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宙話§星が見えない [宇宙]

都下暮らしも40年近くとなった。夜の自宅付近は都心とは比べ物にならないくらい、夜が暗い。賑やかなのは駅周辺くらいで、数分ほど歩けば住宅街となって、街灯が点々とあるくらいなのだ。

これくらい暗ければ、さぞや星が見えるだろうと思ったら、これが意外なほど見えない。

この季節であれば、オリオン座やシリウスで形作られる冬の大三角も、よほどくっきりと晴れ上がってくれないと、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスはともかくとして、こいぬ座のプロキオンを認めにくいことも珍しくなかったりする。

昨年末、木星と土星が最接近した時は、かなりくっきり見えたが、確かあれは2等級以上あって、シリウス(-1.5等級)よりも明るかったようだ。

ところが残念ながら、北極星はおろか、カシオペアや北斗七星すら見つけることができないでいる……繰り返すが、それほど世間が明るいとは思えないのだが。

というわけで、満点の星を堪能することなど、夢のまた夢で、星をそこそこ見たかったら、さらに郊外に行ってみなければ無理そうである。半世紀前、街中の実家で過ごしていた時は、まだまだ上に上げたような星々を楽々見ることができていた。実家よりも今の住まいのほうが夜は暗いと思うのだが、どうしたことだろう。

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タグ: 宇宙 日常
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