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節話§一日一句~造り酒家の軒先に~ [俳句]

季語は・・・睦月尽

杉玉は 色褪せゆきて 睦月尽

【去年の今日】流話§あっけなく一月おしまい
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週話§日曜粛々~今年もあと十一か月~ [日常]

コロナウイルスの存在を認識するようになって一年が過ぎた。そうして既に2021年1月も最終日となってしまった。

政府は今月末からワクチン接種を開始したいと考えているようだが、うまくシステムが機能してくれるものかどうか。かつて――20世紀の頃――には、うまくいっていたシステマチックな日本的連係の機能がおかしくなってずいぶん経ってしまったような気がする。

最大のネックは、言うまでもなく政府全体の劣化で、おかしな統治構造にしてしまったがゆえかどうか、自分たちの能力の問題であるということすらも感じてはいなさそうだ。

そしてワクチン接種も、政治家や官僚がおかしなことを考えたがゆえに、ワクチン接種が滞るような羽目になり、大量のワクチンが接種されることなく廃棄処分になる……などどいうことがなければいいなと祈っているのだが。

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転話§鶏始乳~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の末候“鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)”である。

大寒の末。冬が終わって次は立春、春である……だが、もちろん寒さは今が底。春だなあと実感するのは、3月も半ば頃になってのことだろう。

今日の日没は17時7分。16時台の日没に比べれば、明らかに世間に明るさが戻ってきているとわかる。日没時刻が少しずつ遅くなっていくことこそが、春を実感するということだろう。

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週話§土曜粛々~睦月一月終了~ [日常]

お節料理を肴に正月を寿いだのが、それがつい昨日のような気がするほどのテンポで一月が終わりを迎える。

遅きに失したとしか考えられない二度目の緊急事態宣言の効果が出てきつつあるものかどうかはわからない。テレビで見る繁華街の様子からすると、ほんの少しくらいであろうか。

このような中途半端な対策でお茶を濁していると、コロナは蔓延するし、経済は落ち込みを続ける……共倒れにしかならないのではと感じるのは自分だけではないだろう。

我々夫婦のような日常生活であれば、状況に応じて外出の度合いを減らすことは難しいことではないけれど、職業を持っている大多数の人間は外に出て仕事をしなくてはならず、剣が峰を歩かされているように感じているのではないか。

2月末頃からワクチン接種が始まるという“政府発表”だが、ワクチンの配送に始まって現場で接種するまで、システム構築がきちんと準備されているものか、その場で事が機能しなくなったりしたら混乱は増すばかりとなる。

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節話§一日一句~バスを降りれば~ [俳句]

季語は・・・冬満月

冴え冴えて 冬満月の 停留所

【去年の今日】蕉話§朝はバナナミルクを1杯
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過話§備忘録的な何か~2021年1月29日付~ [備忘録]

1月7日……アメリカでは1月6日、ワシントンの連邦議会で次期アメリカ大統領としてバイデンを指名することになっていた。

ところがそこに、今だ選挙結果を認めないトランプが、ワシントンに集結した支持者の前で「議事堂に向かえ!」とスピーチで焚きつけたのだ。

彼の扇動に呼応した群衆が議事堂に乱入し、乱暴狼藉に及んだのは、まさにアメリカの民主主義の危機と言っても言い過ぎではない。結果、指名作業は遅れ、乱入した側と警官と5名の死者がでてしまった。

何より、分断を目論んだトランプという存在が民主主義にそぐわず、アメリカが本来持つ多様性を否定し続けたがゆえの狂気の沙汰だったのである。

この異常事態に関して、既に検証は始まっているが、2021年1月6日に起きたこの騒乱を後世の歴史がどのように記述されるものか。

個人的には“法と秩序”を旨と標榜していた人間が、法と秩序を無視して、やりたい放題をし続けた揚句、4年間の最後まで最悪の事態を引き起こしたと考えるのである。以前にも書いたことだが、トランプは大統領になるべきではなかったのだ。

1月12日……移動性高気圧が通過していった後、本州太平洋沖を南岸低気圧がやって来て、我が家のあたりは午後から初雪となった。

本降りになることも積もることもなく、2時間ほどで雨に変わっていった。そういえば、我が家から見える富士山の積雪が少なくて、胡麻塩頭のような姿である。降雪量も少ないのだろうが、降っても強い風で吹き飛ばされてしまったと思われる。

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旨話§外食下手になりつつあって [居酒屋]

かくの如くの状況ゆえに、外で食事をしてという回数が激減してしまった。

宮仕え時代の頻度とはもちろん比較になどなりはしないが、都心に出かけて夕方までいたりする時は、何だかんだ晩飯と称して酒を呑みつつの食事を済ませて帰るのが通例みたいなものだったのである。

それがこのコロナ禍で狂わされてしまった。月一か二くらいで都心に出てはいるのだが、歌舞伎座がはねても、そそくさと地下鉄を乗り継いで帰宅してしまうし、会社OB会の午後仕事の時くらいは、神保町呑みしないでもないが、今はもう自宅近くでランチを食べるとかその程度でしかない。

それゆえかどうか、このところ食事をしようと店に入るのが億劫だと感じてしまうようになってしまったのだ。

この御時世のゆえもあるが、自分自身が気軽にドアを開けてという感じにはなかなかなってくれない……心のどこかで、第三者との距離をコントロールしているという気がする。

いずれ、おそらくあと一年はかかるかもしれないが、ワクチン接種が進み、それ以外の治療法や予防もできるようになれば、2020年1月以前に戻ることは可能だろう。そうなった時点で、心の底から外食を喜び楽しむことができるようになってくれればいいのだが。

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節話§一日一句~鍋に放り込めば~ [俳句]

季語は・・・白菜

白菜は 鍋と機嫌の よかりけり

【去年の今日】愉話§弦楽四重奏へ
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便話§増えゆく段ボール [コロナウイルス]

日本でコロナウイルスの災禍が広がりだしたのは、2月頃からだったから、およそ10か月ちょっとが経過したことになるだろうか。

年金生活者であるので、外出自粛とかが難しいわけではなく、月に2、3回程度の都心往復以外は、自宅とその周辺で過ごしている。

ただし、さすがにそれだけでは足りないところが生じるのは当然のことで、それゆえに今年は、食料品をはじめとして、様々な商品を通販で取り寄せてしのいでいるのだ。

通常であれば店に赴いて買うことになるが、それだけではまかないきれない状況下になってしまったのでしかたないといえばしかたない。それはまあいいとして、思わぬ副産物が生じることになってしまった……梱包で使われる段ボールの量が激増することになった。

まあ、激増というほど大げさではない。たぶん我が家は、他のお宅に比べても、宅配注文の頻度は少ないほうだと思っている。たぶん月に2件程度か。

それでも段ボールが増えていくのは事実である。そして“ちり紙交換”が来るのは、月に1回か2回なので、それまでは溜め込んでおくばかりである。

そして今年も、まだもう少しそんな状況が続くことになりそうだ。

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価話§歌舞伎歴が二十年に [歌舞伎]

我々夫婦の歌舞伎鑑賞歴は2001年11月の平成中村座公演に始まる。それ以前も単発的に歌舞伎座に出向いたことはあったが、本格的にはまり込んだのはその時からである。間もなく鑑賞歴20年となるが相変わらずニワカのまま。

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かなり決定的だったと思われるのは、義経千本桜『いがみの権太』を観た時だった。当時は勘九郎だった今は亡き十八代目中村勘三郎が務めたいがみの権太の“まさに”泣かせにかかる演技にやられてしまった……小さい芝居小屋ならではなかっただろうか。それが始まりということだ。

こうして年が明けた2002年からが本番で、四代目尾上松緑襲名の時には花道外の桟敷席を無謀にも取ってしまったが、その時の『寿曽我対面』で曽我の五郎と十郎が花道を舞台向かう時の衣擦れの音に、これまたやられてしまい病膏肓に入ってしまった。

観始めて思ったのは、もう10年20年早く観ていればということで、歌舞伎が継承される芸、そして円熟へと向かうであるということを思い知ったのだ。歌舞伎好きには鑑賞歴40年、50年などざらにいて珍しくも何ともないから、何も自慢するに値はしない。

今の大看板、菊五郎、白鸚、仁左衛門、吉右衛門、團十郎といった面々は、その当時五十代の半ばにあって、円熟への道を上がっていく最中だった。

ゆえに我が立役は、彼らに集約されてしまう。とりわけ吉右衛門と仁左衛門の充実ぶりは眼を見張るものがあり、彼らが舞台に立つ時は必ずチケットを買い求めることにしている。

そんな中で最大の痛恨は勘三郎と三津五郎の早逝で、彼ら二人については、上記の菊五郎以下に続く立役の要であっただけに、その損失は計り知れないものあり、今現在彼ら二人の穴を埋めるに至っていない。今から5年後、あるいは10年後に、幸四郎や猿之助、勘九郎といった面々がどのような成長を見せてくれるか……既に我が残り人生とのせめぎあいが始まっているのだ。

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節話§一日一句~氷点下続く~ [俳句]

季語は・・・底冷

底冷や 布団の中の 身は縮み

【去年の今日】織話§新春浅草歌舞伎第二部~祇園一力茶屋~
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旨話§グルメ情報というニュース・・・・・・ [テレビ]

16時頃から、民放各局は夕方のニュースショーが始まり、各局19時まで延々と毒にも薬にもならないニュースとはいえないバラエティー番組を展開するのである。

何より肝腎なニュースあれこれはお飾り程度でお茶を濁して、だらだら垂れ流されるのは、いずこも同じグルメ情報なのだ。

はっきり申し上げるが、グルメ情報のどこがニュースであるのか、古い世代の人間には、およそ理解できるものなどではない。

時間を持て余しそうな定年退職者につき、ニュースと抱き合わせで流れてくるグルメ情報の類も――人間だもの――見ることになってしまう。そうして見た後に、なぜこれがニュースなのだと首を傾げる日々である。

百歩譲って、グルメ情報など10分程度にまとめて、それ以外は世間の動向を左右しかねない重要なニュースを、時間をたっぷりとって伝えるのが本筋ではなかろうか。

とりわけ、政治&政局のあれこれなどが2分か3分でおしまいになってしまうようでは、報道番組ですなどと、胸を張って吹聴などできるはずはない。

そうして視聴者を繋ぎとめようという心づもりだろうが、心底が見透かされていることには気がついていなさそうだ。

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麥話§校正恐るべし [ビール]

1月上旬にサッポロビールから発売予定だったビール“開拓使麦酒仕立て”は急遽発売中止となった。

理由は缶のデザインの中で“LAGER”とするべきところを“LAGAR”とやらかしてしまったというのだ。

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中身には何の問題もないが“E”を“A”と間違えてしまっては、さすがに発売するわけにはいかなかったということである。数年前まで携わっていた仕事は“校正”のようなもので、気を遣うことばかりだったが、ありがたいことに、一人で最初から最後までではなく、複数の人間の眼を通すシステムになっていた。

ダブルチェック、トリプルチェックと篩(ふるい)の網の目をできるだけ細かくしていこうという心づもりである。

だが、そこまで網の目を細かくしても、それをあざ笑うかのように誤字や誤植が出現するのである。それは本文の中だけにとどまらず、あろうことか、表紙の中にも現れて、次の号が出るまでの間、スタッフが青い顔を続けることになるのだ。

かくして発売中止となったビールだが「EじゃなくてもAじゃないか」なるキャンペーンで売ってしまえばいいではないか、廃棄は食品ロスではないかという声も上がる状況となった。

追記:というわけで、2月2日に提携先のコンビニで発売が始まったようである。

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節話§一日一句~鳴き声にきょろきょろ~ [俳句]

季語は・・・笹鳴

笹鳴に 幼子の眼の 泳ぎけり

【去年の今日】週話§日曜恬淡~正月雑感~
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顧話§今日の歴史~326億6000万光年??~ [歴史]

2011年1月26日、最も遠い天体であるUDFj-39546284が発見されたと公表。

炉(ろ)座は、東京からはかなり低い位置にあるあまり目立たない星座だが、明るい恒星がないということで遠いところに存在する星の探査に適しているということのようだ。

2011年、地球から326億6000万光年にあるUDFj-39546284が発見された。人類にとっては1光年という距離すら行き来不可能なのに、何百億光年だなどと想像の遥か彼方の存在である。

第一、このUDFj何ちゃらが今現在も存在しているものか……それが地球上で判明するのは326億6000万年という未来を待たなくてはならない。

それにしても、そんな超遠方から届く光で、天文学者にはどれほどの情報がもたらされるものか。いずれにしてもネットの片隅で見つけた最遠の星について、とりあえず書き留めておこうとは、ほんの気まぐれに思ったことだ。

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タグ:歴史 宇宙
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努話§芸の劣化 [テレビ]

漫才というかコントで“超”が付く人気コンビがいる。20年近く前のM1グランプリで優勝し、その後順調にお笑い界のの階段を駆け上がっていった。

売れっ子芸人となった先に待ち受けていたのはテレビのバラエティー番組のメインで、温泉に入ったり、バスに乗ったりと、テレビで彼らの顔を見ないことはないくらいである。

スケジュールを見たら、もちろん本業のライブもきちんと入っていて、あだや疎かにはしていないように思われるのだが、たまたま2年ほど前のコントの映像を見たら、これがまったくおもしろくない。たまたまつまらなかったのかどうか。

ルーチンワーク以下としか考えられない出来で、バラエティー番組の出演が本業を脅かしているのではないかと感じてしまったのだ。

言わずもだが、お笑いのネタを考えて舞台にかけるまでには、並大抵の道筋をたどらなくてはならないと、そう想像するのは難しいことではない。だが結果的に本業が本業でなくなってしまうことは何とももったいないと感じてしまう。

その昔、1960年代の寄席ブームで人気が出た漫才コンビが、本業以外でテレビに出るのを見たことがなく、昨今のように漫才で人気が出ると、コンビの仕事ではなく、一人ずつをピン芸人のように扱って売り出すことが常套化しているのだが、そういうことでよしとしているのだろうか……芸能界のことはわからない。

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節話§一日一句~ぽつんと天空に~ [俳句]

季語は・・・寒昴(すばる)

月は西 見下ろしてをり 寒昴

【去年の今日】週話§土曜恬淡~一月最終土曜日~
タグ:俳句 寒昴
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転話§水沢腹堅~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の次候“水沢腹堅(さわみずこおりつめる)”である。

年が明けて、東京都心の最高気温は15度まで達することなく、最低気温もまた5度より上がることのない日々が続いている。

各地で豪雪がというニュース報道があって、車が動かなくなったり、雪下ろしで事故に遭うケースも相次いで、毎冬のことながら日本海側に住む人たちの苦闘を慮ることしかできない。

かつて“コンピュータ付きブルドーザー”と呼ばれた越後出身の総理大臣が「上越国境の山々をなくして平地にすれば……」という構想を持っていたと聞いたことがあり、もちろんさすがに乱暴な話として、それ以上のこともなく終わったわけだが、あの豪雪が少しでも緩和されればと思う気持ちは理解できる。

そうして2月に入って春が動き始めると、今度は南岸低気圧が発達して、関東周辺に雪をもたらす。それがたかだか10cmかその程度の積雪でも、雪慣れしない太平洋側の社会は混乱をきたすのだ。

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煽話§陰謀論 [アメリカ]

何が嫌いといって“陰謀論”ほど怖気をふるうものはないだろう。いかなる根拠も確証も存在しない何かを熱狂的に信じる人たちを見ると正気ではないと思わざるを得ない。

1月6日、アメリカ連邦議会に乱入したのは、トランプが吐きまくる根拠皆無の陰謀論に踊らされた愚かな支持者たちである。

普通に常識的に生きている人間であれば、一笑に付してしまうような真っ赤な嘘を、支持者と呼ばれる人間は信じ込んでしまうのだ。トランプは明らかな粘着質ゆえ、同じ嘘を何度も何度も執拗に繰り返す……最初は首を傾げていたような人間も、そのリフレインの中で信じるようになってしまうという不思議。

思い返せば、トランプのおぞましさを最初に実感したのは2016年の大統領選討論会の場で、ヒラリー・クリントンの後ろに立つという奇妙な行動を見た時である。それ以前から、トランプなど信じるに足らない、いやむしろ危険な存在だと思っていたが、それを見せつけた4年間なのだった。そんな悪夢の4年間が過ぎ去ってほっとしたのは紛れもない事実だ。

あんな人間が大統領職にあったということ自体が正気の沙汰ではなかったしアメリカ国内だけでなく世界中を混乱状態に陥れた元凶なのである。心底、ホワイトハウスの主人が変わったのは変化の兆しと期待したい。

民主主義の危機といえば、まさにそれであるが、こうして他国のことを書きながら、まったく誉められたものではない我が国の現状を見つつ。せめては一人、また一人と陰謀論に加担するのをやめる人間が増えていくのを祈るばかり。

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節話§一日一句~火事か救急か~ [俳句]

季語は・・・冬日和

サイレンの 音不穏なり 冬日和

【去年の今日】慢話§ブランド物に興味は~小物遊び~
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週話§日曜粛々~一月もあと一週間~ [日常]

無理に外出をしなくてもいいという身分で、そのことについてはストレスを感じずに済んでいるが、そうはいっても煮詰まった(誤用)感はありありだ。

定年退職したとはいっても、月に数回は都心に出ていって、神保町で呑んだり、歌舞伎やコンサートにと遊んでいたが、今は月に一度か二度に留まっている。

ほとんど何もしていないも同然なのに、時間の過ぎ去る速さは、このところ明らかに速くなっているとは何度も書いたことで、今更ながらであるか。

とにもかくにも外出の頻度が少なければ、それだけリスクは回避できるはずだが、やはりというか、問題は外出した時である。

一月上旬には東京での感染者数が2000人超えとなり、我が自治体も一日あたり数人の感染者がコンスタントに出ている状況で、何とも油断はできない。

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節話§一日一句~渡良瀬川から見渡せば~ [俳句]

季語は・・・冬の日

冬の日や 赤城裾野の 長きこと

【去年の今日】古話§クラシックを聴く世代の推移
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週話§土曜粛々~非常事態宣言中~ [コロナウイルス]

二度目の非常事態宣言が発出されたのは2週間前の1月7日だった。ドイツやイギリスのロックダウンよりは緩やかなものと感じなくもない。

だが、この状況を考えるなら、むやみに出歩かないほうがいいことくらいは感じ取ることはできる。

これはもう“自己防衛”の世界の話で、自分が感染源かも知れないし、同時に、道行く人の中に、感染者がいてもおかしくないレベルの状況であろう。

他者との接触を可能な限り減らせば、それだけ感染のリスクは低くなってくれるはずで、それが知り合いとか見知らぬ人であるとかには無関係に、極力接触は減らしたほうがいいだろう……自分だけは大丈夫という、根拠のない思い込みこそが、感染に半歩また一歩と近づいていくことになる。

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節話§一日一句~にわかに降り出して~ [俳句]

季語は・・・茶の花

茶の花に 肘笠雨の 降りけるか

【去年の今日】生話§壽初春大歌舞伎夜の部~鰯賣戀曳網~
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永話§終の栖のこと~樹木墓地に散骨~ [私事]

年に一度くらいはブログにまとめておこうと思うことは、我が家の行く末についてである。

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数年前、定年退職の年に都営霊園の樹木墓地の抽選に当たった。夫婦二人の死後は散骨してもらっておしまい。終の栖(すみか)の家賃は二人8万6千円だった……断然安い!

我々が世の中からおさらばしたら、墓参りしてくれる人間などはいないので墓石はもちろん、墓碑銘もない散骨墓地で十分なのだ。

ちなみに、実家が建っていた町に墓はあるが、さすがに遠いので、いずれは何らかの形で処分しなくてはならず、その時期も近づきつつある。

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仕話§納戸を作れば [私事]

もう15年近く前に行ったリフォームで“納戸”らしきものを作った。同居人のアイデアで、鰻の寝床のような2畳ちょっとほどの細長いスペースに棚を設置したりして重宝している。

収納しているのは、掃除用具にはじまって、クリアケースに入った季節季節の衣料品や寝具、日用品のストック、ちょっとした工具類などなどといったところ。

要するに“舞台裏”で、来客があっても納戸があるおかげで、表面的ではあるが所帯じみたあれこれを見せずに済ませられるところが“ミソ”なのだ。

ただ、見えないのをいいことに脈絡なく物を放り込んでしまって、ちょっと収拾がつかなくなりつつあるというのが現状で、もう少し整理をしなくてはならない。

写真をお見せしようかと思ったが、上のような現状なので、とても他人様にお見せできるようなものではなく、まあ適当に想像してもらうだけである。

我が家には、そんな納戸の他に広々とした10畳ほどの屋根裏収納があって、スーツケースなどが収められているが、ここもまた野放図な状況なのだ。

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節話§一日一句~カカオ分65%~ [俳句]

季語は・・・冬深し

冷蔵庫からチョコレート 冬深し

【去年の今日】連話§ワタシの酒肴[145]コンビーフポテト
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紙話§人はなぜトイレットペーパー・・・・・・ [日常]

常に後手後手で指導力の欠片もない政府が不承不承非常事態を宣言したが、非常事態を検討すると発言したタイミングで、トイレットペーパーの姿が消えたとSNSの知り合いが書いていた……先々週の話。

とても不思議だと思うのは“なぜトイレットペーパーが?”ということで、それは1973年のオイルショック時に発生したトイレットペーパー騒動以来、変わっていないように思われる。

いわゆる日用品が不足することを恐れての条件反射的な行動なのだろうかと推測するが、ふとしたことで誰かが発した一言がトイレットペーパー買いに走る一因であると考えてもおかしくはない。

もちろん、トイレットペーパーに誘発されて、それ以外の日用家庭用品もまた店頭から消え去ってしまうのだ。我が家は、そうした品不足の累が及んだことは幸いにしてなかった。

日頃から日用品の補充については、そこそこに目配せをして間に合うように買い足している。トイレットペーパーについても、年末に買い出しをした時1パック6ロール入りを2つ買ったが、その他にも十分な在庫を確保しているので、半年近くは在庫十分のはずだ。

毎度のことながら、あれこれ先を見越してという予知能力の欠片もないが、巡り合わせのような何かがあって、物不足に奔走することなく済んでいる。

かくしてテレビのニュース番組では、日用品の在庫は確保されているという報道が、日用品を扱う業者の倉庫から流されるのだ。

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肥話§豚丼は危ないの・・・・・・ですよ [B級グルメ]

去年の秋頃だったか、同居人がショッピングセンターの小規模な北海道展で“十勝ピリ辛豚丼のたれ”なるものを見つけて一瓶買ってきた。

早速と、豚肉を炒めてたれをまぶし、ご飯にのせ、丼仕立てにして食べたらこれがめちゃくちゃうまい。しかもご飯が超進んでしまう。別にメーカーの回しものではないが、下の写真がそれである……北海道は帯広が豚丼発祥と聞いた。

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最初に食べた時は、単に炒めた豚肉をご飯にのせただけだったが、ふと思いついて、ご飯と豚肉の間に千切りキャベツを挟んでみたら、これがうまさを暴力的に誘発して、あっという間に食べてしまったのだ。

年齢も年齢ゆえに、日々きちんと食べるために食欲を喚起することは非常に重要なことである。ただし、そこには悩ましい問題が一つだけ潜んでいて、食欲を喚起するものは“味が濃い”ということなのである。

はてさて、そのあたりの兼ね合いをどうつけるべきなのかと、前期高齢者は考えるのだが、濃い味もまたエネルギーの源であるとポジティブに考えるほうが、糞まじめなマイナス志向を展開するよりは健全だと考えるのは楽観に過ぎるだろうか。

とはいえ、我が家において豚丼を食べるのは週に一度のことで、それ以上の頻度で食べることをしないのは我々のなけなし自制心であるのだ。

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