それまで、車を運転するなどと考えたこともなかったのだが、結婚して2年経ったところで、遅まきながら車の必要性を痛感して、運転免許を取ろうと決心したのだ。

会社の仕事に出るのは昼過ぎからなのをいいことに、午前中可能な限り行きがけの駅近くにあった自動車教習所にせっせと通った。前日遅く帰宅しても何とかかんとか通い続けたのである。

その甲斐があって、30時間の実技講習も3時間オーバーでクリア、卒業検定も危ないところはあったが何とか切り抜け、無事に教習所を卒業できた。

その翌週には、さっさと府中の運転免許試験場に行って、かなりな好成績で軽々と普通運転免許証を獲得したのだ。時に10月下旬……30歳の誕生日からおよそ一か月後のことである。

そして初めて購入した車は、当時の大ベストセラーだった、ホンダの真っ赤なワンダーシビック。恐るべきはシビックを運転して一年で1万km走破したのだ。そして今は、年間1千kmがやっとという体たらくになってしまった。

《ドライブのトピックス一覧》
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節話§一日一句~神保町界隈~ [俳句]

季語は・・・余寒

硝子戸の 古書店先に なお余寒

【去年の今日】終話§ラストオーダーですよ
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