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節話§一日一句~日向は暖かく~ [俳句]

季語は・・・春めく

春めけて バス待つ人は 機嫌よく

【去年の今日】浪話§ぼへーっとした日々を
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過話§如月二月もあと3日 [日常]

2月があっという間に終わることは、今さら言うほどのこともないが、とにかく今日を入れて3日で終わる……28日しかないということを、まざまざと思い知らされる。

コロナウイルスのワクチン輸入がようやく始まり、医療関係者に向けての最優先接種もスタートした。

4月下旬には65歳以上の高齢者にも接種が始まるようだが、アストラゼネカのワクチンは65歳以上に対する治験が十分ではなく、効果があるかどうかということなので、我々にはファイザーのそれが接種されるということか……そうした情報がほとんど入ってこない頼りなさが続いている。

国の機関は、愚にもつかない“沽券”の類を後生大切に抱え続けたままで、彼らに最も必要とされている“知らしめる”作業を軽んじたまま、今回もまた情報公開の思想を持たないままに事業を進めようとすることだろう。

何か一言でもアナウンスしていれば、要らぬ疑念や不安を抱かずに済むものを、この国の“上級国民”とやらは、彼らが本来持っている能力を活用しようとは考えないようだ。

《日常のトピックス一覧》
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連話§ワタシの酒肴[157]ハムカツは薄いが吉 [B級グルメ]

[承前]

本来、ハムカツは肉屋の店先でお惣菜の揚げ物のとして売られていたのが、B級系居酒屋の佳き酒肴として御品書に載るようになった。

そんな居酒屋で懐かしいと思って注文するのだが、出てきたハムカツの厚さにがっかりさせられることになってしまう。中にはわざわざ厚切りハムカツなどと麗々しい表現を使ったりもしている。

かつての肉屋で揚げられていたのは、高級なロースハムではなくて、むしろチョップドハムとか呼ばれていた安価なハムが主で、我々の世代にしてみれば、それこそがハムカツなのだった。

だから、厚切りだとかロースハムだとか……ハムカツに高級感を醸し出してどうするのかと毒づきたくもなってしまう。それこそ、5ミリ厚のハムでも厚いくらいで、2ミリか3ミリで十分なのだ。

それくらいの厚さであるからこそ、ハムと揚げ衣が渾然一体となってハムカツの醍醐味が味わえるのであって、ハムが厚かったら、その醍醐味が失われ台無しになってしまうのである。

繰り返しになるが、ハムカツは決して“高級”な存在ではなく、チープ感を楽しむ食べ物なのだ。あくまでもハムカツを食べるのであって、間違ってもハムを食べるわけではない。
                               [続く]

《酒肴のトピックス一覧》
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